JPS6293238A - コロニ−形成刺激因子の製造方法 - Google Patents

コロニ−形成刺激因子の製造方法

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JPS6293238A
JPS6293238A JP60234335A JP23433585A JPS6293238A JP S6293238 A JPS6293238 A JP S6293238A JP 60234335 A JP60234335 A JP 60234335A JP 23433585 A JP23433585 A JP 23433585A JP S6293238 A JPS6293238 A JP S6293238A
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Kazuo Morimoto
森本 和郎
Yoshiaki Kawahata
河畠 芳明
Takehiko Kawano
川野 武彦
Masayuki Nishida
正行 西田
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Japan Science and Technology Agency
Morinaga Milk Industry Co Ltd
Mitsubishi Tanabe Pharma Corp
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Green Cross Corp Japan
Morinaga Milk Industry Co Ltd
Research Development Corp of Japan
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K9/00Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof

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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はヒト尿由来コロニー形成刺激因子(以下、C5
Fという)含有液から高純度がっ高収率でC3Fを回収
する方法に関する。
C従来技術〕 C3Fは、ヒト尿中に極めて微量に存在する生理活性物
質で、骨髄中前駆細胞に作用して白血球構成細胞である
ところの顆粒球および単球−マクロファージの分化、増
殖を促進する糖蛋白であり、白血球減少症治療剤として
の薬効が期待されている。
C3Fの精製方法としては、吸着体を用いる方法、陰イ
オン交換体を用いる方法、限外濾過膜を用いる方法など
がある。
C発明が解決しようとする問題点〕 ところで、ヒト尿中にはC5Fがごく微量にしか含まれ
ていないので、効率よ<C5Fを分離、濃縮、精製する
ことが困難である。たとえば、従来から繁用されている
珪酸塩、珪藻土などの鉱物を尿自体に接触させてC5F
を吸着、溶出する方法、fffi々の陰イオン交換クロ
マトグラフィーによって回収する方法においては操作性
が繁雑であり、一度に処理できる尿も限られているため
、i[を成分であるC3Fを多量に回収するにはコスト
高になるという欠点がある。
すなわち、例えば種々の陰イオン交換体によるクロマト
グラフィーにおいて、カラム法におけるカラムへの吸着
剤の充填やハツチ法における濾過または遠心等による吸
着剤の回収など操作性が繁雑となり、工業的規模におい
て効率よ<C3Fを得る方法としては不利な面がある。
また、尿中には多量の不純物が存在するが、従来法では
、これらがC5Fと共に回収されやすいため、後の精製
において不利な面があった。
従って、本発明は尿などのC3Fを微量にしか含有せず
、かつ多量の不純物をも含む溶液から高収率、高純度、
低コストで、しかも簡単な操作でC3Fを回収、製造す
る方法を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的は、ヒト尿由来コロニー形成刺激因子を含
有する溶液に対して、セルロースを母体としたソート状
素材を渦巻状に巻いた構造物でカートリッジ形式とした
陰イオン交換体を用いて処理することを特徴とする、ヒ
ト尿由来コロニー形成刺激因子の精製方法によって達成
される。
本発明にて使用されるC3Fを含有する溶液は、C3F
の水溶液であれば特に限定されることはなく、たとえば
尿などのようにC3Fの含量が微量で、かつ、多量の不
純物を含むものであってもよい。
陰イオン交換体としては、たとえばDEAE−セファデ
