JPS6287063A - 即席米の製造法 - Google Patents
即席米の製造法Info
- Publication number
- JPS6287063A JPS6287063A JP60226919A JP22691985A JPS6287063A JP S6287063 A JPS6287063 A JP S6287063A JP 60226919 A JP60226919 A JP 60226919A JP 22691985 A JP22691985 A JP 22691985A JP S6287063 A JPS6287063 A JP S6287063A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- dried
- water
- instant
- steamed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Grain Derivatives (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は新規な即席米の製造法ンこ関するものである。
〈従来の技術〉
即席米の製造法に関しては従来から種々の方法が提案さ
れているが、比較的良好な即席米が得られる方法は、蒸
煮米を乾燥後膨化させる方法であり、これらの方法に関
する特許としては例えば特開昭51−32751 、同
51−86157 、同52−47938、同53−1
5450 、同53−136547 あるいは同56
−45167が知られている。
れているが、比較的良好な即席米が得られる方法は、蒸
煮米を乾燥後膨化させる方法であり、これらの方法に関
する特許としては例えば特開昭51−32751 、同
51−86157 、同52−47938、同53−1
5450 、同53−136547 あるいは同56
−45167が知られている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながらかかる特許における膨化手段は、いずれも
高温熱風加熱、油然、あるいは赤外線加熱等によるもの
であり、このため、特別の前処理が必要であったり、米
粒に油が含浸したり、あるいは膨化のコストがかかる等
の難点があり、必ずしも満足する方法とは云えない。
高温熱風加熱、油然、あるいは赤外線加熱等によるもの
であり、このため、特別の前処理が必要であったり、米
粒に油が含浸したり、あるいは膨化のコストがかかる等
の難点があり、必ずしも満足する方法とは云えない。
く問題点を解決するための手段〉
この様な現状に鑑入、本発明者等は品質良好な即席米の
製造法につき検討の結果、乾燥させた蒸煮米を過熱水蒸
気(以下SHSという)で加圧加熱、膨化させることに
より何らの前処理を施すことなく良好な即席米が得られ
るという知見を得て本発明を完成させた。
製造法につき検討の結果、乾燥させた蒸煮米を過熱水蒸
気(以下SHSという)で加圧加熱、膨化させることに
より何らの前処理を施すことなく良好な即席米が得られ
るという知見を得て本発明を完成させた。
生米をSH3で加圧加熱、膨化させる即席α化米の製造
法は、例えば特開昭51−29274で公知であるが、
乾燥させた蒸煮米をSH3で処理する即席米の製造法は
本発明をもって鳴矢とするものである。
法は、例えば特開昭51−29274で公知であるが、
乾燥させた蒸煮米をSH3で処理する即席米の製造法は
本発明をもって鳴矢とするものである。
以下本発明を具体・的に説明する。
本発明に用いられる原料米はその種類、品質を問わず、
内地米、外米など広く使用できる。
内地米、外米など広く使用できる。
まず原料米を水洗後、必要により1時間程度の水浸漬を
行ない、水切りしたのち蒸煮する。蒸煮は米粒が均一に
α化されればよく、その方法は炊飯などの通常の蒸煮で
も加圧蒸煮でもよい。
行ない、水切りしたのち蒸煮する。蒸煮は米粒が均一に
α化されればよく、その方法は炊飯などの通常の蒸煮で
も加圧蒸煮でもよい。
尚蒸煮前の米粒に例えばグリセリン脂肪酸エステルを添
加することにより、蒸煮後の米粒の粘着を防止すること
ができる。
加することにより、蒸煮後の米粒の粘着を防止すること
ができる。
こうして得られた蒸煮米を水分15%程度に乾燥させる
。乾燥は通常の方法、例えば85″C程度の熱風により
乾燥することができる。
。乾燥は通常の方法、例えば85″C程度の熱風により
乾燥することができる。
次いでこの乾燥蒸煮米をSH5で加圧加熱後、急激に低
圧下に放出して膨化させる。
圧下に放出して膨化させる。
加圧加熱の条件は圧力4〜8 kg / ct&、好ま
しくは5.5〜6.5kg/ctl、温度180〜22
0℃、好ましくは190〜210°CのSH5で、3〜
30秒間加圧加熱する。
しくは5.5〜6.5kg/ctl、温度180〜22
0℃、好ましくは190〜210°CのSH5で、3〜
30秒間加圧加熱する。
この加圧加熱、膨化処理を実施するための装置としては
、例えば特公昭46−34747号公報ンこ記載の装置
を用いることができる。
、例えば特公昭46−34747号公報ンこ記載の装置
を用いることができる。
こうして得られた膨化米の水分は約5%であるが、この
水分が9〜12%になる様に水分を付与して膨化米を収
縮させる。
水分が9〜12%になる様に水分を付与して膨化米を収
縮させる。
水分の付与量は収縮の程度に影響を及ぼし、また収縮の
程度は戻り時間や食感に影響する。収縮の目安としては
嵩比重で0.15〜0.30であり、水分を9〜12%
程度とすることにより火路上記した嵩比重となる。
程度は戻り時間や食感に影響する。収縮の目安としては
嵩比重で0.15〜0.30であり、水分を9〜12%
程度とすることにより火路上記した嵩比重となる。
水分の付与は膨化米に水蒸気を浴射する方法、あるいは
高温度雰囲気において熱湯を噴霧する方法等、膨化米が
加熱される状態で行なうことが好ましい。
高温度雰囲気において熱湯を噴霧する方法等、膨化米が
加熱される状態で行なうことが好ましい。
具体的には、例えば蒸気を充満させたトンネル内に振動
式の金網コンベアを走らせ、該コンベア上に膨化米を供
給することにより水分を付与することができる。
