JPS6284279A - 車両用蓄冷式冷蔵庫 - Google Patents

車両用蓄冷式冷蔵庫

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JPS6284279A
JPS6284279A JP22506885A JP22506885A JPS6284279A JP S6284279 A JPS6284279 A JP S6284279A JP 22506885 A JP22506885 A JP 22506885A JP 22506885 A JP22506885 A JP 22506885A JP S6284279 A JPS6284279 A JP S6284279A
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JP
Japan
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cold storage
evaporator
refrigerator
freezing
temperature
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JP22506885A
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English (en)
Inventor
畠中 勝巳
秀夫 浅野
和久 牧田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用蓄冷式冷蔵庫に関するもので、レジャー
用途指向が強いワゴン車などに用いて好適なものである
〔従来の技術〕
従来、車両用蓄冷式冷蔵庫として、特開昭59−508
28号公報に記載されているごとく蓄冷器内の蓄冷材(
水等)を車両用冷房装置の冷凍すイクルから分岐した蒸
発器により冷却して、凍結させ、この凍結した蓄冷材に
より駐車時にも庫内を長時間にわたって低温に保冷でき
るようにしたものが提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上述の従来品では、蓄冷器の内部に蓄冷材及
び冷凍サイクルの蒸発器を配設しているので、蓄冷材の
シール性確保等に苦慮することになり、蓄冷器の製作コ
ストが高くなるという問題点がある。
本発明は、上記点に鑑みてなされたもので、車両用冷蔵
庫において蓄冷材のシール性確保を容易ならしめ、蓄冷
式冷蔵機能を極めて箇潔な構成で良好に実現することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するために、(a)開閉自在
なドアを有する断熱ケースと、(b)この断熱ケース内
に配置された蒸発器配管と、(c)この蒸発器配管に密
着するように配設され、かつ熱の良導体からなる剛体に
よって形成された蓄冷器とを具備し、 (d)この蓄冷缶内に一蓄冷材を封入するとともに、蓄
冷材凍結時の体積膨張分を上回る容積の気体を封入する
という技術的手段を採用する。
〔作用〕
上記技術的手段によれば、蓄冷材を封入した蓄冷器の外
部に蒸発器配管を設けているから、蒸発器配管とは無関
係に蓄冷器単独で蓄冷材の封入を簡単に行うことができ
、かつ蓄冷器への蒸発器配管の人出がないので、封入後
のシール性も良好に維持できる。
また蓄冷器は熱の良導体からなる剛体で形成されている
から、使用中に変形が生しることがなく、そのため蓄冷
器と蒸発器配管との接触伝熱面積を大きくとることがで
き、蓄冷器を蒸発器配管により良好に冷却できる。また
、蓄冷材の凍結完了後は、冷凍サイクルが停止しても蓄
冷器により断熱ケース内を直接保冷することができる。
〔発明の効果〕
従って、本発明によれば、極めて簡単な構成で蓄冷式の
冷蔵機能を良好に実現できる。
〔実施例〕
以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説明する。第
1図は、車室冷房と物品の冷蔵冷凍を行うための自動車
用冷凍サイクルを示しており、圧縮機21は、電磁クラ
ッチ20を介して図示しない自動車エンジンの駆動軸に
結合されている。この圧縮機21は、本例では10気筒
の斜板式圧縮機を用いており、そのうち9気筒を冷房用
の圧縮部21aとして構成し、残り1気筒を冷蔵冷凍用
の圧縮部21bとして構成している。この場合、圧縮機
21の各圧縮機部21a、21bにはそれぞれ冷房用吸
