JPS6292933A

JPS6292933A - 画像記録担体用カセツテ

Info

Publication number: JPS6292933A
Application number: JP23418385A
Authority: JP
Inventors: Ryoichi Yoshimura; 吉村　亮一; Shiyunpeita Torii; 鳥居　俊平太; Naohito Yamada; 尚人山田
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1985-10-19
Filing date: 1985-10-19
Publication date: 1987-04-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は画像記録担体用カセツテに関し、一層詳細には
、例えば、蓄積性螢光体シートあるいはＸ線フィルム等
の画像記録担体を遮光状態で保持するカセツテを垂直方
向から挿入して強制的にその先端部を開蓋して開口部を
画成し、この開口部から画像記録担体を自重により落下
せしめて画像読取部あるいは現像部等に供給するよう構
成した画像記録担体用カセツテに関する。

最近、蓄積性螢光体（輝尽性螢光体）を用いて被写体の
放射線透過像を得る放射線画像記録再生システムが開発
され、特に、医療分野において広汎に背反しつつある。

ここで、蓄積性螢光体とは、放射′ｆａ（Ｘ線、α線、
β線、Ｔ線、電子線、紫外線等）を照射すると、この放
射線エネルギの一部を蓄積し、後に、可視光等の励起光
を照射することにより、蓄積されたエネルギに応じた輝
尽発光を示す螢光体を言う。前記の放射線画像記録再生
システムはこの蓄積性螢光体を利用したもので、人体等
の放射線画像情報を一旦蓄積性螢光体からなる層を有す
るシートに記録し、この蓄積性螢光体シートをレーザ光
等の励起光で走査して輝尽発光光を生じさせ、得られた
輝尽発光光を光電的に読み出して画像信号を得、この画
像信号に基づき、写真感光材料等の記録材料ＣＲＴ等に
可視像として出力させるものである。

そこで、この蓄積性螢光体シートに記録された放射線画
像情報を輝尽発光光を得て読み出す放射線画像情報読取
装置の一例を第１図に示し、その構造並びに機能を次に
説明する。

レーザ光源２から発せられた一定強度のレーザ光４を、
ガルバノメータミラー６に入射せしめ、このガルバノメ
ータミラー６によって、ガルバノメータミラー６の下方
に置かれた輝尽性螢光体シートＡの幅方向にレーザ光が
主走査（矢印ａ方向の走査）するように、レーザ光を偏
向して蓄積性螢光体シートＡに照射する。蓄積性螢光体
シー１−Ａは、例えば、エンドレスベルト装置８に吸着
されて、上記主走査方向と略直交する矢印す方向へ搬送
され副走査が行われ、このようにすることによって、蓄
積性螢光体シートＡの全面に亘ってレーザ光４による二
次元的走査が行われる。

レーザ光４による走査に従って、前記レーザ光４の照射
された蓄積性螢光体シートＡの個所は、そこに蓄積記録
された画像情報に応して輝尽発光し、この発光光が蓄積
性螢光体シートＡ近傍において主走査線に平行に入射端
面９が形成された透明な導光性シート１０に入る。この
導光性シー）１０は蓄積性螢光体シー１−Ａ近くに位置
する前端部１２が平面状に形成されると共に、後端側に
向かって次第に円筒状になるように形成され、その後端
部１４において略円筒状となって射出端面上に設けられ
た光電子増倍管（フォトマルチプライヤ）１日と係合し
ている。このため、入射端面９から入った輝尽発光光は
後端部１４に集められ、輝尽発光光を選択的に透過する
フィルタ（図示せず）を介してフォトマルチプライヤ１
８に伝えられる。フォトマルチプライヤ１８において、
輝尽発光光は電気信号に変換され、得られた電気信号は
画像情報読取回路２０に送られて処理された後、例えば
、ＣＲＴ２２に可視像として出力せしめられたり、磁気
テープ２４に記録されたりあるいは直接写真感光材料等
にハードコピーとして記録されたりする。

以上のような構成において、従来、放射線画像情報が蓄
積記録可能な状態のシー）Ａはカセツテに収納され、前
記カセツテを介して画像情報を有する放射線を照射し、
該シートに放射線画像が蓄積記録される。この後、該シ
ートはカセツテ内に収納された状態で画像読取装置に装
填され、カセツテから取り出されて画像読取操作に回付
される。ここで、従来の画像読取装置においては、カセ
ツテから前記シートを取り出し、画像読取部に搬送する
ために、例えば、吸着盤を含むシート取出手段が採用さ
れてきた。

