JPS6285350A - モニタリング方式 - Google Patents
モニタリング方式Info
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- JPS6285350A JPS6285350A JP60224714A JP22471485A JPS6285350A JP S6285350 A JPS6285350 A JP S6285350A JP 60224714 A JP60224714 A JP 60224714A JP 22471485 A JP22471485 A JP 22471485A JP S6285350 A JPS6285350 A JP S6285350A
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- output
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- ccw
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、計算機システムにおける入出力特性情報の取
得方式に係り、特に、実稼動時における入出力の動的情
報をモニタリング機構を用いて取得する場合に好適なモ
ニタリング方式に関する。
得方式に係り、特に、実稼動時における入出力の動的情
報をモニタリング機構を用いて取得する場合に好適なモ
ニタリング方式に関する。
〔発明の背景〕−
オペレーティングシステムの指示により中央処理装置が
発行する入出力命令に関する情報を入手するために従来
用いられた方法は、一台の実計算機上で複数のオペレー
ティングシステムの実行を可能にする仮想計算機システ
ムを用いるものである。仮想計算機システムは、第1図
に示すように、仮想計算機制御プログラム11及び該仮
想計算機制御プログラム上で動作する複数のオペレーテ
ィングシステム12、及び該仮想計算機制御プログラム
11を動かす実計算機↓3より成る。従来より仮想計算
機制御プログラムの持つトレースプログラム14を用い
る止、オペレーティングシステムの指示により該オペレ
ーティングシステムの動作する仮想計算機における仮想
的な中央処理装置が、該仮想計算機の使用する仮想的な
チャネルに対して発行する入出力命令(以下、CCWと
呼ぶ)を知ることができる。この方法では、該仮想的中
央処理装置の発行する全てのCCWの持つ全ての情報を
編集された形でコンソール画面、ハードプリンタ装置、
若しくはスプーリング装置に出力するため、情報量がき
わめて多い。元来、仮想計算機システムを用いると、仮
想計算機制御プログラムが走行することによるオーバヘ
ッドが生じ、オペレーティングシステムのみを実計算機
上で走行させる場合に比べて、性能が低い。それに加え
て。
発行する入出力命令に関する情報を入手するために従来
用いられた方法は、一台の実計算機上で複数のオペレー
ティングシステムの実行を可能にする仮想計算機システ
ムを用いるものである。仮想計算機システムは、第1図
に示すように、仮想計算機制御プログラム11及び該仮
想計算機制御プログラム上で動作する複数のオペレーテ
ィングシステム12、及び該仮想計算機制御プログラム
11を動かす実計算機↓3より成る。従来より仮想計算
機制御プログラムの持つトレースプログラム14を用い
る止、オペレーティングシステムの指示により該オペレ
ーティングシステムの動作する仮想計算機における仮想
的な中央処理装置が、該仮想計算機の使用する仮想的な
チャネルに対して発行する入出力命令(以下、CCWと
呼ぶ)を知ることができる。この方法では、該仮想的中
央処理装置の発行する全てのCCWの持つ全ての情報を
編集された形でコンソール画面、ハードプリンタ装置、
若しくはスプーリング装置に出力するため、情報量がき
わめて多い。元来、仮想計算機システムを用いると、仮
想計算機制御プログラムが走行することによるオーバヘ
ッドが生じ、オペレーティングシステムのみを実計算機
上で走行させる場合に比べて、性能が低い。それに加え
て。
出力される情報量の極めて多いCCWトレース機能を動
作させることは、システムの性能を大幅に低下させる。
作させることは、システムの性能を大幅に低下させる。
従って、この方法を用いた場合、CCWトレースの対象
とするオペレーティングシステム上で実際の業務を行う
ことは極めて難しく、試験的なプログラムを用いて入出
力特性を測定することが多かった。このように従来から
