JPS6292321A - パタ−ン化したx線不透明層を支持するポリイミドを使用したマスク - Google Patents

パタ−ン化したx線不透明層を支持するポリイミドを使用したマスク

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JPS6292321A
JPS6292321A JP61190728A JP19072886A JPS6292321A JP S6292321 A JPS6292321 A JP S6292321A JP 61190728 A JP61190728 A JP 61190728A JP 19072886 A JP19072886 A JP 19072886A JP S6292321 A JPS6292321 A JP S6292321A
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cavity
mask
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polyimide
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JP61190728A
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アレキサンダー アール.シムクナス
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MAIKURONIKUSU CORP
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MAIKURONIKUSU CORP
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/22Masks or mask blanks for imaging by radiation of 100nm or shorter wavelength, e.g. X-ray masks, extreme ultraviolet [EUV] masks; Preparation thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/04Coating on selected surface areas, e.g. using masks
    • C23C16/042Coating on selected surface areas, e.g. using masks using masks

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はX線ホトリソグラフィに使用するマスク及びこ
の様なマスクを製造する方法に関するものである。本発
明は、又、アライメント即ち整合装置を育て上げる場合
に使用するマスクに関するものである。
集積回路を製造する為のホトリソグラフィプロセスにお
いてX線を使用することは従来公知である。この様なプ
ロセスにおいて、選択的にX線を阻止するマスクが使用
される。この様なマスクの1例は第1図に示したマスク
7である。マスク7は、シリコンリング2上に形成され
ており、典型的には窒化ボロンからなるX線透明膜1を
有している。シリコンリング2は窒化ボロンのリングを
介して、マスク7に対しての支持構成体として機能する
パイレックスリング3へ接着されている。
ポリイミド層4が窒化ボロン膜1上に形成されており、
膜1に対しての向上した機械的な支持を与えている。パ
ターン化した金層6(これはX線不透明)及び同様にパ
ターン化したタンタル層5(これは金とポリイミドの両
方に接着する)がポリイミド層4上に形成されている。
金層6は、集積回路を製造する為のホトリソグラフィプ
ロセスの期間中に選択的にX線を阻止する。典型的な従
来のマスクにおいては、窒化ボロン膜1は3ミクロンと
5ミクロンとの間の厚さであり、且つポリイミド層4は
約2ミクロンの厚さである。
第1図のマスク7はX線ホトリソグラフィプロセスにお
いて良好に機能するが、それは容易に損傷される。従っ
て、向上した機械的強度を持ったマスクを提供すること
が望ましい。この様なマスクは、最初にアライメント装
置を育て上げる時に有用である。尚、本明細書において
、「アライメント装置の育て上げ」とは、アライメント
装置を初めてターンオンさせること、即ち製造業者から
アライメント装置を受は取った後に初めて動作させるこ
とを意味している。従来公知の如く、アライメント装置
