JPH0141351Y2 - - Google Patents

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JPH0141351Y2
JPH0141351Y2 JP1985194016U JP19401685U JPH0141351Y2 JP H0141351 Y2 JPH0141351 Y2 JP H0141351Y2 JP 1985194016 U JP1985194016 U JP 1985194016U JP 19401685 U JP19401685 U JP 19401685U JP H0141351 Y2 JPH0141351 Y2 JP H0141351Y2
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votive tablet
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は神社、仏閣などに祈願又は報謝のた
めに奉納する絵馬に関するものである。
〔考案の背景〕
一般に絵馬を奉納する目的は広くさまざまな祈
願の内容を具体的に神に告げるためであり、例え
ば、大学受験に際して所望大学に合格したいとき
は、そのことを記入して神に合格させて下さいと
注意を喚起するものである。
しかしながら、従来の絵馬は願い事記入欄が密
封されないため、本来、神だけに告げる具体的内
容が自然人である他人に読まれる虞れがあり、そ
の他人が近隣の人であつたり、同じ学校の友達で
あつた場合には不都合であつた。これを防止する
ためのものとして、実開昭58−126785号公報が開
示されていたが、このものは願い事記入欄のある
絵馬片と記入欄の無い絵馬片とを備え、かつ、こ
れらを結合させる手段として接着剤を用いていた
ため、他人が勝手に願い事を見ることが出来ない
という主旨からは妥当であるが、一度結合させて
しまうと、後から願い事を追加したり封印した願
い事を見直したい場合、絵馬本体と蓋体を無理に
引き剥がさねばならず、破損させたり、接着面の
接着力が低下してしまうといつた不都合が生じ
た。
〔考案の目的〕
この考案は上記の問題を解消するためのもの
で、神に告げる具体的内容を記入する願い事記入
欄を密封でき、願い事を他人に勝手に読まれるこ
とを無くし、かつ、奉納者本人が後から願い事を
追加したり封印した願い事を見直しすることが出
来るようにした絵馬を提供することを目的として
いる。
〔考案の構成〕
上記目的を達成するため、この考案は一面に所
望のものを描いた絵馬本体の他面に願い事記入欄
を凹状に形成し、該凹状部に落とし込むことが出
来るような蓋体を設け、該蓋体を凹状部に雄雌又
はヒンジ結合し、かつ、蓋体と凹状部との隣接部
に開蓋用のコイン嵌入溝を設けるとともに、該コ
イン嵌入溝を跨いで蓋体を封緘するための封緘紙
を設け、秘密保持と追加記帳が可能なように構成
したものである。
〔実施例〕
次に、この考案を添付図面に示す実施例に基づ
いて説明する。
図において、1は一面に所望のものを描いた絵
馬本体、2は該絵馬本体1の他面に凹状に形成さ
れた願い事記入欄3を密封できる蓋体である。前
記絵馬本体1及び蓋体2は木、紙或いは合成樹脂
で形成できるが、合成樹脂で形成した場合は前記
願い事記入欄3には筆記し易に紙4を貼着する
か、エンボス加工を施して筆記具を選ばないよう
に考慮される。
前記蓋体2は願い事記入欄3を設けた凹状部5
に落とし込めるようにし、通常の絵馬と外観大き
さが異ならないようにしている。この落とし込み
手段として、第2図及び第3図にその代表例を示
す。第2図の場合は前記凹状部5の内面隅角部に
円孔6を設け、該円孔6に対応する突起7を蓋体
2に設けて雄雌係合できるようになつている。第
3図の場合は凹状部5に対して蓋体2をヒンジ手
段8を介して開閉自在に結合している。この後者
の例はヒンジ手段8を含めて絵馬本体1を合成樹
脂で形成ものである。
9は前記凹状部5と蓋体2との隣接部に設けた
コイン嵌入溝で、該コイン嵌入溝9は蓋体2を落
とし込んでから願い事の追加、削除等を行いたい
と思つた場合にコインを使つて開けられるように
するためのものである。なお、この場合において
他人にコインを使つてこじ開けられる虞れもある
が、密封したものをこじ開けてまで読むことは道
徳心の問題であり、自ずと自制されるものと思わ
れる。
10は蓋体2の封緘紙、11は吊り紐12の通
し孔である。
〔考案の効果〕
以上説明した如く、この考案は一面に所望のも
のを描いた絵馬本体の他面に願い事記入欄を凹状
に形成し、該凹状部に落とし込むことが出来るよ
うな蓋体を設け、該蓋体を該凹状部に雄雌又はヒ
ンジ結合し、かつ、該蓋体と該凹状部との隣接部
に開蓋用のコイン嵌入溝を設けるとともに、該コ
イン嵌入溝を跨いで該蓋体を封緘るための封緘紙
を設けたことを特徴としているから、神社、仏閣
などにおいて絵馬本体に設けた願い事記入欄に祈
願の内容を具体的に記入したとしても、該願い事
記入欄を蓋体で密封することにより、神だけに告
げ得、その内容が自然人である他人に読まれる虞
れがなく、安心して祈願でき、しかも、奉納者本
人が後から願い事を追加したり封印した願い事を
見直しすることができるという優れた効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すもので、第1図は
一部切欠斜視図、第2図は断面図、第3図は第二
の例を示す断面図である。 1……絵馬本体、2……蓋体、3……願い事記
入欄、4……紙、5……凹状部、6……円孔、7
……突起、8……ヒンジ手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一面に所望のものを描いた絵馬本体の他面に
    願い事記入欄を凹状に形成し、該凹状部に落と
    し込むことが出来るような蓋体を設け、該蓋体
    を凹状部に雄雌又はヒンジ結合し、かつ、蓋体
    と凹状部との隣接部に開蓋用のコイン嵌入溝を
    設けるとともに、該コイン嵌入溝を跨いで蓋体
    を封緘するための封緘紙を設けたことを特徴と
    する絵馬。 (2) 前記絵馬本体及び蓋体が木又は紙製である実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の絵馬。 (3) 前記絵馬本体及び蓋体が合成樹脂で形成され
    るとともに、前記願い事記入欄に紙を貼着した
    ものである実用新案登録請求の範囲第1項又は
    第2項記載の絵馬。
JP1985194016U 1985-12-17 1985-12-17 Expired JPH0141351Y2 (ja)

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JP1985194016U JPH0141351Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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JP1985194016U JPH0141351Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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JPS62100088U JPS62100088U (ja) 1987-06-25
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JPS58126785U (ja) * 1982-02-24 1983-08-27 福田 奨 祈願具

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JPS62100088U (ja) 1987-06-25

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