JPS6289169A - フロ−チヤ−トシンボルの自動レイアウト方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、自動レイアウト方法に係り、特に、電子計算
機システムにおいて、ソフトウェアドキュメント生成を
行なう場合に好適な、フローチャートシンボルの自動レ
イアクト方法に関する。

〔発明の背景〕

従来のソフトフェアドキュメント生成システムでは、レ
イアクトの離しさから以下の点で、ソフトウェアの仕様
構造を判り易く表現していないという欠点があった。

第一に、ソフトウェアを構成するプログラム間のつなが
シ等が、正確に表現できない。例えば、一つのつながシ
を図示するべきフローラインが、多数のつながシを図示
してしまう。この理由は、プログラム間の関連図等を、
ツリー構造の階層図などにより表現しているためである
。このため、同じレベルで同時に動作する二つのプログ
ラムが、プログラムの呼び出し順によってはレベルが異
なるかのように表現されてしまう。また、プログラムＡ
−Ｂ−＋Ａのような呼び出し順であると、プログラムＡ
’を図示するシンボルが二つも図示されてしまう。この
結果、視認性の低いドキュメントが生成される。

第二に、ソフトウェアドキュメントに図示するシンボル
の形状が多種多様であるため、シンボル形状に対応した
レイアウトが難しく、限られたシンボルを使用するソフ
トフェアドキュメントしか生成できない。このことは、
目に見えにくいソフトウェアの仕様構造を、判シ易く図
示１表現するドキュメントが生成できない原因となって
いる。

なお、この種の方式によシ、種類のみのドキュメントを
生成している例として、フジツウ（ＦＵＪＩＴＳＵ　ｐ
ｌｏ１３．　Ｖｏｔ、　３４Ａ６．１９８３）がある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、従来の自動レイアウ′トドキュメント
における視認性を向上させ、多稽多様なドキュメントを
生成可能とする自動レイアウト方法を提供することにあ
る。

〔発明の概要〕

本発明は、視認性を高めるため、ソフトウェア仕様構造
に従ったレイアウト方法とした。ソフトウェア仕様構造
に従ったレイアウトとは、（１）一つのソフトウェア仕
様（プログラムＡなど）を意味するシンボルは、一つし
か図示しない。

（１１）　　シンボル間のつながりを示すフローライン
は必ず一つのつながシに認識可能とさせる。（フローラ
インの一意性） の二つの条件を満足することである。本発明において、
シンボルはツリー構造の階層的配置となるが、任意の位
置のニシンポルのつながりを、一本のフローラインで図
示することを可能とすることで、この条件を満足する。

また、多糧多様なドキュメントをレイアウトするため、
第１６図に示すように、ドキュメント・データの定義全
自由に行なうことを可能とし、レイアウト方式の入力デ
ータとした。ドキュメント・データは、ドキュメント・
フオーム１０１、シンボルやフローラインを図示する領
域１０２、これをメツシュ１０３で区切シ、シンボルを
配置する矩形領域のブロック部１０４と、ブロック部を
囲むフローライン配線のための通路部１０５、そして、
ブロック部と合同な矩形領域上でシンボル形状１０６〜
１０８などを全て定義可能とし、フローライン形状も大
塊１０９〜１１４の中から任意に選択可能とする。この
ため、シンボル配置が、メツシュ上にタイルを張るよう
に行なえ、シンボル形状に依存しないレイアラ１１−可
能とした。さらに、シンボル定義領域の上下、左右各々
に、フローラインとシンボルの接続のための接続範囲１
１５．１１６ｔ一定義させ、シンボルの各サイドに複数
の７０−ラインを接続可能とした。このことより、フロ
ーラインの配線を容易に実現可能とした。また、メツシ
ュを図示しないことにより、自然なドキュメント全生成
することも可能である。

以下、本発明の一適応例のシステム概要を第１７図、第
１８図を用いて説明する。まず、本しイアワト方式の入
力として、ソフトウェア・ドキュメントのフォーマット
３１、シンボル形状３２〜３４、フローラインの形状３
５、ソフトウェア仕様情報３６等の各データが格納され
ているデータベース２１を用いる。

本方式は、このデータベースより、データベース検索条
件２２に従い、ソフトウェア仕様情報でろるシンボル名
称とそれらのつながシ、フローラインとシンボルの接続
範囲、通路の幅等全抽出し、レイアウトする（２３）。

