JPS6289286A - スライダ／支持装置アセンブリ - Google Patents

スライダ／支持装置アセンブリ

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JPS6289286A
JPS6289286A JP61168225A JP16822586A JPS6289286A JP S6289286 A JPS6289286 A JP S6289286A JP 61168225 A JP61168225 A JP 61168225A JP 16822586 A JP16822586 A JP 16822586A JP S6289286 A JPS6289286 A JP S6289286A
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明はデータ記録ディスク装置のスライダ用支持装置
、より具体的に言えば、スライダ及びそれに装着された
変換器の両方を、ヘッド位置付はアクチュエータのアー
ムに保持し、そして、ディスク装置の動作開始及び動作
停止時に、ディスクの表面へ、又はディスクの表面から
スライダを移動させる支持装置に関する。
Ｂ、従来の技術 ディスク装置は、情報を含む同心円のデータトラックと
、多数のトラックからのデータを読み取り、或は多数の
トラックへデータを書き込むためのヘッド（即ち、変換
器）と、読み取シ、又は書き込み動作の間で、ヘッドを
所望のトラックへ移動し、且つヘッドをトラックの中心
線上に維持するために、ヘッドに接続されたヘッド位置
付はアクチュエータとを有する少くとも１個の回転ディ
スクを用いた情報記憶装置である。変換器は回転ディス
クで発生される空気のクッションによってディスクのデ
ータ面に近接して保持されている空気ベアリングのスラ
イダに装着されている。
スライダは支持装置によってヘッド位置付はアクチュエ
ータの支持アームへ接続されている。
支持装置は、スライダと、アクチュエータアームとの間
で、高いばねのこわさ即ちばねの剛性及び位置的な安定
性と、回転ディスクの運動方向に関連したスライダの縦
揺れ及び横揺れに対する柔軟性と、偏（片）揺れに対す
る抵抗性とを持っている。成る種のディスク装置におけ
る支持装置は、スライダとディスクの間の空気ベアリン
グの力によって補償される、スライダに対抗する荷重、
即ち抵抗力を与え、従って、ディスクに対して極めて密
接し、しかもディスクに接触しないようにスライダを維
持している。例えば米国特許第３８５５６２５号に開示
されているような他の型のディスク装置は「負圧力」ス
ライダ、又は［自己ロード」スライダを用いている。こ
の装置では、スライダとディスクの間に真空を発生する
ので、ディスクのデータ面に近接して、出来るだけ小さ
な「ロード」力で自己ロードスライダを維持することが
望ましい。
Ｃ１発明が解決しようとする問題点 従来のスライダ支持装置は幾つかの固有の欠点を持って
いる。第一に、ディスクのデータ面に対してほぼ垂直方
向に、支持装置によるスライダへの荷重が加えられるの
で、ディスクの回転が停止して、空気ベアリングが消失
すると、ディスクのデータ面上に直接スライダが乗るこ
とになる。スライダを接触させたままでディスクを始動
し、停止すると、ディスクのデータ面と、スライダ又は
装着されている変換器とを破損することになる。
ディスクが回転していない時に、スライダをディスクか
ら外して維持することを望むならば、ディスクの回転が
停止する時に支持装置又はスライダをディスクから外す
よう機械的に移動させ、そして、ディスクがその動作速
度に達し、且つ空気べ、アリングが発生してスライダが
データ面に接触しなくなった時に、ディスクに支持装置
又はスライダを復帰させる成る種の「ロード／アンロー
ド」装置を使用することが必要である。第二に、従来の
支持装置はディスクのデータ面に関してほぼ垂直方向に
柔軟性を持つよう設計されており、従って、その方向に
対して剛性を持たないから、若しスライダがディスクに
衝突すると（このようなことがディスク装置の輸送中に
発生することがある）、ディスクのデータ面及びスライ
ダが破損される。
