JPH10207737A - エミュレータ及びエミュレーションシステム - Google Patents

エミュレータ及びエミュレーションシステム

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JPH10207737A
JPH10207737A JP9007725A JP772597A JPH10207737A JP H10207737 A JPH10207737 A JP H10207737A JP 9007725 A JP9007725 A JP 9007725A JP 772597 A JP772597 A JP 772597A JP H10207737 A JPH10207737 A JP H10207737A
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JP
Japan
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emulator
software
memory
control instruction
emulation
Prior art date
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Pending
Application number
JP9007725A
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English (en)
Inventor
Takayuki Maeta
崇行 前多
Koji Oishi
宏治 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、開発ソフトウェアのデバッグ作
業効率を高め、ソフトウェア開発時間の短縮ならびに開
発効率を向上させるエミュレータ及びエミュレーション
システムを提供することを課題とする。 【解決手段】 この発明は、ホストシステム3のデバッ
ガ2からエミュレータ1のエミュレーションメモリ8に
ロードされる開発ソフトウェア上にデバッグ機能を呼び
出すエミュレータ制御命令を埋め込み、このソフトウェ
アをターゲットCPU4で実行することにより連絡メモ
リ7に制御情報を書き込みセットし、これによりデバッ
グ機能回路6を動作させ、開発ソフトウェアのデバッグ
を行うように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロコンピ
ュータ応用製品のソフトウェア、ハードウェアを開発、
デバッグするための開発ツールに適用されるエミュレー
タ及びエミュレーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のエミュレータ又はエミュ
レーションシステムにあっては、開発ソフトウェアをタ
ーゲットCPUで実行させ、その実行軌跡を追うことに
よりソストウェアの不具合をデバッグしている。このデ
バッグ作業を支援するツールとしてはソフトウェアのデ
バッガがあり、このデバッガが提供する主なデバッグ機
能としてはブレーク機能やトレース機能、タイマ機能等
がある。
【0003】これらのデバッグ機能を実際に使用するに
あたって、従来ではプログラム実行時のブレークポイン
トの設定やタイマ作動領域の設定等のデバッグ機能は、
デバッグ作業全体を制御するホストシステム上で動作す
るデバッガパッケージによりすべて設定されていた。
【0004】すなわち、オブジェクトプログラムを一度
デバッガに読み込んだ後デバッグ機能の設定をホストシ
ステム側から行っていた。しかし、このような方法で
は、オブジェクトプログラムをデバッガに読み込む度に
メモリにロードされる領域が異なる可能性があった。こ
のため、開発ソフトウェア(ソースプログラム)上で同
じ範囲を何回もデバッグしたい場合には、読み込む度に
メモリ上でオブジェクトプログラムがロードされる領域
を確認した上で、アドレス等のデバッグ機能の設定をし
直す必要があった。
【0005】また、イベントやブレークポイントの設定
では、設定ポイント数が限られていたため、限定数以上
の設定を行いたい場合には、一度プログラムの実行を止
め、すでに設定されているポイントのいずれかを削除し
て新たに設定したいポイントで設定を行い、再度プログ
ラムを実行させてデバッグするといった複雑な作業が必
要であった。しかし、このような手順では手間と時間が
かかりプログラムの開発効率が悪かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
