JPS6287784A - 金属の溶解炉 - Google Patents

金属の溶解炉

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Publication number
JPS6287784A
JPS6287784A JP22545385A JP22545385A JPS6287784A JP S6287784 A JPS6287784 A JP S6287784A JP 22545385 A JP22545385 A JP 22545385A JP 22545385 A JP22545385 A JP 22545385A JP S6287784 A JPS6287784 A JP S6287784A
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JP
Japan
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melting
molten metal
calcia
furnace body
melting furnace
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Pending
Application number
JP22545385A
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English (en)
Inventor
出川 通
藤原 弘三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は金属の溶解炉に係り、特にプラズマ、電子ビー
ム、アーク、レーザービーム等の超高熱発生手段を備え
た金属(合金又は純金属)の溶解炉に関するものである
[従来の技術] プラズマ、電子ビーム、アーク、レーザービーム等の超
高熱発生手段によれば、高融点金属の溶解が可能である
から、高温溶解に付随する各種の技術的課題を克服した
溶解プロセスが開発されつつある(例えば鉄と銅198
2年第10号第1〜10頁)、そして、高周波誘導加熱
装置とプラズマトーチとを組み合わせた溶解装置も開発
されている(同)。
また、大容量の超高熱発生手段例えば大容量の電子ビー
ムガンの開発により、高融点金属や特殊合金の溶解のみ
ならず、製鋼等の比較的大容量の溶解分野への応用もな
されつつある(例えば水曜合紙、第20巻第1号第27
頁)。
[発明が解決しようとする問題点] 超高熱発生手段を備えた従来の金属の溶解炉においては
、マグネシア、アルミナ、スピネルなどの耐火材で内張
すされた容器や、水冷銅を採用している。しかしながら
、マグネシア、アルミナ、スピネルなどの耐火材を用い
た容器においては。
使用上限温度が低い、或いは活性金属に対する耐食性が
低く溶解中に不純物質を混入させる等の理由により、溶
解し得る金属の種類に制限があり、超高熱発生手段から
発生される超高温のエネルギーを十分には利用できなか
った。
一方、水冷銅を用いる場合は、スカル溶解方式となるの
で、合金溶解の場合には均質な合金組成のインゴットが
得られないという問題がある。
また、水冷銅を用いる場合には、電子ビーム等が当った
場合には銅が溶解して溶湯中に取り込まれ、溶湯を汚染
する場合がある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は熱発生手段として超高熱発生手段を備えた溶解
炉において、溶解炉炉体の内壁面のうち少なくとも溶湯
と接する部分をカルシア質耐火物で構成したものである
[作用] カルシアは高温で安定であり、しかも真空中で安定であ
り炭素に対する安定性も高い、従って、本発明の溶解炉
によれば高融点金属や高純度金属を容易に溶解させるこ
とができる。
また、溶7μ中にAM、St等が存在すると1 カルシ
ア耐火材は炉壁反応により脱硫反応を行なうと共に、酸
化物系介在物を吸収するので、清??Iな溶湯を得るこ
とも可能とされる。
[実施例〕 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本発明の実施例にかかる金属の溶解炉の縦断面
図である。符号1は炉体であって、金属製のシェル2の
内面にカルシア質耐火物3が内張すされている。4は蓋
であって、アルゴンガスの導入管5と、排気用配管6が
接続されている。この炉体1にはプラズマI・−チアが
側壁を貫通するよう(こして設)6されており、このブ
ラダy l−一手7により金属を溶解して溶湯8となし
、ている。符号9は底部電極である。また符号10は注
ぎ口であって、溶湯8が十分に溶解した後炉体lを傾け
ることによりこの注ぎ口lOから溶湯8を炉体l外に抜
き出すことができるよう構成されている。
第2図は本発明の第2の実施例を説明する縦断面図であ
る。この第2図の実施例装置においては、プラズマトー
チ7は蓋4の中央部分に設置されており、プラズマト−
チ7に隣接して接種用の金属の投入装置11が設けられ
ている。また、炉体1を取り巻くように誘導加熱コイル
12が設置されており、プラズマトーチ7から発生され
る超高熱の他、この誘導加熱によっても溶湯8を加熱す
るように構成されている。第2図の溶解炉のその他の構
成は第1図の装置と同様であるので同一部分に同一符号
を付してその説明を省略する。
第3図は本発明の第3の実施例を説明する縦断面図であ
る。この第3図の溶解炉においては、炉体が大型の箱状
ケーシング13内に設置されており、炉体1内の溶湯8
が、ケーシング13内に設置された詩聖14内に注型し
得るよう構成されている。ケーシング13にはアルゴン
ガスの供i合管5と排気管6とが接続されており、ケー
