JPS629525Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS629525Y2 JPS629525Y2 JP9791780U JP9791780U JPS629525Y2 JP S629525 Y2 JPS629525 Y2 JP S629525Y2 JP 9791780 U JP9791780 U JP 9791780U JP 9791780 U JP9791780 U JP 9791780U JP S629525 Y2 JPS629525 Y2 JP S629525Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turntable
- partition wall
- record
- hole
- partition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 22
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims 1
- 241001422033 Thestylus Species 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はレコードプレヤー用ターンテーブル
の改良に関する。
の改良に関する。
レコードプレヤーのターンテーブルはその上に
載置されたレコード盤に駆動モーターの回転を伝
え、カートリツジとの間に決められた線速度を得
るためのものであり、又その重量による慣性モー
メントにより駆動モーターの回転をなめらかにす
るものである。
載置されたレコード盤に駆動モーターの回転を伝
え、カートリツジとの間に決められた線速度を得
るためのものであり、又その重量による慣性モー
メントにより駆動モーターの回転をなめらかにす
るものである。
したがつて、ターンテーブルは一定の回転数
(45rpm,331/3rpm等)を保つように制御されて
いるが、レコード盤とターンテーブルとの間に滑
りがあるとターンテーブルとレコード盤の回転速
度が異なり、再生音の劣化を招き聴感を害する。
(45rpm,331/3rpm等)を保つように制御されて
いるが、レコード盤とターンテーブルとの間に滑
りがあるとターンテーブルとレコード盤の回転速
度が異なり、再生音の劣化を招き聴感を害する。
そのため、従来ターンテーブルとレコード盤と
の間にゴム板等の摩擦の大きい材料よりなるター
ンテーブルシートを介在せしめることが行なわれ
る。
の間にゴム板等の摩擦の大きい材料よりなるター
ンテーブルシートを介在せしめることが行なわれ
る。
しかるに、上記構成において両者の摩擦力はレ
コード盤の自重によるものだけであるので、針先
が振幅の大きい溝等をトレースする場合抵抗力が
増大し、滑りの発生を余儀なくされている。
コード盤の自重によるものだけであるので、針先
が振幅の大きい溝等をトレースする場合抵抗力が
増大し、滑りの発生を余儀なくされている。
この欠点を解決する為、レコード盤の中心部に
重りを載置し、この重りの重量による摩擦力の増
大によつて滑りを防止しようとする試みがなされ
ているが、その効果充分でなく、逆に重りの重量
増加によつて駆動力の増加が必要となる。
重りを載置し、この重りの重量による摩擦力の増
大によつて滑りを防止しようとする試みがなされ
ているが、その効果充分でなく、逆に重りの重量
増加によつて駆動力の増加が必要となる。
そこで、この考案はターンテーブルの内部にベ
ンチユリー管構造を構成し、当該ベンチユリー管
によつて発生する吸引力を利用してターンテーブ
ルとレコード盤の滑り及び振動を防止しようとす
るものであり、以下第1図及び第2図に示す一実
施例について更に詳しく説明する。
ンチユリー管構造を構成し、当該ベンチユリー管
によつて発生する吸引力を利用してターンテーブ
ルとレコード盤の滑り及び振動を防止しようとす
るものであり、以下第1図及び第2図に示す一実
施例について更に詳しく説明する。
第1図は一部を欠除し、更に一部截断したター
ンテーブル1の上面図であり、この実施例ではタ
ーンテーブル内を中心軸を通りそれぞれ直交する
隔壁2,2で4つの空室部分に分割してある。
ンテーブル1の上面図であり、この実施例ではタ
ーンテーブル内を中心軸を通りそれぞれ直交する
隔壁2,2で4つの空室部分に分割してある。
そして各空室部分にはターンテーブル1の最外
周の第1隔壁3のターンテーブル1の進行方向側
に吸入孔4となる開口が設けられている。
周の第1隔壁3のターンテーブル1の進行方向側
に吸入孔4となる開口が設けられている。
又前記隔壁2と第1隔壁3とで囲まれるターン
テーブル1の内部は第2の隔壁5により2部分に
分割される。
テーブル1の内部は第2の隔壁5により2部分に
分割される。
そして、前記第1隔壁3と2隔壁5に囲まれた
第1の部分8はその断面積が吸入孔4より漸次減
少し、最小断面部を通過してわずかに増大し、前
記第1隔壁3と隔壁2との間に形成された排出孔
6に連通している。
第1の部分8はその断面積が吸入孔4より漸次減
少し、最小断面部を通過してわずかに増大し、前
記第1隔壁3と隔壁2との間に形成された排出孔
6に連通している。
又第2の隔壁5と隔壁2との間の第2の部分9
は前記第1の部分8と第1の部分8の最小断面部
において前記第2の隔壁5に穿設した小孔10に
より連通し更に第2の部分9の天部に穿設した多
数の小孔11によりターンテーブル上面空間と連
通している。
は前記第1の部分8と第1の部分8の最小断面部
において前記第2の隔壁5に穿設した小孔10に
より連通し更に第2の部分9の天部に穿設した多
数の小孔11によりターンテーブル上面空間と連
通している。