Ｄ１問題点を解決するだめの手段 本発明はディスク装置の支持装置であり、トラックのア
クセス方向に対して、スライダとアクチュエータアーム
との間の剛性を与えるための剛性部材を有する加圧可能
の袋状体、即ちエンベロープを含んでいる。支持装置の
装着部の付近で、エンベロープに開口を設けて、エンベ
ロープの内部に気体を導入させる。気体の導入によりエ
ンベロープに圧力が加わると、エンベロープは膨張し、
その結果、エンベロープに装着されたスライダをディス
クに対して直角方向に移動する。圧力気体がエンベロー
プから除去されると、エンベロープは弛緩して、非膨張
状態に戻り、その結果、スライダをディスク面から引き
放す。圧力気体は外部圧力気体源か、又は回転ディスク
により発生される空気流かの何れかを利用する。
本発明の良好な実施例において、エンベロープは、周辺
部が接着された２枚の可撓性の平担なシートから成って
おり、その外面にステンレス鋼の剛性部材が接着されて
いる。剛性部材の夫々の端部の間に間隙が設けられてお
り、その場処は、エンベロープがアクチュエータアーム
に装着されている場処と、剛性部材の端部及びスライダ
の端部の間である。これらの間隙はシート上の可撓性材
料の条片を限定し、その条片は相互に平行である。
シートの一部である可撓性材料の条片ば、エンベロープ
が膨張した時、丁番として作用し、その結果、「４ＩＩ
ｉ！ｉＩのバーリンク」の態様でエンベロープを膨張さ
せる。膨張のこのような態様によって、スライダはディ
スクに対して直角方向に移動し、ディスクの空気ベアリ
ングによって、ディスクのデータ面と平行に維持される
。
エンベロープの剛性部材はスライダとアクチュエータア
ームの間の剛性を与え、その剛性の方向は、代表的には
、トラックをアクセスする方向と同じ方向、換言すれば
、ディスクの半径方向と同じ方向である。スライダが丁
番によって剛性部材から隔離されているので、緩衝装置
は、縦揺れ及び横揺れに対して優れた柔軟性を示す。ス
ライダが装着されているシートは丁番領域のシートの面
内で可撓でないから、この緩衝装置はスライダの偏揺れ
に対して抵抗を持ち、スライダとアクチュエータアーム
との間の高い剛性に寄与する。
Ｅ、実施例 第２図を参照すると、従来の通常のアクチュエータ１０
と、データ記録ディスク装置の関連ディスク１２のセグ
メントとが示されている。アクチュエータ１０は、固定
永久磁石アセンブリ（図示せず）の磁界内で動くことの
できるコイル１４を持つボイスコイル駆動器を含み、固
定永久磁石アセンブリは可動コイル１４内のコアと、ハ
ウジング１６で支持されている外部構造と、可動コイル
１４に装着されたアクチュエータアーム２０とを持って
いる。アクチュエータアーム２０の他端には、スライダ
２４及び支持装置２６から成る代表的なスライダ／支持
装置アセンブリ２２の如きスライダ／支持装置アセンブ
リが設けられている。
スライダ／支持装置アセンブリ２２のスライダ２４は読
み瑣り／書き込み変換器（図示せず）を保持しており、
そしてディスク１２の回転で生ずる空気ベアリング、即
ち空気のクッションによって、ディスク１２の表面上に
変換器を支えるため、ディスク１２の表面に並行した面
を持っている。第１図のディスク１２の反対側のデータ
記録面に関連した付加的なスライダ／支持装置アセンブ
リ２８を表わすために、ディスク１２のセグメントは破
線で示されている。
スライダ／支持装置アセンブリ２２の支持装置２６はデ
ィスク１２の表面に対してほぼ垂直方向の荷重をスライ
ダに与える。この垂直荷重は、ディスク１２が回転して
いない時には、ディスク１２のデータ面にスライダを接
触させる。ディスク１２の回転中、スライダ２４とディ
スク１２の間に生じた空気ベアリングは支持装置２６に
よりスライダ２４へ加えられた垂直荷重に対抗する。
動作中、スライダ２４は、永久磁石アセンブリの磁界内
で動く可動コイル１４によって、ディスク１２のデータ
面上の同心円データトラックの所望のトラックへ移動す
る。読み取り又は書き込み動作の間で、一方のトラック
から他方のトラックへ、スライダ２４上の変換器の迅速
なアクセスを与えることが望まれるので、スライダ２４
は所望のトラック上に適正に整置され、且つ最小の時間