然しなから、この場合、吸着盤のみならず、この吸着盤
を変位させる移ｖＪ機構が必要とされ、さらにこの移動
機構によって吸着盤を所望の軌跡通りに変位させるため
に、特別に制御系を必要とする。従って、機構自体が複
雑化し、さらにまた、画像を読み取るために好適な方向
からシートを導入する結果、搬送系を配設しなければな
らない等、全体として装置を大型化する要素が極めて大
きい。この結果、病院等において、狭小なスペースを有
効に活用しようとする時、この画像読取装置が空間を大
きく占有し、さらにまた、シートＡの取出機構の定期的
保守点検を必要とする等の煩雑さが指摘されている。

また、従来のＸｙＡフィルムを用いて放射線画像記録を
行うシステムにおいても、カセツテ内に遮光状態で未露
光Ｘ線フィルムが収納され、Ｘ線フィルムにカセツテ内
に収納した状態で画像情報を有する放射線を照射して、
該Ｘ線フィルムに放射線画像の露光記録が行われる。こ
の後、該Ｘ線フィルムはカセツテ内に収納された状態で
自動現像機に装填され、ここでカセツテから取り出され
て現像処理が行われる。この自動現像装置においても、
従来、Ｘ線フィルムをカセツテから取り出す際には前述
した画像読取装置と同様に吸着盤を用いたシート取出手
段が採用されており、画像読取装置と同様に機構が複雑
となり、コストが高騰すると共に装置全体が大きくなる
という欠点がある。

本発明は前記の不都合を悉く解消するためになされたも
のであって、カセツテ自体の構造を簡素化し、しかも、
このカセツテをカセツテ内に収納された蓄積性螢光体シ
ートあるいはＸ線フィルム等の画像記録担体に所定の処
理を行う装置におけるシートの取出機構を簡略にし、さ
らにまた、画像読取装置を構成して筐体内部に配設され
る搬送系の一層の簡略化を達成することが可能な画像記
録担体用カセツテを提供することを目的とする。

前記の目的を達成するために、本発明は画像記録担体を
遮光状態で収納保持する筐体の一端部に押圧力により開
成する開閉自在な蓋部材を配設し、前記一端部を垂直方
向下方に指向させて前記画像記録担体に所定の処理を施
す装置に画成されるカセツテ挿入口に装填することによ
り前記蓋部材を強制的に開成して筐体内部に収納された
前記画像記録担体を１体外部に導出するよう構成するこ
とを特徴とする。

次に、本発明に係るカセツテについて好適な実施態様を
挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。

第２図並びに第３図において、参照符号３０は本発明に
係るカセツテを示し、このカセツテ３０は下端部に開口
部３２を画成した筐体３４からなる。

前記開口部３２は両端部を軸３６ａ、３６ｂによって軸
支された蓋部材３８により遮光的に閉塞自在である。

第３図から容易に諒解されるように、この場合、筐体３
４を画成する側壁４０の下端部両端部には孔部４２ａ、
４２ｂを形成し、この孔部４２ａ、４２ｂに前記蓋部材
３８から突出するピン部材４４ａ、４４ｂを臨ませる。

この場合、蓋部材３８にはその長手方向に穿設された溝
４６ａ、４６ｂにコイルスプリング４３ａ、４８ｂを夫
々装着し、その両端部は湾曲形成してこの蓋部材３８の
開閉動作を容易に構成している。

そこで、以上のように構成されるカセツテ３０を垂直方
向から挿入して、その内部に遮光状態で保持されるシー
１−Ａをその自重によって落下させる画像読取装置につ
いて第４図を参照して以下に説明する。

画像読取装置５０はその上部に上方に指向して開口する
カセツテ挿入用開口部５２を含む筺体５４を有する。実
質的にカセツテ挿入用開口部５２は、この場合、底部に
長手方向に延在する′ａ５６を画成したケーシング５８
からなり、前記ケーシング５８の上部に前記溝５６と連
通ずるようにカセツテ挿入用開口部５２が画成されてい
る。なお、ケーシング５８の一方の側壁部には第２図に
示すソレノイド５Ｑａ、６０ｂから突出するピン部材６
２ａ、６２ｂが貫通してカセツテ３０の孔部４２ａ、４
２ｂに進入するための孔部５４ａ、６４ｂが形成されて
いる。なお、溝５６の下方は前記シー１−Ａを画像読取
装置側へと導出するためにシート落下穴６６が画成され
ている。

