JPS629217A - 磁気式回転検出器 - Google Patents

磁気式回転検出器

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JPS629217A
JPS629217A JP14837685A JP14837685A JPS629217A JP S629217 A JPS629217 A JP S629217A JP 14837685 A JP14837685 A JP 14837685A JP 14837685 A JP14837685 A JP 14837685A JP S629217 A JPS629217 A JP S629217A
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JP
Japan
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rotation detector
width
magnetic rotation
permanent magnet
drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP14837685A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroya Suzuki
鈴木 弘也
Makio Sei
清 牧雄
Yukimasa Moronowaki
幸昌 諸野脇
Nobuyuki Yamada
信幸 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Publication of JPS629217A publication Critical patent/JPS629217A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野〕 本発明は、磁気式回転検出器の改良に関するもので−あ
る。磁気式回転検出器は、回転軸に多極着磁した永久磁
石ドラムあるいはディスクを  ゛取り付け、表面の着
磁パターンを、近接して設けた磁気に感応する素子で検
出して回転状態を知るものである。
〔従来の技術〕
このような磁気式回転検出器としては、たとえば「磁気
抵抗効果素子(以下MRセンサという)を月いた磁気検
出器」 (昭和56年度電気通信学会総合全国大会。予
稿161)がある。
この磁気検出器は、永久磁石の磁化ピッチをpとすると
さ、MRセンサの各ストライプを1/4pずつ離して配
置し、各ストライプをブリッジ後続することによりA相
、B相に対応するインクリメント信号出力を得るもので
ある。
ブリツノの端子部には疑似正弦波信号が現われ、これを
増幅、波形整形して、所要の矩形波信号を得るのが一般
である。
磁気式回転検出器の中には、出力信号として矩形波出力
を必要とするのではなく、正弦波に極力近い出力を必要
とするものがある。このような場合には1米技術による
検出器では十分対応することができなかった。すなわち
、正弦波信号のピーク値がセンサと永久磁石の間隔(以
下スペーシングという)の影響を大きく受けるようにな
り、回転時にドラムの偏心などによってスペーシングが
変動すると、これがそのまま出力電圧の変動となって表
われる欠点があった。
以下、この原因について説明する。
第6図はもっとも基本的な検出器の構成を示す要部斜視
図であり、2は天方向に回転する永久磁石ドラム、21
〜23はピッチpで着磁された着磁パターンである。ま
た11〜14はピッチp / 2で配置されたMRセン
サストライブである。
いま、センサストライプ11のみについて着目する。着
磁パターン (たとえば21)がストライプ11の直下
にあるときは、その磁束は着磁パターン21を横切るこ
とはないからストライプ11の抵抗値は無磁界のときの
値(この値をRとする)のままであるが、永久磁石ドラ
ム2が回転して着磁パターン21がストライプ11の直
下からずれるに従ってストライプ11は、2つの着磁パ
ターン(たとえば21お上り22)の間にある磁束の影
響を受けるようになり、そ・の抵抗値は低下する。つい
で次の着磁パターン(、たとえば22)がストライプ°
11の直下に近付くに従い、ストライプ11は再び磁束
の影響を受けないようになり、抵抗値はもとの値R*で
増加する。
第7図はこの状況を示す、ドラムの回転(移動)に伴な
ってス)ライブの抵抗値は周期的に変化する。
第7図において実線Aで示した白線は、設定スペーシン
グが比較的小さい場合であって、着磁パターンがセンサ
ストライプから少しずれると、ストライプには十分な磁
束が横切るようになるため抵抗値は急速に下がり、以後
は磁束がさらに増しても磁気抵抗効果が飽和するために
抵抗値はほとんど下がらず、はぼ飽和値Rs達する。こ
のような場合の抵抗変化は実線Aのごとく、急峻なピー
クがピッチpで現われるような形態となる。
つぎに点線Bで示した曲線について説明する。
この曲線は、設定スペーシングが大きい場合であって、
着磁パターンからの磁束がセンサストライプに十分達し
なくなるため、ストライプの抵抗値はその飽和値Rsま
では下がらなくなる。
なお、こあような領域ではドラム回転中スペーシングが
変動すると、その変動が抵抗値の変化の波形1こそのま
ま影響する。たとえばスペーシングが僅かに減少すると
、抵抗値の変化波形は図中の一点鎖線Cのごとくなる。
センサストライプの抵抗値が第7図のごとく変化したと
き、第6図に示したプリツノ回路における出力電圧がい
かに変化するかを示したのがMS8図である。
第8図において3本の出力電圧曲#!A1、B1、C1
はそれぞれ第7図の曲線A、BSCの条件に対応してい
る。第7図、第8図を比較すれば明らかなように、ドラ