で所望のトラックへ到達することが必要である。
このことは、支持装置２６がスライダ２４とアクチュエ
ータ２０との間で充分な剛性と、位置的安定性とを与え
ることを必要とする。スライダ／支持装置アセンブリの
共振周波数が、トラックのアクセス方向、即ちディスク
に関して半径方向で且つデータトラックに関して垂直方
向に対して低すぎると、アクチュエータが所望のトラッ
クへ変換器を移動させ、そして読み取り又は書き込み動
作の間で、変換器を所望のトラックの中心線上に維持す
ることがヘッド位置付はサーボ制御システムには不可能
になる。第２図に示されたアクチュエータ１０はトラッ
クに垂直で正確に半径方向へスライダを移動するりニヤ
アクチュエータであるけれども、通常の他の型のディス
クファイルは、放射方向だけの弧状の経路でスライダを
移動する回転式アクチュエータを使用していることは注
意すべきである。
半径方向の剛性を与えることに加えて、支持装置２６は
、スライダ２４がディスク１２のデータ面上の空気ベア
リングに乗った時、スライダ２４が前後左右の方向で充
分な柔軟性を持つような態様で、スライダ２４に装着さ
れていなければならない。スライダに対して相対的に低
い垂直荷重と、スライダに対して柔軟な装着との両方を
与える一つのタイプの支持装置は、米国特許第４１６７
７６５号に記載されているワタロス（Ｖａｔ、ｒｏｕｓ
　）支持装置と一般に呼ばれている支持装置である。
通常のディスク装置においては、アクチュエータアーム
２０に装着された付加的なスライダ／支持装置アセンブ
リがある。これらのスライダ／支持装置アセンブリは、
ディスク装置を構成するディスクの層中の付加的ディス
クのデータ面に関連している。これらの付加的アセンブ
リを支持しているアーム２０のその部分は、アクチュエ
ータ１０、ディスク１２のセグメント及びスライダ／支
持装置アセンブリ２２を単純化して図示するため、割愛
されている。
第１図を参照すると、第２図のスライダ／支持装置２２
の代りに、本発明の支持装置を含むスライダ／支持装置
アセンブリが示されており、それは、自己ロードスライ
ダ３２を有する膨張しうるエンベロープ３０を含んでい
る。膨張可能エンベロープ３０は、ブロック３６及びプ
レート３８を含むエンベロープ装着手段によって、他端
がアクチュエータアーム３４に固着されている。エンベ
ロープ３０は、スライダ３２及びアクチュエータアーム
３４の間の剛性を与える剛性部材４０．４２の如き剛性
手段と、内部に圧力気体を入れるための開孔部とを含ん
でいる。
スライダ／支持装置アセンブリの構造は第３図の分解図
を参照するとよりよく理解することが出来る。エンベロ
ープ３０は平担な可撓性シート５０及び５２と、剛性部
材４０．４２及び５６とを含む。シート５０．５２はそ
れらの共通の周辺部で固着されており、シー）５０．５
２の固着された周辺部は線５４で示されている。スライ
ダ３２の平担な背面は、シート５０の端部に、例えばエ
ポキシ樹脂などで固着されている。スライダ３２の後端
面には、読み取り／書き込み変換器３３が装着されてい
る。剛性部材４０．４２は可撓性シート５０の外面に固
着されておシ、剛性部材５６は可撓性シート５２の外面
に固着されている。２枚の別個の剛性部材４０．４２ば
この良好な実施例に使われているが、シート５０の外面
にただ１枚の剛性部材だけを使うことも可能である。ま
た、プレート３８がシート５２の外面に装着される。
シー　ト５２に固着されたプレート３８と、ねじ４７及
び４９（第１図）とによって、ブロック３６をアクチュ
エータアーム３４に装着することにより、スライダ／支
持装置アセンブリの組み立てが行われる。良好な実施例
において、シート５０及び５２はそれらの周辺部全体が
接着され、そしてブロック３６により被われる領域の内
側全体が接着されろう第３図に示されているように、ス
ライダ／支持装置アセンブリの外側から圧力気体をエン
ベロープの内部に導入出来るように、プレート３８に開
孔７０と、シート５２に開孔７２が設けられている。
シート５０及び５２ば、経時変化をしない良質の任意の
プラスチックフィルムで作られる。若し、これらのシー
トがスライダ３２に設けられた変換器３３へのリード線