は、半導体装置の製造中に、マスクを介して1組のウェ
ハ上のホトレジストを選択的に露光する為に使用される
。該紙白の各ウェハは、マスクとウェハとを整合するこ
とが所望される時にマスクに関して移動する維持チャッ
ク上に位置される。アライメント装置を最初に育て上げ
る場合に、アライメント装置に対して微細な機械的調節
がなされる前に、ウェハがマスクと衝突し損傷を受ける
可能性がある。
本発明は、以上の点に鑑みなされたものであって、上述
した如き従来技術の欠点を解消し、機械的な強度を向上
させたマスク及びその製造方法を提供することを目的と
する。本発明に基づく方法は、向上した強度を持った新
規なマスクを製造する為に使用される。該マスクは、典
型的に、アライメント装置の育て上げの時に使用される
。アライメント装置に対して適宜の機械的調節を行った
後に、該マスクを、例えば上述した従来技術のマスク7
の如き従来のマスクと置換させる。次いで、そのアライ
メント装置を使用して集積回路を製造する。向上した強
度を持ったマスクを製造する本発明に基づくプロセス即
ち方法は、ウェハ(典型的にはシリコンウェハ)の両側
部をX線透明層(典型的には窒化ボロン)でコーティン
グするステップで開始される。次いで、窒化ボロンをコ
ーティングしたウェハの第1側部上にポリイミド層を形
成する。次いで、ウェハの両側部上にX線透明物質(典
型的には窒化ボロン)の第2層を形成する。以下に説明
する如く、該ポリイミド層は爾後に後に形成されるX線
不透明物質からなるパターン化した層に対しての主要な
支持体として機能し、且つ該第1及び第2窒化ボロン層
は爾後のシリコンエッチの間にポリイミドを保護する。
次いで、ウェハの第2側部を、パイレックスリング等の
支持構成体へ接着する。該第2窒化ボロン層の一部をパ
イレックスリングの内部を介して露出させる。該第2窒
化ボロン層の露出部分及びその下側に存在する第1窒化
ボロンの部分を除去し、その際に下側に存在するシリコ
ンの一部を露出させる。次いで、露出されたシリコンを
エツチング除去する。1実施例においては、シリコンを
酸又はKOHの何れかでエツチングする。重要なことで
あるが、ウェハの第1側部上の第1及び第2窒化ボロン
層の残存部分は、シリコンエッチの間、ポリイミド層を
保護する。
本方法におけるこの点において、後に形成されるべきマ
スクは、シリコンリングを有しており、その第1側部は
、第1窒化ボロン層、ポリイミド層、第2窒化ボロン層
を具備するX線透明膜で被覆されている。シリコンリン
グは窒化ボロンリングを介してパイレックスリング支持
構成体へ接着されている。
次いで、パターン化したX線不透明層をX線透明膜上に
形成する。次いで、その結果得られる構成体を、ポリメ
チルメタクリレート(PMMA)等の物質からなる保護
層でコーティングする。重要なことであるが、ポリイミ
ド層は、第1及び第2窒化ボロン層よりも一層大きな引
張応力下にある。従って、ポリイミド層はその力の多く
を付与しく第2窒化ボロン層を介して)、それはX線不
透明層がマスクの他の部分と相対的に移動することを防
止する。従って、ポリイミド層はX線不透明層に対して
の「主要な支持体」として機能する。
対照的に、第1図の従来技術のマスク7においては、窒
化ボロン膜1はポリイミド層4よりも一層大きな引張応
力下にある。従って、窒化ボロン膜1はその力の多くを
(ポリイミド層4を介して)付与し、それは金層6及び
タンタル層5がマスク7のその他の部分と相対的に移動
することを防止する。従って、従来技術のマスク7にお
いて、窒化ボロン膜1は金層6及びタンタル層5に対し
ての主要な支持体である。
X線不透明層に対しての主要な支持体として使用される
ポリイミド層はより強く、従って従来技術の窒化ボロン
膜1よりも剪断を受ける可能性は低い。従って、本発明
に基づいて構成されるマスクは、アライメント装置の育
て上げの場合に特に有用である。アライメント装置に微
細な機械的調節を行った後に、該マスクを一層従来のx
iホトリソグラフィマスクで置換する。この理由は、ポ
リイミドは温度又は湿度の変化に応答して伸縮すること
が可能であり、従ってX線不透明層のパターンを歪める
ことがあるからである。(ポリイミド層は、X線不透明
層がパターン化される場合に伸縮することも可能である
。) 本発明の別の実施例に拠れば、第2窒化ボロン層を形成
する代りに、ウェハの第1側部をポリイミドでコーティ
ングした後に、ウェハの第2側部をパイレックスリング
へ接着させる。ウェハの第2側部上の第1窒化ボロン層
の一部をパイレックスリングの内部を介して露出させる
。窒化ボロン層の露出部分を除去し、下側に存在するシ