入口21eと冷蔵冷凍用吸入口21fが独立に設けられ
ており、各圧縮部がそれぞれ異なる吸入圧力を独立に設
定し得るようになっている。また、冷房用圧縮部21a
と冷蔵冷凍用圧縮部21bは、相互に連通路21dによ
って連通され、各吸入口21e、21fからそれぞれ吸
入された圧力の異なる冷媒(R12)は、各圧縮部21
3.21bにて圧縮される前に連通路21dによって連
通され、冷房用冷媒の圧力まで高められた後、各圧縮部
218.21bにてそれぞれ圧縮され、共通の吐出口2
1cから圧縮機外部へ吐出されるようになっている。
上記のごとき形式の圧縮機21は、本出願人が先に提案
している特開昭60−48463号公報等により公知に
なっているので、具体的構造の説明は省略する。
上記圧縮機21の吐出口21Cは、第1図に示すように
凝縮器22に接続され、凝縮器22の吐出側はレシーバ
23に接続されている。レシーバ23の吐出側には冷房
用減圧装置、本例では温度作動式膨張弁24、及びこれ
に接続する冷房用蒸発器25が設けられており、この蒸
発器25の空気上流側には、冷房用空気の送風ファン5
0が配設されている。蒸発器25の冷媒出口側は冷房用
吸入配管45によって圧縮機21の冷房用吸入口21e
に接続されている。
一方、冷蔵冷凍用減圧装置の具体例である定圧膨張弁2
7と、この定圧膨張弁27に接続された冷凍用蒸発器2
8及び冷蔵用蒸発器32は、上記冷房用膨張弁24及び
蒸発器25と並列に設けられている。冷凍用蒸発器28
とこれによって冷却される冷凍用蒸発器29は、後述の
冷凍室74内に設置されており、また冷蔵用蒸発器32
とこれによって冷却される冷蔵用蒸発器31は後述の冷
蔵室75内に設置されている。冷蔵用蒸発器32の出口
側には、冷媒ガスを圧縮機吸入側への一方向にのみ通過
させる逆止弁33が接続されており、この逆止弁33の
吐出側は、冷蔵冷凍用吸入配管46によって前記圧縮機
21の冷蔵冷凍用吸入口21fに接続されている。なお
、前記定圧膨張弁27はその下流圧力すなわち冷凍用蒸
発器28の圧力が設定圧力例えば0.5kg/culG
以下に低下すると開弁じ、その設定圧力を維持するもの
である。
前記冷房用吸入配管45と冷蔵冷凍用吸入配管46の間
を連通する連通配管47が設けられ、この連通配管47
には電磁弁48が設けられ、この電磁弁48の開弁に、
より吸入配管45と46は連通ずるようになっている。
次に、本実施例の電気回路について説明する。
第1図において、1は車載バッテリであり、このバッテ
リlには冷房用スイッチ2を介して冷房用制御回路3が
接続されている。4は冷蔵庫スイッチであり、冷房用ス
イッチ2を介してパ・7テリ1に接続されており、冷蔵
庫スイッチ4には、冷蔵庫制御回路5が接続されている
。6は冷房用蒸発器25の空気吹出側に設けられた温度
センサで、サーミスタよりなり、冷房用制御回路3に接
続され、温度センサ6は冷房用蒸発器25の凍結を防止
するために蒸発器吹出温度が設定温度以下になると抵抗
値が増大し、冷房用制御回路3はこの抵抗値の変化を感
知し、電磁クラッチ2oへの通電をオフし、圧縮機21
を停止させるようになっている。
7は冷蔵用蒸発器32によって冷却される蓄冷缶31の
表面温度を感知するように設けられた温度センサで、サ
ーミスタよりなる。この温度センサ7は冷蔵庫制御回路
5に接続され、この冷蔵庫制御回路5は、温度センサ7
の感知温度が設定温度以下になると、電磁弁48への通
電を遮断して、この電磁弁48を開弁させるようになっ
ている。
なお、制御回路5は温度センサ7の検出温度が上記設定
温度より若干高めの別の設定温度まで低下すると、ラン
プ、LED等の表示装置8を点灯させ、蓄冷完了を表示
するようになっている。
この表示装置8は、後述する冷蔵庫ケースの外表面等に
設置されている。
次に、上記冷凍用蒸発器26および冷蔵用蒸発器32を
有する車両用冷凍冷蔵庫の具体的構造について説明する
。第2図〜第4図は、車両用冷凍冷蔵庫の具体的構造を
例示するものであり、本例における冷凍冷蔵庫60はポ
リエチレンまたはポリプロピレンなどからなる2重の樹
脂製部材61を用いたいわゆる2重壁構造のケース62
を有している。さらに、断熱性向上のために2重壁構造
の間には硬質ポリウレタンなどの断熱材63を注入しで
ある。冷凍冷蔵f160には、上記ケース61と同様に
2重壁構造の樹脂性部材64.65と硬質ポリウレタン
などの断熱材66.67とを組合せた冷凍庫用ドア68