のはんだ付けに近接するのならば、プラスチックフィル
ムは充分な耐熱性を持たねばならない。良好な実施例で
は、シート５０及び５２はポリイミドで作られる。シー
ト５０及び５２ｉ−ｊ：デュポン社が市販している接着
剤モデルＷＡ又は液体ポリイミドベースの接着剤のよ’
）す市販のシート接着剤によって、シートの周辺部５４
で接着される。シート接着剤は２枚のポリイミドシート
５０及び５２の間の周辺部５４の領域に塗られる。次に
、可撓性シート５０及び５２はそれらの周辺部を押え付
けて加熱される。液体接着剤が用いられる場合、例えば
噴霧器によるなど任意の方法で液体接着剤を、シート５
０及び５２の周辺部５４の領域につけることが出来る。
剛性部材４０及び４２は可撓性シート５０の外面に接着
され、剛性部材５６は可撓性シート５２の外面に接着さ
れる。また、プレート３８はシート５２の外面に接着さ
れる。剛性部材４０．４２．５６及びプレート３８はス
テンレス鋼の薄い部材が好ましく、それはシート５０．
５２の接着について既に述べたのと同じ方法で、ポリイ
ミドシート５０及び５２に接着される。
代表的にはセラミック材料で作られるスライダ３２は、
エポキシ樹脂などの通常の接着剤によって、可撓性シー
ト５０の外面に接着される平担な矩形の背面を持ってい
る。スライダ３２の端部３５は剛性部材４０及び４２の
直線端部と平行で、且つその端部から僅かに離れている
。スライダ３２の端部３５と剛性部材４０．４２の端部
４１．４３との間の僅かな間隔、即ち間隙は破線６０に
よって示されているような可撓性のポリイミド材料の条
片を限定しており、その条片はエンベロープ３０が膨張
した時、丁番、即ち可撓性の線部として作用する。同様
に、装着ブロック３６がアクチュエータアーム上にエン
ベロープ３０を保持している時、剛性部材４０及び４２
のエッヂ４５及び４７は装着ブロック３６の端部３９と
平行で且つ端部３９から僅かに離れて設けられており、
破線６２で示されているような丁番として作用する可撓
性材料の第２の条片を限定している。シート５２に接着
されている剛性部材５６は平行な端部５５及び５７を有
し、端部５５はプレート３８の端部５９と平行で且つ僅
かに離れている。剛性部材５６の端部５７は、スライダ
３２の端部３５の反対側の端部３γを越えてその付近の
接着周辺部５４の処で終端している。剛性部材５６の端
部５５と、プレート３８の端部５９は、破線６３で表わ
されたように、可撓性材料の条片を限定して、丁番とし
ての機能を果たす。同様に、スライダの端部３７の付近
の接着部５４の部分と剛性部材５６のエッヂ５７は破線
６４で表わされたように、丁番として機能する可撓性材
料の条片を定めている。シート５２の外側に接着された
剛性部材５６は剛性部材４０及び４２と同じ長さを持っ
ているけれども、然し、エンベロープ３０が平担状、即
ち膨張していない場合には、剛性部材４０及び４２とは
喰い違って配列されている。この喰い違いの量はスライ
ダ３２の幅に、スライダの端部３７と周辺部５４との間
の間隔を加えたものに等しく、また、″装着プレート３
８の幅がブロック３６の幅を越えた量と等しい。スライ
ダの端部３γと周辺部５４との間の間隔によって限定さ
れた可撓性シート５０の部分は、エンベロープ３０が膨
張され且つスライダ３２が空気ベアリングによってデー
タ面に近接して保持された時、スライダ３２に必要な横
揺れの柔軟性を与える。
ポリイミドが緩衝装置の良好な実施例に使われているか
ら、スライダ３２上の読み取り／書き込み回路との電気
的接続を与えるために、通常の真空蒸着処理を使って、
ポリイミドのシート５０上に真接電気導体８０を付着さ
せることが可能である。第３図には示されていないが、
スライダがシート５０に接着される前に、導体８０の一
部を横切って、スライダ３２と導体８０の間にポリイミ
ドの付加的な層を設けることも出来る。導体８０に変換
器のリード線をはんだ付けするために、変換器のリード
線のある領域において、開口部を付加的なポリイミド層
に設ける。他の例として、シート５０の外側にただ１枚
の剛性部材のみが使われる場合、スライダ３２上の変換
器３３のリード線と接続するために、導体８０は剛性部