の仮想計算機システムを用いる方法では、計算機システ
ムのオーバヘッドが大きく実稼動時の情報を入手するこ
とが極めて難しいことが欠点であった。
とするオペレーティングシステム上で実際の業務を行う
ことは極めて難しく、試験的なプログラムを用いて入出
力特性を測定することが多かった。このように従来から
の仮想計算機システムを用いる方法では、計算機システ
ムのオーバヘッドが大きく実稼動時の情報を入手するこ
とが極めて難しいことが欠点であった。
本発明の目的は、オペレーティングシステムの指示によ
り中央処理装置が実際の稼動時に発行する入出力に関す
る情報の収集を、モニタリング機構を利用することによ
って低オーバヘッドで可能にするモニタリング方式を提
供することにある。
り中央処理装置が実際の稼動時に発行する入出力に関す
る情報の収集を、モニタリング機構を利用することによ
って低オーバヘッドで可能にするモニタリング方式を提
供することにある。
本発明ではモニタリング機構により制御が渡ったモニタ
リングプログラムにおいて、チャネルが実行する入出力
命令(CCW)をトレースし、各命令の持つ情報より、
あらかじめ定めた入出力特性を知るために必要な情報の
みを抽出し、1回のCCWトレースに関してそれらをま
とめ、一つのデータを作成する。該データは一旦主記憶
上に格納し、適当な時点で外部記憶装置へ出力する。出
力したデータ群はモニタリング情報分析用プログラムを
用いて解析し、計算機システムの入出力特性を得る。
リングプログラムにおいて、チャネルが実行する入出力
命令(CCW)をトレースし、各命令の持つ情報より、
あらかじめ定めた入出力特性を知るために必要な情報の
みを抽出し、1回のCCWトレースに関してそれらをま
とめ、一つのデータを作成する。該データは一旦主記憶
上に格納し、適当な時点で外部記憶装置へ出力する。出
力したデータ群はモニタリング情報分析用プログラムを
用いて解析し、計算機システムの入出力特性を得る。
まず、第2図を用いて本発明で用いるモニタリング機構
の説明を行い、その後モニタリング機構を用いた本発明
の実施例を述べる。
の説明を行い、その後モニタリング機構を用いた本発明
の実施例を述べる。
計算機システムの処理をモニタリングすること。
即ち、ジョブ処理中に発生したある特定の事象をその発
生順に記憶するには以下に述べるような機構を用いてい
る。モニタリングの対象となるオペレーティングシステ
ム21のプログラム中に、フック22と呼ばれるモニタ
リングプログラムに制御を移す特殊な命令を埋め込んで
おく。該プログラムの実行中に制御がその埋め込まれた
フックに達した時、ハードウェアとして備わっている制
御レジスタ23内のあらかじめ定めた特定のビット(モ
ニタマスクと呼ぶ)24がオンならば割込みが発生して
モニタリングプログラム25に制御が渡る。モニタマス
クがオフならば、割込みは発生せず、フックの次の命令
が実行される。この機構のことをモニタリング機構と呼
ぶ。
生順に記憶するには以下に述べるような機構を用いてい
る。モニタリングの対象となるオペレーティングシステ
ム21のプログラム中に、フック22と呼ばれるモニタ
リングプログラムに制御を移す特殊な命令を埋め込んで
おく。該プログラムの実行中に制御がその埋め込まれた
フックに達した時、ハードウェアとして備わっている制
御レジスタ23内のあらかじめ定めた特定のビット(モ
ニタマスクと呼ぶ)24がオンならば割込みが発生して
モニタリングプログラム25に制御が渡る。モニタマス
クがオフならば、割込みは発生せず、フックの次の命令
が実行される。この機構のことをモニタリング機構と呼
ぶ。
オペレーティングシステムの指示に基づいて中央処理装
置が外部の記憶装置に対して人出力を発行する場合、該
オペレーティングシステムは、まず該外部記憶装置とシ
ステムとの間にあり、該外部記憶に対する入出力動作を
実際に行うチャネルに対し、該チャネルが実行する命令
(CC:W)群を作成し、次に該チャネルに対し入出力
の起動をかける。チャネルは入出力の実行が終了すると
入出力終了割込みを発生し、中央処理装置に対して入出
力の終了を報告する。
置が外部の記憶装置に対して人出力を発行する場合、該
オペレーティングシステムは、まず該外部記憶装置とシ
ステムとの間にあり、該外部記憶に対する入出力動作を
実際に行うチャネルに対し、該チャネルが実行する命令
(CC:W)群を作成し、次に該チャネルに対し入出力
の起動をかける。チャネルは入出力の実行が終了すると
入出力終了割込みを発生し、中央処理装置に対して入出
