JPS6291706A - 湿分分離再熱器 - Google Patents

湿分分離再熱器

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JPS6291706A
JPS6291706A JP22934185A JP22934185A JPS6291706A JP S6291706 A JPS6291706 A JP S6291706A JP 22934185 A JP22934185 A JP 22934185A JP 22934185 A JP22934185 A JP 22934185A JP S6291706 A JPS6291706 A JP S6291706A
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JP
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steam
temperature
reheater
pressure
cycle
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JP22934185A
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尾関 敏明
政志 中本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、蒸気タービンプラントにおける湿分分離再熱
器に係り、特にサイクル蒸気温度と加熱蒸気との温度差
によって生ずる管内加熱蒸気凝縮ドレンの適冷n1や、
再熱されたサイクル蒸気の温度上界によって過大な熱応
力の発生を低減し得るようにした湿分分離再熱器に関す
る。
〔発明の技術的背銀とその問題点〕
一般に、沸騰水型或は加圧水型の軽水炉を用いた原子力
発電プラント等においては、高圧タービンに導かれる主
蒸気が飽和蒸気であるため、高圧タービン内で仕事をし
て低温低圧となった高圧タービン排気蒸気(以下サイク
ル蒸気という)は、定格負荷条件において14ata、
196℃、湿り度12〜13%の湿り蒸気となる。した
がって、この湿り蒸気を低圧タービンにそのまま導入す
ると、低圧蒸気タービンの内部効率の低下や羽根車の浸
食による不具合の原因となるばかりでなく、プラントの
熱効率の低下を来す等の問題がある。
そこで、高圧蒸気タービンと低圧蒸気タービンの間に湿
分分離加熱器を設け、サイクル蒸気中の湿分を除去する
と同時に加熱し、低圧蒸気タービンの内部効率の向上、
羽根車浸食の低減およびプラント効率の向上、を図るこ
とが行なわれており、上記湿分分離加熱器としては特開
昭53−1889号公報記載のようなものが知られてい
る。
第6図は、上述の如き湿分分離加熱器を設けた蒸気ター
ビンプラントの概略系統図であって、高圧蒸気タービン
1には、図示しない原子炉または蒸気発生源から約65
〜58ataの飽和蒸気が主蒸気管2を介して供給され
、そこで仕事を行なう。
上記高圧蒸気タービン1で仕事を終えた蒸気は、定格に
おいて約14ata 、196℃、湿り度12〜13%
の蒸気となって、導管3を経て湿分分離加熱器4に導か
れる。
湿分分離加熱器4は、普通水平円筒形状の外観を有し、
内部に湿分分離器5および再熱器6,7が収容された熱
交換器であり、サイクル蒸気の加熱を1段の再熱器で行
なう1段再熱方式と2段の再熱器で行なう2段再熱方式
とがある。
しかして、上記高圧タービン1から排出されたり〜イク
ル蒸気は、湿分分離加熱器4の下部に設けられた流入口
8から湿分分離加熱器4内に流入し、波状の板を多数並
設した湿分分離器5を通過する際に、その蒸気内に含ん
でいる湿分の内の大部分が除去され、湿り度が約1%の
蒸気となる。そして、この湿分分離器5で分離された湿
分はドレン排出管9を経て図示しない給水加熱器へ送ら
れて熱回収に利用される。
一方、湿分が約1%となった!サイクル蒸気は、第1段
の再熱器6および第2段の再熱器7の各管束の管外側を
順次その管束に直交する方向に流れ、その間管内を流れ
る高温の加熱蒸気と熱交換することにより加熱され、定
格負荷条件において約70℃過熱した蒸気となって本体
胴の上部に設けられたザイクル蒸気流出口10より流出
し、導管11を経て低圧タービン12に供給される。
上記第1段および第2段の再熱器6,7は、ともに多数