材と周辺部５４の間に延長することが出来る。
以上説明してきた支持装置が弛緩、即ち非膨張状態にあ
るときの様子は第４図の側面図に示されている。この場
合、スライダ３２は記録ディスク７６のデータ面７４か
ら離れている。導気管γ８がアクチュエータアーム３４
を通り、プレート３８及びシート５２の開孔γ０及びγ
２（第３図）に連通している。良好な実施例において、
導気管７８を経て、エンベロープ３０へ導かれる気体の
圧力源は回転ディスクにより発生される圧縮された空気
流である。この実施例において、導気管γ８の他端（図
示せず）、即ち、エンベロープの内部ニ連通していない
端部は、ディスクファイルの回転ディスクの一面に近接
する空気流の方向に並んだピトー管である。各緩衝装置
は夫々自身の関連ピトー管を持つことが出来、各アクチ
ュエータアーム上の１以上のピトー管が関連するアーム
上に保持されている緩衝装置に圧力空気を供給すること
が出来る。他の案として、導気管は圧力気体の外部供給
源へ接続することも出来る。
上述したスライダ／支持装置アセンブリはディスク装置
の動作中における種々の素子部分の機能を観察すること
によって一層良く理解出来る。ディスク装置の運転開始
前には、ディスクγ６は回転じておらず、支持装置は第
４図に示されたように、スライダ３２がデータ面γ４と
係金していない状態にある。ディス、り装置の運転が開
始されてディスクが回転を始めると、回転ディスクで発
生された空気流はピトー管（図示せず）に入り、エンベ
ロープ３０の内部に入るので、エンベロープ３０の内部
の圧力を高めろ１、ディスクの回転が高まると、エンベ
ロープの内部圧力は高まり、エンベロープは膨張する。
膨張していない状態（第４図）において、可撓性シート
５０及び５２はそれらの内面全体が接触しており、そし
てエンベロープ３０は実質的な内部容積を持っていない
。圧力気体が導気管７８及び開ロア０及び７２を介して
エンベロープ３０の内部に導かれると、エンベロープは
第５図に示した状態になる。条片６０．６２．６３及び
６４（これらは可撓性シート５０及び５２の一部である
）は丁番として作用するので、エンベロープは第５図に
示されたように、「４個のバーリンク」を形成して膨張
する。第６図はプレート３８と剛性部材５６の間にある
条片６３がたわんだ状態を示す。膨張した４個のバーリ
ンクの形、換言すれば、第４図の弛緩状態から第５図の
膨張状態への４個のバーリンクの形は、スライダをデー
タ面７４に関して垂直方向に移動し、スライダ３２の空
気ベアリングはディスクの回転中にデータ面Ｔ４と平行
に維持される。スライダ３２の空気ベアリング面がこの
ような状態でディスク７６に対して読み取り／書き込み
関係に入るので、回転ディスクγ６及びスライダ３２の
間の予期しない接触によりスライダ３２又はデータ面７
４が損傷する可能性は低い。
第３図に示されたように、ディスクの回転方向は矢印９
０で示されている。接着されたシート５０．５２の前縁
は空気流に対して傾斜プラントフオームを与えるように
、矢印の方向に関して角度が取られている。シート５０
及び５２のこの傾斜プラットフォームはエンベロープ付
近の空気流を良好にして、エンベロープの揺動を最小限
に止める。
傾斜プラットフォームに加えて、又はその代りに、空気
ダム７７（第２図）をブロック３６に設けることが出来
、これによりエンベロープ３０の先端を通る空気流を屈
折させる。
スライダ３２が可撓性シート５０の末端に設けられてい
るので、スライダ３２は前後左右の揺れて対する充分な
柔軟性を持っており、スライダをディスクに近接する空
気ベアリングに乗らせる。
スライダ３２の端部３７と剛性部材５６の端部５γとの
間の可撓性／−ト５０の部分は条片６０．６２又は６３
の幅よりも実質的に大きく、エンベロープ３０が膨張し
／辷時、スライダ３２に必要な横揺れの柔軟性をもたら
ｔ。第３図に示されたように、ディスクは矢印９０で表
わされた方向にスライダ３２を通過して回転する。スラ
イダの縦揺れは矢印９２で表わされ、スラ・イダの横揺
れは矢印９４で表わされている。然しなから、剛性部材
４０及び４２の端部４１及び４３に対するスライダ３２
の間隙が狭いため、そして、スライダが取付けられてい
