JPS6294273A - 湿式使用のペ−パ−系摩擦材 - Google Patents
湿式使用のペ−パ−系摩擦材Info
- Publication number
- JPS6294273A JPS6294273A JP23301385A JP23301385A JPS6294273A JP S6294273 A JPS6294273 A JP S6294273A JP 23301385 A JP23301385 A JP 23301385A JP 23301385 A JP23301385 A JP 23301385A JP S6294273 A JPS6294273 A JP S6294273A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- frictional material
- paper type
- type frictional
- dried
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は湿式使用のペーパー系摩擦材の改良、具体的に
はその機械的強度は下げずに気孔率を上げてノイズ対策
上有効な湿式使用のペーパー系摩擦材に関するものであ
る。
はその機械的強度は下げずに気孔率を上げてノイズ対策
上有効な湿式使用のペーパー系摩擦材に関するものであ
る。
従来この種のペーパー系摩擦材は植物繊維を叩解、解離
後、摩擦性能調整剤(特に多孔質のものも含む)を混入
し、よく混合して均一のスラリーとし、これに凝集剤を
加えて凝集させ、機械抄ぎをして、所定の厚み(坪量、
c+/m>に抄紙し、その後乾燥して一定の寸法に仕上
げる。
後、摩擦性能調整剤(特に多孔質のものも含む)を混入
し、よく混合して均一のスラリーとし、これに凝集剤を
加えて凝集させ、機械抄ぎをして、所定の厚み(坪量、
c+/m>に抄紙し、その後乾燥して一定の寸法に仕上
げる。
その後、所定の寸法に打央き、所定の濃度の熱硬化体樹
脂液を浸潤、乾燥して複合材ペーパーを得る。
脂液を浸潤、乾燥して複合材ペーパーを得る。
一方鉄芯に所定の処置を施し、接着剤を塗布して乾燥し
ておいてから、この鉄芯の両側に前記の皆合材ペーパー
を貼り付け、所定の圧力と温度をか(ブて接着と同時に
熱硬化性樹脂の一時硬化を行い、然る後、この複合材ペ
ーパーを貼り付けた鉄芯に一定の高温度処理をして製品
としていた。
ておいてから、この鉄芯の両側に前記の皆合材ペーパー
を貼り付け、所定の圧力と温度をか(ブて接着と同時に
熱硬化性樹脂の一時硬化を行い、然る後、この複合材ペ
ーパーを貼り付けた鉄芯に一定の高温度処理をして製品
としていた。
従来のペーパー系摩擦材では抄紙する前に、添加する多
孔質材料および植物性繊維の叩解度、後の熱処理にJ:
り一定の気孔率を保つようにしている。この場合にはノ
イズ対策上十分満足できるものではなかった。
孔質材料および植物性繊維の叩解度、後の熱処理にJ:
り一定の気孔率を保つようにしている。この場合にはノ
イズ対策上十分満足できるものではなかった。
本発明は上記のペーパー系摩擦材の機械的強度を低下さ
せることなく、気孔率を高めて対ノイズ性を改善した湿
式使用のペーパー系摩擦材を提供したものでおる。
せることなく、気孔率を高めて対ノイズ性を改善した湿
式使用のペーパー系摩擦材を提供したものでおる。
(問題点8解決するための手段および作用〕本発明の要
旨とする所は植物性繊維および/またはイ1)幾繊維を
使用し、これに珪藻土、黒鉛等の屓ボ」を)1v人し抄
紙、乾燥してなる湿式使用のペーパー系摩擦材において
、その表面に放電穿孔法により強制的に微細な穿孔を不
規則に多数施してから熱硬化性樹脂を浸潤、乾燥したこ
とを特徴とする湿式使用のペーパー系摩擦材に存するも
ので、本発明においてはペーパー@摩隙材の表面に放電
穿孔法により強制的に微細な穿孔を不規則に多数施すこ
とにより、その構成繊維質を傷めることなく穿孔し従っ
てペーパー系摩擦材の紙力強度を弱めることなしに気孔
率を高め対ノイズi生を向上し得たものである。
旨とする所は植物性繊維および/またはイ1)幾繊維を
使用し、これに珪藻土、黒鉛等の屓ボ」を)1v人し抄
紙、乾燥してなる湿式使用のペーパー系摩擦材において
、その表面に放電穿孔法により強制的に微細な穿孔を不
規則に多数施してから熱硬化性樹脂を浸潤、乾燥したこ
とを特徴とする湿式使用のペーパー系摩擦材に存するも
ので、本発明においてはペーパー@摩隙材の表面に放電
穿孔法により強制的に微細な穿孔を不規則に多数施すこ
とにより、その構成繊維質を傷めることなく穿孔し従っ
てペーパー系摩擦材の紙力強度を弱めることなしに気孔
率を高め対ノイズi生を向上し得たものである。
上記の放電による7法は繊維を傷めずに実施できること
に特徴かおり、その際の穿孔の大きさおよび故はペーパ
ー系摩擦材の坪量(q/Trt)により異るが、5〜1
00μm程度の微細な穿孔を1c〃1当り5〜100個
おけるようにするのが好ましい。
に特徴かおり、その際の穿孔の大きさおよび故はペーパ
ー系摩擦材の坪量(q/Trt)により異るが、5〜1
00μm程度の微細な穿孔を1c〃1当り5〜100個
おけるようにするのが好ましい。
本発明のペーパー系摩擦材を製造する工程は植物性繊維
および/または有は繊維を使用し、これに珪藻土、黒鉛
等を混入し抄紙するまでの工程は従来の技術で述べた従
来法の場合と同一でおるが、乾燥後所定の寸法に仕上げ
た後、又は所定の形状に打法いた後に、複合材ペーパー