エミュレータを用いて開発プログラムをデバッグする従
来のデバッグ作業においては、オブジェクトプログラム
をデバッガに読み込む毎にデバッグ機能の設定を行う必
要が生じていた。また、予め一度に設定可能な数に限り
があるデバッグ機能の設定ポイント数を越えて設定しよ
うとする場合には、予め決められた設定ポイント内に収
まるようにすでに設定されているポイントを削除した後
新たにポイントを設定する作業が必要になっていた。
【0007】このように、何回もロードするオブジェク
トファイルをロードする毎にデバッガでデバッグ機能の
制御を行うようなデバッグ作業にあっては、複雑かつ多
くの作業が必要となり作業効率が悪く、ソフトウェアの
開発に多くの手間と時間がかかるといった不具合を招い
ていた。
【0008】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、開発ソフトウ
ェアのデバッグ作業効率を高め、ソフトウェア開発時間
の短縮ならびに開発効率を向上させたエミュレータ及び
エミュレーションシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、ターゲットCPUにより実
行される開発ソフトウェアをデバッグし、それぞれのデ
バッグ機能毎に設けられた複数のデバッグ機能回路と、
前記ターゲットCPUのアドレス空間にマッピングさ
れ、書き込みセットされる制御情報に基づいて前記それ
ぞれのデバッグ機能回路の動作を直接制御する連絡メモ
リと、開発ソフトウェア中に記述されて開発ソフトウェ
アとともに前記ターゲットCPUで実行され、前記連絡
メモリに制御情報を書き込みセットする複数種のエミュ
レータ制御命令を含む開発ソフトウェアが格納されるエ
ミュレーションメモリと、前記連絡メモリならびに前記
エミュレーションメモリを前記ターゲットCPUのアド
レス空間にマッピングするマッピング回路を有して構成
される。
【0010】請求項2記載の発明は、開発ソフトウェア
を実行するターゲットCPUと、前記エミュレータと、
前記エミュレータに接続され、システム全体の動作を制
御するソフトウェアのデバッガを実行し、ソフトウェア
の開発ならびにデバッガのコマンド入力やデバッグ結果
の表示を行うホストシステムを有して構成される。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載のエ
ミュレーションシステムにおいて、前記ホストシステム
は、開発ソフトウェアに記述されたエミュレータ制御命
令を解釈するコンパイラを有して構成される。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載のエミュレータ又はエミュレーションシステムに
おいて、前記エミュレータ制御命令は、エミュレータ制
御命令の制御の下で前記デバッグ機能回路によって取得
されたデータをクリヤするクリヤ命令を含むことを特徴
とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の実
施の形態を説明する。
【0014】図1は請求項1,2,3又は4記載の発明
の一実施形態に係わるエミュレータ及びエミュレーショ
ンシステムの構成を示す図である。
【0015】図1において、エミュレーションシステム
は、開発しようとするソフトウェアをデバッグするエミ
ュレータ1と、エミュレータ1に接続され、システム全
体の動作を制御するソフトウェアのデバッガ2を備え、
ソフトウェアの開発ならびにデバッガ2のコマンド入力
やデバッグ結果の表示を行い、開発プログラムに埋め込
まれる本発明の特徴となるエミュレータ制御命令を解釈
するコンパイラを有するホストシステム3と、開発ソフ
トウェアが実行されるターゲットCPU4を備え、エミ
ュレータ1とホストシステム3はRS232又はLAN
等のデータ転送路5を介して接続されている。
【0016】エミュレータ1は、ターゲットCPU4に
より実行される開発ソフトウェアをデバッグし、例えば
トレース回路、タイマ回路、イベントトリガ回路ならび
にブレーク回路等のそれぞれのデバッグ機能毎に設けら
れたデバッグ機能回路6と、ターゲットCPU4のアド
レス空間にマッピングされ、書き込みセットされる制御
情報に基づいてそれぞれのデバッグ機能回路6の動作を
直接制御する連絡メモリ7と、開発ソフトウェア中に記
述されて開発ソフトウェアとともにターゲットCPU4
で実行され、連絡メモリ7に制御情報を書き込みセット
する複数種のエミュレータ制御命令を含む開発ソフトウ
ェアが格納され、またデバッグ機能により収集されたデ