そこで、前記シート落下穴６６の下方には一組の上方に
拡開するガイド板６８ａ、６８ｂが設けられ、これらの
ガイド板６８ａ、６８ｂの下方には第１の搬送ベルト７
０と第２の搬送ベルト７２とが配設されている。第２搬
送ベルト７２は前記第１　ｔ？送ベルト７０に摺接する
と共に、その下端部は水平方向に延在して画像読取部に
臨む。画像読取部は既に第１図において詳細に説明した
構成を採用している。従って、第１図において示す参照
符号と同一の参照符号は同一の構成要素を示し、その詳
細な説明は省略する。

本実施態様のカセツテとこのカセツテを利用する画像読
取装置は基本的には以上のように構成されるものであり
、次に、その作用並びに効果について説明する。

放射線画像情報が記録されてカセツテ３０に遮光状態で
、すなわち、蓋部材３８を閉塞した状態で収納されてい
る蓄積性螢光体シートＡはカセツテ挿入用開口部５２の
内部に筐体３４の下端部を挿入して装填される。すなわ
ち、ケーシング５８に画成される開口部５２を介してカ
セツテ３０の下端部が溝５６の下端部に到達するまで挿
入されると、筐体３４の下端部に形成された孔部４２ａ
、４２ｂが孔部５４ａ、６４ｂを介してソレノイド６０
ａ、　６０ｂの夫々のピン部材６２ａ、６２ｂに臨むこ
とになる。

そこで、このように状態において、前記ソレノイド６０
ａ、６０ｂを同期的に付勢すると、このソレノイド６０
ａ、６０ｂから突出するピン部材６２ａ１６２ｂは孔部
６４ａ、６４ｂを介して孔部４２ａ、４２ｂに到達し、
且つ、その先端部はピン部材４４ａ、４４ｂを夫々瞬時
に押圧する。コイルスプリング４８ａ、４８ｂによって
このピン部材４４ａ、４４ｂは、常時、側壁４０の孔部
４２ａ、４２ｂと係合状態にあるが、前記ピン部材６２
ａ、６２ｂの作用下に前記側壁４０からの係合状態を開
放されて、その自重によって軸３６ａ、３６ｂを中心に
して下方へと回動するに至る。

この結果、蓋部材３８は溝５６内で下方に指向して変位
し、結局、蓄積性螢光体シートＡはその自重によって落
下穴６６からガイド板６８ａ、６８ｂ方向へと落下する
。このようにして、落下する蓄積性螢光体シートＡは、
次いで、第１搬送ベルト７０、第２Ｂ送ベルト７２によ
って捕捉され、この搬送ベルト７０．７２の搬送作用下
に画像読取部方向へと移送される。すなわち、エンドレ
スベルト装置８によって蓄積性螢光体シー１−Ａは副走
査方向へと移送され、この時、レーザ光源２からレーザ
光４が照射されると、前記レーザ光４は回動する力１ル
バノメータミラー６によって主走査方向へと走査され、
前記蓄積性螢光体シートＡにその蓄積された放射線画像
情報に則して輝尽発光光を生じせしめる。そして、輝尽
発光光は導光性シート１０を介してフォトマルチプライ
ヤ１８に至り、光信号が電気的信号に変換されて、例え
ば、ＣＲＴ２２に直接に、若しくは、磁気テープ２４等
の記録装置に保存されるに至る。

本発明は以上のようにカセツテ３０を垂直方向から挿入
して、その自重によってカセツテ３０内に収納されてい
る蓄積性螢光体シートを取り出すように構成している。

従って、従来技術と異なり、特に、搬送系を複雑とする
ことなく、開蓋取出機構を簡単にする効果が得られる。

しかも、搬送系も簡単な構成で済むために、廉価に製造
出来ると共に、装置の全体としての小型化が一層促進す
る効果が得られる。このことは、狭小な空間を効果的に
利用出来るということを意味するに他ならない。

次に、第５図並びに第６図に、本発明に係るカセツテの
別の実施態様を挙げて説明する。

この実施態様は前記実施態様におけるカセツテと異なり
、側壁４０にピン１００ａ、　１００ｂを介して開口部
３２を閉塞する屈曲する形状の蓋部材１０４を軸着して
いる。この場合、ピン１００ａ、１００ｂにはコイルス
プリング１０６ａ、１０６ｂを外嵌し、前記蓋部材１０
４が常に開口部３２を閉塞するように構成されている。