のU字状伝熱管によって構成されており、第1段の再熱
器6の加熱蒸気ヘッダ13には高圧タービン1からの抽
気蒸気が導管14を経て供給され、第2段の再熱器7の
加熱蒸気ヘッダ15には主蒸気の一部が導管16を介し
て供給される。
ところが、上記再熱器6,7は、第7図に示すように、
適当な間隔をもって配設された支え板20によって支持
された多数のU字状伝熱管21をイjし、そのU字状伝
熱管21の両端部が加熱蒸気ヘッダ22の管板23に固
着されている。すなわち、上記U字状伝熱管21の一端
部は加熱蒸気ヘッダ22内に区劃形成された加熱蒸気入
口ヘッダ22aに開口せしめられ、他端部は加熱蒸気出
口ヘッダ22bに接続されている。
したがって、高圧タービンからの抽気蒸気或は主蒸気か
らなる加熱蒸気は、加熱蒸気入口ヘッダ22aに流入し
、U字状伝熱管21内を流れ、その間管外を下から上へ
その伝熱管に直交する方向に流れる低温、低圧のサイク
ル蒸気と熱交換して徐々に凝縮し、その後加熱蒸気出口
ヘッダ22bに流入し、さらにドレン排出管24から排
出される。
ところが、上述の如き湿分分離再熱器を運転する場合、
特に起動時のように低負荷時、サイクル蒸気および第1
段の再熱器6の加熱蒸気の圧力並びに温度は負荷ととも
に変化し、低負荷時は各々低温低圧の蒸気となり、負荷
の上昇ととbに高温、高圧の蒸気に変化する。一方、第
2段の再熱器7の加熱蒸気は高圧蒸気タービン1の主蒸
気と同様常に高温、高圧の蒸気であるため、部分負荷時
のサイクル蒸気温度と第2段の再熱器7の加熱蒸気温度
との温度差は、負荷が小さい場合程大きなものとなる。
すなわち、第8図において曲線Aで示ずJ:うに、サイ
クル蒸気は蒸気タービンに約5%に相当する初負荷をと
った時点では約110℃前後の温度であるが、この温度
はタービン負荷の上界とともに上昇し、定格においては
約196°Cとなる。一方、第1段の再熱器6の加熱蒸
気温度は、同図で曲線Bに示すように、約150℃より
240℃まで上昇づる。したがって、サイクル蒸気と第
1段の再熱器の加熱蒸気の温度差は、常に40℃〜50
℃の範囲を越えることはない。このとき、第1段の再熱
器6の管束出口にお【プるサイクル蒸気温度は図中Δ′
で示すように第1段の再熱器6の加熱蒸気温度Bよりわ
ずかに低い温度となる。
また、第2段の再熱器7の加熱蒸気温度は同図線Cで示
すように約283℃で一定となるため、定格時には第2
段再熱器7の加熱蒸気温度とサイクル蒸気入口温度との
温度差は約100℃前後であるが、部分負荷時、低負荷
運転時程その差が大きくなり、初負荷時は約180℃に
達する。このとぎ1ノイクル蒸気の第2段再熱器7の管
束出口温度は同図の線A //で示すようになる。
ところで、通常湿分分離再熱器4においてサイクル蒸気
の流入口8および本体胴の大部分はサイクル蒸気入口蒸
気温度となっているため、サイクル蒸気流出口10部と
の間に上述のように非常に大きな温度差が生ずることか
ら、局部的に過大な熱応力が生ずることになり、構造上
の欠陥を生ずる恐れがある。
このため、従来は部分負荷特に50%負荷よりも低い負
荷にて運転する用台、第6図に示すように、第2段の再
熱器7に接続された加熱蒸気用の導管16の途中に互い
に並列に接続された合間が異なる圧力調節弁17a、1
7bを設け、これを作動させて加熱蒸気を減圧し、第2
段の再熱器7の加熱蒸気の飽和温度を下げることによっ
て、サイクル蒸気の温度上背を制御している。
ずなわら、上記圧力調節弁17a、17bの下流側の圧
力を検出する圧力検出V925、導管3内のリーイクル
蒸気温度を検出する温度センサー26、および再熱蒸気
低圧タービン12に送給する導管11内のサイクル蒸気
温度を検出するための温度はンリー27をそれぞれ設け
、各検出器およびセンサーからの信qが演算制御装置2
8に入力せしめられている。
上記演算制御装置28は、さらに図示しないタービン負
荷信号によってサイクル蒸気の出口温度、または流入口
、流出口における温度差の設定値を算出し、この設定値
と前記温度センサーにより検出されたサイクル蒸気温度
、または温度差との比較を行ない、設定値を超える場合
には圧力調節弁17a、17bを絞り、サイクル蒸気の
流入口、流出口部間の温度差が許容される温度差となる
ように制御される。逆にサイクル蒸気温度が設定値より
低い場合には、圧力調節弁17a、17bを間けること