ータが格納されるエミュレーションメモリ8と、連絡メ
モリ7ならびにエミュレーションメモリ8をターゲット
CPU4のアドレス空間にマッピングするマッピング回
路9を備えて構成されている。
【0017】連絡メモリ7は、メモリ内の例えば9000H
にエミュレータ制御レジスタ部10を有し、エミュレー
タ制御部10は図2に示すように例えば8ビットの領域
を持ち、それぞれの領域はエミュレータ1のデバッグ機
能回路6をオン/オフさせて、例えばトレース機能、タ
イマ機能、イベント機能、トリガ機能、パフォーマンス
機能、ブレーク機能、クリヤ機能を作用させる制御情報
となるフラグがエミュレータ制御命令によって書き込ま
れてセットされる。
【0018】また、イベントなどは複数個のイベントを
設定することが可能であり、図3に示すように複数のイ
ベント等の番号を識別する領域が連絡メモリ7の例えば
9400H 〜9407H に設けられており、図3ではトレース番
号1番、タイマ番号2番、イベント番号1,2,8番、
トリガ番号2番、パフォーマンス番号1番がエミュレー
タ制御命令によって設定されている。これらはあくまで
も各機能のその番号のデバッグ機能がセットされただけ
であり、それらの機能は実行されず、図2に示すエミュ
レータの各機能を実行させる領域にフラグが書き込まれ
てセットされることによってそれぞれのデバッグ機能が
作用する。
【0019】マッピング回路9は、例えば図4に示すよ
うにターゲットCPU4のアドレス空間11に、エミュ
レーションメモリ8のメモリ領域12ならびに連絡メモ
リ7のメモリ領域13をマッピングし、開発ソフトウェ
アとなるユーザプログラムは例えば図4に示すようにエ
ミュレーションメモリ8のメモリ領域12にロードされ
る。
【0020】次に、エミュレータ制御命令の一実施形態
を説明する。
【0021】<例1>(1)から(2)の範囲のトレー
スデータ(データ番号N番)を取得するトレースデータ
取得制御命令 この制御命令は、エミュレータ制御命令のうち、ユーザ
ープログラムの任意の範囲で命令実行単位のトレースデ
ータの取得を行う命令であり、トレースデータを取得し
たい範囲の始めの位置にトレースデータ取得番号、トレ
ースonを設定し、終わりの位置に始めの位置と同じ取
得番号、トレースoffを設定し、トレースしたいデー
タはサイクリック型のバッファに保存され、指定容量を
越える場合は古い方からデータを削除し、常に新しいデ
ータが保存されるようにする。
【0022】 <例2>(1)から(2)の範囲で実行時間を測定する
タイマN番のタイマ制御命令 この制御命令は、エミュレータ制御命令のうち、ユーザ
ープログラムの任意の範囲でタイマon,offする命
令であり、プログラム中のある領域で実行時間を測定し
たい場合に、タイマ測定開始位置でタイマ番号、タイマ
onを設定し、終了位置で開始位置と同じタイマ番号と
タイマoffを設定することにより測定を行う。
【0023】 <例3>イベント・トリガを設定するイベント・トリガ
制御命令 この制御命令は、エミュレータ制御命令のうち、ユーザ
ープログラムの任意の範囲におけるイベント・トリガを
設定する命令であり、プログラム中のある領域を通った
時にあるデバッグ機能を発生させたい場合に有効とな
り、通過確認位置にイベントを発生させそのイベントに
対して番号を付加し、次にそのイベントが発生した時に
トリガを発生させたい位置でトリガを発生させるイベン
ト番号及びトリガ番号を指定する。なお、トリガ番号は
何番がどんな命令を実行するかは事前に設定済みと仮定
する。
【0024】 <例4>所定の位置でブレークをかけるブレーク制御命
令 この制御命令は、エミュレータ制御命令のうち、ユーザ
ープログラムの任意の位置においてブレークをかける命
令であり、プログラム内での計算がオーバーフローした
場合などのように予定外の計算結果が生じた時にブレー
クをかけ、それ以後の計算に影響が及ぼさないようにす
る。
【0025】 dataの値がOxffffff以上になったとき、(1)でブレークをかける例 BREAK …プログラム中のこの地点で、ブレークをか ける。 while(i>0){ data+=Sam(); if(data>=Oxffffff)BREAK;…(1) i--; } <例5>トレースメモリ番号N番、長さLのトレースデ
ータを取得するデバッガ表示制御命令 この制御命令は、エミュレータ制御命令のうち、ユーザ
ープログラムの任意の範囲におけるトレースデータを取
得しデバッガに表示させる命令であり、トレースしたい
命令の位置でトレース番号と命令長を設定し、トレース