ムの回1i!(移動)に対するストライプの抵抗値の変
化とプリツノ回路の出力電圧の変化は、ピークがピッチ
pごとに現われる点で類似形状の曲線である。
第7図、第8図の曲線が前記の点で類似形状となること
は、つぎのように説明できる。第6図におけるストライ
プ11〜14の抵抗値は、それぞれ外部磁束のないとき
R1外部磁界が十分強いとき最小値(飽和値)Rsとな
る。
この抵抗値の減少率(R−Rs)/Rは通常2〜4%程
度の小さい値である。また、ある瞬間をとってみれば、
着磁パターンに対する相対位置が同じであることから、
ストライプ11と13の抵抗値は等しく、またストライ
プ12と14の抵抗値は等しい。したがって、ある瞬間
におけるストライプ11と13の抵抗値R1を(1−α
)R1ストライプ12と14の抵抗値R2を(1−β)
Rと表わすことができる (atβは抵抗減少率である
。そしてその最大値は0゜02〜0.04の小さい値で
あり、ドラムの回転によりたえず周期的変化をしている
)。
この条件から、このときのブリツノ回路の出力電圧を計
算すると、第6図において R((1−(1)+(1−β)) したがって、端子Pに対する端子Qの電位、すなわち、
ブリツノ回路の出力電圧Δ■は、R((1−α)+(1
−β)) a、βは小さいので2次以上の項を省略して計算すると すなわち、ブリツノ回路の出力電圧の波形は、ストライ
プ11.13および12.14の抵抗変化波形を逆方向
に重畳したものであることがわかる。
また、WS2図から、設定スペーシングを大きくすると
、出力電圧波形は曲線C1のように正弦波に近いものと
なるが、出力電圧は小さく、かつスペーシングの変動の
影響を受けやすくなること、また設定スペーシングを小
さくすると出力電圧は大きく、かつスペーシング変動に
よって影響を受けにくいが、波形は先端の尖った正弦波
から遠いものとなることがわかる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、スペーシングの変動に影響されることが少な
くて正弦波に近い出力電圧信号を安定して取り出し、回
転状態を正確に検知することができる磁気式回転検出器
を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的達成のためには、センサストライプを横切る磁
束が最大時はセンサストライプの抵抗値の減少を飽和さ
せるに十分であるほど大きく、最小時はほとん零であり
、またその中間時にはセンサストライプの抵抗値を部分
的に飽和させてゆ(ようにすることが必要である。
本発明は、直線状のセンサストライプを用いるとともに
、各着磁パターンの巾をそれぞれセンサストライプの長
手方向に対して一方から他方に向かって狭めたことを特
徴とするものである。    ゛ 〔実施例〕 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図は永久磁石ドラムの円筒外周面にN。
S極を交互に多極着磁した着磁パターンの展開図の一部
を示すものであり、(n)は本発明による着磁パターン
の一例を、(b)は従来の着磁パターンをそれぞれ示す
ものである。
いずれの場合も巾H=4m−のディスク状の7工ライト
磁石または金属ドラムの円筒外周面に磁性体を塗布した
永久磁石ドラム2の円筒外周面に、−ピッチp=0.8
msで着磁したものである。
そして、本発明による各着磁パターンの巾は(a)のよ
うに一方(巾誓=0.5mm)から他方(巾t=0.2
mm)に向かって直線的に狭められている。しかし従来
のものは(b)のように同じ巾−=0.5m+論になっ
ている。
上記のように着磁した永久磁石ドラムに対しで、スペー
シングを0.5鋤■としてストライプ長2 、811I
m、中30μlのパーマロイセンサ(図示せず)を岨み
合わせ、tJS6図のものと同様に構成して出力電圧の
波形を観察した。
第5図はこの結果を示すものであり、本発明によるもの
は曲線りまたはEのように正弦波に近い波形が安定して
現われるが、従来のものは急峻なピークがピッチpごと
に現われる等その波形は不安定であった。
第2図、第3図、第4図は本発明の他の実施例における
着磁パターンをそれぞれ示すもので、着磁パターンの巾
を第2図は階段的に狭めたものであり、第3図は曲線的
に狭めたものであり、また第4図は狭める方向を交互に
反対向きとしたもの(各着磁パターンの巾は直線的に狭
まっている)である。
しかして、いずれの場合も前記第1図(a)の場合と同
様に、正弦波に近い波形の出力電圧が安定して得られる
ものである。
〔発明の効果〕
上述のように本発明は、各着磁パターンの巾を一方から
他方に向かって狭めたことにより、スペーシングの変動
に影響されることが少なく正弦波に近い出力電圧信号を
安定して取り出し、回転状態を正確に検知することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における着磁パターンの一例
を示す一部屋開図、MS2図、第3図、第4図は本発明
の他の実施例における着磁パターンの例をそれぞれ示す
一部Jt間図、fi5図は本発明の一実施例におけるブ
リッジ回路の出力電圧とドラムの移動量との関係を示す
図、第6図は磁気式回転検出器の基本構成を示す要部斜
視図、MS7図は1本のセンサストライプの抵抗値とド
ラムの移動量との関係を示す図、第8図は4本のセンサ
ストライプで構成されたプリツノ回路の出力電圧とドラ
ムの移動量との関係を示1す図である。 2 :永久磁石ドラム、11 、−12  、13  
。 14 :センサストラ身プ、  31  = 32  
m33  、34  :着磁パターン 代理人 弁理士  本  間     崇第 l 図 第2図  算3図   第4図 第5 回