及び冷蔵庫用ドア69がヒンジ70,71により開閉自
在に冷凍冷蔵庫60の中央カバー72に連結されており
、ケース62の上端面周辺部には磁石を内蔵したゴム部
材(図示せず)が固定されており、このゴム部材はドア
68.69の周辺部に固定されている図示しない鉄板と
磁力にて確実に吸着固定されるようになっている。
ケース62の内部は、ケース62と同様の断熱構成を存
する平板状の仕切り部材73によって、冷凍室74と冷
蔵室75に仕切られている。この仕切り部材73の下端
はケース62の凹溝76に嵌入され、一方、その上端は
中央カバー72によって押圧保持されている。中央カバ
ー72は、図示しないビスをケース62の上端面に設け
られた取付穴77 (第3図)に螺着することによって
、仕切り部材73の上端を押圧しながら、ケース62に
固定されている。
第3図に示すように、定圧膨張弁27及び逆止東 弁33はともにケース62内に配設さlており、そして
定圧膨張弁27の下流側に接続された冷凍用蒸発器28
は、本例では第5図に図示するごとき断面偏平の多穴配
管28aから構成され、この配管28aは冷凍室74の
周囲を取り囲むようにケース62の内面に沿って配設さ
れている。冷蔵用蒸発器32も同様の配管32aから構
成され、この配管32aも冷蔵室75の周囲を取り囲む
ように、ケース62の内面に沿って配設されている。
配管28a、32aはアルミニウム等の材質で形成され
ている。
そして、冷凍用蒸発器28の偏平状多穴配管28aの内
側には、これと密着するように冷蔵用蓄冷材29が配設
されており、この蓄冷缶29は熱の良導体からなる剛体
例えば銅、アルミニウム等の金属で形成され、その内部
には第5図に示すように蓄冷材35と、この蓄冷材凍結
時の体積膨張分を上回る容積の気体36が封入しである
。ここで、気体36としては、蓄冷材35の化学的変化
を防ぐために不活1生ガスを用いることが好ましい。
また、冷凍用蓄冷材35としては、例えば−11k・ ℃の共晶反凍結温度)を有する塩化カリウム19゜7%
共品溶液を用いる。一方、冷蔵用蒸発器32の配管32
aの内側には、冷蔵用蓄冷缶31が密着配設されており
、この蓄冷缶31も上記蓄冷缶29と同様の構造である
が、ただ冷蔵用蓄冷材37としては水を用いているので
、その凍結点は0℃である。
本例では、上記冷凍、冷蔵用蓄冷缶29.31を第4図
に示すようにそれぞれ3個づつ設置しているが、この数
は必要に応じ適宜増減することが可能であり、また第6
図に示すようにコ字形状の1つの蓄冷缶29.31を使
用することも可能である。なお、上記両蓄冷缶29.3
1はケース62の凹部78に嵌入するようにして配設さ
れている。
また、冷凍用蒸発器28の配管28aと冷蔵用蒸発器3
2の配管32aは、第4図に示すように配管38により
連結されており、この配管38は冷蔵側の熱が冷凍側へ
伝導しにくくするために径を細くするとともに熱伝導の
悪い材質例えば樹脂等により形成されている。
上記のごとく蒸発器28.32及び蓄冷缶29゜31を
配設した後、これらの上方にポリエチレン、ポリプロピ
レンなどの熱伝導性の悪い材質から形成された押え板8
1を配置し、この押え仮81の上端部近傍の部分をビス
80によってケース62に締め付は固定することによっ
て、蒸発器28゜32及び蓄冷缶29.31をケース6
2に対して固定できる。
なお、前記した冷蔵用蓄冷缶31の温度を検出する温度
センサ7は、第3図に示すように冷蔵用蒸発器32の配
管32aの最も下流側部位に位置する蓄冷缶31に密着
して固定されている。
次に、本実施例の作動を説明する。第7図は冷凍サイク
ルのモリエル線図であり、図中実線9゜のサイクルは、
冷房用の冷凍サイクルの作動特性を示し、一点鎖線91
.は冷凍冷蔵用の冷凍サイクルの作動特性を示している
。冷房用スイッチ2を投入すると、冷房用制御回路3に
給電されるが、冷房始動時には冷房用蒸発器25の吹出
空気温度が設定温度(例えば3℃)より高いので、制御
回路3が温度センサ6の検出信号と基準信号とを比較し
て、“H4”レベルの出力を出し電磁クラッチ20に通
電する。すると、電磁クラッチ2oが接続状態となり、
自動車エンジンの駆動力が圧縮機21に伝達されるので
、圧縮機21は回転し、冷媒ガスの圧縮を行う。
上記状態において、冷凍冷蔵庫60の作動スイッチ4を
更に投入すると、制御回路5に給電されるが、始動時に
は冷蔵用蓄冷缶31の表面温度が設定温度(例えば−3
