JPS6285940A - 防錆シ−ト - Google Patents

防錆シ−ト

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JPS6285940A
JPS6285940A JP11876785A JP11876785A JPS6285940A JP S6285940 A JPS6285940 A JP S6285940A JP 11876785 A JP11876785 A JP 11876785A JP 11876785 A JP11876785 A JP 11876785A JP S6285940 A JPS6285940 A JP S6285940A
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JP
Japan
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rust preventive
nonwoven fabric
rust
shrinkage rate
polyethylene terephthalate
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JP11876785A
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寛 北村
博文 岩崎
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、金属物体の錆の発生を防止する防錆シートに
関する。更に、詳しくは加熱下に於て、面収縮が発現し
、強力が犬で、ヒートシール性に優れ、かつ、クッショ
ン性、防錆効果の優れた防錆シートに関するものである
従来の技術 従来、鉄鋼類を主体とする金属物体の防錆を目的とした
防錆用シートとしては、気化性防錆剤を紙、板紙、ある
いはポリエチレンラミネート紙、ワックス加工紙などの
防錆剤支持体に、塗布又は含浸した防錆紙がある。
更には、防錆剤支持体としてポリエステル、ポリエチレ
ン、などのフィルムを用いた防錆フィルムがある。
しかしながら、いずれも防錆効果を有効に活かす為には
、金属物体を包みこむように密封、包装、被覆が行われ
ている。この為、防錆紙、防錆フィルム類は、部分的に
二重、三重に折シ重なシ合う部分が発生し、該折シ重な
シ部は、気化性防錆剤の気散を防害し、実質的な防錆紙
の効果は半減されているという大きな欠点がある。
更に、これら従来品は、紙が基本支持体であり強力が低
く、防錆フィルムに於ては、フィルムであるが為に、引
裂強力が低く、衝撃などによって傷が発生すれば、すみ
やかに、その傷は拡大し、包装の破壊と、防錆効果の消
滅につながるという欠点がある。又、ポリエチレンフィ
ルムなどでラミネートされた紙を支持体とした場合には
、フィルムの伸度に比較して、紙の伸度は小さく、実質
的には紙の強力に左右される結果となシ、同様に引裂強
力が低い欠点を有する。
発明が解決しようとする問題点 本発明者らは、従来のもつ欠点を改善すべく鋭意研究を
重ねた結果、使用されるに際して、加熱によって収縮す
ることにより、従来の欠点を改善することを見出し、本
発明に到った。
本発明は、加熱収縮する機能を有し、引裂強力に優れ、
クッション性に富み、かつ、防錆効果の優れた防錆シー
トを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、気化性防錆剤が付与されたポリエチレンテレ
フタレート長繊維不織布と、非通気性フィルムとの積層
体であって、80〜150℃の加熱下に於て、面状縮率
20%以上を有する防錆シートである。
以下、本発明の構成を具体的に説明する。
本発明に於て、ポリエチレンテレフタレート長繊維不織
布は、タテ方向、ヨコ方向の少なくとも一方向の熱収縮
率10%以上が好ましく、より好ましくは12%以上で
ある。この熱収縮率の上限は、実用上好ましくは70%
までであるが、これ以上であっても差支えない。但し、
加熱収縮後の強力劣化の少ないことが必要である。又、
該ポリエチレンテレフタレート長繊維不織布を構成する
繊維の峨度は30デニール以下が好ましく、より好まし
くは0.5〜15デニールである。目付は10〜500
t/m”が好ましく使用されるが、特に限定するもので
はない。
気化性防錆剤としては、有機系インヒビター類の中でも
、特に分子構造や、分子量などによって気化性を有する
一群のもので良く、基本的には適当な蒸気圧を持ち、密
閉された空間内で昇華して防錆の目的を達することが出
来ればよい。例えばジシクロヘキシルアンモニウムナイ
トライト、ジイソプロピルアンモニウムナイトライトな
どの有機アミンの亜硝酸塩類、有機アミンのカルゼン酸
塩類、ヒrロキシルアミン類、酸アミP類などがあるが