力の終了を報告する。
さて、チャネルに対し入出力動作を指示する入出力命令
CCWは通常の計算機に対する命令と同じように処理順
序を持った一連の構造を持っている。これをCCWのチ
ェインと呼ぶ、この様子を第3図(a)及び第3図(b
)に示す。第3図(a)は通常の計算機に対する命令と
処理の流ハの概要を示したものであり、回内矢印31は
処理の流れを示す、第3図(b)は第3図(a)の各部
分に対応したチャネルに対する入出力命令CCW群を示
す。第3図(a、)の中で処理命令群32はプログラム
の流れに変化を与えない命令群であり、条件判断(I
F)命令33と分岐(BRANCH)命令34とはプロ
グラムの流れに変化を与えている命令である。IF全命
令プログラム実行中の計算機の状態がIF命令中に記さ
れた条件に合致するか不一致かでIF命令の次に実行さ
れる命令が異なる。これに対応するCCWは状態依存命
令(SDC:5tatus Depending Co
mmand) 35と呼び、該命令が成功したか否かに
よってその命令の次に実行されるCCWが異なる。 B
RAMCH命令は次に実行される命令の主記憶上の番地
を指定する命令であり、BRANCH命令を実行するこ
とにより、通常法に実行されるはずのBRAMCH命令
の次に位置する命令ではなく、BRANCH命令の中で
指定された別の番地にある命令が次に実行される。この
BRAMCH命令に対応するCCWはT I C(Tr
ansfer In Channel)命令36と呼び
、TIC命令中に指定された主機憶上の番地にあるCC
Wが次に実行される。第3図(b)ではCCW群37は
処理の流れに変化を与えないCaW群であり、矢印38
はその中での処理の流れを示す、CaW群の先頭若しく
はSDCによる分岐を処理経路の始まりと定義し、SD
C若しくはCaW群の終了を処理経路の終わりと定義す
れば、CaW群はいくつかの処理経路よりなる積構造を
したチェインとなっている。
CCWは通常の計算機に対する命令と同じように処理順
序を持った一連の構造を持っている。これをCCWのチ
ェインと呼ぶ、この様子を第3図(a)及び第3図(b
)に示す。第3図(a)は通常の計算機に対する命令と
処理の流ハの概要を示したものであり、回内矢印31は
処理の流れを示す、第3図(b)は第3図(a)の各部
分に対応したチャネルに対する入出力命令CCW群を示
す。第3図(a、)の中で処理命令群32はプログラム
の流れに変化を与えない命令群であり、条件判断(I
F)命令33と分岐(BRANCH)命令34とはプロ
グラムの流れに変化を与えている命令である。IF全命
令プログラム実行中の計算機の状態がIF命令中に記さ
れた条件に合致するか不一致かでIF命令の次に実行さ
れる命令が異なる。これに対応するCCWは状態依存命
令(SDC:5tatus Depending Co
mmand) 35と呼び、該命令が成功したか否かに
よってその命令の次に実行されるCCWが異なる。 B
RAMCH命令は次に実行される命令の主記憶上の番地
を指定する命令であり、BRANCH命令を実行するこ
とにより、通常法に実行されるはずのBRAMCH命令
の次に位置する命令ではなく、BRANCH命令の中で
指定された別の番地にある命令が次に実行される。この
BRAMCH命令に対応するCCWはT I C(Tr
ansfer In Channel)命令36と呼び
、TIC命令中に指定された主機憶上の番地にあるCC
Wが次に実行される。第3図(b)ではCCW群37は
処理の流れに変化を与えないCaW群であり、矢印38
はその中での処理の流れを示す、CaW群の先頭若しく
はSDCによる分岐を処理経路の始まりと定義し、SD
C若しくはCaW群の終了を処理経路の終わりと定義す
れば、CaW群はいくつかの処理経路よりなる積構造を
したチェインとなっている。
本実施例ではチャネルに対する入出力開始命令(SIO
命令と呼ぶ)が発行される直前と、入出力の終了が割込
みによって中央処理装置に報告された直後とにフックを
置き入出力特性を知るための各種の情報を収集する。こ
の様子を第4図及び第5図を用いて以下に説明する。
命令と呼ぶ)が発行される直前と、入出力の終了が割込
みによって中央処理装置に報告された直後とにフックを
置き入出力特性を知るための各種の情報を収集する。こ
の様子を第4図及び第5図を用いて以下に説明する。
オペレーティングシステム41中において、チャネル4
2に対して入出力の開始を指令43するSIO命令44