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒外周面に多極着磁が施され、回転軸に装着さ
    れて該回転軸と同期して回転する永久磁石ドラムと、該
    永久磁石ドラムの円筒外周面に近接して設けられた磁気
    抵抗効果素子を備えた磁気式回転検出器において、前記
    磁気抵抗効果素子を直線ストライプ形状とし、前記多極
    着磁により永久磁石ドラムの円筒外周面に交互に表われ
    るN極およびS極の各着磁パターンの巾を、それぞれ前
    記磁気抵抗効果素子の長手方向に対して一方から他方に
    向かって狭めたことを特徴とする磁気式回転検出器。
  2. (2)着磁パターンの巾を、一方から他方に向かって直
    線的に狭めたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の磁気式回転検出器。
  3. (3)着磁パターンの巾を、一方から他方に向かって段
    階的に狭めたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の磁気式回転検出器。
  4. (4)着磁パターンの巾を、一方から他方に向かつて曲
    線的または直線と曲線とよりなる線により狭めたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気式回転検出
    器。
  5. (5)着磁パターンの巾を、狭める向きを交互に反対向
    きとしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第4
    項のいずれかに記載の磁気式回転検出器。
JP14837685A 1985-07-08 1985-07-08 磁気式回転検出器 Pending JPS629217A (ja)

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JP14837685A JPS629217A (ja) 1985-07-08 1985-07-08 磁気式回転検出器

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JPS629217A true JPS629217A (ja) 1987-01-17

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JP14837685A Pending JPS629217A (ja) 1985-07-08 1985-07-08 磁気式回転検出器

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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