JPS629544Y2 - - Google Patents

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JPS629544Y2
JPS629544Y2 JP1981107138U JP10713881U JPS629544Y2 JP S629544 Y2 JPS629544 Y2 JP S629544Y2 JP 1981107138 U JP1981107138 U JP 1981107138U JP 10713881 U JP10713881 U JP 10713881U JP S629544 Y2 JPS629544 Y2 JP S629544Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、両端が供給リール及び巻取リールに
それぞれ止着されて巻装され、かつワウ・フラツ
ター測定用の基準信号が予め記録されたテープを
キヤプスタンとピンチローラとによつて前記供給
リール側から前記巻取リール側へ走行させると共
に、前記基準信号を再生ヘツドにより再生し、こ
の再生ヘツドからの再生信号に基いて前記テープ
のワウ・フラツターを測定することにより前記キ
ヤプスタンと前記ピンチローラとによるテープ駆
動能力を判定する装置に関するものである。
通常、カセツト式テープレコーダは製造された
後に、所定の機能を有するか否かの検査が行なわ
れるようになつている。この検査には、キヤプス
タンとピンチローラとが所定の負荷トルクを有す
るリールからテープを引出すことができるか否か
の検査、すなわちテープの走行性能の検査も含ま
れている。このテープ走行性能の検査は、従来で
は、一般に市販されているテープカセツトをテー
プレコーダに装着して、テープが正しく走行する
か否かによつて判断されていた。しかし、テープ
カセツト内のリールは必らずしも一定の負荷トル
ク(即ち、テープに与えられるバツクテンシヨ
ン)を有するものではないので、キヤプスタンと
ピンチローラとによる正規のテープ引張りトルク
よりも大きな値の負荷トルクを有するテープカセ
ツトをテープレコーダに装着した場合には、テー
プを走行駆動させることができなくなる。このよ
うな場合には、本来はテープカセツトが不良であ
るにもかかわらず、テープレコーダの走行駆動性
能に欠陥があるものとして扱われてしまうという
不都合があつた。
そこで従来より、テープレコーダのテープ走行
駆動性能の良否を判断するためにワウ・フラツタ
ー測定用テープカセツトが用いられている。この
テープカセツトは通常のテープカセツトのテープ
にワウ・フラツター(回転むら)測定用の基準信
号(例えば、3KHzの基準周波数信号)を予め記
録したものであつて、このテープカセツトをテー
プレコーダに装着して通常のFWD走行を行な
い、前記基準信号を再生ヘツドにて再生して基準
周波数以外の成分を検出し、その比率によつてワ
ウ・フラツター(回転むら)の値(単位:%)を
測定し、その測定値に基いて、テープレコーダの
テープ走行駆動性能の良否を判定するようにして
いる。
ところで、テープカセツト内のリールに作用す
る負荷トルクは、所定の値に統一されいるもので
はなく、各メーカーごとにそれぞれ異なつてお
り、また同一のメーカーのテープカセツトであつ
ても種類及び型式に応じて負荷トルクが異なつて
いる場合もある。このことは、本考案者等の調査
の結果、テープ走行駆動時における摩擦トルク
(慣性トルク)は可成り広範囲に分布しているこ
とが裏付けられている(第5図参照)。また一般
に市販されているテープカセツトは、長時間使用
するとリールの摩擦トルクが上昇して負荷トルク
が大きくなつてしまう。従つて、市販のテープカ
セツトにおいて、リールに作用する負荷トルクに
は大きなバラツキがあるのが実状である。
このため、テープレコーダに市販のテープカセ
ツトを装着して所定モードにしてもテープが正常
に走行しない場合にテープレコーダ及びテープカ
セツトのうちの何れの側に欠陥があるかを的確に
判定するためには、一般のユーザーが所有してい
