JPS628515Y2 - - Google Patents

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JPS628515Y2
JPS628515Y2 JP1981098057U JP9805781U JPS628515Y2 JP S628515 Y2 JPS628515 Y2 JP S628515Y2 JP 1981098057 U JP1981098057 U JP 1981098057U JP 9805781 U JP9805781 U JP 9805781U JP S628515 Y2 JPS628515 Y2 JP S628515Y2
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JP
Japan
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sample
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holder
heat
pipe
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JP1981098057U
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JPS584060U (ja
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は分光光度計等の分析装置において、
測定中にその試料を、遮蔽された試料室内で所定
の温度に制御する試料セルホルダに関する。
一般に分光光度計等においては試料を所定温度
に維持して測定する。このために従来から試料ホ
ルダに恒温槽を設けて試料の温度制御をおこなつ
ている。また近時ペルチエ効果を利用したサーモ
モジユールを使用し、それに加える電流の方向な
らびに強さを加減して上記の試料温度の制御をお
こなうものも用いられている。サーモモジユール
は伝熱効率を高めるために試料ホルダに直接取付
けられるが、試料を冷却する場合はサーモモジユ
ールの吸収熱を試料室外へ運びだすためにホース
等を試料室内へ導いて冷却水をサーモモジユール
に循環させることが必要で、冷却水の水垢の付着
やホース処理が煩雑で、かつ冷却水のための水利
による制約により装置の移動にも不都合であつ
た。
この考案は上記の不都合を解消し、温度制御機
能が優れ、かつ取扱いが容易で移動性にも優れた
試料ホルダを実現せんとするものである。
図は、この考案の一実施例の試料セルホルダの
要部説明図で、1は試料セル、2は試料セルホル
ダ本体、3はホルダ側伝熱ブロツクでホルダ本体
2内で試料セル1に伝熱的に接触している。4は
サーモモジユールでこの実施例では冷却用として
使用される。5はサーモモジユール4のリード
線、6は加熱用ヒータでホルダ側伝熱ブロツク3
に伝熱接触している。7はヒータ用リード線、8
はパイプ側伝熱ブロツクで、サーモモジユール4
がこのブロツク8とホルダ側伝熱ブロツク3と間
に伝熱的に密着挾持されている。9はヒートパイ
プでその一端はパイプ側伝熱ブロツク8に伝熱的
に結合され、他端は試料室隔壁10を貫通して大
気中に突出し、放熱フイン11が取付けてある。
今サーモモジユール4に所定方向の電流が流れ
ると、ホルダ側伝熱ブロツク3側のサーモモジユ
ル4の面の温度は低下し、反対側のパイプ側伝熱
ブロツク8側のサーモモジユール4の面の温度は
上昇する。結果としてセル1の熱はホルダ側伝熱
ブロツク3を介して吸収され、その熱はパイプ側
伝熱ブロツク8、ヒートパイプ9を順次介して放
熱フイン11より試料室外に放熱される。他方、
試料を加熱する際は加熱用ヒータに電流を流して
加熱する。
ヒートパイプ9は液相熱媒体が密封されて、内
壁に沿つて構成させたウイツクにより、内部の熱
媒体の対流を良好にして優れた熱伝導特性を備え
た棒状部材である。
この実施例では、試料ホルダの移動を別に設け
たガイド棒12をヒートパイプ側伝熱ブロツク8
にとりつけ、このガイド棒12を試料室外部か
ら、おくりネジ、あるいはベルト−プーリ機構あ
るいはカム機構などによつて駆動して行なつてい
るが、ガイド棒のかわりにヒートパイプ9自体を
ガイド棒とし、これを前述の方法によつて駆動し
て、セルホルダーを移動させること、あるいはヒ
ートパイプ9の外周に送りねじを螺設して、送り
ねじ棒をかねさせ、試料ホルダーを移動させるこ
とも可能である。
なお、上記の実施例ではサーモモジユールは冷
却時にのみ使用しているが、サーモモジユールの
電流の方向を逆にしホルダ側伝熱ブロツク3を昇
温させるように構成し、加熱ヒータ6を省略する
ことも可能である。
この考案の試料セルホルダを用いた分析装置
は、上記のようにヒートパイプによつてサーモモ
ジユールの吸収熱を試料室外へ運びだすので、試
料室内の温度を上昇させるおそれがなく、特に分
光光度計のごとく精密な光学機器にあつては機能
に支障を与える熱膨張等の発生が防止できかつ効
率よく温度コントロールすることができる。さら
に従来の恒温槽を用いたものと異り冷却水の漏水
等による汚染や水垢による機能低下のおそれがな
く、取扱い操作の厄介なホースも不要で、冷却水
のための水利についての配慮も不要なので移動性
にも優れている。
この考案の効果は以上詳述したように機能の優
れた試料セルホルダを実現しうるものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の試料セルホルダの要部説明図で
ある。 1……セル、2……ホルダ本体、3……ホルダ
側伝熱ブロツク、4……サーモモジユール、8…
…パイプ側伝熱ブロツク、9……ヒートパイプ、
10……試料室隔壁、11……放熱フイン、12
……ガイド棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 遮蔽された試料室内に配設され試料セルの試料
    温度を所定値に制御するものにおいて、一端が前
    記試料室外に突出し、他端が前記試料セルホルダ
    に対し近接して配設されたパイプ側伝熱ブロツク
    に伝熱結合されたヒートパイプと、前記試料ホル
    ダに伝熱結合されたホルダ側伝熱ブロツクと、こ
    れら両伝熱ブロツクの間で伝熱挟持されたサーモ
    モジユールとを備え、前記サーモモジユールの発
    生熱を前記ヒートパイプを介して前記試料室外へ
    放出させることを特徴とした試料セルホルダ。
JP9805781U 1981-06-30 1981-06-30 試料セルホルダ Granted JPS584060U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9805781U JPS584060U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 試料セルホルダ

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JP9805781U JPS584060U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 試料セルホルダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS584060U JPS584060U (ja) 1983-01-11
JPS628515Y2 true JPS628515Y2 (ja) 1987-02-27

Family

ID=29892826

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9805781U Granted JPS584060U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 試料セルホルダ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5664289A (en) * 1979-10-31 1981-06-01 Toshiba Corp Cooler

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5664289A (en) * 1979-10-31 1981-06-01 Toshiba Corp Cooler

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Publication number Publication date
JPS584060U (ja) 1983-01-11

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