℃)より高いので、制御回路5が温度センサ7の検出信
号と基準信号とを比較して、“H4”レベルの出力を出
し、電磁弁48に通電するので、電磁弁48は閉じたま
まであり、また表示装置8には“Lo”レベルの出力を
与えるので、表示装置8は消灯したままである。
上記電磁弁48が閉じているため、冷房用吸入配管45
からの冷房用冷媒は圧縮機21の主吸入口21eに、ま
た冷蔵冷凍用吸入配管46からの冷蔵冷凍用冷媒は圧縮
機21の副吸入口21fにそれぞれ独立に吸入される。
ここで、圧縮機21における冷蔵冷凍用圧縮部21bは
前述した通り吸入行程の終り(下死点近傍)で連通路2
1dを介して冷房用圧縮部21aに連通ずるので、冷蔵
冷凍用圧縮部21b内の圧力は冷房用圧縮部21aから
の冷媒流入により、冷房側と同じ圧力、すなわち2.0
kg/−まで上昇(第7図のP6→P、)する。従って
、両圧縮部21a、21bはいずれも2.0 kg/c
dの圧力の冷媒を圧縮(第7図のP3−’P4 )する
。この圧縮された冷媒ガスは、両者混合されて吐出口2
1Cから吐出され、凝縮器22によって冷却(第7図の
Pa ”−P+ )される。
この液化冷媒はレシーバ23に蓄えられ、定圧膨張弁2
7及び温度作動式膨張弁24の作用によって減圧(Pl
−Ps及びP+=Pz)され、その後蒸発器28.32
及び25内においてそれぞれ蒸発(ps−PbおよびP
g−P、)する。ここで、P、点は、濃度作動式膨張弁
24の入口側の高圧冷媒の状態を表し、P2は、膨張弁
24の吐出側の冷媒の状態を表し、P3は冷房用圧縮部
21aの吸入口21eにおける冷媒の状態を表し、P4
は吐出口21cでの冷媒の状態を表す。冷蔵冷凍用のサ
イクルでは定圧膨張弁27の開弁圧を適当に設定するこ
とによって、定圧膨張弁27の下流での冷媒の状態をP
、に設定する。具体的には、定圧膨張弁27の作用によ
り蒸発器28.32の蒸発圧力を0.5kg/cdに維
持することが可能である。以上の様に冷凍冷蔵用の蒸発
器28,32内の蒸発圧力を0.5kg/cdに維持す
ることによって、冷媒R−12の場合、冷媒蒸発温度を
一21℃に保持し、冷蔵および冷凍作用を行うことが可
能である。
ここで、この冷蔵、冷凍作用について詳述すると、第1
図に示す冷凍サイクルでは冷凍用蒸発器28の下流に冷
蔵用蒸発器32を直列接続しているので、定圧膨張弁2
7によって0.5 kg/cffl (蒸発温度−21
”C)の圧力に減圧された低温冷媒は最初の間、冷凍用
蒸発器28の領域で蒸発し、冷凍用蓄冷缶29を冷却す
る。従って、最初は冷蔵用蒸発器32に蒸発を終えたガ
ス冷媒が流入するので、冷蔵用蓄冷缶31の冷却度合は
わずかである。
時間の経過とともに冷凍用蓄冷缶29の冷却が進行して
、その温度が冷凍用蓄冷材35の共晶点(例えば−11
℃)まで低下すると、冷凍用蓄冷材35の凍結が開始さ
れる。その際、冷凍用蒸発器28の配管28aの冷媒入
口側に位置する蓄冷毎29の蓄冷材35から順次凍結し
、冷媒出口側蓄冷缶29内の蓄冷材35の凍結が完了す
ると、冷媒蒸発温度と蓄冷毎29の温度との差が微小と
なるため冷凍用蒸発器28における冷媒の吸熱量が極端
に減少するので、冷媒は冷凍用蒸発器28でほとんど蒸
発せず、冷蔵用蒸発器32に気液二相状態のまま流入、
し、冷蔵用蓄冷缶31の冷却を行う。これにより、冷蔵
用蓄冷材37の温度が0℃以下に低下して、蓄冷材(水
)37の凍結が開始される。この場合も、冷蔵用蒸発器
32の配管     ′32aの冷媒入口側に位置する
蓄冷缶31内の蓄冷材37から順次凍結し、冷媒出口側
の蓄冷缶31内の蓄冷材37が最後に凍結する。そして
、この冷媒出口側の蓄冷材37が凍結が完了し、この蓄
冷毎31の表面温度が設定温度例えば−3℃まで低下す
ると、温度センサ7の検出信号を制御回路5が判別して
、表示装置8に“Hi″レベルの出力を与えるので、表
示装置8が点灯して、蓄冷毎29.31の凍結(蓄冷)
完了を表示する。そしで、冷媒出口側の冷蔵用蓄冷缶3
1の表面温度が上記設定温度より更に低い別の設定温度
例えば−5℃まで低下すると、温度センサ7の検出信号
を制御回路5が判別して、電磁弁48への通電を遮断し
てこの電磁弁48を開弁する。すると、連通配管47が
開通するので、この連通配管47を介して冷房側の冷媒
が圧縮機21の冷蔵冷凍用吸入口21「に流入するよう
になる。これにより、冷藏冷凍用吸入配管46内の圧力
は、冷房側の冷媒圧力(2,0k+r / ctA )