るテープカセツトにおけるリールの負荷トルクと
同じになるように定める必要がある。
そこで従来では、線軸ばねやフエルト等を供給
リールに摺接させて摩擦トルク(フリクシヨンロ
ス)を発生させることによりテープに所定のバツ
クテンシヨンを作用させたり、或いはマグネツト
クラツチを用いてうず電流損により供給リールに
負荷トルクを与えてテープにバツクテンシヨンを
作用させるようにしている。しかしながら、線状
ばねやフエルト等を用いた場合には、部品点数が
多く構造が複雑で製造が面倒な上、経年変化等に
より摩擦係合部が摩耗して負荷トルクが変化して
しまう欠点がある。しかも摩擦係合部の存在によ
る供給リールに回転むらが生じる等の不都合があ
るため、テープレコーダのテープ駆動能力の良否
を的確に判定することはできない。またマグネツ
トクラツチを用いた場合には、製造が極めて面倒
でかつ非常に高価になつてしまうという大きな問
題点がある。
本考案は上述の如き実状に鑑みて考案されたも
のであつて、構造が極めて簡単であるにもかかわ
らず、経年変化等によつて負荷トルクが変化する
ことなく所望の負荷トルクを供給リールに常に作
用させ得るようにしたテープ駆動能力の判定装置
を提供しようとするものである。
以下本考案者をカセツト式テープレコーダ用の
テープ駆動能力判定装置に適用した実施例に付き
図面を参照して説明する。
第1図及び第2図はワウ・フラツター測定用テ
ープカセツト1を示すものであつて、合成樹脂か
ら成る一対の上下カセツトハーフ2a,2b内に
は供給リール3及び巻取リール4がそれぞれ収納
配置されている。また上下カセツトハーフ2a,
2bには一対のリール軸挿通孔5がそれぞれ形成
されており、これらのリール軸挿通孔5の周縁部
は内側に突出してボス6を構成している。そして
これらのボス6によつて供給リール3及び巻取リ
ール4が上下カセツトハーフ2a,2bから成る
カセツトケーシング7内で回転自在に支持されて
いる。
また供給リール3の外周部と巻取リール4の外
周部とには、ワウ・フラツター測定用の基準信号
(例えば、3KHzの基準周波数信号)が予め記録さ
れている磁気テープ8の両端がそれぞれ止着され
た状態で巻装されている。そしてこの磁気テープ
8は一対のテープガイド9によつて、カセツトケ
ーシング7の前面に形成されている一対のピンチ
ローラ挿入孔10及びヘツド挿入孔11を横切る
ようにして掛け渡されている。なおカセツトケー
シング7の上面及び面であつてかつ前記ピンチロ
ーラ挿入孔10の近傍には、キヤプスタン挿通孔
12が設けられている。またヘツド挿入孔10の
内側には支持板13を介して板ばね14が配設さ
れ、この板ばね14にテープパツド15が取付け
られている。
また本実施例においては、供給用リール3の重
量が通常のテープカセツトにおける供給リールの
重量よりも重く(例えば、少なくとも10倍以上)
構成されるようになつている。即ち、第1図及び
第3図に示すように、供給リール3の中心部にリ
ール軸挿通孔17が形成され、この供給リール3
の上面には前記挿通孔17と同心的にリング状凹
部18が設けられている。そして上述のリール軸
挿通孔17にはリール軸16(第2図参照)と係
合される複数の突起19が一体成形されている。
しかして、この供給リール3のリング状凹部18
には重量調整用の錘体20がガタツキのない状態
で嵌合配置されるようになつている。なお本実施
例の場合には、錘体20は比重が大きい各種の材
質から構成されかつ適当な重量W1,W2をそれぞ
れ有する2つの錘部材20a,20bから成り、
これらは互いに重ね合わされた状態で供給リール
3に一体的に固着されている。従つて、供給リー
ル3の実質的な重量は、錘体20の存在により一
般的な供給リールに比べて例えば少なくとも10倍
以上となるように構成されている。
ちなみに、一般的な供給リールの重量は1〜2
g程度であるのに対し、本実施例の供給リール3
の実質的な重量(すなわち、供給リール3自体の
重量と錘体20の重量の和)は例えば50g(或い
は100g)程度である。この場合、供給リール3