るシート５０の領域での非柔軟性のだめに、スライダ３
２は偏揺れ、即ち矢印９６で示された方向のｉｌｄに対
して所望の抵抗を持っていることは第３図から明らかに
理解出来る。
ブロック３６と剛性部材４０．４２との間の間隙、及び
スライダ３２と剛性部材４０．４２との間の間隙により
限定された可撓性材料の部分である条片６０．６２は、
支持装置が半径方向で優れた剛性を有する範囲で最小限
度の厚さにされる。
従って、スライダ緩衝装置は、ヘッド位置付はサーボ制
御システムの共振周波数帯を遥かに越えた比較的高い共
振周波数を持つ。これは、異なるトラックを正確にアク
セスし、且つ所望のトラックの中心線上にとどまらせる
ように、アクチュエータによってスライダを位置づける
ことを可能ならしめる。
ディスクファイルがオフにされると、ディスクの回転は
落ちて、エンベロープ中の気体圧は減少し、そしてエン
ベロープは最終的に膨張していない状態に戻る（第４図
）。従って、スライダ３２はデータ面７４に接触するこ
となくデータ面から離れ、これにより、スライダとディ
スクとの接触に関連する問題を解決する。空気圧がエン
ベロープの内部で減少すると、ポリイミドの丁番（条片
６０．６２．６．３．６４）の弾性エネルギと、エンベ
ロープの膨張によってたわめられた、剛性部材及び周辺
部間のシート５０．５２の部分の弾性エネルギはエンベ
ロープを第４図に示した非膨張状態に復帰させる。
膨張したエンベロープによって、スライダに対して垂直
に加えられた「ロード」力は、他のファクタに加えて、
内部気体圧力とポリイミドのシートの厚さの函数である
。この支持装置が自己ロードスライダと共に使われた場
合、ディスクファイル中の１枚の回転ディスクからの空
気流がディスクに充分に密接する最小限の力でスライダ
を移動するために、充分な圧力を発生するので、自己ロ
ード作用が生ずる。この圧力は大気圧以上２．５センチ
メートル乃至７．５センチメートルの水柱の範囲であり
、約１グラムの力でスライダをロードさせる。自己ロー
ドのスライダがロードされると、データ面に近接してス
ライダを保持する力は、エンベロープ３０で発生された
「ロードする」カッ約２０倍である。
ディスク装置中の支持装置の良好な実施例において、デ
ィスクは水平面に置かれた軸の周シで回転する。そのよ
うな配列においては、エンベロープの膨張に対する重力
の影響は最小である。然しなから、垂直回転軸に取り付
けられたディスクを有する構造のディスク装置の場合、
ディスクの底面に配列された支持装置は、スライダがロ
ードされる時に、重力に打ち勝たなければならない。こ
のような場合、これらの支持装置には、より大きな内部
圧力が与えられねばならない。加えて、装着手段と、デ
ィスクの上側に配置された支持装置との間に、これらの
スライダをロードと反対方向へ引張る外部スプリングが
必要である。
ディスクが回転していない時は、可撓性シート５０．５
２は互に密接しており、エンベロープ３０の中には実質
的な容積を含まないことは、第４図を参照すれば明らか
である。この状態において、不意の振動はエンベロープ
内部に真空を生ずる傾向があることと、エンベロープの
内部に続く開口が比較的小さなオリフィスであることか
ら、エンベロープは不意の振動に対して抵抗を持つ。従
って、支持装置自身は、輸送中に生ずる、スライダとデ
ィスクの予期しない衝突を防止するのに充分な緩衝作用
を有する。
本発明の良好な実施例の説明を行って来たが、本発明の
実施例の変更、修正は当業者には自明であろう。例えば
、本発明は磁気記録ディスク装置について説明したが、
光学ディスク装置にも応用可能であり、その主たる相異
は、本発明のエンベロープが記載されたスライダ変換器
装置の代りに、光感類ヘッドを保持することである。
上述の支持装置はエンベロープ膨張技術として、４個の
バー結合の概念を用いたが、他の種々のタイプのスライ
ダー支持機構が利用可能である。例えば、そのような他
の機構として、エンベロープの端部付近でなく、エンベ
ロープの中央近くにスライダを配置して、エンベロープ
が膨張した時、ディスクに対して直角方向にスライダを
移動させる機構がある。加えて、支持装置の実施例は自
