JPS628624A

JPS628624A - 受信機

Info

Publication number: JPS628624A
Application number: JP14805685A
Authority: JP
Inventors: Kunio Hakamata; 邦夫袴田; Satoshi Ineshima; 智稲嶋
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1985-07-05
Filing date: 1985-07-05
Publication date: 1987-01-16
Anticipated expiration: 2009-08-24
Also published as: JPH0666706B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、選局用マイコン（選局用マイクロコンｆ二一
タ）によって受信状態が制御される受信機に関する。

〔発明の概要〕

本発明は、電源投入時に選局用マイコンＫ　１７セツト
信号が供給され、電源の立上ル時間後に、受信状態が不
揮発性メモリ内のデータに従った状態に設定されるよう
になされた受信機において、リセット信号が真に電源投
入時のものであるかどうかを判断して動作できるように
したことにより、例えば放電によって生じるリセット信
号による誤動作を防止できるようＫしたものである。

〔従来の技術〕

受信状態を制御する選局用マイコンを有し、電源投入時
に選局用マイコンにリセット信号が供給され、電源の立
上シ時間後、例えば４００　ｍ　ｓｅｃ程度に、受信状
態が不揮発性メ゛モリ内のデータに従った状態に設定さ
れるようになされたテレビジョン受像機が提案されてい
る。この場合、電源投入時より一定時間、例えば１秒位
、映像及び音声はミューティング状態とされる。

ところで、テレビジョン受像機の受像管には高圧が使用
されており、しばしば放電を生じる。即ち、電子銃の電
圧差が大きい電極間において、電極にゴミなどが付着し
ているときに生じる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した放電のエネルギーは相当強く、放電ノ４ルスが
基板、ジャンパーリード線等に飛び込む。

そのため、各デバイスは誤動作を起こしやすい。

例えば、放電パルスが上述したリセット信号とみなされ
てしまうことがあった。このとき、上述したように映像
及び音声が、例えば１秒位ミューティングされることに
なる。受像管の放電は、視聴者の観賞中に生じるもので
あり、観賞中、１秒位画像も音声も出なくなることは、
視聴者にとって非常に見苦しいものである。

本発明は斯る点に鑑み、例えば放電によって生じるリセ
ット信号による誤動作を防止するようにしたものである
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上述問題点を解決するため、選局用マイコン（
６）にリセット信号が供給されるとき、受信機の電源電
圧が所定電圧か否かが判断される。例えば、チューナ（
２）等の電源となるセット電源回路（ハ）の電圧が通常
動作時の電圧か否かが判断される。

そして、所定電圧である場合には、選局用マイコン（６
）は、電源の立上シ時間を待たずに動作するようにした
ものである。

〔作用〕

電源投入時には、受信機の電源電圧は未だ通常動作時の
電圧にはなっていない。このため、選局用マイコン（２
）にリセット信号が供給されるとき、本発明のように受
信機の電源電圧が所定電圧、つまり通常動作時の電圧か
否かを判断することによ）、リセット信号が真に電源投
入時のものであるか否かを判断し得る。所定電圧である
ときには、電源投入時でないので、電源の立上シを待つ
必要はないから、本発明においては、選局用マイコンは
電源の立上り時間を待たずに動作する。

〔実施例〕

以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明しよう。第２図は、選局用マイコンを有するテレビジ
ョン受像機の一例を示すものである。

同図において、（１）はアンテナ、（２）はチューナで
あり、チューナ（２）からの中間周波信号は映倫中間周
波増幅回路（３）に供給される。この増幅回路（３］は
映倫検波回路を含むものであシ、増幅回路（３）より取
り出される映倫信号Ｓｙは信号処理回路（４）及びアン
プ（５）を介して受像管（６）に供給される。１＋、増
幅回路（３］より取り出される音声中間周波信号Ｓｘは
中間周波増幅回路（７）に供給される。この増幅回路（
７）は検波回路を含むものであり、増幅回路（７）よシ
取り出される音声信号ＳＡはアンｆ（８）を介してスピ
ーカ（９）に供給される。