が実行される直前にフックとなる命令(5MN命令と呼
ぶ)45が実行されると、割込みが生じ、モニタリング
プログラム46に制御が渡る。モニタリングプログラム
では主記憶の特定番地にありチャネルが実行すべきCC
W群47の先頭番地を指示するC A W(Chann
elAddress l1ord) 51よりCCWチ
ェイン先頭の番地を知り、CCWチェインのトレースを
開始する。
2に対して入出力の開始を指令43するSIO命令44
が実行される直前にフックとなる命令(5MN命令と呼
ぶ)45が実行されると、割込みが生じ、モニタリング
プログラム46に制御が渡る。モニタリングプログラム
では主記憶の特定番地にありチャネルが実行すべきCC
W群47の先頭番地を指示するC A W(Chann
elAddress l1ord) 51よりCCWチ
ェイン先頭の番地を知り、CCWチェインのトレースを
開始する。
入出力開始時におけるCCWのトレースでは、CCWの
チェインの全ての処理経路52及び53中に存在する全
ての入出力CCW54乃至58から各CCV内に記され
ているフラグ情報を収集し、入出力装置制御用CCW5
9は無視する。このトレース手順を第6図に示し、以下
に説明する。
チェインの全ての処理経路52及び53中に存在する全
ての入出力CCW54乃至58から各CCV内に記され
ているフラグ情報を収集し、入出力装置制御用CCW5
9は無視する。このトレース手順を第6図に示し、以下
に説明する。
(1)CAWよりCCWチェインの開始番地を知る。
(2)CCVが入出力命令、入出力装置制御命令。
TIC命令、SDCのいずれに相当するか調べる。
(3)CC:Wが入出力装置制御命令の場合は、該CC
Wを無視し1次のCCWの調査に移る。
Wを無視し1次のCCWの調査に移る。
(4)入出力命令の場合は、該CCV内に記されている
フラグ情報を収集し本実施例には示されない主記憶装置
内の別の特定位置に格納する。
フラグ情報を収集し本実施例には示されない主記憶装置
内の別の特定位置に格納する。
(s)cawがS DC(71場合は、該SDcに至る
処理経路の調査を終了し、該SDCCCw実行の結果に
より選択される二つの処理経路のうち、実行が失敗した
場合に選択される処理経路の調査に移る。従って、該処
理経路の先頭CCWの番地を次に調査するCCWの番地
とする。この際、本実施例には示されない別の手段を用
いて。
処理経路の調査を終了し、該SDCCCw実行の結果に
より選択される二つの処理経路のうち、実行が失敗した
場合に選択される処理経路の調査に移る。従って、該処
理経路の先頭CCWの番地を次に調査するCCWの番地
とする。この際、本実施例には示されない別の手段を用
いて。
SDCによる未調査の処理経路、即ち該5DCCCII
の実行が成功した場合に選択される処理経路があること
を記録しておく。
の実行が成功した場合に選択される処理経路があること
を記録しておく。
(6)CCWがTIC命令の場合は1次に調査するCC
Wの番地を該TIC命令中に記されている番地に変更す
る。この際1次のCcwの番地が既に調査済みのCCW
を示している場合には荷TIC命令を含む処理経路は終
了したと見なし。
Wの番地を該TIC命令中に記されている番地に変更す
る。この際1次のCcwの番地が既に調査済みのCCW
を示している場合には荷TIC命令を含む処理経路は終
了したと見なし。
該処理経路の調査を終了する。
(7)調査している処理経路が終了した場合は、未調査
の処理経路がある時には該処理経路の調査を開始し、未
調査の処理経路が存在しない場合は該CaW群の調査を
終了する。
の処理経路がある時には該処理経路の調査を開始し、未
調査の処理経路が存在しない場合は該CaW群の調査を
終了する。
このCaW群の調査により収集したフラグ情報は、入出
力終了時に収集する情報の妥当性を評価するために用い
る。モニタリングプログラムによる情報収集が終了する
と、5MN命令の次の命令に制御が戻り、SIO命令が
発行される。
力終了時に収集する情報の妥当性を評価するために用い
る。モニタリングプログラムによる情報収集が終了する
と、5MN命令の次の命令に制御が戻り、SIO命令が
発行される。
入出力が終了し、チャネルが割込みにより中央処理装置
にその終了を報告48すると、オペレーティングシステ
ムは入出力の終了に伴う処理49を行うが、その中で8
MN命令410が発行され、再びモニタリングプログラ
ム46に制御が渡る。
にその終了を報告48すると、オペレーティングシステ
