JPS6288853A - 船舶推進機 - Google Patents
船舶推進機Info
- Publication number
- JPS6288853A JPS6288853A JP60227795A JP22779585A JPS6288853A JP S6288853 A JPS6288853 A JP S6288853A JP 60227795 A JP60227795 A JP 60227795A JP 22779585 A JP22779585 A JP 22779585A JP S6288853 A JPS6288853 A JP S6288853A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- main engine
- speed
- output
- variable
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（関連技術分野）
本発明は船舶の推進機の改良に関するものである。
（従来技術）
従来、船舶の主機関の減速用として遊星歯車減速機が用
いられていたが、これは入力回転速度及び出力回転速度
の比率を固定したものであった。
いられていたが、これは入力回転速度及び出力回転速度
の比率を固定したものであった。
又従来船舶の入・出航時に於ては減速するが、１）可変
ピッチ型のプロペラを用いて行う方式と。
ピッチ型のプロペラを用いて行う方式と。
２）主機関をガバナー調整により、回転数を落す方式と
が用いられていた。
が用いられていた。
上記１）の可変ピッチのプロペラは構造的に複雑になり
、重量が重くなるという欠点があった。
、重量が重くなるという欠点があった。
又２）のガバナー調整方式も主機関の速度調整はできて
も、減速機が固定減速率のため、プロペラの回転速度を
任意に調整するというわけにはいかなかった。
も、減速機が固定減速率のため、プロペラの回転速度を
任意に調整するというわけにはいかなかった。
（発明の解決しようとする問題点）
従来技術の問題点を解決し、主機関の回転速度と固定ピ
ッチプロペラの回転速度を任意に制御可能にし、 ■固定ピッチプロペラにおける主機関減筒運転時のトル
ク制限を解決すること、 ■固定ピッチプロペラにおける最低船速確保が困難なも
のを解決すること及び、 ■主機関駆動発電機及び補機の回転制御が必要な場合を
解決すること、を目的とする。
ッチプロペラの回転速度を任意に制御可能にし、 ■固定ピッチプロペラにおける主機関減筒運転時のトル
ク制限を解決すること、 ■固定ピッチプロペラにおける最低船速確保が困難なも
のを解決すること及び、 ■主機関駆動発電機及び補機の回転制御が必要な場合を
解決すること、を目的とする。
（発明による解決手段）
船舶の主機関と固定ピッチプロペラとの間に可変速型遊
星歯車減速機を装備し、入力側回転速度及び／又は出力
側回転速度を任意に制御可能にしたことを特徴とする。
星歯車減速機を装備し、入力側回転速度及び／又は出力
側回転速度を任意に制御可能にしたことを特徴とする。
（実施例）
第１図において、１は主機関で、可変速型遊星歯車減速
機２を介して固定ピッチのプロペラ４を駆動するように
なっている。３は駆動軸に設けたスラスト軸受である。
機２を介して固定ピッチのプロペラ４を駆動するように
なっている。３は駆動軸に設けたスラスト軸受である。
第２図は可変速型遊星歯車減速機２の一例を示し、主機
関１の出力は太陽歯車５に入力される。
関１の出力は太陽歯車５に入力される。
６は太陽歯車５と噛合う遊星歯車で、リング歯車７とも
噛合っている。この遊星歯車６から取出された減速され
た出力で固定ピッチのプロペラは駆動される。
噛合っている。この遊星歯車６から取出された減速され
た出力で固定ピッチのプロペラは駆動される。
８は制御器で、遊星歯車減速機２の入力側の回転検出器
９及び遊星歯車減速機の出力側の回転検出器１０に接続
されている。１１は制御器８によって発する信号によっ
て駆動される駆動機で、これにより歯車１２を駆動し、
これと噛み合うリング歯車７を駆動し、出力側回転数の
制御を行うようになっている。
９及び遊星歯車減速機の出力側の回転検出器１０に接続
されている。１１は制御器８によって発する信号によっ
て駆動される駆動機で、これにより歯車１２を駆動し、
これと噛み合うリング歯車７を駆動し、出力側回転数の
制御を行うようになっている。
（作用）
主機関の出力回路を可変速型遊星歯車減速機２を介し固
定ピッチのプロペラの駆動軸に伝えるようにし、常に入
力側と出力側の回転数を検出し、この回転数信号を制御
器８に送ってリング歯車７を駆動回転して出力側の回転
数を制御するので、適正な減速率が得られる。
定ピッチのプロペラの駆動軸に伝えるようにし、常に入
力側と出力側の回転数を検出し、この回転数信号を制御
器８に送ってリング歯車７を駆動回転して出力側の回転
数を制御するので、適正な減速率が得られる。
（発明の効果）
船舶の主機関（主にディーゼル機関）とプロペラとの間
に可変速型遊星歯車減速機を装備し、入力側回転及び／
又は出力側回転速度を自動制御又は手動（遠隔）操作す
ることにより、次の運転方法、装備等々が可能となった
。
に可変速型遊星歯車減速機を装備し、入力側回転及び／
又は出力側回転速度を自動制御又は手動（遠隔）操作す
ることにより、次の運転方法、装備等々が可能となった
。
１）減筒運転モード：
通常多気筒ディーゼル主機関は全部着火で運転されるが
、省エネ、その他の理由により減筒運転を行うが、この
場合、固定ピッチプロペラでは、減筒時出力に舶用特性
上これに対応する回転速度では機関がトルクオーバにな
り、更に回転を下げる必要があり、減筒運転の効果が出
ない。ところが可変速型遊星歯車を使用することにより
、主機関回転速度とプロペラ回転速度を任意に選択でき
、トルクの制限等を受けることなく効率的な運転が可能
となる。
、省エネ、その他の理由により減筒運転を行うが、この
場合、固定ピッチプロペラでは、減筒時出力に舶用特性
上これに対応する回転速度では機関がトルクオーバにな
り、更に回転を下げる必要があり、減筒運転の効果が出
ない。ところが可変速型遊星歯車を使用することにより
、主機関回転速度とプロペラ回転速度を任意に選択でき
、トルクの制限等を受けることなく効率的な運転が可能