ｔた、αｏｈリモートコントロール（リモコン）用のコ
マンダであフ、これからの、例えば赤外線、超音波等に
よるリモコン信号Ｓｒはリモコン受信機（１１を介して
選局用マイコン（６）に供給される。また、（至）はい
わゆるラストメモリを構成する不揮発性メモリでｓｂ選
選局用シイコン２）に接続される。このメモリ（至）に
は電源オフ時に供えて、選局用マイコン（６）のＲＡＭ
　（図示せず）内に書き込まれている選局データ、音量
データ、輝度、色相等のデータ等が書き込まれる。使用
者がコマンダαＱで選局、音量調整、輝度・色相等の調
整を行なうとき、選局用マイコン（ロ）のＲＡＭ内の選
局データ、音量データ、輝度・色相等のデータが更新さ
れる。これと共に、不揮発性メモリ（２）のデータも更
新される。

また、選局用マイコン（６）のＲＡＭ内の選局データ（
例えばパリキャラグミ圧、　ＰＬＬデータ等）はチュー
ナ（２）に供給され、使用者の希望するチャンネルが選
局される。まえ、選局用ｉイコン（ロ）のＲＡＭ内の音
量データ、輝度・色相等のデータはアンプ（８）及び信
号処理回路（４）に制御信号として供給され、使用者の
希望する音量、画面状態に制御される。

また、Ｑｌ）は商用交流電源が供給される電源プラグを
示し、このプラグ（ハ）は主電源スイッチに）を介して
スタンバイ電源回路に）に接続される。そして、スタン
バイ電源回路に）よシ、選局用マイコン（２）、リモコ
ン受信機αη、リセット回路（ハ）Ｋ所定電圧、例えば
５ｖの直流電圧が供給される。そして、リセット回路（
ハ）からは主電源スイッチ（２）がオンとなると同時に
リセット信号Ｓ凰が発生され、選局用マイコン（６）に
供給される。

また、プラグＱやは主電源スイッチに）及びテレビ電源
スィッチ（イ）の直列回路を介してセット電源回路（至
）Ｋ接続される。そして、セット電源回路（至）よシチ
ューナ（２）、増幅回路（３］、信号処理回路（４）等
に所定電圧、例えば９ｖの直流電圧が供給される。

ここで、テレビ電源スィッチの（２）のオンオフは、使
用者のコマン〆（ト）の操作に基づいて、選局用マイコ
ン（２）によって制御される。

また、セット電源回路に）の出力側は抵抗器に）及び（
至）の直列回路を介して接地され、抵抗器に）及び（至
）の接続点Ｐに取シ出される電圧Ｖ、は選局用マイコン
（２）Ｋ供給される。この場合、電源の立上がり時間が
経過し、セット電源回路に）の出力側に所定電圧、例え
ば９ｖが取〕出されるとき、電圧Ｖｐが一定、例えば５
ｖとなるように抵抗器に）及び（財）が選定される。

本例は以上のように構成され、選局用マイコン（６）に
りセット信号Ｓｍが供給されるときは、選局用マイコン
（６）は第１図に示すフローチャートに沿って動作する
ようになされる。

まず、リセット信号Ｓ凰が供給されると、接続点Ｐの電
圧Ｖ、が５ｖあるか否かが判断される。

電源投入時にはセットの電源電圧は未だ通常動作時の電
圧となっておらず、電圧Ｖ、は５ｖ以下である。したが
って、電圧Ｖ、が５ｖ以下のときは、選局用マイコン（
２）に供給されるリセット信号Ｓ。

は、リセット回路（財）からの電源投入時におけるリセ
ット信号Ｓｌとみなされる。

電圧ｖＰが５ｖないときには、ブランキングオンとされ
る。このとき、信号処理回路（４）及びアンプ（８）が
制御され、映像、音声はミューティング状態とされる。

そして、電源の立上り時間、例えば４００　ｍ　ｓ＠ｅ
だけ待たされる。

つぎに、４００　ｍ　ｓｅｃを経過した後、不揮発性メ
モリ（至）より選局データ、音量データ等のデータが読
み出され、これらのデータで選局用マイコン（６）のＲ
ＡＭ内のデータが初期化される。そして、この選局用マ
イコン（６）のＲＡＭ内のデータに基づいて、選局、音
量等の状態が設定される。

