JPS6283699A - 容器及びその製造方法 - Google Patents

容器及びその製造方法

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JPS6283699A
JPS6283699A JP22576585A JP22576585A JPS6283699A JP S6283699 A JPS6283699 A JP S6283699A JP 22576585 A JP22576585 A JP 22576585A JP 22576585 A JP22576585 A JP 22576585A JP S6283699 A JPS6283699 A JP S6283699A
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welding
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thickness
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山岡 昭
赤坂 秀成
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1産業上の利用分野」 本発明は、高レベル放射線廃棄物等を溶接によって密封
状態に収納する容器とその製造方法に関する乙のである
「従来の技術」 原子力発電プラント及びその関連プラント等で生じろ高
レベル放射性廃棄物は、例えばガラス固化処理された状
態として、鋼製容器等に密封収納するとともに、放射線
量が許容値以下に減衰するまで保管する等の処理がなさ
れる。このような目的には、第6図に示すような鋼製の
キャニスタ(容器)が使用される。該キャニスタは、放
射性廃棄物を収納した状態で、口部lにキャップ2を挿
入状態に嵌合させて、これを閉塞するとともに、嵌合部
の合わせ目に溶接開先3が形成されるようにしておいて
、例えばティグ溶接機の1・−チ4によってアークを発
生させ、フィシ(溶接材)5を供給して溶融状態となし
、該フィシ5の溶け込みにより溶接開先3に溶接金属6
を肉盛して、密封構造とするものである。これらの作業
、即ちキャニスタへの放射性廃棄物の装填や溶接作業等
は、隔離セルの中で遠隔操作によって実施するしのであ
った。このため、例えば溶接作業の途中でフィシ5か消
費された場合は、フィシ5を交換することによって、溶
接作業を引き続き行なうことになるが、フィシ5の交換
作業は、細かい操作及び調整を要するため、溶接機を隔
離セルの外に引き出して実施しなければならなくなる。
一方、フィシを使用しない溶接法、つまりノンフィシ溶
接法があり、第7図(A )(B )で示すように、合
わせ目に形成されている溶接開先3をトーチ4の発生ア
ークで溶融して、溶接開先3の構成(才の溶け込み部7
により、口部lとキャップ2との合わせ目を溶着して密
封するようにしており、nij記フィラ5を省略してい
るものである。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、その場合、前記溶接部分の材料の厚さく
高さ )が3mm未満であることが必要とされるととも
に、溶接後の状態において、溶け込み部7か第7図(B
)に示すように凹んで、いわゆる余盛り部が形成されな
いため、溶接作業の信・頴性が損なわれる等の問題点を
生じる。
本発明は、このような問題点を有効に解決才ることを目
的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 本発明における容器は、口部内にキャップを嵌合して閉
塞する容器において、口部の内周部と該内周部に挿入さ
れたキャップの外周部とにおける構成金属の一部を、相
互に溶け込み状態に溶着して密封するとともに、該溶け
込み部の厚さかその近傍の厚さよりも大であることを特
徴としているしのであり、また、該容器を製造する方法
として、外周部の上部に上方突出部を形成してなるキャ
ップを、1」部に密接状態に挿入するととらに、相互に
ほぼ密接している合わけ目の下部に中空部を形成した後
、前記上方突出部の近傍を加熱して、上方突出部及び前
記合わせ目の構成金属を溶融し、溶融金属の一部を中空
部に賞出させた状態の溶け込み部を形成することを特徴
としているものである。
7東進例」 以下、本発明の容器の一実施例を、その製造方法とと乙
に第1図に基づいて説明する。
該−実施例における容器は、第1図(A)に示すように
、容器本体の口部1の内周部8の下部に、該内周部8の
内径に対して広げた拡径中空部9を形成しておき、一方
、内周部8に挿入するキャップ2は、外周部10の下方
に、該外周部10の外径に対して挟めた段部i、を形成
しておくとと乙に、外周部10の上部に」一方突出部1
2を形成しておく。そして、第1図(B)に示す」−う
に、口部lとキャップ2とを嵌合状態に組み合わせると
、内周部8及び外周部10がほぼ密接状態となる。なお
、第1図例では、キャップ2の下面が口部Iの受は而1
3に支持されることにより、上下の位置決めがなされる
ものである。また、第1図(B)のように、口部lとキ
ャップ2とを組み合イつ仕た状態とした場合、拡径中空
部9と段部i、との部分によって、リング状中空部14
が形成される。
次いで、ティグトーチ等によっていわゆるノンフ、rう
溶接を行ない、上方突出部12の近傍を加熱して、上方
突出部12とともにその近傍の構成材を溶融状態とする
と、第1図(C)に示すように、口部1とギヤツブ2と
の構成金属が溶け込み混合して、溶着状態となった溶け
込み7となるとと6に、該溶け込み7の下部に垂れ下が
り部15が、また、l−”:に余盛り部16が形成され
ろ。
このような、容器であると、溶接による密封部分は、溶
け込み部7の厚さく溶け込み7の高さ )H、が、その
近傍の厚さH2よりも大きくなるため、密封性能を向上
させるものとなる。また、垂れ下がり部15が余分に垂
れ下がった場合は、受は面13に当接することにより移
動が制限され、必要以上に成長する現象が生じることが