なお、この実施態様においては、ソレノイドは特に複数
個配設する必要性がない。すなわち、ソレノイド１０８
から突出するビン部材１１０の先端部は蓋部材１０４に
おいて、前記ピン１００ａ、　１００ｂの上方部位に衝
撃的に当接するように位置決めしておく。このような構
成からすれば、カセツテ３０がカセツテ挿入用開口部５
２に挿入されると、ソレノイド１０８が付勢され、ピン
部材１１０が前記蓋部材１０４の上端部を衝撃的に押圧
する。この結果、ピン１００ａ、１００ｂを介してコイ
ルスプリング１０６ａ、１０６ｂの弾発力に抗して前記
蓋部材１０４が開蓋し、開口部３２を下方に開放させる
。この結果、蓄積性螢光体シートΔは前記と同様に下方
へと落下し、ガイド部材６８ａ、６８ｂによって第１搬
送ベルト７０、第２搬送ベルト７２に捕捉されるに至り
以下同様である。

なお、第６図に破線で示すように、カセツテ３０を構成
する他方の側壁４０の下端部に孔部１１２を形成し、こ
の孔部１１２に臨むように前記ソレノイド１０８のピン
部材１１０を配設してもよい。

このようにすれば、ピン部材１１０が孔部１１．２に当
接し、蓋部材１０４の水平先端部を押圧すれば、この蓋
部材１０４はピン１００ａ、１００ｂを中心にして開口
部３２を開放し、前記と同様に蓄積性螢光体シートＡを
下方へと落下せしむることも可能である。

さらにまた、第７図に本発明の別の実施態様を示す。こ
の実施態様において、特に、ソレノイドを用いない点が
既に説明した実施態様と異なる。そこで、この実施態様
においては、第７図ａ１第７図すに示すようにピン部材
１５０ａ、１５０ｂによって、常時、カセツテ３０の開
口部３２を閉塞するように第１の蓋部材１５２ａと第２
の蓋部材１５２ｂとを配設している。従って、例えば、
ピン部材１５０ａ、１５０ｂに前記蓋部材１５２ａ、　
１５２ｂの端面が互いに摺接するように図示しないコイ
ルスプリングを装着しておくと好適である。

なお、この実施態様においては、前記第１の蓋部材１５
２ａと第２の蓋部材１５２ｂとは互いに摺接状態にある
時、楔状の凹部空間１５４を画成するように構成してお
く。

一方、カセツテ挿入用開口部５２を画成するケーシング
５８の底部には蓄積性螢光体シートＡの落下穴６６を画
成し、且つ、その先端部が前記楔状の凹部空間１５４に
しｎむように楔状の凸部１５６が形成されている。従っ
て、カセツテ３０を溝５６の内部に挿入し、さらに、蓋
部材１５２ａ、　１５２ｂによって画成される楔状の凹
部空間１５４が凸部１５６に係合するように押圧すれば
（第７図す参照）、前記蓋部材１５２ａ、　１５２ｂは
この凸部１５６を介してコイルスプリングの弾発力に抗
して拡開し、この結果、カセツテ３０の開口部３２が開
放されるために蓄積性螢光体シートＡは落下穴６６を介
してガイド板５８ａ、６８ｂの方向へと落下せしむるこ
とか可能となる。

なお、この実施態様において、例えば、ピン部材１５０
ａ、１５０ｂに特にコイルスプリングを設けることなく
、これに代えて、例えば、蓋部材１５２ａ、１５２ｂの
互いに摺接する面部に板状のマグネッ）　１５８ａ、１
５８ｂを装着しておけば（第８図参照）、構造が簡易と
なると共に、遮光性が一段と優れるという利点も得られ
る。

本発明によれば、以上のように極めて簡単な構成で画像
情報が記録された蓄積性螢光体シートＡを遮光状態に保
持することが出来る。しかも、これを画像の読み取りに
利用しようとする時、カセツテからは蓄積性螢光体シー
トＡが自重によって落下し、画像読取部の方に指向して
搬送させることが可能となるために、取り扱いに節便で
しかも吸着盤等を利用する取出装置とは異なり故障等の
心配も引き起こされることがナイ。しかも、構成が簡単
であるために、廉価。