終了後デバッガにその結果を表示させる。
【0026】 <例6>取得したデータ内容を表示するウィンドウを表
示させる制御命令 この制御命令は、トレース、タイマ、パフォーマンスな
どの種々のデバッグ機能によって取得したデータを表示
するウィンドウをデバッガにオープンにさせる命令であ
る。プログラム中でデータを表示させたい位置でオープ
ンするウィンドと番号を指定した命令を付加することに
より、プログラム実行中にその命令を実行すると指定し
た内容を表示するウィンドウがオープンする。
【0027】 <例7>任意のレジスタ又は変数のデータを取得しグラ
フ化するグラフ化表示制御命令 この制御命令は、FIFO型のバッファに特定レジスタ
又は変数の値を順次記録し、一定時間周期毎にバッファ
内のデータを取り出すことでレジスタ又は変数値の時間
変化をデバッガにグラフ化表示させる命令であり、デー
タを取得したい位置にレジスタ名又は変数名を指定し、
プログラム実行中その位置を通過する度にバッファにデ
ータが保管され、デバッガが一定周期毎にデータを読み
取り、横軸に時間、縦軸にデータ値を分布したグラフを
例えば図5に示すように描画する。
【0028】 <例8>(1)から(2)までのパフォーマンスデータ
を測定するパフォーマンス測定制御命令 この制御命令は、エミュレータ制御命令のうち、ユーザ
ープログラムの任意の範囲を時間測定したり通った回数
をカウントしパフォーマンスを測定する命令であり、パ
フォーマンスを測定したい領域の開始位置にパフォーマ
ンス測定番号とパフォーマンス測定on命令を記述し、
終了位置に開始位置と同じ番号とパフォーマンス測定o
ff命令を設定することによって測定を行う。
【0029】 <例9>(1)から(2)までのガバレッジ測定を行う
カバレッジ測定制御命令 この制御命令は、エミュレータ制御命令のうち、ユーザ
ープログラムの任意の範囲において、プログラム実行時
のアクセスアドレスを明確にするカバレッジ測定結果を
表示させる命令であり、カバレッジ測定開始位置でカバ
レッジon及びバスサイクルの指定を行い、終了位置で
カバレッジoff及び開始位置と同じバスサイクル番号
を設定することによって測定を行う。
【0030】 <例10>取得したトレースデータのクリア命令を設定
するクリア制御命令 この制御命令は、エミュレータ制御命令を使用し、上記
例1,2,5,8,9で取得したデータを保存している
メモリ領域をクリアする命令であり、クリアしたいデー
タを設定した命令内容を予め設定されている番号で指定
し、例えばTRACEは1番、TIMERは2番等クリ
アしたい位置でこの命令を設定することにより保存され
たデータのクリアが実行される。
【0031】 <例11>(1)から(2)の間で“MACRO() ”で定義
された命令を実行するマクロ定義制御命令 この制御命令は、エミュレータ制御命令を使用し、ユー
ザーが任意にマクロ定義することによってデバッグ機能
を設定する命令である。
【0032】 このようなエミュレータ制御命令が開発ソフトウェアに
埋め込まれ、エミュレータ制御命令が埋め込まれた開発
ソフトウェアがターゲットCPU4で実行され、エミュ
レータ制御命令によって連絡メモリ7に制御情報が書き
込まれてセットされ、これによりデバッグ機能回路6が
作用して開発ソフトウェアに対して上述したような様々
なデバッグが行われる。
【0033】具体的には、まず、ホストシステム3上で
デバッガ2が起動され、次にターゲットCPU4のアド
レス空間にエミュレーションメモリ8と連絡メモリ7が
マッピングされる。ここでは、上述したように連絡メモ
リ7の領域はアドレス空間内の9000H 〜9500H であると
する。また、ユーザープログラム(開発ソフトウェア)
がデバッガ2からエミュレーションメモリ8の領域にロ
ードされる。
【0034】例えば、ユーザーがC言語でプログラミン
グを行い、プログラム中に上記エミュレータ制御命令の
うちトレースデータの取得命令を記述している場合の動
作を一例として説明する。
【0035】ユーザープログラム中に以下のように命令
が記述されているとする。
【0036】 : TRACE(1,on): …(1) : (トレースしたい領域) : TRACE(1,off): …(2) : (1)のところでは、アセンブラで以下のように展開さ
れる。 ここで、連絡メモリ7は図2と図3に示すように動作す
るものとする。ターゲットCPU4がこの命令を実行す
ると、トレース番号1番の実行が開始される。次に
(2)のところでは、 という処理が行われるため、トレース1番の実行が終了
する。
【0037】このように、上記実施形態では、エミュレ