、特に限定されるものでなく、複数の混合物であっても
何ら制限されるものでないことは当然である。
非通気性フィルムは、一般にポリエチレン、?リスチレ
ン、ポリ塩化ビニルなどのフィルムである。特に小孔の
穴あけ加工など行われてなければ良い。又、上記ポリエ
チレンテレフタレート長繊維不織布の熱収縮率に対して
、該非通気性フィルムが、タテ方向ヨコ方向共に熱収縮
率の差として、あまり大きくないことが好ましく、差が
大であると加熱下に於ける収縮時に、ポリエチレンテレ
フタレート長繊維不織布と、該非通気性フィルムとの積
層界面に於て、二層に剥離する部分が発生し易く、剥離
しなければ良く、収縮率の差として、特に限定される必
要が無いことは当然である。
又、該非通気性フィルムは、厚さ10〜500μであり
、特に限定するものではないが、10μ以下では、強力
が低く、衝撃に対する抵抗が小さく傷がつき易い。50
0μ以上になると、目付重量、硬さ々どの点で、取扱い
が困難となシ、好ましくは200μ以下である。
次いで、上記気化性防錆剤の所定量を水に溶解した水溶
液に、上記ポリエチレンテレフタレート長繊維不織布を
含浸し、充分絞液した後、該ポリエチレンテレフタレー
ト長繊維不織布のタテ方向、及びヨコ方向共に、少なく
とも5%以上収縮させない温度の加工条件下に於て、水
分を乾燥させる。
効果的な加工条件としては50〜60℃の温度下で、風
量を多くして乾燥させることは望ましい事である。更に
気化性防錆剤が水に溶解しにくい場合にはメチルアルコ
ール、エチルアルコール等ノ低級アルコールの併用によ
る混合溶媒の使用でも良く、又、少量の乳化分散剤の併
用により、水分散、エマルジョン化して使用されること
はいうまでもない。又、該気化性防錆剤の付与方法は、
上記の含浸、絞液による方法に制限されるものでもなく
、スプレー法、ロール接触方法など、あるいは、防錆剤
支持体中で気化性防錆剤を作る方法、例えば、防錆剤の
製造に用いられる原料を順次、浸漬し、加工を行うこと
によシ気化性防俯剤を作る方法なども応用されることが
あり、何ら制限するものではない。更に、該気化性防錆
剤の付着址としては0.2 y/m2〜50f/m2で
良く、従来の一般的に使用されている量に準じて行えば
良く、特に限定するものではない。
次いで、上記気化性防錆剤を付与したポリエチレンテレ
フタレート長繊維不織布と、上記非通気性フィルムの両
者を重ね合せて積層する。積層の接着方法としては、一
般的な一リアクリル酸エステル系、ポリ酢酸ビニル系、
あるいはスチレン/シタジエン系ザムなどの樹脂又はゴ
ムで良く、エマルジョン型、有機溶剤型の如何を問うも
のでなく、ロール接触法、スプレー法、あるいはコーテ
ィング法など、接着剤の塗布方法についても何ら制限す
るものではない。但し好ましくは、上記不織布の内部ま
で接着剤が含浸しないことが、上記気化性防錆剤の昇華
をさまたげない為に好ましいことは当然である。更には
、粘着剤による接着方法についても制限するものではな
い。但し、上記不織布とフィルムの接着強力は、3α幅
あた9502以上の剥離強力で良く、好ましくは100
を以上である。
得られた上記不織布とフィルムを重ね合せて積層された
防錆ンートは、更に、面収縮率20%以上有することが
重要である。ここで面収縮率(%)は、以下の式で示さ
れるものである。
面収縮率20%以下では、立体的な全4物体に密着し難
く、効率的な防錆効果は発揮できない。
好ましくは面収縮率25%以上であシ、面収縮率の上限
としてはほぼ90%であるが、特に制約されるものでは
ない。
次に、本発明の実施例に示す!野性の測定法を以下に示
す。
目付; JIS−L−1079 厚み; JIS−L−1079 引裂強力; JIS −L−1079(ペンシュラム法
)熱収縮率;試料25c1nX25αにタテ、ヨコ各々
20謂の位置にマーキングして、120℃で2分間熱風
乾燥機中に入れて、試料の寸法変化を測り各々の収縮率
を平均値で示す。
ヒートシール性;インパルス式ヒートシーラー(富士工
業(株) ) 100 V、 500〜soowを使用
し、25m×25cPn角の試料2枚を重ね合せて、6
秒間プレス通電し、接着させ、接着部の幅3mの試料を
採り、接着部の剥離強力を、引張試験機にて測定し、最
大抵抗値を3crn@で除し、ヒートシール性(1/(
7))とする。
実施例 通常のスパンNノド製造プロセスにより、ポリエチレン
テレフタレート長繊維不織布を製造するにあたって、紡
糸口金直下にて冷風を送り込みながら、高速エアジェツ
ト気流によって、紡糸口金から吐出されたポリエチレン
テレフタレートを紡糸速度2300m/分で索引し、繊
度3.5デニール、目付so y7mzの均一なウェッ
ブを得、上部ロールに凸部が均一に配置されたエンボス
ロールと、表面が平滑な下部ロールの間にて熱圧着した