シング13 (’) 上N L 3 aにプラズマトー
チ7、金属の投入装置11が取り付けられている。
第4図は本発明の第4の実施例を説明する縦断面図であ
る。符号15が炉体であって、その内部に階段状の溶湯
流下部が設けられている。溶湯流下部16はカルシア質
炉材で底面及び側面が構成されており、この溶In流下
部16に向けて′電子ビームを放射する゛電子ビーーム
ガン17が炉体15の天井部分に設置されている。炉体
15の側部には溶湯流下部16へインゴットを供給する
ための供給室18が連設されており、投入室J8と炉体
15との接続部分には開閉可能な仕切窓19が設置され
ている。溶湯流1部16の最下流側には、筒型の冷却鋳
型20が配置されており、溶湯流F部16から流下した
溶湯が円柱状のインゴット・とされた後取出室21内に
押し出されるよう構成されている。
符号22.23及び24はそれぞれ炉体15内、投入室
J8内及び取出室21内を真空吸引袋間(図示せず)に
接続するための配管であり、各々真空バルブ22a、2
3a、24aが設置されている。また符号z5は炉体1
5内をモニタするためのテレヒ装置であり、26は取出
室21からインゴットを取り出すための扉である。
この第4図の溶解炉において、溶解される原料金属27
はまず投入室18の開閉口18aから該投入室18内に
挿入され、投入室18内が真空に吸引された後仕切窓1
9を開は炉体15内に挿入される(なお炉体15及び取
出室21内は予め真空に吸引されている)、炉体I5内
に挿入された被溶解金属27は、溶湯流下部16上にて
電子ビームの照射を受は加熱、融解し溶湯流下部16を
流下する0次いで、冷却鋳型20を通過してインゴー、
トとされ取出室21から取り出される。
取出室2工からインゴットの取り出しを行なうには、例
えば取出室21内に切断装置28を設置しておき、適宜
長さにインゴットを切断し、取出室21内の真空をブレ
ークした後、扉26を開けて取り出せばよい、切断した
インゴットを取り出した後、扉26を閉め再度取出室2
1内を真空に吸引する。
上記実施例装置は、プラズマ又は電子ビームを超高熱発
生手段として採用しているが、その他のアークやレーザ
ービーム等を超高熱発生手段として採用してもよい。
本発明において、カルシア質耐火物としては、カルシア
(Cab)を40%、とりわけ60%以上含むものが好
適である。また、活性の高い金属を溶解する場合にはカ
ルシア含有贋が90%以上の高純度カルシア質耐火物を
用いるのが好ましい、カルシア質耐火物としては石灰石
、消石灰、生石灰等を焼結したカルシア耐火物の他、電
融カルシア等の実質的にカルシアのみからなるカルシア
系耐火物の他、ラルナイト耐火物(安定化2 Ca O
#S f O2) 、  メルウィナイト耐火物(3C
aO−MgO・2S 1o2)、CaOを富化したドロ
マイト耐火物等を用いることができる。
[発明の効果] カルシア耐火物は、高温で安定であると共に、真空中で
も安定であり、炭素に対する安定性も高い、従って、高
融点金属を超高熱発生手段で容易に溶解することができ
る。また、溶湯中にAn、Siなどが存在すると、カル
シア質耐火物と炉壁反応を行ない脱硫が行なわれ、また
酸化物系介在物がカルシア質耐火物の炉壁に吸収される
ので、清浄な金属溶湯を得ることも可能である。
また、本発明においては、合金を溶解させる場合、スカ
ル溶解法と異なり均質な合金組成のインゴットを得るこ
とが可能である。
また、仮に電子ビーム等のビームが当ってカルシア質耐
火物が一部融解しても、この融解物は溶湯と反応せずそ
の上に浮くので、溶湯中に取り込まれることがなく、溶
湯を汚染することもない6
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図の各図は本発明の実施例にかかる溶
解炉を説明する断面図である。 1・・・炉体、      3・・・カルシア質耐火物
、7・・・プラズマトーチ、8・・・溶湯、16・・・
溶湯流下部、  17・・・電子ビームガン。 代  理  人   弁理士   重  野   剛第
1図 第2図     第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶解用の熱発生手段として超高熱発生手段を備え
    た溶解炉において、溶解炉炉体の内壁面のうち少なくと
    も溶湯と接触する部分がカルシア質耐火物であることを
    特徴とする金属の溶解炉。
  2. (2)前記溶解用の熱発生手段は誘導加熱手段を含んで
    構成されている特許請求の範囲第1項に記載の金属の溶
    解炉。
JP22545385A 1985-10-09 1985-10-09 金属の溶解炉 Pending JPS6287784A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5577691A (en) * 1978-12-06 1980-06-11 Furukawa Electric Co Ltd Frequently applicable crucible for induction heat fusing
JPS564823A (en) * 1979-06-25 1981-01-19 Meidensha Electric Mfg Co Ltd Detector of multiple selection in computer system
JPS58153084A (ja) * 1982-03-05 1983-09-10 同和鉱業株式会社 高純度物質焼成用るつぼ

Patent Citations (3)

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