により第2の再熱器7の加熱蒸気圧力を上げて、作動す
る加熱蒸気温度を上界せしめ、サイクル蒸気温度が上界
せしめられる。この場合、圧力調節弁17a、17bは
、負荷の小さい領域においては容土の小さい圧力調節弁
17bが作動され、負荷がおおきくなるにつれて容量の
大きな圧力調節弁17aが作動するように制御される。
どころか、上述の如き装置においては、湿分分離再熱器
本体の熱応力に関しては許容値内に収める運転は可能で
あるが、再熱器に関しては、加熱蒸気の凝縮ドレンの過
冷却とそれに付随して発生する不安定流動が生ずる等の
問題がある。
ジなわら、上記再熱器にJ3いては、サイクル蒸気が矢
印で示すようにU字状伝熱M21の管外側を下方より直
交流となって上昇するため、管束の最外周に位置するU
字状伝熱管は下部において最も低温のIサイクル蒸気と
の熱交換となり、上部においては最も高温のサイクル蒸
気との熱交換となる。したがって、管内において凝縮し
た加熱蒸気ドレンは、場合によっては下部において低温
のサイクル蒸気により冷却され管内圧力の飽和温度以下
となって過冷却ドレンが生じる。またざらに、全てのU
字状伝熱管が入口部に33いては加熱蒸気入口ヘッダ2
2aに、また他端の出口部においては加熱蒸気出口ヘッ
ダ22bに連通していて、一定の差圧が保持されている
にもかかわらず、個々の伝熱管の伝熱性能の差異により
生ずる微少な管内二相流動の圧力損失の違いによって管
内流体の不安定流動が生じる。そして、上記流動の不安
定と過冷却によって加熱蒸気出口ヘッダ22bにおける
U字状伝熱管と管板のシール溶接部に、熱疲労による欠
陥が生じる恐れがある等の問題がある。
〔発明の目的〕
本発明はこのような点に鑑み、湿分分離再熱器の全ての
運転状態において、再熱器U字状伝熱管内の凝縮ドレン
の過大な過冷却およびそれに伴って生ずる凝縮ドレンの
不安定流動を防止し得るようにした湿分分離再熱器を得
ることを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、高圧蒸気タービンと低圧蒸気タービンとの間
に配設され、第1段再熱器と第2段再熱器とを有する湿
分分離再熱器において、両頁熱器にお(プる加熱蒸気出
口ヘッダに、それぞれオリフィスとそのオリフィスの二
次側に仕切弁を設けた複数の管路を互いに並列に設けた
ベント蒸気排出管を接続するとともに、個々の再熱器の
加熱蒸気圧力から計算される加熱蒸気温度と、個々の再
熱器の管束入口におけるサイクル蒸気入口温度との温度
差によって、上記ベント蒸気排出管の仕切弁を間開制御
する演算制御装置を設けたことを特徴とづるものである
〔発明の実施例〕
以下、第1図乃至第5図を参照して本発明の実施例につ
いて説明する。なお、第1図中第6図と同一部分には同
一符号を付しその詳細な説明【ユ省略する。
第1図において、第1段再熱器6の加熱蒸気出口ヘッダ
22bには、オリフィス30a、30b。
30cとそのAリフイス30a、30b、30cの二次
側にそれぞれ仕切弁31a、31b、31Cを配設した
複数の管路を互いに並列に接続したベント蒸気排出管3
2の一端が連設されており、その他端が図示しない復水
器や給水加熱器等の低圧セクションに連通さばである。
同様に、第2段再熱器7の加熱蒸気出口ヘッダ22bに
も、オリフィス33a、33b、33cと仕切弁34a
34b、34cを有する複数の管路を互いに並列に接続
したベント蒸気排出管35が接続されている。また、第
2段再熱器7の管束入口部には第2段再熱器管束入ロサ
イクル蒸気温度計測センリ36が設けられ、さらに導管
14には第1段再熱器加熱蒸気圧力検出器37が設けら
れており、そのセンサおよび検出器からの検出信号が演
算制御装置28に入力されている。
ところで、一般に管内蒸気凝縮ドレンの過冷却は加熱蒸
気温度とサイクル蒸気の入口温度との温度差に比例し、
出口ヘッダから抽出するベント蒸気量に反比例する。す
なわち、第2図に示すように、加熱蒸気温度とサイクル
蒸気の管束入口温度差が大きくなっても、ベント蒸気流
mが増加すると、凝縮ドレンの過冷却が低減し、同時に
凝縮ドレンの不安定流動も防止される。
そこで、本発明においては、第1段再熱器では加熱蒸気
圧力検出器37からの検出信号によって前記演算制御装
置28で計算される加熱蒸気の飽和温度と温度センサー
26により計測された温度との差の程度に応じて、仕切
弁31a、31b。