ムは入出力の終了に伴う処理49を行うが、その中で8
MN命令410が発行され、再びモニタリングプログラ
ム46に制御が渡る。
モニタリングプログラムでは入出力開始時の場合と同様
にCAW51よりCCWチェインの先頭の番地を知り、
CCWチェインのトレースを開始する。入出力終了時に
おけるCCWのトレースでは。
にCAW51よりCCWチェインの先頭の番地を知り、
CCWチェインのトレースを開始する。入出力終了時に
おけるCCWのトレースでは。
CCWチェインの先頭番地と主記憶装置内の別の特定番
地にあり、チャネルが入出力を終了した時の情報を示す
CS W (Channel、 5tatus Vor
d)510より求めた最後に実行されたCCWの番地と
から実際にチャネルが実行した処理経路52を議定し、
該処理経路中の入出力CCW54乃至57より、入力/
出力の区別、入出力量、及びフラグ情報を収集し、チャ
ネルが実行しなかった入出力CCW58及び入出力装置
制御用C:CW59は無視する。このトレース手順を第
7図に示し、以下に説明する。
地にあり、チャネルが入出力を終了した時の情報を示す
CS W (Channel、 5tatus Vor
d)510より求めた最後に実行されたCCWの番地と
から実際にチャネルが実行した処理経路52を議定し、
該処理経路中の入出力CCW54乃至57より、入力/
出力の区別、入出力量、及びフラグ情報を収集し、チャ
ネルが実行しなかった入出力CCW58及び入出力装置
制御用C:CW59は無視する。このトレース手順を第
7図に示し、以下に説明する。
(1) C:AWよりCCWチェインの開始番地を知る
。
。
(2) CC:Wが入出力命令、入出力装置制御命令。
TIC命令、SDCのいずれかに相当するかを調べる。
(3)C:CWが入出力装置制御命令の場合は、該CC
Wを無視し、次のCCWの調査に移る。
Wを無視し、次のCCWの調査に移る。
(4)入出力命令の場合は、該CCV内に記されている
入力/出力の区別、入出力量、及びフラグ情報を収集し
処理経路ごとに本実施例には示されない主記憶装置内の
別の特定位置に格納する。
入力/出力の区別、入出力量、及びフラグ情報を収集し
処理経路ごとに本実施例には示されない主記憶装置内の
別の特定位置に格納する。
(s)cawがSDCの場合は、該SDCに至る処理経
路の調査を終了し、次に該5ncceIi実行の結果に
より選択される二つの処理経路のうち、実行が失敗した
場合に選択される経路の調査に移る。従って1M、処理
経路の先mccwの番地を次に調査するCCWの番地と
する。この際1本実施例には示されない別の手段を用い
て、SDCによる未M査の処理経路、即ち該5DCCC
Wの実行が成功した場合に選択される処理経路があるこ
とを記録しておく。
路の調査を終了し、次に該5ncceIi実行の結果に
より選択される二つの処理経路のうち、実行が失敗した
場合に選択される経路の調査に移る。従って1M、処理
経路の先mccwの番地を次に調査するCCWの番地と
する。この際1本実施例には示されない別の手段を用い
て、SDCによる未M査の処理経路、即ち該5DCCC
Wの実行が成功した場合に選択される処理経路があるこ
とを記録しておく。
(6)CCVがTIC命令の場合は1次に調査するCC
Wの番地を該TIC命令中に記されている番地に変更す
る。この際、次のCCWの番地が既に調査済みのCCW
を示している場合には該TIC命令を含む処理経路は終
了したと見なし、該処理経路の調査を終了する。
Wの番地を該TIC命令中に記されている番地に変更す
る。この際、次のCCWの番地が既に調査済みのCCW
を示している場合には該TIC命令を含む処理経路は終
了したと見なし、該処理経路の調査を終了する。
(7)調査中のCCWがチャネルの実行した最後のCC
Wか否かを調べ、該CCWがチャネルの実行した最後の
CCWであって場合には、それまでに収集した処理経路
ごとの情報のうち有効なものを総合し、最終の情報を作
成したCCV群の調査を終了する。
Wか否かを調べ、該CCWがチャネルの実行した最後の
CCWであって場合には、それまでに収集した処理経路
ごとの情報のうち有効なものを総合し、最終の情報を作
成したCCV群の調査を終了する。
(8)調査している処理経路が終了したが調査した最後
のCCWの番地がチャネルの実行した最後のCCWの番
地と異なる場合は、調査した処理経路はチャネルが実際
に実行した処理経路ではないと判断し、該処理経路に関
する情報を無効にする。その後、未調査の処理経路があ