又第2図a,b,cは第1図におけるA,B,
Cにおける断面図であり、12はターンテーブル
シートであり、ターンテーブル1の小孔11に対
応した小孔13が穿設してある。
Cにおける断面図であり、12はターンテーブル
シートであり、ターンテーブル1の小孔11に対
応した小孔13が穿設してある。
又14はレコード盤の載置を示す仮想線であ
る。
る。
上記構成においてターンテーブル1を回転せし
めると、回転にともなつて前記吸入孔4より外部
の空気が導入され、第1の部分8を回転と逆方向
に進行する。
めると、回転にともなつて前記吸入孔4より外部
の空気が導入され、第1の部分8を回転と逆方向
に進行する。
そして、第1の部分8の断面は漸次減少せしめ
てあるので、空気の流速は漸次早くなり最小断面
部で最大となり、その後排出孔5より導出され
る。
てあるので、空気の流速は漸次早くなり最小断面
部で最大となり、その後排出孔5より導出され
る。
しかるときベンチユリー管の原理によつて、最
小断面部において小孔10により第1の部分8と
連通した第2の部分9に負圧が発生する。
小断面部において小孔10により第1の部分8と
連通した第2の部分9に負圧が発生する。
この負圧によつて小孔11を介じてレコード盤
14がターンテーブル1面に吸引されて密着しレ
コード盤との滑りを防止する。
14がターンテーブル1面に吸引されて密着しレ
コード盤との滑りを防止する。
以上の説明から明らかなように、この考案はタ
ーンテーブル内にベンチユリー管構造を構成し、
ターンテーブルの回転にともなう吸気により負圧
を生じせしめ、当該負圧によつてレコード盤を吸
着せしめることによりレコード盤の滑り及び振動
を防止し、佳良なる再生を可能ならしめるもので
ある。
ーンテーブル内にベンチユリー管構造を構成し、
ターンテーブルの回転にともなう吸気により負圧
を生じせしめ、当該負圧によつてレコード盤を吸
着せしめることによりレコード盤の滑り及び振動
を防止し、佳良なる再生を可能ならしめるもので
ある。
更に比較的簡単な構成でかつ可動部は全くない
ので故障も少なく耐久性もすぐれている。
ので故障も少なく耐久性もすぐれている。
又、上記実施例はターンテーブルを全面的に覆
うターンテーブルシートを図示したが、レコード
盤の最外周部のみに介在せしめるごとく構成して
もよいし、更には第1及び第2の部分の形状も上
記実施例に限定されるものではなく、更に吸入量
を増大せしめるため吸入孔4の形状を工夫するこ
とも当業者ならば容易に可能な範囲である。
うターンテーブルシートを図示したが、レコード
盤の最外周部のみに介在せしめるごとく構成して
もよいし、更には第1及び第2の部分の形状も上
記実施例に限定されるものではなく、更に吸入量
を増大せしめるため吸入孔4の形状を工夫するこ
とも当業者ならば容易に可能な範囲である。
第1図はこの考案のターンテーブルの一部截断
上面図、第2図a,b,cは同断面図である。 1はターンテーブル、2は隔壁、3は第1の隔
壁、5は第2の隔壁、8は第1の部分、9は第2
の部分、4は吸入孔、6は排出孔、10は小孔、
11は小孔である。
上面図、第2図a,b,cは同断面図である。 1はターンテーブル、2は隔壁、3は第1の隔
壁、5は第2の隔壁、8は第1の部分、9は第2
の部分、4は吸入孔、6は排出孔、10は小孔、
11は小孔である。
Claims (1)
- ターンテーブル1内を放射状の隔壁2により複
数の空室部に分割し、当該それぞれの空室部は最
外周の第1の隔壁3と内部に設けた第2の隔壁5
とで囲まれる第1の部分8と、第2の隔壁5と隔
壁2とで囲まれる第2の部分9よりなり、第1の
物分は前記隔壁3のターンテーブル1回転方向部
分に設けた吸入孔4と、当該吸入孔4につづいて
漸次断面減少部分、最小断面部、排出孔6とより
なり、第2の部分9は前記第2の隔壁5の前記最
小断面部分において、第1の部分8と連通すべき
小孔10と、ターンテーブル1上面と連通する多
数の小孔11を具備することを特徴とするレコー
ドプレヤー用ターンテーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9791780U JPS629525Y2 (ja) | 1980-07-10 | 1980-07-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9791780U JPS629525Y2 (ja) | 1980-07-10 | 1980-07-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5722814U JPS5722814U (ja) | 1982-02-05 |
JPS629525Y2 true JPS629525Y2 (ja) | 1987-03-05 |
Family
ID=29459670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9791780U Expired JPS629525Y2 (ja) | 1980-07-10 | 1980-07-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS629525Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-10 JP JP9791780U patent/JPS629525Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5722814U (ja) | 1982-02-05 |
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