31cのいずれかまたは複数個開弁操作することにより
ベン1−蒸気量を制御し、ドレンの過冷却および不安定
流動を防止する。また第2段再熱器では、加熱蒸気検出
器25からの信号によって削算される加熱蒸気の飽和温
度と温度センサ゛−36により計測された温度との差の
程度に応じて仕切弁33a、33b、33cのいずれか
または複数個開弁操作することによりペンミル蒸気aを
制御しドレンの過冷却および不安定流動を防止する。
第3図は上記制′60方式の一実施例を示すブロックダ
イレグラムであって、第1段再熱器6についでは、加熱
蒸気圧力検出器37からの信号が関数演算器40によっ
てその圧力の飽和温度Aに変換される。そしてこの飽和
温度Aは、温度センυ−26により測定された第1段再
熱器管束への入[I温度Bと減算器41で比較演算され
、温度偏差X−A−8が求められ、この温度偏差Xが低
値モニター42a、42b、42cおよび高値モニター
43a、43b、43cに入力される。
上記低値モニタ42aは湿度偏差Xがt1以下で信号が
ONするよう設定され、高値モニタ43aは温度偏差X
が12以上で信号がONするよう設定されている。ただ
しt <t2である。しか°して、第3図に示ず論理回
路の構成によって、温度偏差Xが12以上になると仕切
弁31aが聞き、tlになるまで開の状態を保持する。
同様に低値モニタ42b、42c、高値モニタ43b、
43Cについてもそれぞれ1 .1 .15.16〈た
だしt2〈t3くt4〈t5〈t6)を設定してあり、
仕切弁31bは温度偏差Xがし4以上になると開き、t
3以下で閉じ、また仕切弁31Cは温度偏差Xがt6以
上で開き、t5以下で閉じる。第4図に上記仕切弁31
a、31b、31Cの間開スケジュールと温度偏差との
関係を示ず。
このようにして、加熱蒸気と被加熱蒸気の温度差に応じ
て仕切弁31a、31b、31cの開閉台数を変更でき
、温度差の増大によってベント蒸気量が増加され、凝縮
ドレンの過冷却が防止される。
第2段再熱器についても第1段再熱器と同様にして仕切
弁34a、34b、34cの開閉台数が変更され、凝縮
ドレンの過冷却が防止される。
また、サイクル蒸気入口温度と出口温度の温度差または
温度差の変化率が予め設定された温度差および温度差の
変化率より大きい場合には、湿分分離再熱器の構造各部
および低圧蒸気タービン内構造に過大な熱応力が生じ不
具合が生ずる恐れがある。そこで、この場合には第2段
再熱器加熱蒸気圧力調節弁17a、17bを絞り制御し
て加熱蒸気圧力、温度を低下せしめることによって、上
記温度差および温度差の変化率を低下Vしめ許容値内に
おさめて、構造各部に不具合が発生することを未然に防
止ザることができる。ここで温度差の変化率(または温
度の変化率)に上限値を設ける意味は、非定常熱伝導の
理論や実験により、それが大きい場合はど物体内部に生
じる温度差が大きく、したがって大きな熱応力が生じる
ことが明らかであり、上限値は言うまでもなく、熱応力
の許容値から設定する。
第5図はこのような制御方式の一実施例を示す図であっ
て、勺イクル蒸気の出入口温度差を負荷によって制t[
Ivる部分と温度差の変化率を制御する部分から構成さ
れている。
ところで、サイクル蒸気の再熱器入口温度と出口温度の
差が、温度レンサー26.27からの信号を減算器45
によって計算することによって算出され、その偏差信号
が負荷信号から関数演算器46によって設定される負荷
毎の温度差の設定値と比較器47で比較され、その偏差
信号が比例積分微分演算器48、および低値優先器49
を経て圧力調節弁17a、17bに制御信号として加え
られる。しかして、この1ilj御信号は、サイクル蒸
気の入口、出口温度差が設定値より大きくなると、圧力
調節弁17a、17bが閉動作し、加熱蒸気圧力を減少
せしめ、加熱蒸気の圧力、温度を低下することによって
前記温度差が減少するように作動する。
一方、減算器45からの温度差信号は微分演篩器50に
より温度差の変化率を求め、変化率設定値と比較器51
と比較し、比例積分微分演算器52により制御信号が作
られ、低値優先器49を経て前記圧力調節弁17a、1
7bに加えられる。
すなわち、温度差による制御信号あるいは温度変化率に
J:る制御信号のいずれか小さい値(弁を閉どする信号
)によって圧力調節弁17a、17bが制御され、温度
差を或値以内に保つように制御を行なっているときでも