リコンの一部を露出させる。次いで、露出されたシリコ
ンを除去する。このことは、典型的には、酸又はKOH
エッチを使用して行う。機械的マスク用定着物を使用し
てポリイミドを保護する。
1実施例においては、機械的マスク用定着物は、凹状金
属カバーを有しており、それはポリイミド層を被覆する
為に後に形成されるべきマスク上ヘクランプされる。こ
の機械的マスク用定着物はパイレックスリングとの気密
性のシールを形成する。
空洞が機械的マスク用定着物とポリイミド層との間に形
成される。空洞内の空気圧力はエツチング溶液の圧力に
近似すべく制御され、従ってシリコンの露出部分が除去
されると、空洞空気圧力とエツチング溶液圧力との間の
差異は窒化ボロン層及びポリイミド層を破壊することは
ない。
以下、添付の図面を参考に、本発明の具体的実施の態様
に付いて詳細に説明する。
本発明の1実施例のプロセス即ち方法は、シリコンウェ
ハ100の両側を窒化ボロン層102でコーティングす
ることによって開始される(第2図)。ウェハ100は
典型的に125m+aの直径と625ミクロンの厚さと
、[100コ結晶配向を持っているが、その他の直径及
び厚さをとすることも可能である。ウェハ100は典型
的にはドープされていないか又は軽度にドープされてい
る。
窒化ボロン層102は典型的には0.5乃至1゜0ミク
ロンの厚さであり且つ約340℃の付着温度で低圧力化
学蒸着(LPGVD)によって付着される。以後、ウェ
ハ100という用語は、シリコンウェハとその上に形成
される全ての層のことを言及するものとして使用し、又
シリコン基板101という用語はウェハ100内のシリ
コンのみを言及するものとして使用する。
次いで、ウェハ100の1側部上にポリイミド層104
を形成する。このことは、典型的に、デユボン社から入
手可能なバイラリン(Pyralin)のモデル番号2
555の如きポリイミド前駆体の層をスピンオンさせ、
且つ該ポリイミド前駆体を硬化させることによって行わ
れる。該前駆体は、それを90℃で30分間ベークし、
温度を90℃から150℃へ上昇させ、それを150℃
で30分間ベークし、温度を150℃から380℃へ上
昇させ、それを380℃で約1時間ベークする順序に従
って硬化される。前述した如く、ポリイミド層104は
、後に付着されパターン形成される金の如きX線不透明
物質に対しての主要なX線透明支持膜として機能する。
ポリイミド層104は、典型的に、3ミクロンを越える
厚さを持っており、それが適宜の強度を持つことを確保
している。更に、ポリイミド層104は典型的に10ミ
クロン未満の厚さであってポリイミド104によるX線
吸収を最小としている。窒化ボロン層102は、以下に
説明する爾後のシリコンエツチングプロセスの間ポリイ
ミド層104を保護する。
重要なことであるが、ポリイミド層104は爾後に付着
されるX線不透明物質に対しての主要な支持体であるか
ら、層104が引張状態にあり、マスクの他の部分と相
対的に移動しないことが望ましい。上述した硬化プロセ
スの為に、ポリイミド層104は6 X 10Bdyn
as/cm2を越えた引張応力を持っており、それは窒
化ボロン層102内の引張応力よりも大きい。
本発明の1実施例においては、ポリイミド層104内の
応力をモニタすることが望ましい。このことは、ポリイ
ミド層104内の引張によって発生されるウェハ100
における湾曲を測定することによって行われる。特に、
ウェハ100をポリイミド層104でコーティングする
前に、ウェハ100を1組の支持体上に位置させ、従っ
てウェハ100を、本願出願人に譲渡されている198
5年7月23日に出願された「X線ホトリソグラフィに
使用されるマスクの製造方法(Process for
Making a Mask Used in X−R
ay Photolithography)」という名
称の米国特許出願第758,596号に記載されている
プローブの如き容量性プローブに近接させる。該容量性
プローブは、ウェハ100とプローブとの間の距離を表
す第1測定値を与える。次いで、ウェハ100を支持体
から取り除き、ポリイミド層104を形成する。次いで
、ウェハ100を再度支持体上に配置させ、従ってポリ
イミド104で被覆されていない側部が支持体上に載置
される。プローブはプローブとウェハ100との間の距
離を表す第2測定値を与える。第1距離と第2距離との
間の差異を使用して、玉揚した特許出願に記載した如く
、ポリイミド層104内の引張応力を計算する。測定し
た応力が6×1011dynes/cm2よりも小さい
場合には、ウェハ100を再度加熱し、それによりポリ