。熱圧着部分の面積比率は12%、上下ロールの温度は
75℃であった。得られた熱収縮ぼりエチレンテレフタ
レート長繊維不織布の熱収縮率はタテ58%、ヨコ46
%であった。
次いで気化性防錆剤として、シンクロヘキシルアンモニ
ウムナイトライドの4%水溶液を調整し、上記で得た熱
収縮ポリエチレンテレフタレート長繊維不織布を浸漬、
絞液し、70℃の熱風乾燥機にて乾燥させた。防蕾剤の
付着量は約2.097m2であった。次いで、厚さ30
μ、熱収縮率タテ60z1 ヨコ50%の熱収縮ポリエ
チレンフィルムを入手し、ぼりアクリル酸エステル系粘
着剤を接着剤として上記、気化性防錆剤を付与した熱収
縮ポリエチレンテレフタレート長繊維不織布と接着した
。常態の特性と、110℃、30秒間の加熱後の特性を
第1表に示す。
比較例として、目付5097m”のクラフト紙に実施例
と同じ気化性防錆剤をキスロール方式で付与し、105
℃の熱風乾燥機で乾燥させた。気化性防錆剤の付着量は
約2.Ot7mzであった。次いで、溶融押出し機によ
り、30μのポリエチレンフィルムを押し出し、上記ク
ラフト紙に直接ラミネート加工を行なった。常態の特性
と、110℃、30秒間の加熱後の特性を第1表に示す
第1表に示されるように、本発明の防錆シートは、厚み
が大きい。これはクッション性が高いことを表わしてい
る。又、引裂強力も圧倒的に強い。
これは、使用に際して、衝撃、引っかき、傷、などに対
して強い抵抗力を示すことが判る。更に、ヒヒートシー
ル強力が高く、使用に際して、ヒートンールにより縫製
、契合が可能であり、これは、防錆剤の昇華に対して優
れた密閉性を示し、防錆効果に優れることを意味する。
更に驚くべきことに、加熱して収縮した場合には、厚み
が更に増大し、更にクッション性が増大され、かつ、使
用に際しては、金属物体によシ接近、密着し、防錆剤の
効果は効率的であると同時に、包装形体として美麗であ
る。
以下余白 発明の効果 本発明の防錆シートは、気化性防錆剤が付与されたポリ
エチレンテレフタレート長繊維不織布と非通気性フィル
ムとの積層体であり、80℃以上150℃以下の加熱下
に於て、面収縮率20%以上を有するために、産業用収
縮包装材等に好ましく利用される。例えば、精密機械部
品、工具、機械部品等を収縮包装した時、厚みが増大し
、クッション性に優れ、引張強力等の物理的特性にも優
れ、且つ、本発明の目的である、防錆効果のあることが
特徴である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 気化性防錆剤が付与されたポリエチレンテレフタレート
    長繊維不織布と、非通気性フィルムとの積層体であつて
    、80〜150℃の加熱下に於て、面収縮率20%以上
    を有する防錆シート
JP11876785A 1985-06-03 1985-06-03 防錆シ−ト Expired - Fee Related JPH069912B2 (ja)

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JPH069912B2 JPH069912B2 (ja) 1994-02-09

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5287001A (en) * 1991-05-03 1994-02-15 International Business Machines Corporation Cooling structures and package modules for semiconductors
US6562740B1 (en) 2000-09-19 2003-05-13 Transhield Technology As Material for protecting articles having a nonwoven fabric bonded to a shrink film by an adhesive applied to the film in a pre-determined pattern
US6696120B1 (en) 2000-10-12 2004-02-24 Transhield Technology As Shrink wrap material having reinforcing scrim and method for its manufacture
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CN107724167A (zh) * 2017-09-04 2018-02-23 泰州新源电工器材有限公司 一种本色防锈原纸的生产方法

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