ータにプログラムをロードする度にデバッグしたい内容
の設定をする必要がなく、毎回同じ部分のデバッグを行
う際には設定する手間を省くことができる。
【0038】また、プログラムのロード後に設定できる
ポイント数が限られているイベントなどの設定では、プ
ログラム中で設定したい箇所すべてに設定をしておき、
1つのサブルーチン単位又は実行命令単位で設定をクリ
ヤするエミュレータ制御命令を付加することで、プログ
ラムの実行を止めることなく動的なデバッグが可能とな
る。これにより、ユーザーアプリケーションのデバッグ
の効率化を図ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、開発ソフトウェア上にデバッグ機能を呼び出すエミ
ュレータ制御命令を埋め込むようにしたので、容易かつ
迅速にエミュレータの機能を使用可能にすることがで
き、ソフトウェアの開発時間を短縮し、かつ開発効率を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2,3又は4記載の発明の一実施形
態に係わるエミュレータ及びエミュレーションシステム
の構成を示す図である。
【図2】連絡メモリのエミュレータ制御レジスタ部の構
成を示す図である。
【図3】連絡メモリの一部構成を示す図である。
【図4】ターゲットCPUのアドレス空間のマッピング
の一例を示す図である。
【図5】任意のレジスタ又は変数のデータをデバッガ上
でグラフ化した表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 エミュレータ 2 デバッガ 3 ホストシステム 4 ターゲットCPU 5 データ転送路 6 デバッグ機能回路 7 連絡メモリ 8 エミュレーションメモリ 9 マッピング回路 10 エミュレータ制御レジスタ部 11 ターゲットCPUのアドレス空間 12 エミュレーションメモリのメモリ領域 13 連絡メモリのメモリ領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターゲットCPUにより実行される開発
    ソフトウェアをデバッグし、それぞれのデバッグ機能毎
    に設けられた複数のデバッグ機能回路と、 前記ターゲットCPUのアドレス空間にマッピングさ
    れ、書き込みセットされる制御情報に基づいて前記それ
    ぞれのデバッグ機能回路の動作を直接制御する連絡メモ
    リと、 開発ソフトウェア中に記述されて開発ソフトウェアとと
    もに前記ターゲットCPUで実行され、前記連絡メモリ
    に制御情報を書き込みセットする複数種のエミュレータ
    制御命令を含む開発ソフトウェアが格納されるエミュレ
    ーションメモリと、 前記連絡メモリならびに前記エミュレーションメモリを
    前記ターゲットCPUのアドレス空間にマッピングする
    マッピング回路とを有することを特徴とするエミュレー
    タ。
  2. 【請求項2】 開発ソフトウェアを実行するターゲット
    CPUと、 前記エミュレータと、 前記エミュレータに接続され、システム全体の動作を制
    御するソフトウェアのデバッガを実行し、ソフトウェア
    の開発ならびにデバッガのコマンド入力やデバッグ結果
    の表示を行うホストシステムとを有することを特徴とす
    るエミュレーションシステム。
  3. 【請求項3】 前記ホストシステムは、開発ソフトウェ
    アに記述されたエミュレータ制御命令を解釈するコンパ
    イラを有することを特徴とする請求項2記載のエミュレ
    ーションシステム。
  4. 【請求項4】前記エミュレータ制御命令は、エミュレー
    タ制御命令の制御の下で前記デバッグ機能回路によって
    取得されたデータをクリヤするクリヤ命令を含むことを
    特徴とする請求項1,2又は3記載のエミュレータ又は
    エミュレーションシステム。
JP9007725A 1997-01-20 1997-01-20 エミュレータ及びエミュレーションシステム Pending JPH10207737A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010528375A (ja) * 2007-05-21 2010-08-19 クゥアルコム・インコーポレイテッド モバイルオペレーティング環境のための、イベント制御された連続的なロギングを提供すること
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