JPS6289270A - ビデオデイスクプレ−ヤのデイスク検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ビデオディスクプレーヤのディスク検出装置
に関する。

（従来の技術） 一般にビデオディスクプレーヤシステムにおいては、デ
ィスクが挿入若しくは載置されたことが検出された後に
、再生動作が開始されるようになっている。特にオート
チェンジャー用のディスク再生装置においては、ディス
クをターンテーブルの上方より入れる場合、一度ターン
テーブル中央部に存在するディスク支持手段（以下リフ
トリングと称す）で支持され、その後このリフトリング
を降下させることによってこのディスクがターンテーブ
ル上に置かれる。

従来、この種のビデオディスクプレーヤ内でのディスク
の有無を検出するために、ディスクを挟んで相対する位
置にホトダイオードからなる発光部とホトトランジスタ
からなる受光部を設置し、前記ディスクがリフトリング
上若しくはターンテーブル上に載置された時に、発光部
からの光が遮断されたことを検出したり、あるいはディ
スクに近傍した位置に発光部と受光部を設け、発光部か
らの光をディスクに照射し、その反射光を受光部により
検出する方法等がとられている。

（発明が解決しようとする問題点） しかるに、このようなビデオディスクプレーヤシステム
においては、使用者若しくはサービス者の手やディスク
以外の物体が発光部、受光部からなるセンサを遮断する
ことがあり、このためディスクが載置されたと誤って判
別され、再生動作が開始するという問題があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、ディスクの挿入または載置状態を検出する検
出手段が２つ以上配設され、これらの検出結果によって
ビデオディスクプレーヤ内へのディスクの有無を判別す
る判別手段が設けられたものである。

（作用） ディスクの異なる状態が２つ以上の検出手段によって検
出され、−の検出手段の検出結果を補完する他の検出手
段の検出結果によってディスクの有無が判別され誤り検
出が防止される。

（実施例） 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

図面は、本発明に係るビデオディスクプレーヤのディス
ク検出装置の概略を示す図である。

ピックアップ回路１で検出したディスク記録信号は、ビ
デオ信号処理回路２にてＦＭ復調され、映像信号成分と
音声信号成分とに分離される。映像信号はドロップアウ
ト補正、タイムベース補正された後、標準カラーテレビ
信号に変換されて映像端子１２に出力される。音声信号
は、音声信号処理回路３に出力され、ここで２チヤンネ
ル音声信号として音声端子１０．１１に出力される。

トラッキングサーボ回路４は、信号検出針（図示省略）
がディスク記録トラックの中央をトレースし、プレーヤ
コントロール５からの検出針キックパルスに応じてラン
ダムアクセス時、あるいはスチル、スローモーション再
生等の特殊再生時に信号検出針をキックし、再生トラッ
クの切換をコントロールしている。また、このプレーヤ
コントロール５には、操作キーボード７からの操作指令
信号が人力される。

ターンテーブル駆動モータコントロール６は、ターンテ
ーブル上のディスクが高速でかつ一定速度で回転するよ
うにコントロールするとともに、前記プレーヤコントロ
ール５からの指令に応じて、回転スタートあるいはスト
ップをコントロールしている。

一方、ターンテーブル２８の中央部からリフトリング２
７が昇降可能に設けられている。このリフトリング２７
にディスク２６が載置される。このリフトリング２７の
上端静止位置において、発光部２０から発せられた光が
遮光される位置に第１受光部２１が設けられ、遮光され
ない位置、すなわちリフトリング２７の上端静止位置よ
りターンテーブル２８の下方側にやや下がった位置に第
２受光部２２が設けられている。第１受光部２１及び第
２受光部２２は、それぞれ第１検出回路２３゜第２検出
回路２４を介して、ディスク判別回路２５に接続されて
いる。ディスク判別回路２５は、前記第１検出回路２３
及び第２検出回路２４の検出結果によってディスクの有
無を判別し、判別結果を前記プレーヤコントロール５に
指示するものである。

次に、本発明の要部であるディスク検出動作について説
明する。

まず、ディスク２６を挿入若しくは載置する前の状態で
は、発光部２０からの光は第１受光部２１゜第２受光部
２２の双方とも透過の状態にあり、検出信号はそれぞれ
対応する第１検出回路２３．第２検出回路２４に入力さ
れ、前記ディスク判別回路２５ではこれらの検出回路２
３．２４の検出結果によってディスク無しと判別し、前
記プレーヤコントロール５に指示する。