ックス、QAE−セファデックス、DEAE−セルロー
ス、QAE−セルロース、DEAE−セファロース、D
EAE−セファセル、スルフェロシル−DEAなどがあ
げられるが、好適には陰イオン交換基を存するセルロー
スを母体としたシート状素材を渦巻状に巻いた構造物で
カートリッジ形式としたものが有fりである。
当該構造物は、通常担体(たとえば、セルロース)をビ
ニルポリマーで架橋し、これにイオン交換基として、Q
AE−基、DEAE−基等を導入したもの(イオン交換
マトリックス、第1図参照)を渦巻状としたものである
。その好ましい一態様は第2図に示した通りであり、第
2図においてlはイオン交10マトリックスを、2は水
透過性支持体を示す。当該支持体は、たとえば格子状、
織物状であることが好ましく、その材料としては、たと
えばポリスチレン、ナイロン、ポリカーボネートポリア
セクール、テフロン、ステンレス等が用いられる。
第3図は、当該構造物を使用する精製方法の一実施例の
断面図であり、入口3から入ったC3F液は、外周から
内側へ向かい中央のコア4に集められ、出口5より出る
。矢印はC3Fi’&の流れを示すものである。6はヘ
ントを、7はドレインを示す。第4図は横断面図であり
、外周から入ったC3F液がコアに集められている状態
を示すものである。
これを使用する条件としては、たとえばC3F含有iW
 ?(1,をpl+5〜7、電導度20 mS/ cm
 (25℃)以下でカートリッジに通してC,S Fを
吸着させるのが好ましく、この条件でC5Fは吸着され
、大部分の不純物は吸着されずにそのまま1JTl過す
る。
次いで、pH5〜7の希薄塩溶液〔例えば、電導度20
sS/cs (25℃)以下のリン酸緩衝液〕で洗浄す
る。この洗浄操作によりさらに不純物は除かれるが、C
3Fは吸着されたまま残る。
吸着しているC3Fを溶出させるには、pH5〜9の製
塩溶液〔例えば、電導度30mS/a++ (25℃)
以上のリン酸緩衝液、食塩78液〕を通しることによっ
て容易に行うことができる。
本発明においては、さらに限外a過膜による処理を組合
わせることが好ましい。この限外濾過膜による処理は前
記陰イオン交換体による処理の前に行われる。
限外濾過膜としては、C3Fより低分子物質を除去する
もの(即ち、低分子側分子量分画用)とC3Fより高分
子物質を除去するもの(即ち、高分子側分子量分画用)
の一方または双方を用いればよく、低分子側分子量分画
用としては、通常lX104〜4X104ダルトンの限
外濾過膜が、また高分子側分子量分画用としては、通常
、105〜106ダルトンの限外濾過膜が使用される。
限外濾過膜としては、ポリアクリロニトリル系限外濾過
膜、ポリスルホン系限外濾過膜などがあげられる。
C3F含有溶液を限外濾過膜に通じる際の条件は、一般
に次の通りである: 処理溶液のpl(:5〜8 操作圧   =1〜5kg/cd 本発明に関する限外濾過膜による処理はC3Fの回収、
製造の任意の工程にて行えばよいが、まず低分子側分子
量分画用の濾過膜による処理を行い、後に高分子側分子
量分画用の濾過膜による処理を行うことが好ましい。
かくして回収されたC5Fは、好ましくはさらに自体既
知の高度精製手段(例えば、アフィニティークロマトグ
ラフィー、ゲル濾過など)、加熱(例えば、50〜80
℃、1〜lOO時間)滅菌処理などに付した後、凍結乾
燥することによって医療用C3F製剤とすることができ
る。もちろん凍結乾燥することなく、既知の手段にて単
離、精製することができる。
C発明の効果〕 本発明によりC3Fを高純度かつ高収率で回収すること
ができる。しかも、比活性が高く、発熱性物質を除去し
たC3Fを得ることができる。また、従来法に比べて容
易に、かつ、効率的に優れた操作性、経済性を有してい
る。
本発明をより詳しく説明するために以下に実施例を挙げ
るが、本発明は、これらによって何等限定されるもので
はない。
実施例1 新鮮尿5(lをポリアクリロニトリル系限外濾過膜(分
画分子量20,000カツト)を用いて、低分子側不純
物を除去するとともに、l/まで濃縮した。
次にこの71)縮液を、予め0.05 M−リン酸緩衝
液(pH6,5)  (電導度8.5mS/口(25℃
)に相当〕で平衡化したAMF社製Zetaprep 
Q A E −カートリッジR250に通じ、C5Fを
吸着させる。
次いで、このQAE−カートリッジを0.05M−リン
酸緩衝液(pH6,5)で十分洗浄した後、1.0M−
NaCA含有0.05M−リン酸緩衝液(pH6,5)
〔電導度5tmS/an (25℃)に相当〕で溶出さ
せ、C3Fを含む溶出液を得た。またこれとは別に、比
較対照として、新鮮尿50I2を4倍希釈した後、0.