まで上昇するので、定圧膨張弁27は以後閉じたままと
なり、圧縮[21の全気筒は冷房用として使用される。
なお、冷房側の冷媒が、冷凍冷蔵用の蒸発器28.32
に逆流することは逆止弁33によって阻止されるので、
蒸発器28.32内はしばらくの間低温状態を保つ。
なお、表示装置8を点灯させる時の温度(第1の設定温
度)より電磁弁48を開弁させる時の温度(第2の設定
温度)の方を低くした理由は、電磁弁48の開弁により
、短時間で蓄冷部31の表面温度が上昇して表示装置8
が消灯状態に戻るという不具合を防止するためである。
前述したように冷凍用蓄冷部29及び冷蔵用蓄冷部31
が凍結を完了すると、駐車時のごとく車両エンジンが停
止し、圧縮機21が停止しても、冷凍室74及び冷蔵室
75の内部を長時間(例えば冷凍用蓄冷材量が700g
で3時間程度)蓄冷材凍結温度付近の低温に維持できる
第8図は他の実施例を示すもので、蒸発器28゜32の
配管として蛇行状に成形した断面丸形状の配管28a、
32aを用い、この配管28a、32aに対して冷凍冷
蔵用蓄冷部29.31を密着配置して、蓄冷部2.9.
31を冷却するようにしたものである。
なお、上述の図示実施例では、凍結温度の異なる2種の
蓄冷材35.37を用いて高低2種の冷却温度を得るこ
とにより、冷凍冷蔵作用を得るようにしているが、蓄冷
材35.37としては1種のみ又は3種以上使用できる
ことはもちろんである。
また、ケース62内における蒸発器配管28a。
32aと蓄冷部29.31との具体的配置形態は、ケー
ス62の形状変更等に応じて種々変形可能であることは
自明である。
また、押え板81を、樹脂の弾性を利用したクリップ等
にてワンタッチで脱着自在な構成とすることにより、蓄
冷部29.31の庫内への出し入れを容易にすれば、家
庭用冷蔵庫等において予め凍結しておいた蓄冷部29.
31を冷蔵庫始動時に庫内へ装着するという使用方法を
採用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の冷凍サイクル図で、電気回路を含んで
いる。第2図は冷凍冷蔵庫のドアを開いた状態における
縦断面図、第3図は第2図のドア部を削除した状態にお
ける一部破断斜視図、第4図は第3図の主要部材の配置
形態を示す斜視図、第5図は第4図の蓄冷部29.31
部分の縦断面図、第6図は蓄冷部29.31の他の形状
例を示す斜視図、第7図は冷凍サイクルのモリエル線図
、第8図は本発明の他の実施例を示す概略斜視図である
。 28・・・冷凍用蒸発器、29・・・冷凍用蓄冷部、3
1・・・冷蔵用蓄冷部、32・・・冷蔵用蒸発器、28
a。 32a・・・蒸発器配管、35.37・・・蓄冷材、3
6・・・気体。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)開閉自在なドアを有する断熱ケースと、(
    b)この断熱ケース内に配置された蒸発器配管と、(c
    )この蒸発器配管に密着するように配設され、かつ熱の
    良導体からなる剛体によって形成された蓄冷缶とを具備
    し、 (d)この蓄冷缶内に蓄冷材を封入するとともに、蓄冷
    材凍結時の体積膨張分を上回る容積の気体を封入するこ
    とを特徴とする車両用蓄冷式冷蔵庫。
  2. (2)前記蓄冷缶が複数個に分割して配設されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用蓄冷
    式冷蔵庫。
  3. (3)前記蓄冷缶が前記蒸発器配管のほぼ全長にわたっ
    て配設されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載の車両用蓄冷式冷蔵庫。
  4. (4)前記断熱ケース内の空間が冷蔵室と冷凍室に仕切
    られ、前記冷蔵室内に設置される蓄冷缶の蓄冷材凍結温
    度より前記冷凍室内に設置される蓄冷缶の蓄冷材凍結温
    度を低い温度に設定したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の車両用蓄冷式
    冷蔵庫。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH029779U (ja) * 1988-07-05 1990-01-22
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