JPS629433A - デ−タベ−スアクセス機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、データベースシステムにおいて、キー値に
よりレコードをアクセスデータベースアクセス機構に関
するものである。

「従来の技術」 従来、キー値によるレコードのアクセス機構は、対象と
なるレコードのすべてのキー値と、そのキー値に対応す
るレコードのレコード識別子との対をインデックスとし
て、ファイル中に格納しておき、このインデックスをい
ったん検索して得たレコード識別子をもとに、そのレコ
ード識別子によるレコードのアクセス機構を用いて、求
めるレコ−ドに対しアクセスしていた。前記インデック
スがない場合は、すべてのレコードにアクセスして、指
定キー値のレコードを求めるという処理を行っていた。

「発明が解決しようとする問題点」 上述の従来技術では、インデックスが有る場合は、レコ
ードのすべてのキー値をファイル中に格納しであるため
に、インデックス自体のアクセスのためにファイルから
の読み込み処理（一般には複数回）が必要となる。また
キー値によるレコードのアクセス機構はそのキー値がイ
ンデックスとして登録されているかどうかの判断、イン
デックスの格納位置の探索等のインデックスの制御処理
を行う必要がある。

一方インデックスが作られないレコードに対しては、常
に全レコードを探索する必要がある。

上述のような点から、同じレコードに対するキー値のア
クセスが複数回繰り返されるようなデータベースアクセ
スのタイプについては、無用な処理が複数回繰り返され
るという欠点がある。

「問題点を解決するための手段」 この発明のデータベースアクセス機構は、従来のキー値
によるアクセス機構と、レコード識別子によるアクセス
機構とを共に備え、キー値とそれに対応するレコードの
レコード識別子との対がミニインデックスとして記憶さ
れ、そのミニインデックスに対して追加記憶制御手段に
より新たに、キー値と識別子の対を追加記憶し、常に新
しい有限個のもののみを残すようにされ、更にレコード
識別子検索手段によりミニインデックスから指定された
キー値に対応するレコード識別子を、新しいものを優先
して探すようにされる。レコードアクセス制御手段は指
定されたキー値により上記レコード識別子検索手段を用
いてレコード識別子を検索し、見つかればそれをもとに
上記レコード識別子によるアクセス機構を用いてレコー
ドを求め、レコード識別子が見つからなければ、指定さ
れたキー値をもとに上記キー値によるアクセス機構を用
いてレコードを求めると共に上記追加記憶制御手段に、
そのキー値と求められたレコード識別子とを上記ミニイ
ンデックスに記憶させる。

「実施例」 次にこの発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図を参照すると、この発明の一実施例は、利用者か
ら指定されたキー値を格納しである指定キー値格納域ｌ
、記憶手段２．ミニインデックス３．追加記憶制御手段
４．レコード識別子検索手段５．レコードアクセス制御
手段６．キー値によるアクセス機構７．レコード識別子
によるアクセス機構８及びデータベース９とから構成さ
れている。

レコードアクセス制御手段６は、第２図に示すようにま
ずステップ６１で指定キー値格納域１のキー値をもとに
、レコード識別子検索手段５によりミニインデックス３
に対応するレコード識別子の検索を行う。この結果、ス
テップ６２で対応するレコード識別子が求められたかど
うかを判定し、求められたならステップ６３でそのレコ
ード識別子によるアクセス機構８を用いて、レコードに
アクセスする。レコード識別子が求められなかったなら
ばステップ６４で、キー値によるアクセス機構７を用い
てレコードをアクセスし、引き続きステップ６５で、指
定されたキー値と求められたレコードの識別子とを、追
加記憶制御手段４を用いてミニインデックス３に追加記
憶する。

レコード識別子検索手段５は、第３図に示すようにまず
ステップ５１でミニインデックス３上の最新のキー値に
位置付け、次にステップ５２でこのキー値と指定キー値
格納域１のキー値とが等しいがどうかを判定し、等しけ
ればステップ５６に移る。

等しくなければステップ５３で次に新しいキー値がある
かどうかを判定し、次のキー値があればステップ５４で
次のキー値に位置付け、対応のキー値がみつかるか、ミ
ニインデックス３上のキー値すべての判定が終るまでス
テップ５２〜５４を繰り返す。

ミニインデックス３上で対応するキー値が見っがらなか
ったら、ステップ５５でその旨の情報を設定してレコー
ド識別子検索手段は処理を終える。ステップ５６では、
等しくなったキー値を最新の状態とし、他のキーをそれ
ぞれルベルづつ古い状態とする。

追加記憶制御手段４は、第４図に示すようにまずステ、
プ４１でミニインデックス３上に、新しいキー値を追加
する領域があるかどうかを調べ、あればステップ４２で
記憶手段２を用いてキー値とレコード識別子との対を記
憶する。追加する領域がなければステップ４３で、一番
古いキー値の領域にキー値とレコード識別子との対を記
憶する。ステップ４４では新たに記憶したキー値を最新
の状態とし、他のキーをそれぞれルベルづつ古い状態と
する。

「発明の効果」 以上述べたようにこの発明は、ある一定の数、つまりミ
ニインデックス３に格納できるキー値の個数のアクセス
要求の範囲内で、複数回同一のレコードに対するアクセ
スを行うようなデータベースアクセスの場合には、同一
レコードに対する２回目以降のアクセスでは、ミニイン
デックス３が用いられ、重複した処理を省くことができ
、アクセス効率を向上させることができるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す構成図、第２図は第
１図中のレコードアクセス制御手段６の動作を説明する
ための°流れ図、第３図は第１図中のレコード識別子検
索手段５の動作を説明するための流れ図、第４図は第１
図中の追加記憶制御手段４の動作を説明するための流れ
図である。 １・・・指定キー値格納域、２・・・記憶手段、３・・
・ミニインデックス、４・・・追加記憶制御手段、５・
・・レコード識別子検索手段、６・・・レコードアクセ
ス制御手段、７・・・キー値によるアクセス機構、８・
・・レコード識別子によるアクセス機構、９・・・デー
タベース。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）キー値によるアクセス機構と、レコードの物理的
   位置に相当するレコード識別子によるアクセス機構とを
   持ったデータベースシステムにおいて、 キー値とそれに対応するレコードのレコード識別子との
   対を記憶するミニインデックスと、そのミニインデック
   スに新たに、キー値と識別子との対を追加記憶し、新し
   い有限個のもののみを残す追加記憶制御手段と、 上記ミニインデックスから指定されたキー値に対応する
   レコード識別子を、新しいものを優先して探すレコード
   識別子検索手段と、 指定されたキー値により、上記レコード識別子検索手段
   を使ってレコード識別子を検索し、見つかればそれをも
   とに上記レコード識別子によるアクセス機構を用いてレ
   コードをアクセスし、レコード識別子が見つからなけれ
   ば、指定されたキー値をもとに上記キー値によるアクセ
   ス機構を用いてレコードをアクセスすると共にそのキー
   値と求められたレコード識別子とを上記追加記憶制御手
   段により上記ミニインデックスに記憶させるレコードア
   クセス制御手段とを含むデータベースアクセス機構。