05M−リン酸緩衝液(pH6,5)で平衡化させたD
EAE−セルロース100gを添加し、1時間攪拌吸着
させ、前記と同様に洗浄、溶出を行い、C3Fを含む溶
出液を得た。
これらの溶出液について、それぞれC3F活性を測定し
、比活性および回収率を求め、表1−1および表1−2
に示した。
なお、C3F活性は、C57BL/6Nマウス骨髄細胞
を用いる単層寒天平板法によるコロニー形成法で測定し
た。すなわち、試料を2%(V/V)生血清を含有する
蒸留水で適宜希釈して、除菌濾過(0,45μメンブレ
ンフイルター)した後、3枚のシャーレへ0.1ml宛
分注し、これに0.3%(W/W)寒天、20%(V/
V)牛胎児血清およびC57BL/6Nマウス骨髄細胞
10個を含有するMcCoy’ s 5 A培地1ml
を加えて十分混和した後、37℃、7.5%(V/V)
炭酸ガス通気下のふらん器で7日間培養した。墳養後、
顕微鏡視野下で50個以上の細胞からなる集塊をコロニ
ーとして、形成されたコロニー数を計測し、形成された
コロニー数(単位)でC3F活性を表わした。
すなわち、C5F活性、1単位はl形成コロニーとした
表1−1および表1−2に示すように、本発明法は従来
法に比べ、回収率は同程度であるが、比活性(純度)は
限外濾過膜による精製を導入し、不純物をあらかじめ除
去したことにより十数倍上昇した。
また、従来法が吸着時、希釈による電導度調整のために
液量が増加するのに反して、本発明法は前処理として限
外濾過膜による精製を導入したことにより、液量が少量
化されるとともに電導度調整も簡単に行え、後の陰イオ
ン交換体による処理も操作性が向上し、作業効率も改善
することができた。また、カートリッジ形式のものを導
入することで、さらに陰イオン交換体によるクロマトグ
ラフィ一時の作業性をアンプすることができた。
表1−1=本発明 (以下余白) 表1−2;従来法 実施例2 C3F含有溶液4.OOO+n+を、ポリスルホン系限
外濾過膜(分画分子量1,000,000カツト)の平
膜状のものを用い、膜による分離を行った。′/8液4
.000 mlを循環濾過するのに要した時間は30分
であった。
その後、実施例1と同様にしてQAE−カート’J 7
ジによるイオン交換クロマトグラフィーを行つた・ 濾過前液、IIt過後液、QAE−カートリッジ溶出液
について、実施例1の方法にてC3F活性を測定し、比
活性、比活性、回収率を求めた。さらに第9改正日本薬
局方に従って、ウサギによる発熱性物質除去効果を測定
した。これらの測定結果は表2に示した。
表2に示すように高回収率でC5Fが回収でき、比活性
(純度)も上昇した。また、C5Fに関しては、限外濾
過膜によって阻害物質が除去でき、活性が上昇した。
さらに、発熱性物質の除去においても顕著な効果があっ
たや (以下余白) 表2
【図面の簡単な説明】
第1図は、陰イオン交IA基を有するシート状素材を渦
巻状に巻いた構造物の概略図を、第2図は当該構造物の
横断面図を、第3図はシート状素材を渦巻状に巻いた態
様の陰イオン交換体の一実施例の垂直断面図であり、第
4図はその横断面図である。 C・・担体 P・・ビニルポリマー Q・・QAE−またはDEAE基 ■・・イオン交換マトリックス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒト尿由来コロニー形成刺激因子を含有する溶液
    に対して、セルロースを母体としたシート状素材を渦巻
    状に巻いた構造物でカートリッジ形式とした陰イオン交
    換体を用いて処理することを特徴とする、ヒト尿由来コ
    ロニー形成刺激因子の精製方法。
  2. (2)さらに該コロニー形成刺激因子より低分子物質お
    よび高分子物質の少なくとも一方を排除できる限外濾過
    膜による処理を組合わせた特許請求の範囲第(1)項記
    載のヒト尿由来コロニー形成刺激因子の精製方法。
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CN1083488C (zh) * 1996-06-05 2002-04-24 杭州九源基因工程有限公司 一种重组人粒细胞集落刺激因子的生产方法

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