JPS6293538A - 伝動用無端ベルト - Google Patents
伝動用無端ベルトInfo
- Publication number
- JPS6293538A JPS6293538A JP23209985A JP23209985A JPS6293538A JP S6293538 A JPS6293538 A JP S6293538A JP 23209985 A JP23209985 A JP 23209985A JP 23209985 A JP23209985 A JP 23209985A JP S6293538 A JPS6293538 A JP S6293538A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- prevention member
- removal prevention
- groove
- locking groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、伝動用無端ベルト、特に1対のシーブからな
るプライマリ及びセカンダリプーリに巻き掛けて用いる
無段変速機用ベルトに係り、詳しくは多数のリンクを無
端状に連結してなるチェーン式のベルトに関する。
るプライマリ及びセカンダリプーリに巻き掛けて用いる
無段変速機用ベルトに係り、詳しくは多数のリンクを無
端状に連結してなるチェーン式のベルトに関する。
C口)従来の技術
従来、この種チェーン式ベルトは、多数のリンク、ピン
、■ブロックよりなり、リンクの両端部分に穿設した断
面円形のビン孔にビンを嵌合して無端状に連結し、更に
該リンクに両側面が1対のシーブと接触するようにV字
状に形成された■ブロックが結合さねて結合されている
(特開昭57−22442号公報参照)。
、■ブロックよりなり、リンクの両端部分に穿設した断
面円形のビン孔にビンを嵌合して無端状に連結し、更に
該リンクに両側面が1対のシーブと接触するようにV字
状に形成された■ブロックが結合さねて結合されている
(特開昭57−22442号公報参照)。
し→ 発明が解決しようとする問題点
ところで、上述従来のベルトにおいては、ブロックのビ
ン抜は防止部は、ブロックの一部にピンを係止するため
の袋溝を、リンク挿通用空所の両側部に延設されて形成
されこいたり、ビンを係止するための半円形突起を、リ
ンク挿通用空所の両側に延設されて形成されており、こ
のようなピン係止用袋溝や半円形突起を製造するには次
のような問題点があった。
ン抜は防止部は、ブロックの一部にピンを係止するため
の袋溝を、リンク挿通用空所の両側部に延設されて形成
されこいたり、ビンを係止するための半円形突起を、リ
ンク挿通用空所の両側に延設されて形成されており、こ
のようなピン係止用袋溝や半円形突起を製造するには次
のような問題点があった。
すなわち、ブロックは金属、合成樹脂、セラミック等の
材料で作られており、切削加工あるいは鍛圧加工にて製
造する場合、加工が容易ではなく、精度上にも問題があ
った。
材料で作られており、切削加工あるいは鍛圧加工にて製
造する場合、加工が容易ではなく、精度上にも問題があ
った。
そこで、本発明は、ブロックのピン係止用溝をブロック
の側端面まで延設することにより、該溝の製造を容易と
すると共に、精度の向上を図り、もって上述問題点を解
消した伝動用無端ベルトを捷供することを目的とするも
のである。
の側端面まで延設することにより、該溝の製造を容易と
すると共に、精度の向上を図り、もって上述問題点を解
消した伝動用無端ベルトを捷供することを目的とするも
のである。
に)問題を解決するための手段
本発明は、例えば第1図に示すように、■ブロックla
、lbにリンク挿通用空所2を形成し、該リンク挿通用
空所2にピン6係止用1113をVブロックの側端面ま
で延設すると共に、該ビン係止用溝3にピン抜は防止部
材受入れ部4を形成し、該受入れ部4にピン抜は防止部
材5を挿入してピンが抜けないよう構成することを特長
とするものである。
、lbにリンク挿通用空所2を形成し、該リンク挿通用
空所2にピン6係止用1113をVブロックの側端面ま
で延設すると共に、該ビン係止用溝3にピン抜は防止部
材受入れ部4を形成し、該受入れ部4にピン抜は防止部
材5を挿入してピンが抜けないよう構成することを特長
とするものである。
(ホ) 作用
上述構成1こ基づき、リンク7に設けられた穴にビン6
を挿入することにより複数のリンクを連結しく第2図参
照)、該ビン6をVブロックla。
を挿入することにより複数のリンクを連結しく第2図参