イミド層104内の応力が増加する。
第3図を参照すると、次いで、ウェハ100の両側を第
2窒化ボロン層106でコーティングする。第2窒化ボ
ロン層106は典型的に0.5乃至1.0ミクロンの厚
さであり且つ340℃の付着温度でLPGVDプロセス
によって付着される。
当業者等にとって理解される如く、ポリイミド層104
を380℃で硬化させる1つの理由は、第2窒化ボロン
層106の付着の間のアウトガツシング即ちガス放出を
防止する為である。(ガス放出はポリイミド層104か
らガスが逃げる現象のことである。) 次いで、ウェハ100をパイレックスリング108へ接
着させる。このことは、典型的には、エボキシテクノロ
ジインコーポレイテッドによって製造されているモデル
番号353NDの如きエポキシ接着剤を使用して行われ
る。パイレックスリング108は、シリコンの熱膨張係
数(2,6X10’/℃)に略マツチした熱膨張係数(
3,3X 10’/’C)を持っている。1実施例にお
いては、パイレックスリング108は、ニューヨーク州
のコーニングのコーニングガラス社によって製造されて
いる7740パイレツクスの如きタイプのものである。
パイレックスリング108は後に形成されるべきマスク
に対しての支持体として機能する。
次いで、ウェハ100の上側部上の窒化ボロン−21= 層102及び106の一部110を、500mTorr
及び200 wattsで84%CH4−16%02プ
ラズマを使用して、バーレルプラズマエッチングするこ
とによって除去し、従ってシリコン基板101の一部を
露出させる。ウェハ100の他側部上の窒化ボロンは、
コダック社から入手可能の表面保護樹脂タイプ番号65
0/MX936 (不図示)又はアルミニウムマスク用
定着物105(第7図)等の厚いホトレジストパックラ
ップによって保護されている。第7図はウェハ100の
上側上の窒化ボロン層102及び106を保護するアル
ミニウムマスク用定着物105を示している。マスク用
定着物105は、カバー1058を有しており、それは
ウェハ100の上部上の窒化ボロン層106及びクラン
プ用定着物105bをカバーしている。力/(105a
及びクランプ用定着物105bは、パイレックスリング
108上をクランプする。シリコーンゴムの0リング1
07bはクランプ用定着物105bへ固定されており、
パイレックスリング108と気密性のシールを形成して
いる。シリコーンゴム○リング107bがカバー105
aに固定されており、クランプ用定着物105bと気密
性シールを形成している。この様に、プラズマはウェハ
100の底部」二の窒化ボロン層102及び106をエ
ッチすることは許容されるが、ウェハ100の上部上の
窒化ボロン106と接触しそれをエッチすることは出来
ない。
第7図に示した如く、空洞109がウェハ100とカバ
ー105aとの間に形成されている。プラズマエツチン
グの前に、エツチング室内のガス圧力を減少させること
が必要である。カバー105a内の孔111は、空洞1
09からガスが逃避することを可能としており、従って
空洞109内の圧力はエツチング室内の圧力と等しい。
同様に、エツチングが完了しエツチング室内のガス圧力
が増加されると、孔111はガスが空洞109内に侵入
することを許容する。この様に、ウェハ100を損傷す
ることのある圧力差が回避される。重要なことであるが
、孔111は図示した如き曲がりくねった経路に続いて
おり、それはプラズマが空洞109内に侵入することを
防止する。
ウェハ100の底部上の窒化ボロン102及び106を
除去した後に、アルミニウムマスク用定着物105を除
去し、第4図に示した構成とする。
第5図を参照すると、窒化ボロンエッチの間に露出され
たシリコン基板101の一部を、後に形成されるべきマ
スクをKOH溶液中に浸漬させることによってエツチン
グ除去する。窒化ボロン層102及び106はKOHエ
ツチングプロセスの間ポリイミド層104を保護する。
次いで、そのマスクをKOH溶液から除去し且つ高温(
約780℃)の脱イオン化水でリンスする。
シリコン基板101の露出部分を除去した後に、残存す
る構成体をタンタル層122及び金層124でコーティ
ングする(第6図)。次いで、タンタル層122及び金
層124を、玉揚した米国特許出願第758,596号
に記載した態様でパターン化する。次いで、該マスクを
PMMA層125の如き保護層でコーティングする。
本発明の別の実施例によれば、ウェハ100上にポリイ
ミド層104を形成した後に、ウェハ1oOを、第8図
に示した如く、パイレックスリング108の如き支持構
成体へ接着させる。ウェハ100の1側部上の窒化ボロ
