JPS6288815A - 球継手の当り出し方法 - Google Patents

球継手の当り出し方法

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JPS6288815A
JPS6288815A JP22732685A JP22732685A JPS6288815A JP S6288815 A JPS6288815 A JP S6288815A JP 22732685 A JP22732685 A JP 22732685A JP 22732685 A JP22732685 A JP 22732685A JP S6288815 A JPS6288815 A JP S6288815A
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JP
Japan
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socket
seat
ball joint
torque
ball stud
Prior art date
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JP22732685A
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English (en)
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JPH0456164B2 (ja
Inventor
Morio Takahashi
高橋 守雄
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Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
Original Assignee
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 自動車の懸架装置及び操舵装置等に用いられる球継手の
当シ出し方法に関する。
従来の技術 この種球継手の当シ出し方法としては、特開昭48−2
6105号の如くソケットを固定し、ポールスタッドを
ソケットに対して強制回転させ、その際に発生する摩擦
熱によって熱可塑性高分子化合換装の受座の内周面を溶
解してポールスタッド揺動トルクを所望低トルクに安定
化するものがある。
発明が解決しようとする問題点 上記従来の方法によると、ポールスタッド揺動トルクを
所望値に低下させるための条件設定が極めて微妙である
と共に、当シ出し後のポールスタッド揺動トルクのバラ
ツキが大きい欠点がある。
問題点を解決するための手段 ソケットとポールスタッド球状部との強制的な相対運動
中に球継手を外周から強制冷却する。
作       用 球継手の当り出し中に、当シ出しによって発生した摩擦
熱が早く奪われシートの異常溶は出しが無くなるためと
考えられる。
実   施   例 以下本発明を実施例の図面と共に説明する。
球継手Jはソケット1と、このソケット内に圧入される
熱可塑性高分子化合物よりなる受座2と、この受座2内
に嵌合される球状部4を有するポールスタッド3とによ
シ構成されるもので、ソケット1の一方の開口縁にはポ
ールスタッド3の抜止用舌片5が形成され、またそれに
対向する開口縁には、閉止板6を加締めるだめの舌片7
が形成されている。
前記受座2は第2図に倒立して示すように、熱可塑性高
分子化合物によって内周面を球状に、また外周面を略円
筒状に形成し、かつその周縁に数条の切溝7,7・・・
・−・・・が間隔をもって縦方向に形成され、前記ソケ
ット内に大きな内部応力を生じて圧入されるよう大きな
締代をもつ寸法に形成されている。
そして前記受座2にポールスタッドの球状部4を嵌合し
、この受座2をソケット1内に圧入した後、閉止板6を
ソケット10下方よシ挿入して舌片を加締めれば球継手
Jが組み立てられる。
この組立状態では受座2はソケット1内に大きな締代を
もって圧入されており、ポールスタッド3の球状部4は
受座2により、強い緊握力で抱持されるものである。
そして、上記の如く組み立てられた球継手Jは以下に詳
述する強制均し装置によって受座2とポールスタッド球
状部4の間の相対運動ができるように当り出しされるも
のである。
以下この強制均し装置の構成について、説明すると、ベ
ット9上に立設した支持体10の片側に盲孔11が形成
され、この盲孔11内には、連結ロッド12の基端が自
由に遊動できるよう所定の遊び13を存して挿入され、
連結ロッド12に固着したキー14は、盲孔11内のキ
ー溝15に遊びを存して挿入されており、連結ロッド1
2の先端は自由に遊動できるが支持体10に対して回転
はできないようになっている。
前記ソケット1を嵌合できるようにした嵌合孔17を有
するソケット保持体16はその一側に、前記連結ロッド
12の先端が螺着されるとともにその他側には、ソケッ
ト1の締付用螺子18が惺合されている。