及びこの供給リール3に巻装されている磁気テー
プ8の重量に応じた負荷トルクが供給リール3に
働くと共に、テープレコーダのリール軸に関連し
た機械系の負荷トルクが供給リール3の負荷トル
クとして作用するため、供給リール3及びリール
軸等から成るテープ繰り出し機構全体の負荷トル
クはこれらの両者を加え合わせたものとなる。そ
の結果として、第2図に示すように磁気テープ8
がピンチローラ22とキヤプスタン23とによる
走行駆動時にこの磁気テープ8に作用するバツク
テンシヨンが例えば15g・cmとなるように構成さ
れている。
このようにバツクテンシヨンの値を15g・cmと
した理由は、本考案者等が得た第5図に示す如き
データを分折したところ、一般に市販されている
テープカセツトのうちの約90%はテープの摩擦ト
ルクが15g・cm以下であり、このような値に定め
ておけば、一般のユーザーが所有しているテープ
カセツトの殆んど大部分と同じか或いはそれ以上
になるため、市販のテープカセツトの殆んど全て
に対するテープレコーダのテープ走行駆動能力の
良否を判定することができるからである。
なお本実施例の場合には、図示を省略したが上
カセツトハーフ2aには供給リール3の凹部18
に対応する箇所に錘体交換用開口が設けられてお
り、通常時にこの開口は上カセツトハーフ2aの
一部を成す蓋体によつて覆われている。従つて、
この開口を開放して錘体20a,20bに別の錘
体を更に積み重ねたり、或いはこれらの錘体20
a,20bの代わりに別の錘体を供給リール3の
凹部18に嵌合配置させることによつて、供給リ
ール3の負荷トルクの値を必要に応じて任意に変
更可能である。
以上の如く構成したワウ・フラツター測定用カ
セツト1の使用態様を述べると、まずこのカセツ
ト1を検査すべきテープレコーダに装着してリー
ル軸21を供給及び巻取リール3,4のリール軸
挿通孔5内にそれぞれ挿通させ、これによつて供
給及び巻取リール3,4とリール軸16とを互い
に係合させる。しかる後に、このテープレコーダ
を再生モードに切換える。するとカセツト1内に
おいて供給及び巻取リール3,4間に掛け渡され
ている磁気テープ8が第2図に示すようにピンチ
ローラ22とキヤプスタン23とによつて圧着挟
持されると共に、この磁気テープ8は15g・cmの
バツクテンシヨンを受けながら矢印A方向すなわ
ち供給リール側から巻取リール4側に走行駆動さ
れる。そして供給リール3から繰出された磁気テ
ープ8は、テープパツド15と録再ヘツド24、
及びピンチローラ22とキヤプスタン23との圧
着領域をそれぞれ介して巻取リール4に巻取られ
ることになる。
この際に、磁気テープ8に予め記録されたワ
ウ・フラツター(回転むら)測定用の基準信号を
録再ヘツド24により再生し、このヘツド24か
らの再生信号を例えばワウ・メーターやオシロス
コープ等の測定機器により観測し、これによつて
ワウ・フラツター(回転むら)を測定する。
この結果、磁気テープ8に15g・cmのバツクテ
ンシヨンが付与されている状態の下でワウ・フラ
ツター(単位:%)を得ることができ、このワ
ウ・フラツターの数値の大きさに基いてテープレ
コーダのテープ走行駆動性能の良否を判定する。
なおこの良否判定に際しては、ピンチローラ22
及びキヤプスタン23等を有するテープレコーダ
のテープ走行駆動機構が正常であると見なし得る
ワウ・フラツターの上限値を予め定めておき、こ
の上限値と上述の測定値とを比較することにより
良否判定を行なえばよい。なおこの際、供給リー
ル3の負荷トルクはこの供給リール3に巻装され
ている磁気テープ8の巻径に応じて多少変化する
が、磁気テープの端部がワカメ状に変形していな
い限り、供給リール3の負荷トルクはほぼ15g・
cmに維持されている。
また、供給リール3の凹部18内に嵌合配置さ
れている錘部材20a,20bに代えて、これら
とは重量の異なる別の錘体を嵌合配置させたり、
或いは錘体の枚数を加減することによつて、錘体
20の重量を調整することができるので、任意の
バツクテンシヨンを磁気テープ8に作用させた状
態の下でのテープレコーダのテープ駆動能力の良