いま、前記操作キーボード７から入力された操作指令信
号によって所望のディスクが選択されると、オートチェ
ンジャ一部（図示省略）より選択されたディスク２６が
ターンテーブル２８の中央部にあるリフトリング２７上
に載置される。このとき、発光部２０からの光は第１受
光部２１においてはディスクにより遮光され非透過状態
となり、一方第２受光部２２においては透過の状態のま
まである。このため、前記ディスク判別回路２５ではデ
ィスク有りと判別して前記プレーヤコントロール５に指
示し、前記リフトリング２７を下降させターンテーブル
２８上にディスクを載置する。

このとき、ディスク２６がターンテーブル２８まで下降
する間に、前記第２受光部２２が非透過の状態に変化し
、ディスク有りの確認がなされ、プレーヤコントロール
５はメインモータ（図示省略）を回転させ再生動作に移
行する。

ところが、使用者やサービス者の手が入った場合や、デ
ィスク以外の物体がビデオディスクプレーヤ内に入れら
れた場合には、第１受光部２１゜第２受光部２２の双方
が遮光され、受光部２１゜２２とも非透過の状態となり
、ディスク判別回路２５は、たとえ前記リフトリング２
７が下降若しくは再生動作に入った場合でもディスク無
しと判別し、前記プレーヤコントロール５を制御し、初
期動作モード（リフトリング２７が上昇し、ディスク載
置待ちの状Ｂ）に復帰若しくは初期待機状態のままとな
る。

さらに、ディスク以外の物体が入れられた場合には、リ
フトリング２７が上端静止位置にある場合に第１受光部
２１が遮光され、いったんディスク有りと判別されるの
で、前記プレーヤコントロール５からの信号によりリフ
トリング２７が下降し、メインモータが回転する。しが
るに、その後リフトリング２７の下降によって第２受光
部２２において、ディスクの通過が検出されないことが
判明した時点で、リフトリング２７に７ａ置された物体
がディスクではないと判断し、ディスク判別回路２５か
らプレーヤコントロール５に指示する。

このため、前記リフトリング２７は再び前記上端静止位
置まで上昇しディスク待機状態に戻る。

なお、上述した実施例においては２つの受光部２１．２
２を用いた場合を例示したが、受光部の数量はこれに限
定するものでなく３つ以上で構成してもよい。

（発明の効果） 以上述べたように、本発明によれば、使用者若しくはサ
ービス者の手や工具等のディスク以外の物体による誤動
作を防ぐことができる。さらに、ディスクが万一リフト
リングから脱落した場合等の異状状態の検出も可能であ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明に係るビデオディスクプレーヤのディス
ク検出装置の概略を示すブロック図である。 ５・・・プレーヤコントロール ２０・・・発光部　　　　２１・・・第１受光部２２・
・・第２受光部　　２３・・・第１検出回路２４・・・
第２検出回路　２５・・・ディスク判別回路２７・・・
リフトリング

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ディスクの挿入または載置状態を検出する検出手段
   が２つ以上配設され、これらの検出結果によってビデオ
   ディスクプレーヤ内へのディスクの有無を判別する判別
   手段が設けられたことを特徴とするビデオディスクプレ
   ーヤのディスク検出装置。 ２）前記検出手段が、光源となる発光部とリフトリング
   上に載置されたディスクによって遮光される第１受光部
   と、リフトリングとターンテーブル間に存在するディス
   ク又は他の物体によって遮光される第２受光部とからな
   る特許請求の範囲第１項記載のビデオディスクプレーヤ
   のディスク検出装置。 ３）前記判別手段が、第１受光部及び第２受光部がとも
   に遮光されたときに、ディスク無しと判別するものであ
   る特許請求の範囲第２項記載のビデオディスクプレーヤ
   のディスク検出装置。 ４）前記判別手段が、第１受光部で遮光状態を検出後、
   第２受光部で遮光状態を検出したときにディスク有りと
   判別するものである特許請求の範囲第２項記載のビデオ
   ディスクプレーヤのディスク検出装置。