ン層102の一部を、例えば上述したバレルプラズマエ
ッチによって、除去する。ウェハ100の他側部上のポ
リイミド層104は、上述した表面保護樹脂又はアルミ
ニウムマスク用定着物105によって保護されている。
窒化ボロン層102の一部110の除去は、シリコン基
板101の一部を露出させる。次いで、基板101の露
出部分を、K OI−I又は弗化水素酸、硝酸、及び酢
酸の如き酸エッチャントの何れかを使用して除去する。
酸エッチャントを使用する場合、ポリイミド層104及
びパイレックスリング108はパラフィン114の如き
ワックスで保護する(第9図)。更に、ステンレススチ
ール又はAl2O,の何れかであるプレート112を第
9図に示した如くパラフィン層114上に位置させて、
ポリイミド層104をエツチングプロセスの間に機械的
損傷から保護する。
その後に、シリコン基板101の露出部分が除去される
迄、第9図の構成体を酸溶液中に浸漬させる。次いで、
酸溶液から後に形成すべきマスクを取り出す。プレート
112を除去し且つ、例えば、キシレン内においてワッ
クス114を溶解させる。その結果得られる構成を第1
0図に示しである。次いで、ポリイミド層104をタン
タル層122及び金層124でコーティングしく第11
図)且つタンタル及び金を上述した如くパターン形成す
る。
別の実施例においては、シリコン101の露出部分をK
OHで除去し、一方ポリイミド層104は第7図のマス
ク用定着物105に類似した金属(典型的にはステンレ
スチール)マスク用定着物116(第12図)を使用し
て保護する。金属マスク用定着物116は、凹状カバー
116a、及びパイレックスリング108上をクランプ
するクランプ用定着物116bを有している。カバー1
16aはポリイミド層104を完全にカバーする−邦一 が、クランプ用定着物116bは中央に画定した孔11
7を有しており、それを介してシリコン基板101が露
出される。シリコーンゴムOリング119aはクランプ
用定着物116bに固定されており、パイレックスリン
グ108と気密性のシールを形成しており、又0リング
119bはカバー116に固定されており、クランプ用
定着物116bと気密性シールを形成している。金属マ
スク用定着物116及び後に形成されるべきマスク12
0をKOH溶液121中に位置させる。第12図から理
解される如く、後に形成されるべきマスク120と金属
マスク用定着物116との間に空洞118が存在してい
る。この空洞が1気圧の空気で充填されている場合、シ
リコン基板101がエツチング除去されると、マスク1
20の1側部上のKOH121の圧力と空洞118内の
空気圧力によって圧力差が発生される。この空洞118
内の空気がどこにも逃げる場所が無い場合、空洞118
内の空気温度が上昇すると、その空気圧力も上昇する。
(このことは、KOH溶液121は典型的に95℃であ
るから発生する。)空気圧力の上昇は、窒化ボロン層1
02及びポリイミド層104を破壊させることがある。
この圧力差が窒化ボロン層102及びポリイミド層10
4を損傷することを防止する為に、本発明の1実施例に
よれば、定着物116内に孔123を設けて空洞118
から空気が逃げることを可能とさせる。別の実施例にお
いては、空洞118内の空気圧力を、孔123を介して
空洞118内へ又はそこから外部へ空気(又は別のガス
)をポンプ動作させることによって層102及び104
上のKOH溶液121の圧力をより正確にバランスさせ
る為に修正させる。この様な実施例においては、層10
2及び104に対してのKOH溶液121の圧力は既知
(例えば、層102及び104はKOH溶液121の表
面下に既知の深さである)であるから、空気を空洞11
8内へポンプ動作させてその圧力とマツチさせる。本発
明の別の実施例によれば、空洞118は不活性液体で充
填されており、該液体がマスク用定着物116が載置さ
れるKOH溶液121によって発生される圧力とカウン
ターバランスする。
本発明の別の実施例によれば、ポリイミド層104を保
護する為に窒化ボロン層102を使用する代りに、ジル
コニウム層を使用する。この実施例においては、シリコ
ン基板201の第1側部をジルコニウム層202でコー
ティングする(第13図)。ジルコニウム層202を基
板201上に1.500乃至2,000人の厚さにスパ
ッタさせる。ポリイミド層204(典型的には3乃至1
0ミクロンの厚さ)を、次いで、上述した如く、ジルコ
ニウム層202上に形成する。第14図を参照すると、
ウェハ100の両側を窒化ボロン層206でコーティン
グする。窒化ボロン層206は典型的に0.5乃至1.