照)、該ビン6をVブロックla。
1bのビン係止用溝3内に挿入する。そして、■ブロッ
クIn、lbに設けられたビン抜は防止部材受入れ部4
にピン抜は防止部材5を挿入することにより、ビンが抜
けないように保持される。そして、リンク7を互い違い
にピンによって連結し、該ピンを隣接するVブロックl
a、1.bのビン係止用溝内に順次挿入して行くことに
よって、無端状のベル1−が形成される。
クIn、lbに設けられたビン抜は防止部材受入れ部4
にピン抜は防止部材5を挿入することにより、ビンが抜
けないように保持される。そして、リンク7を互い違い
にピンによって連結し、該ピンを隣接するVブロックl
a、1.bのビン係止用溝内に順次挿入して行くことに
よって、無端状のベル1−が形成される。
(へ)実施例
以下、図面に沿って本発明に係る伝動用無端ベルトの実
施例について説明する。
施例について説明する。
第1図〜第4図に基づき、第1の実施例について説明す
る。
る。
第1図は、■ブロックとピン抜は防止部材の斜視図を示
しており、■ブロックla、lbば所定肉厚の金属片か
らなり、中央にリンクを受入れろ空所2を形成すると共
に、該空所2の長手方向にピン係止用溝3がVブロック
の側端面まで延在して形成されている。該ビン係止用溝
3の途中にはビン抜は防止部材受入れ部としてのだ円形
の溝4がビン係止用溝3の軸方向と直交する方向に設け
られている。そして、このだ円形の溝4には、ピン抜は
防止部材5のだ円形の基部5′が嵌まり込み、はぼ円形
の膨出部5′はビン係止用溝3に嵌まり込むようになっ
ている。第2図は、■ブロック内に、複数のリンク7と
、ビン6と、ビン抜は防止部材5とが組み立てられた状
態の正面断面図を示してお今、ピン6は抜は防止部材5
によってブロック内に保持されている。第3図、第4図
も同様に組み立てられた状態での側断面図及び上面から
見た断面図を示している。このビン抜は防1F部材5は
、プレス、焼結、切削等により製造するものである。
しており、■ブロックla、lbば所定肉厚の金属片か
らなり、中央にリンクを受入れろ空所2を形成すると共
に、該空所2の長手方向にピン係止用溝3がVブロック
の側端面まで延在して形成されている。該ビン係止用溝
3の途中にはビン抜は防止部材受入れ部としてのだ円形
の溝4がビン係止用溝3の軸方向と直交する方向に設け
られている。そして、このだ円形の溝4には、ピン抜は
防止部材5のだ円形の基部5′が嵌まり込み、はぼ円形
の膨出部5′はビン係止用溝3に嵌まり込むようになっ
ている。第2図は、■ブロック内に、複数のリンク7と
、ビン6と、ビン抜は防止部材5とが組み立てられた状
態の正面断面図を示してお今、ピン6は抜は防止部材5
によってブロック内に保持されている。第3図、第4図
も同様に組み立てられた状態での側断面図及び上面から
見た断面図を示している。このビン抜は防1F部材5は
、プレス、焼結、切削等により製造するものである。
一方、ピン係止用溝3は■ブロックの製造と同時にプレ
ス加工で作っても良く、溝3のみを切削加工にて作って
も良い。
ス加工で作っても良く、溝3のみを切削加工にて作って
も良い。
第5図は、ビン抜け防止部材の第2の実施例を示してお
り、この実施例においてはピン抜け防止部材51は円板
状となっている。この部材51を、第1図に示されたピ
ン抜け防止部材受入れ部3に相当する位置に設けられた
半円形の溝に挿入することによって、ピンの抜けを防止
する。
り、この実施例においてはピン抜け防止部材51は円板
状となっている。この部材51を、第1図に示されたピ
ン抜け防止部材受入れ部3に相当する位置に設けられた
半円形の溝に挿入することによって、ピンの抜けを防止
する。
第6図〜第7図は、ピン抜け防止部材の第3の実施例を
示しており、この実施例をおいては、ビン抜け防止部材
52は円板状をしており、更にこの円板の一部に突起5
2′が設けられている。このビン抜け防止部材5□を、
第1図に示されたビン抜け防止部材受入れ部3に相当す
る位置に設けられた半円形の溝に圧入することによって
、ピンの抜けを防止する。
示しており、この実施例をおいては、ビン抜け防止部材
52は円板状をしており、更にこの円板の一部に突起5
2′が設けられている。このビン抜け防止部材5□を、
第1図に示されたビン抜け防止部材受入れ部3に相当す
る位置に設けられた半円形の溝に圧入することによって
、ピンの抜けを防止する。
第8図は、ピン抜け防止部材の第4の実施例を示してお
り、この実施例においては、ビン抜け防止部材53は半