己ロードのスライダを渇げて説明して来たが、支持装置
の基本的な概念はロードカを必要とする装置にも応用出
来る。然しなから、上述した変更修正の例は本発明の技
術的思想の範囲にあること勿論である。
Ｆ６発明の効果 本発明の支持装置は、ディスクの半径方向の剛性、横揺
れ及び縦揺れに関する柔軟性、及び偏揺れに対する抵抗
性を持つ従来の緩衝装置の機能と、ディスクの回転開始
時に、スライダ及び装着された変換器をディスクのデー
タ面に係合するよう自動的に移動し、且つディスクの回
転終了時に、スライダ及び変換器をディスク面から取シ
除くよう自動的に移動する「ロード／アンロード」装置
の機能との両方を持っている。更にまた、エンベロープ
は、その弛緩状態、即ち非膨張状態で実質的な内部容積
を持たない。従って、ディスク装置の輸送時に生ずる不
意の衝撃によるたわみに抵抗力がある。何故ならば、エ
ンベロープ内部に通ずる開口は比較的小さなオリフィス
であるから、そのような不意の衝撃はエンベロープ内部
に真空状態を生ずるからである。その結果、緩衝装置そ
れ自身が、ディスク装置の輸送中又は他の原因による衝
撃に起因するスライダ又はディスクの破損を防止する。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明のスライダ／支持装置アセンブリの拡大
した斜視図であって、一方の端部にスライダを有し、他
方の端部でアクチュエータアームへ装着される装着ブロ
ックを有する弛緩状態のエンベロープを説明する図、第
２図は従来のディスク装置に装着された通常のスライダ
／支持装置アセンブリを説明する図、第３図は第１図に
示したスライダ／支持装置アセンブリを構成する種々の
素子を説明するための分解図、第４図は記録ディスクの
一部と、エンベロープが弛緩状態即ち非膨張状態にある
スライダ／支持装置アセンブリの側面とを示す図、第５
図は記録ディスクと、エンベロープが圧力状態、即ち膨
張状態にあり且つスライダがディスクのデータ面に対し
て読み取り／書き込み係合状態にあるスライダ／支持装
置アセンブリを示す側面図、第６図はアクチュエータ装
着部と剛性部材の１つとの間の可撓性材料の条片を説明
するため、第５図の一部分Ｐを拡大して示す図である。 ３０・・・エンベロープ、３２・・・自己ロードスライ
ダ、３３・・・変換器、３４・・・アクチュエータアー
ム、３６・・・ブロック、３８・・・プレート、４０，
４２゜５６・・・剛性部材、５０．５２・・・可撓性シ
ート、６０゜６２．６３．６４・・・条片（丁番）、７
４・・・データ面、７６・・・記録ディスク。 出　願　人　　インターナショナノいビジネス・マシー
ンズ・コーポレーション代理人　弁理士　　岡　　　１
）　　次　　　生（外１名） ３４　ニアクチＳンクア′ム 第１已 才　３図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）少なくとも１枚のディスクを有するディスク装置
    において、変換器を装着したスライダをアクチュエータ
    アームに連結するための装置であつて、袋状体を有し、
    該袋状体が上記スライダを取り付けるための部分及び上
    記スライダと上記アクチュエータアームとの間に剛性を
    付与する手段を有し且つ内部への気体の導入を可能なら
    しめる開孔を有しており、気体の導入に応じて上記スラ
    イダを上記ディスクに対して垂直に動かすように膨脹し
    うることを特徴とするスライダ用支持装置。
  2. （２）上記袋状体が、周辺部において互いに結合された
    第１及び第２の可撓性シートと、該第１及び第２の可撓
    性シートにそれぞれ取り付けられた同等の長さの第１及
    び第２の剛性部材を有する特許請求の範囲第（１）項記
    載のスライダ用支持装置。
  3. （３）上記第１及び第２の剛性部材のそれぞれの端部に
    隣接している上記第１及び第２の可撓性シートの部分が
    丁番として機能する特許請求の範囲第（２）項記載のス
    ライダ用支持装置。
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