の両側に電極を置き約3000V程度の電圧をかけてそ
の放電により空気が膨張し繊維間を押し拡げて穿孔する
方法を行う。その後の工程は従来法と同じでおる。即ら
熱硬化性樹脂を浸潤し、乾燥し、所定の処置を施した鉄
芯の両側に貼り合せ所定の熱および圧力を加えて湿式使
用のペーパー系摩擦材とする。
および/または有は繊維を使用し、これに珪藻土、黒鉛
等を混入し抄紙するまでの工程は従来の技術で述べた従
来法の場合と同一でおるが、乾燥後所定の寸法に仕上げ
た後、又は所定の形状に打法いた後に、複合材ペーパー
の両側に電極を置き約3000V程度の電圧をかけてそ
の放電により空気が膨張し繊維間を押し拡げて穿孔する
方法を行う。その後の工程は従来法と同じでおる。即ら
熱硬化性樹脂を浸潤し、乾燥し、所定の処置を施した鉄
芯の両側に貼り合せ所定の熱および圧力を加えて湿式使
用のペーパー系摩擦材とする。
[実施例〕
植物繊維 60重量%珪藻土
30重量%該化鉄
5 〃 TlO257/ ]二記の配合に更に要すれば粉末レジンをビータ−添加
し常法により手抄き又は抄紙機を使用して所望の厚みに
抄紙し乾燥後、所定の寸法に切I析した。
30重量%該化鉄
5 〃 TlO257/ ]二記の配合に更に要すれば粉末レジンをビータ−添加
し常法により手抄き又は抄紙機を使用して所望の厚みに
抄紙し乾燥後、所定の寸法に切I析した。
この切断した複合材ペーパーを3000Vの電圧をかけ
た両電穫(一方の電極は鉄板又は鉄円筒で他方は先のと
がった電極)の間を一定速度で通過ぎぜて所定の穿孔を
させた。実測の結果、坪fi550g/TIiで10〜
50個/atr、20〜50μm程度の孔径の穿孔があ
けられていた。
た両電穫(一方の電極は鉄板又は鉄円筒で他方は先のと
がった電極)の間を一定速度で通過ぎぜて所定の穿孔を
させた。実測の結果、坪fi550g/TIiで10〜
50個/atr、20〜50μm程度の孔径の穿孔があ
けられていた。
又切断した複合材ペーパーを所定の寸法に打法いた後、
上記と同様に穿孔してもよい。
上記と同様に穿孔してもよい。
上記のように穿孔処理を施した複合材ペーパーは所定の
熱硬化性樹脂(フェノールレジン、メラミンレジン、尿
素レジン、ポリイミドレジン、およびこれらのうらの1
種または2種以上を)捏合()たレジン、ざらには各(
重レシンの変性レジン等)の一定温度の液に浸潤、乾燥
しペーパー系摩1室材を得た。
熱硬化性樹脂(フェノールレジン、メラミンレジン、尿
素レジン、ポリイミドレジン、およびこれらのうらの1
種または2種以上を)捏合()たレジン、ざらには各(
重レシンの変性レジン等)の一定温度の液に浸潤、乾燥
しペーパー系摩1室材を得た。
一方ペーパー系摩隙材を貼付する鉄芯には所定の処理後
、接着剤を塗布した。
、接着剤を塗布した。
この鉄芯の両側に上記のペーパー系摩1察材を貼付し一
定の加圧、7JI]熱後、所定時間の熱処理を行い、本
発明摩隙+A製品を1けた。
定の加圧、7JI]熱後、所定時間の熱処理を行い、本
発明摩隙+A製品を1けた。
又比較のため放電穿孔を行わないで他は上記と同様にし
て比較摩擦材製品とした。
て比較摩擦材製品とした。
本発明17原材製品と比較Iffff製材製品いて気孔
率、引張り強度、対ノイズ性を夫々試験し、下表の結果
を得た。
率、引張り強度、対ノイズ性を夫々試験し、下表の結果
を得た。
これより本発明品は引張り強度の低下を来たすことなく
、気孔率、対ノイズ性が向上していることが認められた
。
、気孔率、対ノイズ性が向上していることが認められた
。
*ショツパー試験機による(13X150m/m)。
引張り速度 300m/min
ドライ状態
** 実車による。
Claims (1)
- (1)植物性繊維および/または有機繊維を使用し、こ
れに珪藻土、黒鉛等の填料を混入し抄紙、乾燥してなる
湿式使用のペーパー系摩擦材において、その表面に放電
穿孔法により強制的に微細な穿孔を不規則に多数施して
から熱硬化性樹脂を浸潤、乾燥したことを特徴とする湿
式使用のペーパー系摩擦材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23301385A JPS6294273A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | 湿式使用のペ−パ−系摩擦材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23301385A JPS6294273A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | 湿式使用のペ−パ−系摩擦材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6294273A true JPS6294273A (ja) | 1987-04-30 |
Family
ID=16948445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23301385A Pending JPS6294273A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | 湿式使用のペ−パ−系摩擦材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6294273A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5827610A (en) * | 1997-01-10 | 1998-10-27 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Chitosan-coated pulp, a paper using the pulp, and a process for making them |