ない。さらに、リング状中空@I l 4は、溶接時の
pA遮断層となり、密封部分以外に構成材の溶融現象が
生じろことを防市して、溶(J込み部7を集中的に効率
良く形成すること”ができる。
次いて、第2図ないし第4図は、本発明の容器のその他
の実施例を示すしのである。即ち、第2図は第1図にお
ける段部i、を省略して、上方突出部12によりキャッ
プ2を支持し、嵌合部分の下方に小間隙状の中空部17
を形成して、前記熱巡断層としている例、第3図は第1
図における拡径中空部9を省略した状態で、リング状中
空部14を形成している例、第4図は第3図例における
口部lにも上方突出部12を配設した例をそれぞれ示し
、第1図例と同様に上方突出部12及びその近傍を溶融
して、第1図(C)に準じた溶け込み部7を形成ずろら
のである。
「実験例」 第5図は、材料が5US304である場合について、ノ
ンフィラ溶接による溶け込み部の状況の変化を実験によ
り求めたもので、左側は溶接+Fj、右側は溶接後を示
している。
(、へ)は、突き合わせ状態のS U S 30 、i
被溶接()l(厚さ6mm)aの下部に、熱伝導性の良
好な銅板(8mm)bを当てて、合わせ目Cをノ′ンフ
ィラ溶接により入熱125000〜30000ンユール
/cmで加熱溶融することにより、溶IJ込み部7を杉
成しfこ場合を示している。この条件の場合は、合わせ
[I Cに2mmの溶け残し部dか生した。
(B)は、肢溶接材aの合わ4」目Cと銅板りとの間に
、高さ1mm及び左右対称な幅8mmの小間隙状の中空
部17を形成しておいて、(A)の入熱量にωしてノン
フィラ溶接をして、溶け込み部7を形成した場合を示し
ている。この条件の場合は、溶け込み部7に0.3〜0
.5mmの窪部eが生じた。
(C)は、(B)の条件に、高さ1mm及び幅=1mm
のに方突出部12を付加して(つまり第1図例に錦じて
)、ノンフィラ溶接をした場合を示している。
この条件の場合は、高さ03〜0.5mmの余盛り部1
゛が生じた。即ち、ノンフィラ溶接により密封を行なっ
た場合に、溶け込み部7の17さがその近傍の金属壁の
厚さより乙大きく形成されろことか確認された。
なお、ここまで説明した3例の説明では、容器が、放射
性廃棄物を収納する例えばキャニスタであるとしたが、
溶接によって密封を行なう他の容器に適用可能であるこ
とは勿論である。まiz、第5図において、被溶接+4
’ aの下方に熱伝導率の高い銅板すを密接させた条件
下で、好適な結果が得らイーているのて、被溶接tA’
 aの下部に、熱伝達性を打才るノール祠あるいはその
他の1Mζ+(か(7:在才ろ場合においてら、本発明
の技術が適1’fl可能てめろことを示唆オろらのであ
る。
1発明の効果」 以上説明したように、本発明の容器は、口部の内周部と
該一部に挿入されたキャノプコ、)9部周部とを+1■
成している金属の一部を、(i、互に溶:」込み状態に
溶着[7て密封するとともに、該溶:I′込み部の早さ
をその近傍の厚さよりら大きくするようにしているしの
であるから、溶け込み部の密封性を向上させることがで
きるとともに、遠隔操作を必要とするセル等において、
ノンフィラ溶接を採用した連続的な密封作業が可能とな
り、作業効率を飛躍的に向上させることができる等の優
れた効果を奏するt)のである。
【図面の簡単な説明】
第1図(A )(B )(C)は本発明の容器の一実施
例を製造方法ととらに説明する断面図、第2図ないし第
・1図は本発明の容器のその他の実施例を示す断面図、
第5図はノンフィラ溶接と溶融部分の形状との関係の実
験状態の説明図、第6図はキャニスタの従来例を示す断
面図、第7図はノンフィラ溶接による容器口部の密封状
態を示す断面図で;5る。 1・ ・[1部、2・・・・・・キャップ、7・・・・
・溶:チ込み部、8・・・・・内周部、9・・・・・拡
径中空部、10   外周部、i、   段部、12・
・・・・上方突出部、13  ・・・受:1面、14・
・ リング状中空部、15・・・垂れ下かり部、16・
 余盛り部、17・・・・・中空部。 第2図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 i、口部内にキャップを嵌合して閉塞する容器において
    、口部の内周部と該内周部に挿入されたキャップの外周
    部とにおける構成金属の一部を、相互に溶け込み状態に
    溶着して密封するとともに、該溶け込み部の厚さがその
    近傍の厚さよりも大であることを特徴とする容器。 ii、外周部の上部に上方突出部を形成してなるキャッ
    プを、口部に密接状態に挿入するとともに、相互にほぼ
    密接している合わせ目の下部に中空部を形成した後、前
    記上方突出部の近傍を加熱して、上方突出部及び前記合
    わせ目の構成金属を溶融し、溶融金属の一部を中空部に
    突出させた状態の溶け込み部を形成することを特徴とす
    る容器の製造方法。
JP22576585A 1985-10-09 1985-10-09 容器及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH0685000B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001300772A (ja) * 2000-04-27 2001-10-30 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 蓋の溶接方法
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JP2005279778A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Robert Bosch Gmbh 肉厚の構成部材と肉薄の構成部材との間の溶接結合部ならびに内燃機関に用いられる燃料高圧ポンプ

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