否判定を行なうことも可能である。
このように構成したテープ駆動能力判定装置に
よれば、供給リール3の凹部18に錘体20を嵌
合配置することによつて供給リール3の実質的な
重量が増大され、この結果、供給リールに作用す
る負荷トルクが増大される。従つて本実施例のよ
うに前記錘体20の重量を適当に選ぶことによつ
て、一般のユーザーが所有している各種メーカの
テープカセツトのうちのほぼ90%以上のものにお
ける供給リールの許容負荷トルクの上限値(15
g・cm)と同じか或いはそれ以上の負荷トルクを
有するワウ・フラツター測定用テープカセツト1
を得ることができる。故にこのテープカセツト1
をテープレコーダに装着して再生モードにした場
合に、テープ走行時のワウ・フラツターの値が所
定の許容範囲内であればテープレコーダのテープ
走行駆動機構が正常であると判定でき、またテー
プ走行時のワウ・フラツターの値が前記許容範囲
の上限以上であればテープ走行駆動機構に異常が
あるとの判定をすることができる。
なお本実施例においては供給リール3の重量を
増大させることによつて磁気テープ8に作用する
バツクテンシヨンの値を15g・cmとするようにし
たが、これに限ることなく、錘体20の重量を必
要に応じて増減させて供給リール3の負荷トルク
ひいては磁気テープ8に作用するバツクテンシヨ
ンを増減させてもよい。この場合には、ワウ・フ
ラツターの値が所定の許容範囲内であればテープ
レコーダは設定値のバツクテンシヨンを受けてい
る磁気テープ8を走行駆動する能力があるとの判
定をすることができ、またワウ・フラツターの値
が所定の許容範囲の上限以上であれば前記磁気テ
ープを走行駆動する能力がないとの判定をするこ
とができる。
従つて市販のテープカセツトをテープレコーダ
に装着してFWDモードに切換えても、テープが
走行駆動しないような場合に、上述の如きテープ
カセツト1を用いて性能検査を行なえば、市販の
テープカセツトが不良品なのか或いはテープレコ
ーダのテープ走行駆動機構に欠陥があるのかを的
確に判定することができる。この結果、テープレ
コーダには何ら欠陥がないにも拘わらず、これを
不良品と見なしてメーカー等に修理に出すという
いわゆるナンセンス・コールを防止することがで
き、実用上非常に有益である。
また錘体20の重量をそれぞれ異ならせて供給
リール3の負荷トルクがそれぞれ異なるテープカ
セツト1を複数個用意しておき、検査すべきテー
プレコーダにこれらのテープカセツトを順次装着
してワウ・フラツターを測定してテープ駆動能力
の良否判断を行なえば、そのテープレコーダのテ
ープ駆動能力のおおよその上限を知ることも可能
である。
また以上の如きワウ・フラツター測定用テープ
カセツト1では、従来の如く供給リール3側に摩
擦係合部を設ける必要がないので、長時間使用に
よる摩耗や経年変化等の悪影響が生じるおそれは
全くない。従つて供給リール3に常に一定の負荷
トルクを作用させることができ、ひいては磁気テ
ープ8に常に一定のバツクテンシヨンを作用させ
ることができる。しかも、供給リール3の凹部8
に錘体20を嵌合配置させるようにしただけの極
めて簡単な構成にて供給リール3に所定の負荷ト
ルクを作用させることができ、テープカセツト1
の部品点数及び組立工数の削減が可能であり、テ
ープカセツト1の大巾なコストダウンを図ること
ができる利点がある。
また第4図は本考案の第2の実施例を示すもの
であつて、本実施例においては、供給リール3の
中央部上面には円板状凹部26が形成され、この
凹部26内に例えば2枚のリング状錘部材20
a,20bから成る錘体20が嵌合配置されるよ
うになつている。なおこの場合には、前記凹部2
6の底面には例えば2ケ所に被係合孔27が設け
られ、一方、錘体20a,20bの片面には前記
被係合孔27に対応する例えばそれぞれ2つの係
合用突起28,29がそしてその裏面には被係合
孔30,31が一体成形されている。しかして、
錘体20aはその突起28が供給リール3の孔2
7に係合され、かつ錘体20bの突起29が錘体