円形又は半だ円形をしており、■ブロック1a(lb)
のピン係止用溝3の途中のピン抜け防止部材受入れ部と
しての溝4□も半円形又は半だ円形となっており、この
溝41内に部材5゜を圧入又は挿入することによって、
ピンの抜けを防止する。
り、この実施例においては、ビン抜け防止部材53は半
円形又は半だ円形をしており、■ブロック1a(lb)
のピン係止用溝3の途中のピン抜け防止部材受入れ部と
しての溝4□も半円形又は半だ円形となっており、この
溝41内に部材5゜を圧入又は挿入することによって、
ピンの抜けを防止する。
第9図は、ピン抜け防止部材の第5の実施例を示してお
り、この実施例においては、ビン抜け防止部材54は半
円形又は半だ円形をしており、弦の部分に小径の半円形
の突起5,1′が形成されている。
り、この実施例においては、ビン抜け防止部材54は半
円形又は半だ円形をしており、弦の部分に小径の半円形
の突起5,1′が形成されている。
該ビン抜け防止部材54を第8図に示したピン抜け防止
部材受入れ部としての溝4.に圧入又は挿入することに
よって、ピンの抜けを防止する。
部材受入れ部としての溝4.に圧入又は挿入することに
よって、ピンの抜けを防止する。
第10図は、ピン抜け防止部材及びビン抜け防止部材受
は入れ部の第6の実施例を示しており、この実施例にお
いては、ピン抜け防止部材は円筒形状のピン55であり
、一方、ビン抜け防止線受入れ部は、該ピン55と同径
の穴4□となっている。
は入れ部の第6の実施例を示しており、この実施例にお
いては、ピン抜け防止部材は円筒形状のピン55であり
、一方、ビン抜け防止線受入れ部は、該ピン55と同径
の穴4□となっている。
該穴42はピン係止用溝3のほぼ中央に溝3に対して横
方向に直交するように穿たれており、ピン55を圧入又
は挿入することによって、ピン6 (図示なし)の抜け
を防止する。
方向に直交するように穿たれており、ピン55を圧入又
は挿入することによって、ピン6 (図示なし)の抜け
を防止する。
第11図は、ピン抜け防止部材及びビン抜け防止部材受
入れ部の第7の実施例を示しており、この実施例におい
ては、ピン抜け防止部材は円筒形状のピン56の一方の
端部にねじ56′が切られてお呻、一方、ピン抜け防止
線受入れ部は、該ピン56と対応するねじ付き孔43と
なっており、該孔4 はピン係止用43のほぼ中央に溝
3に対して縦方向に直交するよう図において上下方向に
穿たれている。この穴43に該ピン56をねし止めする
ことによって、ピンの抜けを防止する。
入れ部の第7の実施例を示しており、この実施例におい
ては、ピン抜け防止部材は円筒形状のピン56の一方の
端部にねじ56′が切られてお呻、一方、ピン抜け防止
線受入れ部は、該ピン56と対応するねじ付き孔43と
なっており、該孔4 はピン係止用43のほぼ中央に溝
3に対して縦方向に直交するよう図において上下方向に
穿たれている。この穴43に該ピン56をねし止めする
ことによって、ピンの抜けを防止する。
(ト) 発明の詳細
な説明したように、本発明によると、■ブロックla、
lbに設けられたリンク挿通用空所の両側部にピン係止
用溝3をVブロックの側端面まで延設すると共に、該ピ
ン係止用溝3にピン抜け防止部材受入れ部を形成し、ピ
ンが抜けないよう保持して構成したので、従来のような
ピン係止用溝を製造するのに比較して、切削加工、鍛圧
加工によって本発明のピン係止用溝は精度良く、かつ容
易に製造することができる。一方、ピン抜け防止部材は
円形又はだ円形を基本形とするものか、円筒形を基本と
するものであり、製造が容易であるばかりでなく、上記
ピン係止用溝に圧入、挿入又はねじ止めするだけである
ので、組み立てもきわめて容易となる。
lbに設けられたリンク挿通用空所の両側部にピン係止
用溝3をVブロックの側端面まで延設すると共に、該ピ
ン係止用溝3にピン抜け防止部材受入れ部を形成し、ピ
ンが抜けないよう保持して構成したので、従来のような
ピン係止用溝を製造するのに比較して、切削加工、鍛圧
加工によって本発明のピン係止用溝は精度良く、かつ容
易に製造することができる。一方、ピン抜け防止部材は
円形又はだ円形を基本形とするものか、円筒形を基本と
するものであり、製造が容易であるばかりでなく、上記
ピン係止用溝に圧入、挿入又はねじ止めするだけである
ので、組み立てもきわめて容易となる。
第1図は本発明の第1実施例を示す斜視図、第2図は正
面から見た断面図、第3図は一部断面した側面図、第4
図(よ上面から見た断面図、第5図は第2実施例のビン
抜け防止部材の斜視図、第6図は第3実施例のビン抜け