CN103757987A (zh) * | 2014-02-14 | 2014-04-30 | 山东凯丽特种纸股份有限公司 | 一种多重复合型防伪纸及其制造方法 |
-
1985
- 1985-10-18 JP JP23301385A patent/JPS6294273A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5827610A (en) * | 1997-01-10 | 1998-10-27 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Chitosan-coated pulp, a paper using the pulp, and a process for making them |
US5998026A (en) * | 1997-01-10 | 1999-12-07 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Chitosan-coated pulp, a paper using the pulp, and a process for making them |
US6139688A (en) * | 1997-01-10 | 2000-10-31 | E. I. Dupont De Nemours And Company | Chitosan-coated pulp a paper using the pulp, and a process for making them |
CN103757987A (zh) * | 2014-02-14 | 2014-04-30 | 山东凯丽特种纸股份有限公司 | 一种多重复合型防伪纸及其制造方法 |
CN103757987B (zh) * | 2014-02-14 | 2016-07-06 | 山东凯丽特种纸股份有限公司 | 一种多重复合型防伪纸及其制造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6042936A (en) | Microsphere containing circuit board paper | |
FI72331C (fi) | Armeringsfibrer av plast, framstaellning och anvaendning av dessa. | |
WO2004061176A3 (en) | Method for making fibrous web materials | |
JPH0213624B2 (ja) | ||
JP6065315B2 (ja) | 抄紙用原料の製造方法、得られた抄紙用原料、及び該原料を使用した耐熱性電気絶縁シート材料 | |
JPS6294273A (ja) | 湿式使用のペ−パ−系摩擦材 | |
DE69413842D1 (de) | Verfahren zur herstellung von papier aus paraaromatischen polyamiden und damit erhältliches papier | |
EP1963567B1 (en) | Pipd paper and components made therefrom | |
US3039913A (en) | Reinforced resin sheet | |
JP2550228B2 (ja) | プリント配線用基板の孔明け用下敷き板とその製造法 | |
JPH05194056A (ja) | 耐圧縮性の高い多孔質炭素板の製造方法 | |
JPH0360478A (ja) | 多孔質炭素板の製造方法 | |
JPH0129891B2 (ja) | ||
JPH11340683A (ja) | 電磁波吸収体用無機質繊維ウェブの製造方法 | |
JPS62191599A (ja) | 無機ペ−パ−の製造法 | |
JP2014218046A (ja) | 木質繊維板の製造方法 | |
JPS59133281A (ja) | 湿式摩擦材の製造方法 | |
JPS6241787A (ja) | 導電性を有する集成マイカ板の製造方法 | |
JPH0157175B2 (ja) | ||
DE897826C (de) | Unter Zusatz von Fuellstoffen zu insbesondere plattenfoermigen Koerpern zu verarbeitender Ausgangswerkstoff | |
US931979A (en) | Manufacture of fibrous materials. | |
JPS63142085A (ja) | 導電性シ−ト状接着剤の製造法 | |
JP2014218048A (ja) | 木質繊維板の製造方法 | |
RU2144856C1 (ru) | Способ изготовления огнезащищенной фанеры | |
JPH0364307B2 (ja) |