そして、シンボル形状や、フローラインの形状、ドキュ
メントのフォーマットをもとに、プロッタなどの作図装
置２４にソフトウェア・ドキュメントとして出力する。

〔発明の実施例〕

本発明の具体的な実施例を第１図以下第１５図までを用
いて説明する。本発明全説明する前に、レイアクトに必
要なメツシュ上の諸概念について、第１図を用いて説明
する。まず、シンボルの配置されるブロック部には、メ
ツシュの左上隅を（１゜１）とし、右方向に（２，１）
、（３，１）・・・、また、下方向に（１，２）、（１
，ａ）・・・と、ブロック座標を設ける。次に、フロー
ライン配線のための縦・横の通路部に、ＶＩＩＶ！ｌ・
・・ｌＨ，ｌＨ，１・・・と名称を付ける（ａ）。さら
に、通路内に複数の配線を行なうことを可能とするため
、通路幅を一定に区分し、その境界線を番号付けし、そ
の上に配線する（ｂ）。また、同様な考え方に基づき、
シンポルとフローラインの上下、左右の接続範囲内にも
番号、付けし、その上に配線する（ｃ）。こうして、ブ
ロック座標でシンボルの配置を行ない、通路名称、接続
サイドの上下、左右の区別、及び、その中に付加した番
号を用いてフローラインの配線を行なうことを可能とす
る。

次に、第２図、第３図、第４図と第５図に示すフローチ
ャートを用い、シンボルの配置について説明する。まず
、データベースから抽出したシンボル名称と、それらの
つながりの例を簡単に示す。

第２図のように、シンボル名称をノード５０、それらの
つながりを枝５１とするような有向グラフとして表現可
能である。この有向グラフより、シンボル名称ＣとＤの
枝５９を無視すれば、第３図のようなツリー構造として
とらえることが可能である。そして、このツリー構造に
従って、シンボルをメツシュ上のブロックに配置すれば
、第４図に示すように１　自然で視覚的に判シ易いレイ
アワトが可能となる。この実現方式を、第２図のモデル
図全例に、第５図の８００〜８２０ｔ−用いて、具体的
に説明する。まず、シンボルのブロック座標（Ｘ、Ｙ）
ｔ−示すためのＸ、Ｙを初期化する。

（８０１，８０２）次に、データベースの検索条件によ
り最初だ抽出されたシンボル名称ＡｋＮ’に代入する。

（８０３）シンボルＮ′　にフラグを立て、Ｎ′　をＮ
に代入し、シンボルＮの座標を（Ｘ、Ｙ）とする。（８
０４）次に、Ｎから出ている枝５１をさがす。（８０５
）Ｎから出ている枝５１は、初めてたどるのでフラグが
立っていない（８０６）ので、その枝５１をたどり、シ
ンボルＢに移る。そして、いまたどった枝にフラグを立
て、（８０７）、ＢをＮ′　に代入する。（８０８）Ｎ
′は初めてきたノードで座標が決定していない（８０９
）ので、Ｘ座標をインクリメントしく８１０）、８０４
より同じ動作を行なう。そして、シンボルＤの座標（３
，１）（＝（Ｘ、Ｙ））まで決定した時点で、シンボル
Ｎ（＝Ｄ）から出ている枝がない（８０５）ので、Ｘの
値を評価する。（８１１）Ｘ＝３であるので、Ｎにたど
ってきた枝５３を逆もどりしてＢに移＃）（８１２）、
Ｂ　ｋ　Ｎ　Ｋ代入して（８１３）、Ｘをデクレメント
する。（８１４）Ｎから出ている枝はない（８１５）の
で、８１１より同じ動作をくシ返し、シンボルＡに戻っ
た時点で、シンボルＮ（＝Ａ）から出ている枝があシ、
かつ、フラグの立っていない枝５５があるので（８１５
Ｌ　　この枝５５をたどシフラグを立てる。（８１６）
そして、Ｃ４−Ｎ’釦代入する。（８１７）Ｎ’の座標
はまだ決定していないので（８１８）、Ｙをインクリメ
ントしく８１９）、８１０より同じ動作を〈シ返して、
シンボルＣ，Ｅについて決定する。もし、この動作でシ
ンボルの座標が決定しないようなものがあれば、Ｘに１
′ｆｔ代入し、座標決定していないシンボル名ｔＮ’に
代入して、８０４からくり返し、全てのシンボルの座標
が決定されるまで続ける。

この方式により、シンボルの配置が可能となった。

シンボルの配置が決定したので、フローラインの配線方
式だついて第６図以下、第１５図までを用いて説明する
。配線では、配線対象のニシンポルを結ぶ経路が多数存
在する可能性があるため、配線のパターンを、視覚的に
判り易いものから選択した。このパターンは、第６図な
いし第９図に示すように、配線対象のニシンポルの相対
位置により四ケースに分け、各々三または人種用意した
。

