JPS6294114A - 車両用シ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車両等の座席を暖房するヒータユニ、フトを
装着した車両用シートに関するものである。

従来の技術 第５図はヒータユニ７　）　２６　、２７を装着した車
両用の座席２１を示した斜視図で２２は座部、２３は背
部で、表皮２４．２５とメインノしノド２８゜２９間に
それぞれヒータユニ、、、　ト２６　、２７が装着され
ている。

第６図ａはヒータユニ、ソト２６の構成を示したもので
、第６図すの断面図に示すように有体等の可撓性を有す
る支持体３０．３１を貼り合わせた層間に発熱体３２が
蛇行状に配設されている。３３゜３４はリード線と接続
器で車両用バッテリ（図示せず）等に接続される。

第７図は前記ヒータユニット２６を座席２１の座部２２
に装着した従来例（実開昭６０−６５０６３号公報）の
断面図で、第８図は第７図Ｂ部（係止部）の拡大図を示
す。

第７図、第８図において、ヒータユニ１．ト２６の両端
縁には伸縮性をもったゴム状弾性体３了が縫製４４され
、ゴム状弾性体３７の他端は、座部２２の表皮３５と厚
み１０ｊＥｌｌＩ程度のウレタン層３６と吊り布３９と
縫製４３され、吊り布３９は係止用のワイヤ４０が挿通
され、この係止用のワイヤ４ｏはメインバ・ノド３８に
形成された吊り溝４５に埋設された係止具４２にクリ、
ツブ４１で係止する方法であった。

発明が解決しようとする問題点 このような従来のヒータユニットの係止では次のような
問題点があった。

（１）　　ヒータユニット２６に縫製４４されたゴム状
弾性体３７の他端を、表皮３５、ウレタン層３６、吊り
布３９と同時に縫製４３する必要があり、位置決め等の
手間がかかり作業性が悪い。

（２）市場において不具合が生じた場合、ヒータユニ・
ｌ上２６のみを交換する為には表皮３６等とヒータユニ
・フト２６とを縫製４３する必要があるが、実質的には
縫製用の特殊なミシンが必要なことから、座席全体の交
換が必要である。

（３）特に背部２３の表皮２６は袋状の構成である為、
ヒータユニット２７を装着する場合は、表皮２５を裏返
してヒータユニット２７を表皮２５等に縫製した後、裏
返しの状態でメインパッド２９に袋状に挿入して装着す
る為、装着時にヒータユニット２７に、無理な力が加わ
り、結線部等が断線するおそれがある。

問題点を解決するだめの手段 本発明は、上記の問題点を解決するためヒータユニット
を、メインパ・フドの両端部の吊り溝に埋設された係止
具に係止した複数本の伸縮性を有する帯状弾性体でメイ
ンパ・フド面に押圧するものである。

作　　用 本発明は、上記した構成によりヒータユニ・ソ）と表皮
等との縫製をなくすることができ、又ヒータユニットを
装着する時の位置決めが容易にできることから作業性の
向上や不具合発生の危険性を除去し、かつヒータユニッ
トの交換を容易に行なうことができる。

実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
。

第１図は、ヒータユニットの固定状態を示した斜視図で
、ヒータユニット２６は、複数個伸縮性を有する帯状弾
性体１により、メインパッド２８に抑圧固定されている
。

第２図は、車両用シートの断面図で、第３図は、第２図
のＡ部の詳細図であり、帯状弾性体１０両端は、メイン
パフドアの吊り溝１３に埋設された係止具１１にクリッ
プ１２により係止されており、ヒータユニット２６をメ
インパッドＴに押圧固定している。

上記構成において、ヒータユニ・フト２６は、メインハ
、ノドアの表面上に配置した状態で、伸縮性を有する帯
状弾性体１０両端をメインパ・フド７に埋設された係止
具１１にクリ・ツブ１２で係止するだけで抑圧固定され
、装着時の位置決めが容易にできると共に、その後、上
面に表皮６を同様にメインパワドアに装着する事で、ヒ
ータユニ・フト２６は、表皮６とメインパッド７間で押
圧され、しわの発生を防止し、確実に固定される。

さらに、係止法は表皮５と同様のクリ・ツブ１０゜１１
を用いる事で作業性も向上できる。

次に本発明の他の実施例を第４図を用いて説明する。第
４図において、ヒータユニット２６と、帯状弾性体１の
間には、両面に粘着剤を有する粘着テープ２が配設しで
ある。

上記構成によると、ヒータユニ、ソ）　２６の固定は、
より確実なものとなり、乗降等による、位置ずれ、しわ
の発生を容易に防止できる。

発明の効果 以上のように、本発明は、メインパッドの吊り溝部に埋
設した係止具に係止された複数本の伸縮性を有する帯状
弾性体により、ヒータユニ・フトヲメインバ、フドに押
圧するので、次のような効果が得ることができる。

（１）　　ヒータユニットをメインパッド面に配置した
状態でメインバ・ノドに係止できる事で位置決めが容易
にできると共に、さらに上面より表皮が係止されるため
、しわやズレ等の発生しにくい、確実な固定ができる。

（２）　　ヒータユニットはメインパッドや、表皮に、
縫製、クリッ、プ等で、固定していないので、簡単に取
り出しでき、不具合発生時の交換が容易にでき、従来の
ように座席ごと交換する必要がない。

（３）　　ヒータユニットと表皮の係止が分離されるた
め、表皮をメインパッドに装着する際にヒータユニット
に無理な力が加わる事がなく、結線部等の断線を防止で
きる。

（４）　　ヒータユニットと帯状弾性体が接する面に両
面に接着剤を有する粘着テープを使用することで、より
確実な固定が可能となり、しわやズレ等の発生を、防止
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明一実施例のヒータユニ、ノドの固定状
態を示す斜視図、第２図は同車両用シートの断面図、第
３図は第２図中Ａ部の拡大断面図、第４図は本発明の他
の実施例による車両用シートの断面図、第５図はヒータ
ユニットを装着した車両用シート惰視図、第６図ａ、ｂ
は、従来のヒータユニットを示す図、第７図は従来の装
着状態を示す断面図、第８図は、第７図中Ｂ部の拡大図
である。 １・・・・・伸縮性を有する帯状弾性体、２・・・・・
・両面に粘着剤を有する粘着テープ、６・・・・・・座
席の表皮、７・・・・・・メインパッド、１１・・・・
・・係止具、１３・・・・・吊り溝、２６・・・・・・
ヒータユニット。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名７−
−−メインハ゛ツド ｚ ！ 第２図 １３−一一吊り溝音戸 第３ｖ！Ｊ 第５図 第６図 第７図 ３δ 第８図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）座席の表皮とメインパッド間に装着されるヒータ
   ユニットを、メインパッドの両端部の吊り溝に埋設され
   た係止具に係止した複数本の伸縮性を有する帯状弾性体
   でメインパッド面に押圧した車両用シート。
2. （２）帯状弾性体とヒータユニットが接する面に両面に
   粘着剤を有する粘着テープを貼着した特許請求の範囲第
   １項記載の車両用シート。