る時にはチェインを遡り、該未調査処理経路までの間の
情報を無効にした上で該処理経路の調査を開始する。未
調査経路が存在しない場合はエラーを報告し該CCV群
の調査を終了する。
のCCWの番地がチャネルの実行した最後のCCWの番
地と異なる場合は、調査した処理経路はチャネルが実際
に実行した処理経路ではないと判断し、該処理経路に関
する情報を無効にする。その後、未調査の処理経路があ
る時にはチェインを遡り、該未調査処理経路までの間の
情報を無効にした上で該処理経路の調査を開始する。未
調査経路が存在しない場合はエラーを報告し該CCV群
の調査を終了する。
モニタリングプログラムによる情報の収集が終了すると
先の場合と同様に8MN命令の次の命令に制御が戻る。
先の場合と同様に8MN命令の次の命令に制御が戻る。
本実施例のように、1回の入出力に関し該入出力の開始
時と終了時との二度に渡ってCCWチェインをトレース
する理由は、入出力開始時点のトレースにより取得した
情報と入出力終了時点に取得した情報とを関連づけて解
析することにより、入出力開始時点に取得したフラグ情
報により、該入力で生じる例外的事象1例えば、プログ
ラム制御割込み、不正長抑止等の発生可能性を知り、該
入出力終了後取得したチャネル実行処理経路からの入出
力種別、入出力転送量の正確度を明確にするためである
。
時と終了時との二度に渡ってCCWチェインをトレース
する理由は、入出力開始時点のトレースにより取得した
情報と入出力終了時点に取得した情報とを関連づけて解
析することにより、入出力開始時点に取得したフラグ情
報により、該入力で生じる例外的事象1例えば、プログ
ラム制御割込み、不正長抑止等の発生可能性を知り、該
入出力終了後取得したチャネル実行処理経路からの入出
力種別、入出力転送量の正確度を明確にするためである
。
以上のCCV群の調査によって得られ、主記憶装置内の
特定位置に格納された情報は本実施例には明示されない
別の方法により適当な時点であらかじめ定められた外部
機憶装置に出力する。
特定位置に格納された情報は本実施例には明示されない
別の方法により適当な時点であらかじめ定められた外部
機憶装置に出力する。
また、収集出力した情報は1本発明中には明示されない
分析用プログラムを用いて解析評価し、計算機システム
の入出力特性を得る。
分析用プログラムを用いて解析評価し、計算機システム
の入出力特性を得る。
本発明に述べた手段の効果は計算機システムの入出力特
性を知るためのモニタリング・オーバヘッドを大幅に低
減出来ることにある。このため、従来、事実上可能であ
った実稼動状態の計算機システムにおける入出力特性を
知ることが可能となった。
性を知るためのモニタリング・オーバヘッドを大幅に低
減出来ることにある。このため、従来、事実上可能であ
った実稼動状態の計算機システムにおける入出力特性を
知ることが可能となった。
第1図は従来技術を説明するための仮想計算機システム
の説明図、第2図は本発明モニタリング機構の説明図、
第3図(a)は通常の計算機に対するプログラムの構造
を単純化した表した概念図、第3(b)はチャネルに対
するプログラムの構造を単純化して表した概念図、第4
図は本実施例におけるモニタリング動作の説明図、第5
図は本実施例におけるCCWのトレースの説明図、第6
図及び第7図は本実施例におけるCCWトレース手順を
示すフロー図である。 11・・・仮想計算機制御プログラム、12,21゜4
1・・・オペレーティングシステム、13・・・実計算
機、14・・・トレースプログラム、22 + 45
t410・・・フック、23・・・制御レジスタ、24
・・・モニタマスク・ビット、25.46・・・モニタ
リングプログラム、31.38・・・処理の流れ、32
・・・処理命令群、33・・・条件判断命令、34・・
・分岐命令、35・・・状態依存命令、36・・・TI
C命令、37・・・CCW群、42・・・チャネル、4
3・・・入出力の開始指令、44・・・SIO命令、4
7・・・CCW群、48・・・入出力終了の報告、49
・・・入出力終了に伴う処理、51・・・CAW、52
,53・・・処理経路、54〜58・・・入出力CCW
、59・・・入出力装置制御用CCW、510・・・C
SW。
の説明図、第2図は本発明モニタリング機構の説明図、
第3図(a)は通常の計算機に対するプログラムの構造
を単純化した表した概念図、第3(b)はチャネルに対
するプログラムの構造を単純化して表した概念図、第4
図は本実施例におけるモニタリング動作の説明図、第5