に製造出来るという利点も得られる。

以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではな（、
例えば、画像読み取りに代えて放射線画像が記録された
Ｘ線フィルムをカセツテから取り出し現像する場合にも
利用することが出来る等、本発明の要旨を逸脱しない範
囲において種々の改良並びに設計の変更が可能なことは
勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来技術に係る蓄積性螢光体シートを利用した
画像読取部の概略説明図、第２図は本発明に係るカセツ
テの斜視説明図、第３図は第２図に示すカセツテの部分
縦断面図、第４図は本発明に係るカセツテを装填する画
像読取装置の概略縦断説明図、第５図は本発明゛の別の
実施！ｌＥ、様に係るカセツテの斜視説明図、第６図は
第５図に示すカセツテの要部縦断面図、第７図ａ、ｂは
本発明のさらに別の実施態様に係るカセツテの装填前と
装填後の状態を示す一部縦断説明図、第８図は本発明の
さらにまた別の実施態様に係るカセツテの要部説明図、
第９図は第７図に示すカセツテの装填状態の斜視説明図
である。３０・・・カセツテ　　　　　３２・・・開口部３４・
・・筐体　　　　　　　３６ａ、３６ｂ・・・軸３８・
・・蓋部材　　　　　　４０・・・側壁４２ａ　、４２
ｂ　一孔部　　　４４ａ、４４ｂ−ビン部材４６ａ、４
６ｂ溝４８ａ、４８ｂ・・・コイルスプリング５０・・・画像
読取装置　　　５２・・・開口部５４・・・筐体　　　
　　　　５６・・・溝５８・・・ケーシング６０ａ、６０ｂ・・・ソレノイド６２ａ、６２ｂ−ビン部材　６４ａ　、６４ｂ　・・・
孔部６６・・・落下穴　　　　　　６８ａ、６８ｂ・・
・ガイド板７０．７２−・・搬送ヘルド　　１００ａ、
１００ｂ−・・ビン１０４・・・蓋部材１０６ａ、　１０６ｂ・・・コイルスプリング１０８・
・・ソレノイド　　　１１０・・・ビン部材１５０ａ、
１５０ｂ・・・ビン部材　１５２ａ、　１５２ｂ・・・
蓋部材１５４・・・凹部空間　　　　１５６・・・凸部
特許出願人　　　富士写真フィルム株式会社ＦＩＧ、２ＦＩＧ、３

Claims

【特許請求の範囲】

（１）画像記録担体を遮光状態で収納保持する筐体の一
端部に押圧力により開成する開閉自在な蓋部材を配設し
、前記一端部を垂直方向下方に指向させて前記画像記録
担体に所定の処理を施す装置に画成されるカセッテ挿入
口に装填することにより前記蓋部材を強制的に開成して
筐体内部に収納された前記画像記録担体を筐体外部に導
出するよう構成することを特徴とする画像記録担体用カ
セッテ。
（２）特許請求の範囲第１項記載のカセッテにおいて、
蓋部材は軸部材により筐体を形成する一方の側壁部に軸
支され、前記蓋部材の内部に弾性部材によって押圧突出
するピン部材を配設し前記ピン部材は閉蓋状態において
、筐体を形成する他方の側壁部に設けられた孔部に係合
するよう構成し、筐体外部にあって前記孔部に前記ピン
部材を押動する押圧手段により前記蓋部材を開蓋して画
像記録担体を筐体外に導出してなる画像記録担体用カセ
ッテ。
（３）特許請求の範囲第２項記載のカセッテにおいて、
筐体を形成する一方の側壁部に軸部材を介して屈曲する
蓋部材を軸支し、前記蓋部材の先端部は水平方向に延在
して前記筐体の幅狭な開口部を遮光状態で密閉し、前記
軸部材の上方に位置する蓋部材の所定部位を押圧手段に
より押圧回動させて前記開口部を介して画像記録担体を
外部に導出するよう構成してなる画像記録担体用カセッ
テ。
（４）特許請求の範囲第２項記載のカセッテにおいて、
筐体を形成する一方の側壁部に軸部材を介して屈曲する
蓋部材を軸支し、前記蓋部材の先端部は水平方向に延在
して前記軸部材に外嵌するコイルスプリングの弾発力下
に他方の側壁部に画成された凹部に嵌合し、前記他方の
側壁部から押圧手段を前記凹部に進入させることにより
、前記蓋部材の先端部を前記凹部から離脱させて前記開
口部を開成して画像記録担体を外部に導出するよう構成
してなる画像記録担体用カセッテ。
（５）特許請求の範囲第１項記載のカセッテにおいて、
筐体を形成する二つの対面する側壁部に夫々互いに反対
方向へと拡開する第１の蓋部材と第２の蓋部材とを軸着
し、画像記録担体を筐体内部に収納している時に前記第
１蓋部材と第２蓋部材とはその一部を摺接密着させて遮
光状態を維持するように構成すると共に、前記筐体をカ
セッテ挿入口に装填した際、前記第１蓋部材と第２蓋部
材の摺接部位に楔体を当接して両蓋部材を強制的に離間
させ、画像記録担体を筐体外へ導出してなる画像記録担
体用カセッテ。
（６）特許請求の範囲第５項記載のカセッテにおいて、
第１蓋部材と第２蓋部材の互いに摺接する面部に板状の
磁石を装着し、この磁石により筐体開口部を閉塞してな
る画像記録担体用カセッテ。