となる。
２）最低船速の確保：
固定ピッチプロペラの場合、出入港等で必要な最低船速
を得る為には、通常主機関のガバナにより、主機関回転
速度を制御するが、ガバナの制御範囲が限られており、
所要の最低船速が得られないことがある。しかし本発明
により主機関回転速度をガバナ制御範囲に保ちながら、
プロペラ回転速度を最低船速に対応する回転迄下げて使
用できる。
を得る為には、通常主機関のガバナにより、主機関回転
速度を制御するが、ガバナの制御範囲が限られており、
所要の最低船速が得られないことがある。しかし本発明
により主機関回転速度をガバナ制御範囲に保ちながら、
プロペラ回転速度を最低船速に対応する回転迄下げて使
用できる。
３）主機関駆動発電機補機の装備：
固定ピッチプロペラに於て、発電機やポンプ等の補機を
主機関にて駆動する場合、通常は使用範囲の制限が発生
するが、可変速型遊星歯車を装備することにより、主機
関回転速度を一定に制御し。
主機関にて駆動する場合、通常は使用範囲の制限が発生
するが、可変速型遊星歯車を装備することにより、主機
関回転速度を一定に制御し。
船が減速時でも発電機及び補機を使用することが可能に
なる。
なる。
４）械を消讐の帛滴化：
主機関の出力変化に応じて主機関の回転速度を最適燃料
消費率（ｇｒ／ｐｓ−ｈ）になるように、がっ、プロペ
ラ回転速度を最適プロペラ効率になるように自動制御が
可能である。
消費率（ｇｒ／ｐｓ−ｈ）になるように、がっ、プロペ
ラ回転速度を最適プロペラ効率になるように自動制御が
可能である。
５）操船性の向上：
主機関の回転速度を一定に保ち、プロペラ回転速度を任
意に変えることにより、任意の船速が容易に得られ、操
船性が良好となる。
意に変えることにより、任意の船速が容易に得られ、操
船性が良好となる。
第１図は可変速型遊星歯車減速機の使用方法を示す。
第２図は可変速型遊星歯車減速機の詳細図。
図において；
１ 主機関
２ 可変速型遊星歯車減速機
３ スラスト軸受
４ 固定ピッチプロペラ
５ 太陽歯車 ６ 遊星歯車
７ リング歯車 ８ 制御器
９、ｌＯ回転検出器 １１ 駆動機１２ 歯車
以上
出願人 住友重機械工業株式会社
復代理人 弁理士 大 橋 勇
纂／図
第２図
Claims (1)
- 船舶の主機関と固定ピッチプロペラとの間に可変速型遊
星歯車減速機を装備し、入力側回転速度及び／又は出力
側回転速度を任意に制御可能にしたことを特徴とする船
舶推進機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60227795A JPS6288853A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 船舶推進機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60227795A JPS6288853A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 船舶推進機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6288853A true JPS6288853A (ja) | 1987-04-23 |
Family
ID=16866504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60227795A Pending JPS6288853A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 船舶推進機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6288853A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0360498U (ja) * | 1989-10-12 | 1991-06-13 | ||
| DE102006052864A1 (de) * | 2006-11-09 | 2008-05-21 | Denteler Präzisionsteile GmbH | Stufenloser Fahrzeugantrieb |
| JP2011148444A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Mazda Motor Corp | 電気自動車の前部構造 |
| JP2016201996A (ja) * | 2016-08-26 | 2016-12-01 | セイコーエプソン株式会社 | 電気機械装置、及び、これを備える移動体およびロボット、並びに、変速装置 |
| JP2017193224A (ja) * | 2016-04-19 | 2017-10-26 | 株式会社 神崎高級工機製作所 | 減速逆転機及びこれを備えた船舶 |
-
1985
- 1985-10-15 JP JP60227795A patent/JPS6288853A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0360498U (ja) * | 1989-10-12 | 1991-06-13 | ||
| DE102006052864A1 (de) * | 2006-11-09 | 2008-05-21 | Denteler Präzisionsteile GmbH | Stufenloser Fahrzeugantrieb |
| JP2011148444A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Mazda Motor Corp | 電気自動車の前部構造 |
| JP2017193224A (ja) * | 2016-04-19 | 2017-10-26 | 株式会社 神崎高級工機製作所 | 減速逆転機及びこれを備えた船舶 |
| JP2016201996A (ja) * | 2016-08-26 | 2016-12-01 | セイコーエプソン株式会社 | 電気機械装置、及び、これを備える移動体およびロボット、並びに、変速装置 |
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