JPS628745Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS628745Y2 JPS628745Y2 JP8406782U JP8406782U JPS628745Y2 JP S628745 Y2 JPS628745 Y2 JP S628745Y2 JP 8406782 U JP8406782 U JP 8406782U JP 8406782 U JP8406782 U JP 8406782U JP S628745 Y2 JPS628745 Y2 JP S628745Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting piece
- lid
- container
- protrusions
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 239000002932 luster Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、例えば宝石、指輪などの装身具の
収容容器に用いて好適の装飾容器に関するもので
あつて、閉じた場合は容器外に蝶番部分が全く現
われず、また開いた場合は蓋部分を常に起立状態
に保持できるようにしたものである。
収容容器に用いて好適の装飾容器に関するもので
あつて、閉じた場合は容器外に蝶番部分が全く現
われず、また開いた場合は蓋部分を常に起立状態
に保持できるようにしたものである。
通常、装飾容器は、容器自体が装飾品となる場
合が多く蝶番が目障りとなるため、蝶着部には取
付幅にわたつて一連の蝶番いわゆるピアノ蝶番を
使用したり、あるいは蓋部分から容器部分にわた
つて、化粧布を被装し蝶番部を包みこむことが行
われている。しかし蓋部分を充分に開くためには
蝶番の軸部は蝶着部の外側方に位置せざるを得な
いから、この部分だけが突出して不体裁であると
ともに他物が引つかかる等の不便があつた。また
装飾容器は、内部に宝石などを収容したまま蓋部
分を上方に開き、蓋部分内面を背景として陳列状
態で使用する必要もあり、この場合、通常の蝶番
では蓋部分を立設状態に保持する開度制限ひも等
を要し、外観上好ましくない。
合が多く蝶番が目障りとなるため、蝶着部には取
付幅にわたつて一連の蝶番いわゆるピアノ蝶番を
使用したり、あるいは蓋部分から容器部分にわた
つて、化粧布を被装し蝶番部を包みこむことが行
われている。しかし蓋部分を充分に開くためには
蝶番の軸部は蝶着部の外側方に位置せざるを得な
いから、この部分だけが突出して不体裁であると
ともに他物が引つかかる等の不便があつた。また
装飾容器は、内部に宝石などを収容したまま蓋部
分を上方に開き、蓋部分内面を背景として陳列状
態で使用する必要もあり、この場合、通常の蝶番
では蓋部分を立設状態に保持する開度制限ひも等
を要し、外観上好ましくない。
これに対し、この考案は蓋部分を閉じた場合は
蝶着部が全くわからず、一見、開閉容器には見え
ぬ状態であり、しかも開放時は蓋部分が所定の立
設状態に保持されるようにしたものであつて、こ
の考案の実施例を図面について説明すると、第
１，２図に示すように容器部分１と蓋部分２とは
互に口縁をつき合わせて上下に重合される。図に
おいて全体は硬質合成樹脂製であつて、外面は金
属光沢仕上げ、内面は化粧布張りとなつている。
３は指掛け用凹部である。これら容器部分１と蓋
部分２は、蝶着部に当る内壁に第３図に明らかな
ように２個一組の突片４・４，５・５が内方に向
けて附設され、これら突片４・４，５・５にわた
つて介挿した連結片６により相互に接続され、第
３〜５図のように自由に開閉することができる。
すなわち連結片６は、第５図に示すように方形状
の金属片をその平行する２辺の一組に沿つて各隅
角部に係合突子７・７・７・７を設けるととも
に、この２辺を屈曲端として断面半円状に屈曲し
て形成され、この係合突子７…を各突片４・４，
５・５に予め設けられた係合穴８…にそれぞれ圧
入して取りつけられており、これら係合突子７…
を軸として回動することができるようになつてい
る。
蝶着部が全くわからず、一見、開閉容器には見え
ぬ状態であり、しかも開放時は蓋部分が所定の立
設状態に保持されるようにしたものであつて、こ
の考案の実施例を図面について説明すると、第
１，２図に示すように容器部分１と蓋部分２とは
互に口縁をつき合わせて上下に重合される。図に
おいて全体は硬質合成樹脂製であつて、外面は金
属光沢仕上げ、内面は化粧布張りとなつている。
３は指掛け用凹部である。これら容器部分１と蓋
部分２は、蝶着部に当る内壁に第３図に明らかな
ように２個一組の突片４・４，５・５が内方に向
けて附設され、これら突片４・４，５・５にわた
つて介挿した連結片６により相互に接続され、第
３〜５図のように自由に開閉することができる。
すなわち連結片６は、第５図に示すように方形状
の金属片をその平行する２辺の一組に沿つて各隅
角部に係合突子７・７・７・７を設けるととも
に、この２辺を屈曲端として断面半円状に屈曲し
て形成され、この係合突子７…を各突片４・４，
５・５に予め設けられた係合穴８…にそれぞれ圧
入して取りつけられており、これら係合突子７…
を軸として回動することができるようになつてい
る。
この考案は上記の構造であつて、前記したよう
に蓋部分２を開くと、蓋部分２は立設位置で停止
され、第４図Ｂ，Ｃのように蓋部分２が容器部分
１の外側面に当接して、容器部分１とほぼ同等位
置まで下降するため倒れることはなく、そのまま