20bの被係合孔30に係合されている。従つて
錘部材20a,20bは供給リール3の凹部26
内において直径及び周方向に移動しないように構
成されている。
このように構成した場合も、既述の第1の実施
例の場合と全く同様の作用効果を得ることができ
る。
以上本考案を実施例に付き説明したが、本考案
はこれらの実施例に限定されるものではなく、本
考案の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更
が可能である。
例えば、既述の実施例においては何れの場合に
も、供給リール3に錘体20を嵌合配置させるこ
とにより供給リール3の重量を増大させるように
しているが、錘体20を用いずに、供給リール3
自体を比重の大きい材料から構成することによつ
てその重量を増大させ、これにより供給リール3
の負荷トルクを増大させるようにしてもよい。ま
た実施例は、本考案をカセツト式テープレコーダ
のテープ駆動能力判定装置に適用したものである
が、本考案はオープンリール型テープレコーダの
テープ駆動能力判定装置に適用することも可能で
ある。
以上の如く本考案は、供給リールの実質的な重
量を増大させることによつて、この供給リールに
作用する負荷トルクを増大させるように構成した
ものであるから、従来の如く供給リールに摩擦ト
ルクを作用させるために摩擦係合部を設ける必要
がなく、極めて簡素な構造でありかつ安価なテー
プ駆動能力の判定装置を得ることができる。しか
も上述の如く供給リールに摩擦係合部を設ける必
要がないので、摩耗等によつて負荷トルクが経時
的に変化してしまうおそれが全くなく常に一定の
負荷トルクを供給リールに作用させることが可能
となるため、テープ駆動能力を常に正確に判定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案をカセツト式テープレコーダ用の
テープ駆動能力判定装置に適用した実施例を説明
するためのものである。第1図〜第3図は本考案
の第1の実施例を示すものであつて、第1図はワ
ウ・フラツター測定用テープカセツトの分解斜視
図、第2図はこのテープカセツトの平面図、第3
図は第2図の−線拡大断面図、第4図は本考
案の第2の実施例を示す第3図と同様の断面図、
第5図は市販のテープカセツトにおける供給リー
ルの負荷トルクの分布状態を示すグラフである。 なお図面に用いられている符号において、1…
…ワウ・フラツター測定用テープカセツト、3…
…供給リール、4……巻取リール、8……磁気テ
ープ、20……錘体、20a,20b……錘部
材、22……ピンチローラ、23……キヤプスタ
ン、24……録再ヘツド、26,18……凹部、
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端が供給リール及び巻取リールにそれぞれ止
    着されて巻装され、かつワウ・フラツター測定用
    の基準信号が予め記録されたテープをキヤプスタ
    ンとピンチローラとによつて前記供給リール側か
    ら前記巻取リール側へ走行さると共に、前記基準
    信号を再生ヘツドにより再生し、この再生ヘツド
    からの再生信号に基いて前記テープのワウ・フラ
    ツターを測定することにより前記キヤプスタンと
    前記ピンチローラとによるテープ駆動能力を判定
    する装置において、前記供給リールの実質的な重
    量を増大させることによつて、前記供給リールに
    作用する負荷トルクを増大させるように構成した
    ことを特徴とするテープ駆動能力の判定装置。
JP10713881U 1981-07-18 1981-07-18 テ−プ駆動能力の判定装置 Granted JPS5814249U (ja)

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JPS5640411B2 (ja) * 1976-04-16 1981-09-21

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