さらＫ、視覚的に判シ易いと判断した順に、第６図ない
し第９図の丸棒内の数字による優先順を設け、優先順に
従った、フローラインの配線を行なう。この方式の概要
を第１０図を用いて説明する。

まず、全てのつながり、即ち、配線すべき全ての７０−
ラインに対して、配線可能な全てのパターンを探索して
記憶する。（１３０１）次に、最も優先順の高いパター
ンを選択し、通路名称により、通過する通路と、シンボ
ルの接続位置を示す上下。

左右を決定する。（１３０２）次に、通過する通路の通
路内番号（１３０３）と接続範囲内の番号（１３０４）
を順に決定して、フローラインの配線を終了する。

次に、配線可能なパターンの決定方法を、第１１図に示
す詳細フローチャートによシ説明する。

まず、配線パターンの優先順に対応した八個のフラグ（
１４００）を、全てのフローラインに対して用意する。

このフラグＢ（１４００）は、フローチャートのスター
ト（１４０１）では、全てオフにセットされている。配
線パターンの決定は、全てのフローラインに対し、１４
０１〜１４０１０を適用する。この時、パターンの配線
可能か否かの判定は、そのパターンが通過するブロック
に、シンボルが配置されていなければ、配線可能とする
。　（１４０３）ブロックを通過しないパターンについ
ては、フラグは常にオンである。（１４０９）そして、
このフラグＢ　（１４００）で、Ｂ＋がオンであシ、か
つ、ｉの最小のものが、フローラインの配線パターンと
なる。これで、個々の７０−ラインの通路名称と、シン
ボルの上下、左右の接続位置が決定した。

次に、第１２図を例に、第１３図のフローチャートを用
いて、通路内の番号の決定方法について説明する。横方
向の通路Ｈａｔ通過するフローライン１５１，１５２，
１５３は、Ｂ＋〔１）、Ｂ＋［２）、Ｂ＋（３］に格納
し、Ｂ＋（４）には末尾を示す０を格納する。この例を
基に、フローラインが重なることのないように、各フロ
ーラインに通路内番号を決定する方式（１６００〜１６
１２）について説明する。まず、通路内番号を示すｒを
１に初期化する。（１６０１）次に、通路内番号を決定
すヘキフローラインのためのＢ＋のインデックスｊを１
とする。（１６０２）Ｂ＋［ｊ〕（＝１５１　）でフロ
ーラインの終了判定を行なった後、（１６０３）通路内
番号が決定済の７０−ラインとの重なシ判定用のＢ＋の
インデックスｋを１とする。（１６０４）ｋ（＝１）は
ｊ（＝１）以上であることよ）、フローラインＨＩＣｊ
）　（＝　１５１　）は通路内番号ｒ（＝１）に決定し
た。そして、ｒとｊＴｈインクリメントしく１６０８．
１６０９）　、１６０３より１６０５まで同じ動作をす
る。ｋ　（＝１　）はｊ（＝２）未満であるため（１６
０５）、Ｂ＋（ｋ：）　（＝１５１）とＢ＋［：ｊ〕（
＝ｔｓ２）の重なりを判定する。（１６０５）Ｈ＋Ｃｋ
〕とＢ＋（ｊ”ｌは重なるため、ｋをインクリメントし
く１６０７）、１６０５以下ｊ＝１の場合と同じ動作を
行なって通路内番号を決定する。ｊ＝３となった時は、
１６０６の判定において、Ｂ＋（ｋ〕（＝１ｓｔ　）と
Ｈｔ［ｊｌ（＝１５３）は重ならないため、ＨＩＣｋ〕
の通路内番号（＝１）ｔ−１Ｈｔ　（ｊ　：］と通路内
番号とする。続いてＨＩ（ｊ　（＝４）］　＝Ｏである
ので、通路Ｈ＋を通過するフローラインは、全て通路内
番号が決定した。この方法を、フローラインの通過する
全ての通路Ｈ１，Ｖ　ｔに対して行なうことにより、全
てのフローラインについて、通路内番号の決定が実現で
きる。