の状態に保持される。なお、図の実施例において
は蓋部分２の両側面口縁に傾斜部９が付設されて
おり、このため第４図Ｂの直立状態、同Ｃの全開
状態の２段に開くことができ、それぞれ陳列時お
よび内容物の取出し時に便利となつている。
に蓋部分２を開くと、蓋部分２は立設位置で停止
され、第４図Ｂ，Ｃのように蓋部分２が容器部分
１の外側面に当接して、容器部分１とほぼ同等位
置まで下降するため倒れることはなく、そのまま
の状態に保持される。なお、図の実施例において
は蓋部分２の両側面口縁に傾斜部９が付設されて
おり、このため第４図Ｂの直立状態、同Ｃの全開
状態の２段に開くことができ、それぞれ陳列時お
よび内容物の取出し時に便利となつている。
さらに、この考案においては容器部分１と蓋部
分２とはそれぞれの係合穴８…に連結片６の係合
突子７…を圧入して接続されているから、各突片
４・４，５・５のいずれかを側方に押して連結片
６を取りはずすことにより容易に分離することが
できるから多数を前後に並べて陳列する際に好都
合である。なお、この連結片６としては、前記第
５図のように１枚の金属板をプレス加工したもの
を用いてもよいが、しばしば蓋部分２を取りはず
す必要がある場合、あるいは大型の容器において
は第６図のように金属板の両端をまるめて筒状部
１０，１０を作り、その内部にバネ１１を介して
係合突子７・７を収容した構造とすると、突片
４・４，５・５との係脱をより容易、確実と行う
ことができる。
分２とはそれぞれの係合穴８…に連結片６の係合
突子７…を圧入して接続されているから、各突片
４・４，５・５のいずれかを側方に押して連結片
６を取りはずすことにより容易に分離することが
できるから多数を前後に並べて陳列する際に好都
合である。なお、この連結片６としては、前記第
５図のように１枚の金属板をプレス加工したもの
を用いてもよいが、しばしば蓋部分２を取りはず
す必要がある場合、あるいは大型の容器において
は第６図のように金属板の両端をまるめて筒状部
１０，１０を作り、その内部にバネ１１を介して
係合突子７・７を収容した構造とすると、突片
４・４，５・５との係脱をより容易、確実と行う
ことができる。
この考案は以上のように外観ならびに陳列効果
にすぐれ、しかも構造簡単であつて破損のおそれ
も少ない等、多くの利点を有するもので、装飾容
器のほか、コンパクト等に用いてもよいものであ
る。
にすぐれ、しかも構造簡単であつて破損のおそれ
も少ない等、多くの利点を有するもので、装飾容
器のほか、コンパクト等に用いてもよいものであ
る。
第１図は平面図、第２図は側面図、第３図は開
いた状態の平面図、第４図Ａ，Ｂ，Ｃはそれぞ
れ、閉じた状態、陳列台上に開いた状態、全開状
態の係合突子部分における断面側面図、第５図
Ａ，Ｂは連結片の平面図および側面図、第６図
Ａ，Ｂは連結片の他の一例を示す平面図および側
面図である。 図中符号、１は容器部分、２は蓋部分、４，５
は突片、６は連結片、７は係合突子、８は係合
穴、９は傾斜部を示す。
いた状態の平面図、第４図Ａ，Ｂ，Ｃはそれぞ
れ、閉じた状態、陳列台上に開いた状態、全開状
態の係合突子部分における断面側面図、第５図
Ａ，Ｂは連結片の平面図および側面図、第６図
Ａ，Ｂは連結片の他の一例を示す平面図および側
面図である。 図中符号、１は容器部分、２は蓋部分、４，５
は突片、６は連結片、７は係合突子、８は係合
穴、９は傾斜部を示す。
Claims (1)
- 互に口縁をつき合わせて重合する容器部分１と
蓋部分２を、それぞれ内壁の対応位置に２個一組
の突片４・４，５・５を配設するとともに、これ
ら各一組の突片４・４，５・５間にわたり、別に
方形板を半円状に曲成した連結片６を介挿し、か
つ連結片６の各隅部に突成した係合突子７・７・
７・７を突片４・４，５・５に凹設した係合穴８
…に圧入して相互に接続してなる装飾容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8406782U JPS58185926U (ja) | 1982-06-08 | 1982-06-08 | 装飾容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8406782U JPS58185926U (ja) | 1982-06-08 | 1982-06-08 | 装飾容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58185926U JPS58185926U (ja) | 1983-12-10 |
| JPS628745Y2 true JPS628745Y2 (ja) | 1987-02-28 |
Family
ID=30093034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8406782U Granted JPS58185926U (ja) | 1982-06-08 | 1982-06-08 | 装飾容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58185926U (ja) |
-
1982
- 1982-06-08 JP JP8406782U patent/JPS58185926U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58185926U (ja) | 1983-12-10 |
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