式の金網コンベアを走らせ、該コンベア上に膨化米を供
給することにより水分を付与することができる。
水分が付与されて収縮した膨化米は熱風により乾燥し、
目的とする即席米を得る。
目的とする即席米を得る。
〈発明の効果〉
本発明によって得られる即席米は、熱湯を注加したのち
直ちに排水し、数分間放置するだけで通常の炊飯米に劣
らない食感を有する米飯となり、また適宜調味料を添加
することにより、容易に炒飯風あるいはドライカレー風
米飯となる。
直ちに排水し、数分間放置するだけで通常の炊飯米に劣
らない食感を有する米飯となり、また適宜調味料を添加
することにより、容易に炒飯風あるいはドライカレー風
米飯となる。
〈実施例〉
標準精白米を水洗後、1時間水浸漬したのち水切りし、
これにグリセリン脂肪酸エステルを0.2%添加混合後
、無圧で30分間蒸煮した。
これにグリセリン脂肪酸エステルを0.2%添加混合後
、無圧で30分間蒸煮した。
得られた蒸煮米を85°Cの熱風で水分15%になるま
で乾燥し、これを特公昭46−34747号公報に記載
の装置を用い6 kg / cA、200°CのSH5
で5秒間加熱したのち低圧下に放出し膨化させた。
で乾燥し、これを特公昭46−34747号公報に記載
の装置を用い6 kg / cA、200°CのSH5
で5秒間加熱したのち低圧下に放出し膨化させた。
(膨化米水分5%、嵩比重0.10)
この膨化米を0.15 kg / caの飽和水蒸気が
充満するトンネル内に設けた金網コンベアに供給し、2
5秒間滞留させて収縮させた。この時の膨化米の水分は
11%であり嵩比重は0.22であった。
充満するトンネル内に設けた金網コンベアに供給し、2
5秒間滞留させて収縮させた。この時の膨化米の水分は
11%であり嵩比重は0.22であった。
これを80″Cの熱風で水分8%になるまで乾燥させ、
即席米製品を得た。
即席米製品を得た。
この即席米90yに300 mlの熱湯を注加したのち
直ちに排水し、5分間放置したところ食感良好な米飯と
なった。
直ちに排水し、5分間放置したところ食感良好な米飯と
なった。
Claims (1)
- 乾燥させた蒸煮米を過熱水蒸気を用いて加圧加熱後、急
激に低圧下に放出して膨化させ、これに水分を付与して
収縮させたのち乾燥することを特徴とする即席米の製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60226919A JPS6287063A (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 | 即席米の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60226919A JPS6287063A (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 | 即席米の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6287063A true JPS6287063A (ja) | 1987-04-21 |
Family
ID=16852653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60226919A Pending JPS6287063A (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 | 即席米の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6287063A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04270879A (ja) * | 1990-11-28 | 1992-09-28 | Samsung Electronics Co Ltd | 冷蔵庫の空気浄化装置 |
KR100808913B1 (ko) | 2006-06-16 | 2008-03-05 | 예종성 | 쌀과자 제조방법 |
JP2011131893A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Nippon Kimu Kk | 収容体 |
WO2014129140A1 (ja) * | 2013-02-19 | 2014-08-28 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 即席食品 |
JP2018093815A (ja) * | 2016-12-15 | 2018-06-21 | 株式会社サタケ | インスタントライスの製造方法 |
-
1985
- 1985-10-14 JP JP60226919A patent/JPS6287063A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04270879A (ja) * | 1990-11-28 | 1992-09-28 | Samsung Electronics Co Ltd | 冷蔵庫の空気浄化装置 |
KR100808913B1 (ko) | 2006-06-16 | 2008-03-05 | 예종성 | 쌀과자 제조방법 |
JP2011131893A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Nippon Kimu Kk | 収容体 |
WO2014129140A1 (ja) * | 2013-02-19 | 2014-08-28 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 即席食品 |
CN105050424A (zh) * | 2013-02-19 | 2015-11-11 | 日清食品控股株式会社 | 速食食品 |
JP2018093815A (ja) * | 2016-12-15 | 2018-06-21 | 株式会社サタケ | インスタントライスの製造方法 |
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