最後に、第１４図を例に、第１５図のフローチャートを
用い、接続範囲内の番号の決定方法について説明する。

シンボルの上下、左右いずれかのサイドに接続するフロ
ーラインの接続範囲内の番号を決定する時、接続サイド
方向にあるシンボルの向い合うサイドに接続するフロー
ラインの接続範囲内の番号も同時に決定する。即ち、あ
るシンボルの右サイドに接続するフローライン１７１゜
１７２．１７３接続番号を決定する場合、そのシンボル
の右方向にあシ、一番近いシンボルの左サイドに接続す
るフローライン１７４，１７５の接続番号も同時に決定
するつこの理由は、フローライン１７２と、１７４が同
じ接続範囲内番号を持ツト、フローラインの重なりが発
生するため、これを回避することが目的である。以下に
、その実現方法を、具体例に基づいて説明する。あるシ
ンボルの右サイドＲ＋に接続するフローライン１７１゜
１７２．１７３は、Ｒｔｌ：１１　、　Ｒｔ（２］　、
Ｒｔ（３）に各々格納され、引〔４〕には末尾を示す０
が格納されている。向い合うサイドＬ、にも、同様に、
７　ｏ−ライフ１７４，１７５が格納されている。

この例を元に、接続番号決定方式１８００〜１８１５に
ついて説明する。まず、接続番号ｒｖＲｊのインデック
スｒ’＋Ｌ３のインデックスｍを１に初期化する。（１
８０１〜１８０３　）次にＲ＋Ｃｎ〕　（＝１７１）と
Ｌｌ［：ｍ：］　（＝　１７４　）の値を評価する。

Ｒ１（ｎ：Ｉキ０、かつ、Ｌ　Ｊ　（ｍ）キＯであるの
で、Ｂ＋Ｃｎ）とＬ　ｊ（ｍ）の重な＃）を判定する。

（１８０５）重ならないので、フローラインＲ＋（ｎ〕
、ＬｊＣｍ）の接続番号をｒ（＝ｘ）とし、ｍ、ｎ、ｒ
をインクリメントして（１８０８〜１８１０）、１８０
４よシくり返す。続いて、Ｒ＋Ｃｎｌ　（＝　１７２　
）とＬｊ（ｍ）　（＝ｔ　７　ｓ　）は重なり、ｎ（＝
２）はｍ（＝２）以上であるため、Ｒ＋［ｎ：ｌの接続
番号をｒ（＝２）としく１８１１）、ｎとｒをインクリ
メントして（１８１２，１８１０）、１８０４よシ〈シ
返す。

以下、同様にしてＲ＋Ｃｎ〕、Ｌｊｌ：ｍ〕が共に０と
なれば、Ｒ１，Ｌｊの各サイドに接続する、全てのフロ
ーラインの接続範囲内の番号が決定する。この動作（１
８００〜１８１５）ｔ、全てのシンボルの上下、左右各
サイドに適用すれば、全てのフローラインの接続範囲内
の番号が決定する。

この各方式により、シンボルの配置、フローラインの配
線が実現でき、自動レイアワトが可能となった。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ドキュメント生成システムにおいて、
必要なだけの互いに異なる形状を持つ、シンボル、フロ
ーラインや、ドキュメント自フオームを定義すれば、判
り易く、多種多様なドキュメントの生成を容易に実現す
るのに大きな効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のレイアワト方式の概念図、
第２図はソフトウェア仕様構造のモデル図、第３図は第
２図の構造からツリー構造を取り出した図、第４図は第
３図の構造からメツシュ上にシンボルを配置したモデル
図、第５図はシンボル配置の詳細フローチャート、第６
図ないし第９図はシンボルの相対位置によるフローライ
ンの配線ハターン図、第１０図はフローライン配線の概
要フローチャート、第１１図は配線可能なパターン選択
の詳細フローチャート、第１２図は通路部配線の説明図
、第１３図は通路部配線の詳細フローチャート、第１４
図はフローラインとシンボルの接続範囲内配線の説明図
、第１５図はフローラインとシンボルの接続範囲内配線
の詳細フローチャート、第１６図はレイアウトのための
データ定義項目図、第１７図は自動レイアウト方式の概
要図、第１８図は第１７図のデータベースのデータ例図
である。 １．１・・・ブロック座標、２．１・・・ブロック座標
、３．１・・・ブロック座標。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、電子計算機に接続され、設計されたソフトウェア仕
   様情報を記憶したデータベースと、プロッタなどの作図
   装置をもち、前記データベースの前記ソフトウェア仕様
   情報をドキュメントとして作図装置に出力するシステム
   において、 フローチャートシンボルの形状データ、ドキュメントの
   書式の形状データを、前記データベースにライブラリ化
   して記憶し、入力データとして自由に定義可能とさせ、
   多種多様なドキュメントを生成可能としたことを特徴と
   する、フローチャートシンボルの自動レイアウト方法。