0ミクロンの厚さである。次いで、ウェハ200の第2
側部をパイレックスリング208へ接着させる。
第14図を参照すると、窒化ボロン層206の一部20
6aを1例えば上述した如きバレルプラズマエツチング
プロセスによって、除去する。その後に、シリコン基板
201の一部201a (第15図)(窒化ボロン20
6の一部206aの除去によって露出されている)を、
後に形成されるべきマスク220をKOH溶液中に浸漬
させることによって除去し、第17図の構成体とさせる
重要なことであるが、ジルコニウム層202はポリイミ
ド層204をKOHエッチャントから保護する。
次いで、シリコン基板201の一部201aの除去によ
って露出されたジルコニウム層202の部分を、マスク
220を室温で1%の濃度を持ったHF溶液中に浸漬さ
せることによって除去する。
この為に、何隻付加的な保護層が必要ではない。
何故ならば、マスク220は、パイレックスリング20
8又はポリイミド層204を損傷するのには不充分な時
間の間浸漬されるからである。その結果得られる構成を
第17図に示しである。
上述した如く、タンタル層222及び金層224を窒化
ボロン層206上に付着させ、且つパターン形成させる
。(第18図)その結果得られる構成体は、アライメン
ト装置の育て上げ時に使用するのに向上した強度を持っ
たマスクである。
以上、本発明の具体的実施の態様に付いて詳細に説明し
たが、本発明はこれら具体例にのみ限定されるべきもの
では無く、本発明の技術的範囲を逸脱すること無しに種
々の変形が可能であることは勿論である。例えば、シリ
コン基板101を使用する代りに、ガラス基板を使用す
ることが可能である。(この様な実施例においては、弗
化水素酸等のエッチャントを使用してガラス基板をエッ
チする。)更に、機械的マスク用定着物105及び10
6を使用して他のタイプのマスクを使用することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマスクの断面を示した概略図、第2図乃
至第6図は本発明の1実施例に基づく製造方法の間のマ
スクの断面を示した各概略図、第7図は窒化ボロン層1
06の一部を保護するアルミニウムマスク用定着物10
5を示した概略図、第8図乃至第11図は本発明の別の
実施例に基づく製造方法の間のマスクの断面を示した各
概略図、第12図はKOHエツチングプロセスの間マス
クを保護する機械的マスク用定着物116を示した概略
図、第13図乃至第18図は本発明の別の実施例に基づ
く製造方法の間のマスクを示した各概略図、である。 (符号の説明) 100:ウェハ 101:シリコン基板 102:窒化ボロン層 104:ポリイミド層 106:第2窒化ボロン層 108:パイレックスリング 109:空洞 111:孔 122:タンタル層 124:金層 手続有音i正書(方式) 昭和61年11月10日 特許庁長官  黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示   昭和61年 特 許 願 第19
0728号3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 名称     マイクロニクス コーポレーション4、
代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、マスクを製造する方法において、第1物質のウェハ
    の第1側部及び第2側部をX線透明物質の第1層でコー
    ティングし、前記ウェハの前記第1側部をポリイミド層
    でコーティングし、前記ウェハの前記第1側部及び第2
    側部をX線透明物質の第2層でコーティングし、前記ウ
    ェハの前記第2側部上のX線透明物質の前記第1層及び
    第2層の一部を除去してその際に前記第1物質の一部を
    露出させ、前記第1物質の前記露出させた部分を除去す
    る、上記各ステップを有することを特徴とする方法。 2、特許請求の範囲第1項において、X線透明物質の前
    記第1層及び第2層は窒化ボロンであることを特徴とす
    る方法。 3、特許請求の範囲第1項において、前記第1物質はシ
    リコンであることを特徴とする方法。 4、特許請求の範囲第1項において、前記第1物質はガ
    ラスであることを特徴とする方法。 5、特許請求の範囲第1項において、前記ウェハの前記
    第1側部及び第2側部を前記第2層でコーティングする
    ステップの後に、前記ウェハを支持構成体へ接着させる
    ことを特徴とする方法。 6、特許請求の範囲第1項において、前記第2層上にX