、温度差の変化率が太きくなった場合には比例積分微分
演算器52からの信号が減少し、低値優先器49で選択
され、圧力調節弁17a、17bが閉動作し、温度差の
変化率を減少することができる。
〔発明の効果〕
以」ニ説明したJζうに、本発明においては高圧蒸気タ
ービンと低圧蒸気タービンとの間に配設され、第1段再
熱器と第2段再熱器とを有する湿分分離再熱器において
、両頁熱器におtプる加熱蒸気出口ヘッダに、それぞれ
オリフィスとそのオリフィスの二次側に仕切弁を設けた
複数の管路を互いに並列に設けたベント蒸気排出管を接
続するとともに、個々の再熱器の加熱蒸気圧力から計算
される加熱蒸気温度と、個々の再熱器の管束入口におけ
るサイクル蒸気入口温度との温度差によって、上記ベン
ト蒸気排出管の仕切弁を開閉制御する演詐制御装置を設
けたので、加熱蒸気温度とサイクル蒸気入口温度のとの
温度差によってベント蒸気流聞が制御され、凝縮ドレン
の過冷却が防止され、上記ドレンの過冷却にもとずく不
安定流動が防止されて、加熱蒸気出口ヘッダにおけるU
字状伝熱管と管板のシール溶接部に熱疲労による欠陥が
生じるようなことが確実に防止され、如何なる場合でも
湿分分離再熱器や低圧タービンの構造強度を損うことな
く安全な運転が確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の湿分分離再熱器の概略構成図、第2図
は、U字状伝熱管出口における管内蒸気凝縮ドレンの過
冷却と、加熱蒸気温度とサイクル蒸気管束入口温度との
差との関係説明図、第3図はベント蒸気流m制御方式の
ブロックダイヤグラム、第4図は第3図に示す制御方式
によるベント系統の仕切弁の開閉スケジュールを示す図
、第5図は第2段再熱器加熱蒸気圧力制御力式の一実施
例を示す図、第6図は従来の再熱サイクルにおける湿分
分離再熱器の概略構成図、第7図は再熱器の蒸気ヘッダ
部および管束部のwi断側面図、第8図は負荷に対応す
る各部の加熱蒸気およびサイクル蒸気温度のIII係線
回線図る。 6・・・第1段再熱器、7・・・第2段再熱器、22b
・・・加熱蒸気出口ヘッダ、26,27.36・・・温
度セン1ナー、25.37・・・圧力検出器、28・・
・演専制御装置、31a、31b、31cm・・仕切弁
、34a、34b、34c・・・仕切弁、32.35・
・・ベン1−蒸気排出管。 出願人代理人  佐  藤  −雄 第1繍 易2図 第4目 第5目 手続ネrll正門 昭和61年8月21日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高圧蒸気タービンと低圧蒸気タービンとの間に配設され
    、第1段再熱器と第2段再熱器とを有する湿分分離再熱
    器において、両再熱器における加熱蒸気出口ヘッダに、
    それぞれオリフィスとそのオリフィスの二次側に仕切弁
    を設けた複数の管路を互いに並列に設けたベント蒸気排
    出管を接続するとともに、個々の再熱器の加熱蒸気圧力
    から計算される加熱蒸気温度と、個々の再熱器の管束入
    口におけるサイクル蒸気入口温度との温度差によって、
    上記ベント蒸気排出管の仕切弁を開閉制御する演算制御
    装置を設けたことを特徴とする、湿分分離再熱器。
JP22934185A 1985-10-15 1985-10-15 湿分分離再熱器 Pending JPS6291706A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102011615A (zh) * 2009-09-08 2011-04-13 通用电气公司 用于控制湿气分离再热器的方法和设备

Cited By (2)

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CN102011615A (zh) * 2009-09-08 2011-04-13 通用电气公司 用于控制湿气分离再热器的方法和设备
EP2345794A3 (en) * 2009-09-08 2016-07-06 General Electric Company Method and apparatus for controlling moisture separator reheaters

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