防止部材の斜視図、第7図は第6図のA−A断面図、第
8図は第4実施例を示す斜視図、第9図は第5実施例の
ピン抜け防止部材の斜視図、第10図は第6実施例を示
す斜視図、第11図は第7実施例を示す斜視図である。 la、lb・・Vブロック 、 3・・・ピン抜け防止用溝 、 4.4..42,43・ピン抜け防止部材受入れ部、5
.51〜56・・・ビン抜は防止部材 。
面から見た断面図、第3図は一部断面した側面図、第4
図(よ上面から見た断面図、第5図は第2実施例のビン
抜け防止部材の斜視図、第6図は第3実施例のビン抜け
防止部材の斜視図、第7図は第6図のA−A断面図、第
8図は第4実施例を示す斜視図、第9図は第5実施例の
ピン抜け防止部材の斜視図、第10図は第6実施例を示
す斜視図、第11図は第7実施例を示す斜視図である。 la、lb・・Vブロック 、 3・・・ピン抜け防止用溝 、 4.4..42,43・ピン抜け防止部材受入れ部、5
.51〜56・・・ビン抜は防止部材 。
Claims (9)
- (1)多数のリンクからなるリンク列及び該リンク列に
ピンを介して固定されるVブロックを備えた伝動用無端
ベルトであって、 Vブロックにリンク挿通用空所を形成し、該リンク挿通
用空所の両側部にピン係止用溝をVブロックの側端面ま
で延設すると共に、該ピン係止用溝にピン抜け防止部材
受入れ部を形成し、該受入れ部にピン抜け防止部材を挿
入してピンが抜けないようにして構成した伝動用無端ベ
ルト。 - (2)ピン抜け防止部材受入れ部が、ピン係止用溝と直
交する溝である特許請求の範囲第1項記載の伝動用無端
ベルト。 - (3)ピン抜け防止部材が、円形又はだ円形である基部
と、該基部から突出する膨出部とからなり、基部はピン
係止用溝と直交する溝に挿入され、膨出部はピン係止用
溝に挿入されるよう構成した特許請求の範囲第2項記載
の伝動用無端ベルト。 - (4)ピン抜け防止部材が、円形又はだ円形の板である
特許請求の範囲第2項記載の伝動用無端ベルト。 - (5)ピン抜け防止部材が、一部に突起を設けた円形又
はだ円形の板である特許請求の範囲第2項記載の伝動用
無端ベルト。 - (6)ピン抜け防止部材が、半円形又は半だ円形の板で
ある特許請求の範囲第2項記載の伝動無端ベルト。 - (7)ピン抜け防止部材が、一部に突起を設けた半円形
又は半だ円形の板である特許請求の範囲第2項記載の伝
動用無端ベルト。 - (8)ピン抜け防止部材受け入れ部が、ピン係止用溝と
直交する孔である特許請求の範囲第1項記載の伝動用無
端ベルト。 - (9)ピン係止用溝と直交する孔がねじ付き孔である特
許請求の範囲第8項記載の伝動用無端ベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23209985A JPS6293538A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 伝動用無端ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23209985A JPS6293538A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 伝動用無端ベルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6293538A true JPS6293538A (ja) | 1987-04-30 |
JPH0562254B2 JPH0562254B2 (ja) | 1993-09-08 |
Family
ID=16933989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23209985A Granted JPS6293538A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 伝動用無端ベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6293538A (ja) |
-
1985
- 1985-10-17 JP JP23209985A patent/JPS6293538A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0562254B2 (ja) | 1993-09-08 |
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