JPS6295698A - 交通標識の自動識別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は道路に設けられる交通標識に係るものであり、
特には自動車の車内においても特別な注意を払うことな
く自動的に読取れるようにして一層の交通法規の励行と
安全の向上を目的とするものである。

〔従来の技術〕

従来はこの種の道路標識の確認は運転者の目視によるも
のであり、路側端部などに設けられた記号化された前記
道路標識を目視で読み取り、運転者の記憶によってその
意味を解釈するものであった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、従来の技術のものにおいての、目視によ
る確認の方法は、運転者の注意力によって大きく左右さ
れる方法であり、例えば運転者が初心者である場合など
には、その注意力は専ら路面などに集中されて、前記道
路標識まで及ばない事も多く確実性においては万全で無
いものである。

更に前記標識を目視で確認した場合でも、運転者がその
記号の意味を失念している事もあり得るので確実性にお
いては更に低下する可能性を含、むものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記した従来の問題点を解決するための具体的
な手段として交通標識に併設され、標識の種別によって
夫々に設定された変調波で変調された光を発する送信部
と、自動車に設けられ前記送信部からの前記変調された
光を受信する受信部と、前記受信部からの信号を解読す
る解読部と前記解読した信号によって駆動される表示部
によつ−て成ることを特徴Σする交通標識の自動識別装
置を提供することによって、道路標識を自動的に読取り
、識別して運転者に告知するようにして、前記問題点を
解決するものである。

〔実施例〕

つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づいて詳細に説
明する。　　゛ 第１図中に符号１で示すものは従来と同様な道路標識の
表示板であり、従来と同様に取付用のポール２に取付け
られ道路側端部に設けられている。

更に本発明によって前記ポール２の中空部などを利用し
て送信部３と変調部４が設けられている。

前記送信部３は具体的には赤外発光の発光ダイオード又
は半導体レーザ素子などの発光素子と、発光方向を限定
し、光を集束さ垂る例えばレンズなどの光学手段で形成
され、前記表示板１が表示を目的とする方向に信号光を
集中して発光するようにしている。前記変調部４は、前
記発振部３の発する光を変調して信号光に特別な通信内
容を与えるものであり、その通信内容は前記表示板１０
種別を表すものであり、例えば表示板１の表示が一駐停
車禁示〃を表すものであれば前記変調部４の行う信号光
の変調もそれに対応するものとなる。

ここで変調の方法について説明すると基本的にはどの様
な変調方法を用いることも可能であるが、この様な道路
標識は複数の種類のものが一個所に集中して設置される
ことも多いので例えばｉ９ルスコード変調のように二つ
の信号が重複すると別のコードとなり得るようなものは
好ましく無く、−信号毎に一周波数を割りあてる周波数
変調、あるいは時間を割りあてるプロポーショナル変調
などが好ましい。尚、上記で説明した送信部３、変調部
４は地下ケーブル５などで電源に接続されている。

第２図に示すものは自動車側に搭載される部分であり、
例えばルームミラー６の裏面に設けられた受信部７と、
前記受信部７に接続される解読部８及び表示部９より成
る。前記受信部７は受信レンズなどの光学的手段と半導
体受光素子などから成り、前記光学的手段によって、例
えば天空からの太陽光などの外光を出来るだけ受光しな
いように作られ、前記した送信部３からの変調された信
号光を効率良く受信するように形成される。前記解読部
８は前記変調部４に対応するものであり、例えば変調部
４がプロポーショナル変調を行うものであれば、それに
対応する復調を行い、送信光がどの様な意味を持ってい
るものかを解読するもので、この解読手段である復調の
方法は公知の手段で可能である。前記表示部９は前記解
読部８の解読の結果に対応する表示を行うもので例えば
、液晶表示器などのドツトマトリックス表示器を用いて
図又は文字で表示することも可能であり、更には音声合
成装置などを用いて例えば気コノパショワチュウテイシ
ャキンシデス〃の様に音声で表示することも可能である
ので搭載する自動車の軍略などに応じて自在に選択組合
せが行える。尚、前記道路標識の類には気迫越禁止〃の
ように指定する区間を開始する標識と終了する標識の二
種があるものがあるので、前記表示部９において、前記
開始の標識の検出から終了の標識の検出の間は表示をホ
ールドする様にすることで更に実用性に優れたものとす
る事が可能である。

〔作　用〕

本発明により、道路標識側に変調部を含む送信部を設け
、自動車側に受信部と解読部及び表示部を設けたことに
よって、自動車が道路標識の設置された場所を通過する
だけで、運転者の注意力などによらずにその標識の内容
を自動車内に表示し、運転者に告知する。

〔発明の効果〕

以上説明したように、赤外線など光線を使用した送信部
を道路標識の側に設け、自動車の側に受転者に対しても
、その道路の指定する所を明確に告知出来、又通常の運
転者に対しても不注意などによる前記道路標識の見落し
を完全に防止出来るものどなるので、交通法規の励行に
大きな効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による交通標識の自動識別装置の道路標
識の側に設けられる送信部などの配設の例を示す説明図
であり、第２図は自動車側に設ける受信部などの配設の
例を示す説明図である。 ｌ・・・・・・表示板　　　　　２・・・・・・ポール
３・・・・・・送信部　　　　　４・′・・・・・変調
部７・・・・・・受信部　　　　　８・・・・・・解読
部９・・・・・・表示部 特許出願人　　スタンレー電気株式会社第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 交通標識に併設され、標識の種別によつて夫々に設定さ
   れた変調波で変調された光を発する送信部と、自動車に
   設けられ前記送信部からの前記変調された光を受信する
   受信部と、前記受信部からの信号を解読する解読部と前
   記解読した信号によつて駆動される表示部によつて成る
   ことを特徴とする交通標識の自動識別装置。