JPS6292702A - 交流電気車の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は電気車の制御装置に係り、特に、交流電気率に
おいて添加励磁制御を行う場合の励磁電源装置の制御方
式の改良に関する。

〔発明の背景〕

例えば、「鉄道ファンＪ　１９８４年９月号第５０頁〜
第５１頁に開示されているように、新しい電気車の制御
方式として、界磁添加励磁制御方式と呼ばれるものがあ
る。

すなわち、車上の補助電源である電動発電機（ＭＧと略
称される）などを電源とし、サイリスク位相制御により
、主電動機の界磁を連続的に変化させるものである。

ところで従来の界磁添加励磁方式は、直流車両を対象す
るものであった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、交流電源において添加励磁制御を行う
場合に、高安定性を得る制御装置を提供することにある
。

〔発明の概要〕

本発明の特徴とすることころ、励磁電源を、交流電源の
周波数に等しく制御することにより、ビードの発生を防
ぐようにした。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。

架Ａｌｌからパンタグラフ２によって集電された交流は
、変圧器３の２次側に起電力を誘起する。

この起電力を整流器４の通流率を変化することによって
、平滑リアクトル１２．電機子５．界磁６゜励磁用の整
流器７．接触器８．及びリアクトル９から成る主回路に
印加される電圧を制御する。

ＭＯ制御装ｇｉｏ及び励磁用電源装置１１は、添加励磁
用整流回路７の交流電源を構成する０例えば、特許第９
０２，２５９号のブラシレス（サイリスタ）ＭＯあるい
は静止形インバータなどが用いられる。

添加励磁制御は、接触器８を閉じ、整流器７の通流率を
変化することによって、界磁６及び電機子５に流れる電
流を制御する。この時、整流器４と整流器７の出力に含
まれるリップルの周波数が異なっていると、主回路電流
がビード現象を起すことがある。そこで、変圧器３の出
力電圧とサイリスタＭＧＩＩの出力電圧を検出し、この
２つが同期するようにＭＧ制御装置１０によって制御す
る。

このようにすれば、主変圧器３から、主整流回路４を通
して主電動機の界磁６へ供給される電圧と、励磁用電源
装置１１から添加励磁制御用整流回路７を通して界磁６
へ供給される電圧とが同期することになるので、ビード
現象が生ずる惧れはなく、安定した制御が可能となる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、交流電気車において、安定した界磁添
加励磁制御装置を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による交流電気車制御装置の主回路構成
および簡略な制御ブロック図である。 ３・・・変圧器、４，７・・・整流器、１０・・・ＭＯ
制御装置、１１・・・サイリスタＭＯ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、交流電車線に１次側を接続された変圧器と、その２
   次側に接続された整流回路と、この整流回路の直流側に
   直列接続された直流電動機の電機子と界磁とリアクトル
   および添付励磁用整流回路と、この励磁用整流回路の交
   流側に接続された補助交流電源装置とを備えたものにお
   いて、上記交流電車線の電圧に同期して上記補助交流電
   源装置を制御する手段を設けたことを特徴とする交流電
   気車の制御装置。 ２、上記交流電車線の電圧と上記補助交流電源装置の出
   力電圧とが同期するようにした第１項記載の交流電気車
   の制御装置。