前記ソケット保持体16の下方において、ペッド9には
、前記ポールスタッド3を保持するチャック体19が回
転自在に支持されている。
また20は冷却剤管で、図示されてないブロアーなど冷
却剤送給手段によって供給されたエアーや水などの冷却
剤21を球継手Jに向けて供給するようになっている。
また冷却剤管20の出口に至る管路には流量調整弁や電
磁パルプなど冷却剤21の供給を制御する手段(図示せ
ず)が適宜設けられる。
いま前記したように組み立てられた球継手Jの当シ出し
を行う場合には、そのソケット1を第1図に示すようソ
ケット保持体16の嵌合孔17に嵌着して螺子18によ
シ固着し、かつポールスタッド3をチャック体8によっ
て固定する。
ここでポールスタッド3が受座2に対して強制的に相対
回動されると、それらの摺動面に摩擦を生じ、その摩擦
熱による温度上昇で、熱可塑性高分子化合物よりなる受
座2の内周面が溶解し、これが数条の切溝7,7・・・
・・・・・・内に流れ込み、受座2及びポールスタッド
球状部4の相対摺動面が形成される。
ところで、ポールスタッド3が受座2に対して相対回動
中に前記冷却剤管20から球謎手Jに向け、所望するポ
ールスタッド揺動トルクに合わせて適当な時間、冷却剤
21を供給し、該球継手Jを外周から強制冷却する。
このように強制冷却しつつ当り出しを実施した結果、第
3図に示す如く強制冷却を実施したものB、 Cは、従
来方法による強制冷却を施さずに当り出しを実施したも
のAに比べ、製品間のポールスタッド揺動トルクのバラ
ツキが少なく成った。
また冷却剤の供給時間を変えても、トルクレベルの変化
に比し、製品間のトルクバラツキの変化は少ないことが
判明した。
なお第8図は、球状部の直径が24−m、受座がポリア
セタールの場合を表わし、各データA、 B、Cの縦方
向長さはバラツキの大きさを表わすもので、各データに
付された数値は当り出し実験後の測定揺動トルクの最大
と最小値(単位qrR)で(ト)内はその差を示す。
なお、上記製造工程において、ソケット1内にあらかじ
めグリースなどの潤滑剤を充填しておく。
また上記実施例では受座8には数条の切溝9゜9・・・
・・・・・・が形成されているが、この代りに複数個の
凹部を形成するようにしても良い。
さらにまた、冷却剤の吹き付けは閉止板6に限らず球継
手の各外周方向の1乃至数箇所から行っても良いし、球
継手外周面の適所の温度を検出する温度検出手段を設は
強制冷却状態を制御するようにしても良い。
効       果 以上のように本発明によれば、ソケットとポールとの強
制的な相対運動中に球継手を外周から冷却することによ
シ、ポールスタッド揺動トルクの制御が容易と成り、し
かもポールスタッド揺動トルクのバラツキが従来の当シ
出し方法に比べ顕著に少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を表わすもので、当り出し装置
の縦断側面図。第2図はポール受座の斜視図。第3図は
当り出し結果を表わす測定トルク図である。 (記号の説明) J・・・・・・球 継 手。  2・・・・・・受  
 座。 8・・・・・・ポールスタッド。  4・・・・・・球
 状−部。 8・・・・・・  溝  。 20・・・・・・冷却剤
管。 21・・・・・・冷 却 剤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱可塑性高分子化合物よりなる受座2に球状部4を嵌合
    し、この受座2を大きな締代をもってソケット1内に圧
    入して受座に大きな内部応力を生ぜしめ、前記ソケット
    1と球状部4とに強制的に相対運動を与えて球状部と受
    座との摺動面に摩擦熱を発生させ、この摩擦熱によって
    受座2の内周面を溶解し、この溶解高分子化合物を、受
    座2に形成した溝8、あるいは凹部に流入させる球継手
    の製造方法において、少なくとも前記相対運動中に該球
    継手Jを外周から強制冷却することを特徴とする球継手
    の当り出し方法。
JP22732685A 1985-10-11 1985-10-11 球継手の当り出し方法 Granted JPS6288815A (ja)

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JPS6288815A true JPS6288815A (ja) 1987-04-23
JPH0456164B2 JPH0456164B2 (ja) 1992-09-07

Family

ID=16859054

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WO2017126502A1 (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 日本発條株式会社 トルクチューニング方法及びボールジョイント
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