    線不透明物質のパターン化した層を形成し、前記ポリイ
    ミドが前記パターン化した層に対しての機械的支持の殆
    どを与えていることを特徴とする方法。 7、特許請求の範囲第1項において、前記ポリイミド層
    は2ミクロンと10ミクロンの厚さの間であることを特
    徴とする方法。 8、特許請求の範囲第1項において、前記第1層及び第
    2層はその各々が0.5ミクロンと1.0ミクロンの厚
    さの間であることを特徴とする方法。 9、特許請求の範囲第1項において、前記除去のステッ
    プ中に、X線透明物質の前記第1層及び第2層は前記ポ
    リイミド層を保護することを特徴とする方法。 10、特許請求の範囲第9項において、前記除去のステ
    ップにおいて、前記ウェハをKOH溶液中に浸漬させる
    ことを特徴とする方法。 11、特許請求の範囲第9項において、前記除去のステ
    ップにおいて、前記ウェハを酸性溶液中に浸漬させるこ
    とを特徴とする方法。 12、マスクの製造方法において、第1物質の基板の第
    1側部を第1X線透明層でコーティングし、前記第1X
    線透明層をポリイミド層でコーティングし、前記ポリイ
    ミド層を第2X線透明層でコーティングし、前記基板の
    一部を除去し、前記第1及び第2X線透明層がエッチス
    トップとして機能して前記ポリイミド層を保護すること
    を特徴とする方法。 13、支持構成体、前記支持構成体上に形成されたポリ
    イミド膜を有しており、前記ポリイミド膜は3ミクロン
    と10ミクロンとの厚さの間であることを特徴とするマ
    スク。 14、支持構成体、第1及び第2X線透明層を具備する
    X線透明膜、前記第1X線透明層はポリイミド層であり
    前記X線透明膜は前記支持構成体上に形成されており、
    前記X線透明膜上に形成したX線不透明物質のパターン
    化した層、を有しており、前記ポリイミド層は前記パタ
    ーン化した層に対しての主要な支持体であることを特徴
    とするマスク。 15、ポリイミド層、前記ポリイミド層上に形成したX
    線不透明物質のパターン化した層、を有しており、前記
    ポリイミド層は前記X線不透明物質の前記パターン化し
    た層に対しての主要な支持体として機能することを特徴
    とするマスク。 16、マスクの製造方法において、第1物質のウェハの
    第1側部を第2物質の層でコーティングし、前記ウェハ
    の前記第1側部をポリイミド層でコーティングし、前記
    ウェハの前記第1側部をX線透明物質層でコーティング
    し、前記第1物質の一部を除去しその際に前記第2物質
    の一部を露出させ、前記第2物質の前記露出部分を除去
    する、上記各ステップを有することを特徴とする方法。 17、特許請求の範囲第16項において、前記第2物質
    はジルコニウムであることを特徴とする方法。 18、特許請求の範囲第16項において、前記第1物質
    がシリコンであることを特徴とする方法。 19、特許請求の範囲第16項において、前記第2物質
    は、前記第1物質の一部を除去するステップの間、前記
    ポリイミドを保護することを特徴とする方法。 20、基板をエッチングする方法において、第1側部及
    び第2側部を持った第1物質の基板を用意し、前記第1
    側部の少なくとも一部は第2物質の層で被覆されており
    、マスク用定着物を前記被覆した基板へ固定し、前記マ
    スク用定着物は前記層を保護し、空洞を前記層と前記マ
    スク用定着物との間に形成し、前記基板の前記第2側部
    の少なくとも一部は前記マスク用定着物によっては保護
    されておらず、前記マスク用定着物及び前記被覆した基
    板をエッチング流体中に位置させ、前記エッチング流体
    は前記保護していない部分をエッチングし、前記空洞内
    の圧力を制御して前記基板に対する該流体の圧力と該空
    洞内の圧力との間の差異を減少させる、上記各ステップ
    を有することを特徴とする方法。 21、特許請求の範囲第20項において、前記流体はエ
    ッチング溶液であり且つ前記空洞はガスで充填されてお
    り、前記制御するステップにおいて、前記空洞内のガス
    圧力を修正して前記基板に対しての該溶液の圧力と該空
    洞内のガス圧力との間の差異を減少させることを特徴と
    する方法。 22、特許請求の範囲第20項において、前記基板は支
    持構成体に固定されており、前記固定するステップにお