つぎに、ブランキングオフ（ミューティング解除）とさ
れた後、メインルーチンへ行く。因みに、メインルーチ
ンにおいては、種々の基板的処理、例えばデータのリフ
レッシュ、リモコン信号のセンス等かく力かえし行なわ
れる。

一方、電圧Ｖｐが５ｖあるときには、選局用マイコン（
２）Ｋ供給されるリセット信号ＳＩＬは、放電（第２図
破線参照）、その他の理由によって生じるリセット信号
８Ｂと判断される。この場合、電源投入時でないので、
電源の立上りを待つ必要はない。

ところで、受像管（６）の放電によるときには、脆内の
データに異常を来たす場合があるので、この場合、まず
、選局用１イコン（６）のＲＡＭ内のデータが正常か否
かが判断される。データの正常か否かの判断は、例えば
最も重要な選局データを基にして行なわれる。

ＲＡＭ内のデータが異常であるときＫは、不揮発性メ七
す（２）よシ選局データ、音量データ等のデータが読み
出され、これらのデータで選局用マイコン（６）のＲＡ
Ｍ内のデータが初期化（正常化）される。

そして、この選局用マイコン（６）のＲＡＭ内のデータ
に基づいて、選局、音量等の状態が設定される。

そして、メインルーチンへ行く。

また１、ＲＡＭ内のデータが正常であるときには、即座
にメインルーチンに行く。

本例によれば、リセット信号８．が電源投入時にリセッ
ト回路（ハ）からのものである場合には、選局用マイコ
ン（６）は電源の立上り時間を待って動作するようにな
され、一方、リセット信号Ｓ、が例えば受像管（６）の
放電によるものである場合には選局用マイコン（２）は
電源の立上り時間を待つことなく動作するようになされ
る。そして１例えば放電によって生じるリセット信号で
あるときには、映像、音声のミューティングは行なわれ
ず１例えば映像。

音声が１秒程度消えるというような誤動作を防止するこ
とができる。

また、本例によれば、選局用マイコン（２）のＲＡＭ内
のデータが正常でない場合には、ＲＡＭ内のデータが自
動的に正常化されるので、例えば放電によシＲＡＭ内の
データに異常を来たす場合にも受信状態の乱れを即座に
回避することができる。

尚、上述実施例は本発明をテレビジョン受像機に適用し
た例であるが、同様の選局用マイコンを有するラジオ受
信機にも同様に適用することができる。

〔発明の効果〕

以上述べた本発明によれば、リセット信号が真に電源投
入時のものであるかを判断して動作できるようにしたの
で、例えば放電によって生じるリセット信号による誤動
作を防止することができる。

また、本発明を適用することによシ、従来放電対策とし
て行なわれているシールドを施すこと等が不要、あるい
は軽減することができ、工数及び部品コストの削減が可
能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の説明のための図、第２図は
本発明の一実施例を示す構成図である。（６）は受像管、（６）は選局用マイコン、（ハ）はリ
セット回路である。同　　松隈秀盛。１〜°　　。黄さイ列め１力イ乍１３Ｅ日月Ｂ］第１図デレヒ゛シ゛箇ツ弓ｔイー、１喧・ｎＪ４ｒ＊Ｑり第２
図

Claims

【特許請求の範囲】電源投入時に選局用マイクロコンピュータにリセット信
号が供給され、上記電源の立上り時間後に、受信状態が
不揮発性メモリ内のデータに従つた状態に設定されるよ
うになされた受信機において、上記選局用マイクロコンピュータにリセット信号が供給
されるとき、上記受信機の電源電圧が所定電圧か否かが
判断され、所定電圧である場合には、上記選局用マイク
ロコンピュータは上記電源の立上り時間を待たずに動作
するようにしたことを特徴とする受信機。