図は本実施例におけるCCWのトレースの説明図、第6
図及び第7図は本実施例におけるCCWトレース手順を
示すフロー図である。 11・・・仮想計算機制御プログラム、12,21゜4
1・・・オペレーティングシステム、13・・・実計算
機、14・・・トレースプログラム、22 + 45
t410・・・フック、23・・・制御レジスタ、24
・・・モニタマスク・ビット、25.46・・・モニタ
リングプログラム、31.38・・・処理の流れ、32
・・・処理命令群、33・・・条件判断命令、34・・
・分岐命令、35・・・状態依存命令、36・・・TI
C命令、37・・・CCW群、42・・・チャネル、4
3・・・入出力の開始指令、44・・・SIO命令、4
7・・・CCW群、48・・・入出力終了の報告、49
・・・入出力終了に伴う処理、51・・・CAW、52
,53・・・処理経路、54〜58・・・入出力CCW
、59・・・入出力装置制御用CCW、510・・・C
SW。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、主記憶以外の外部記憶にアクセスする計算機システ
ムにおいて、該計算機システムの実稼動時に、該計算機
から外部記憶に対して発行された入出力命令をたどり、
該入出力に関する情報を取得する手段を有することを特
徴とするモニタリング方式。 2、チャネルを用いて主記憶以外の外部記憶にアクセス
する計算機システムにおいて、該計算機システムの実稼
動時に、該計算機から外部記憶に対して入出力を行うチ
ャネルに対して発行された入出力命令をたどり、該入出
力の種別、入出力量に関する情報を取得する手段を有す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のモニタ
リング方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60224714A JPS6285350A (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | モニタリング方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60224714A JPS6285350A (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | モニタリング方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6285350A true JPS6285350A (ja) | 1987-04-18 |
Family
ID=16818096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60224714A Pending JPS6285350A (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | モニタリング方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6285350A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01162948A (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-27 | Fujitsu Ltd | 計算機システム |
JPWO2009147738A1 (ja) * | 2008-06-05 | 2011-10-20 | 富士通株式会社 | 情報処理装置及びその制御方法並びにモニタプログラム |
-
1985
- 1985-10-11 JP JP60224714A patent/JPS6285350A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01162948A (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-27 | Fujitsu Ltd | 計算機システム |
JPWO2009147738A1 (ja) * | 2008-06-05 | 2011-10-20 | 富士通株式会社 | 情報処理装置及びその制御方法並びにモニタプログラム |
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