    いて、前記マスク用定着物を前記支持構成体へ固定する
    ことを特徴とする方法。 23、特許請求の範囲第20項において、前記基板は第
    3物質の層で被覆されており、前記第3物質の前記層は
    前記第2物質の前記層で被覆されており、前記第3物質
    の前記層は前記第2物質を保護することを特徴とする方
    法。 24、基板をエッチングする方法において、基板上に第
    1物質の層を形成し、前記基板をマスク用定着物へ固定
    し、前記マスク用定着物は前記層を被覆し、前記基板の
    少なくとも一部は前記マスク用定着物によって保護され
    ておらず、空洞が前記マスク用定着物と前記第2層との
    間に形成されており、前記空洞内に液体を供給し、前記
    コーティングした基板とマスク用定着物をエッチング溶
    液中に位置させ、前記空洞内の液体圧力は該エッチング
    溶液圧力をバランスさせる傾向となることを特徴とする
    方法。 25、第1物質の基板、前記基板の少なくとも一部を被
    覆する第2物質の層、前記基板へ固定したマスク用定着
    物、を有しており、前記マスク用定着物が前記層を保護
    し、空洞が前記定着物と前記層との間に形成されており
    、前記空洞内の圧力を制御する手段を有することを特徴
    とする構成体。 26、特許請求の範囲第25項において、前記空洞はガ
    スで充填されており、前記圧力を制御する手段が前記空
    洞内のガス圧力を修正することを特徴とする構成体。 27、特許請求の範囲第25項において、前記制御する
    手段が液体を前記空洞内に導入する手段を有しているこ
    とを特徴とする構成体。 28、特許請求の範囲第25項において、前記制御する
    手段が前記空洞からガスを逃避することを可能とさせる
    孔を有することを特徴とする構成体。 29、第1物質の層で被覆されている第1表面と第2物
    質の層で被覆されている第2表面とを持った膜、前記膜
    へ固定したマスク用定着物、前記マスク用定着物は前記
    第2物質を保護しており、空洞が前記マスク用定着物と
    前記第2物質との間に形成されており、前記空洞内の圧
    力を制御する手段を有することを特徴とする構成体。 30、第1物質の層で被覆された第1表面と第2物質の
    層で被覆された第2表面とを持った構成体を用意し、前
    記構成体へマスク用定着物を固定して前記マスク用定着
    物が前記第2物質の前記層を被覆すると共に保護し、空
    洞が前記第2物質の前記層と前記マスク用定着物との間
    に形成されており、前記第1物質の前記層をエッチング
    し、前記空洞からのガスを前記空洞から去ることを可能
    としてその際に前記空洞内のガス圧力を制御することを
    特徴とする方法。 31、特許請求の範囲第1項において、前記エッチング
    のステップがプラズマエッチングプロセスを有すること
    を特徴とする方法。 32、特許請求の範囲第30項において、前記マスク用
    定着物は曲がりくねった経路に続く孔を持っており、前
    記孔は前記空洞内にプラズマが侵入することを許容する
    こと無しに前記空洞からのガスが前記空洞を去ることを
    可能とすることを特徴とする方法。
JP61190728A 1985-08-16 1986-08-15 パタ−ン化したx線不透明層を支持するポリイミドを使用したマスク Pending JPS6292321A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/766,748 US4671850A (en) 1985-08-16 1985-08-16 Mask using polyimide to support a patterned x-ray opaque layer
US766748 1985-08-16

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JPS6292321A true JPS6292321A (ja) 1987-04-27

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JP61190728A Pending JPS6292321A (ja) 1985-08-16 1986-08-15 パタ−ン化したx線不透明層を支持するポリイミドを使用したマスク

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