JPS6283633A

JPS6283633A - トルクセンサ

Info

Publication number: JPS6283633A
Application number: JP22575585A
Authority: JP
Inventors: Tetsuo Hamada; 哲郎浜田; Shigeo Kurita; 栗田　成雄; Akira Sasaki; 明佐々木; Hirofumi Otsuka; 浩文大塚; Eiji Murata; 栄二村田; Etsuo Fujii; 藤井　悦夫
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1985-10-09
Filing date: 1985-10-09
Publication date: 1987-04-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明はトルクセンサに関し、特に車輌の動力伝達系に
於て発生するトルクを測定するための；〜ルクセンザに
関する。

〈従来の技術〉車輌の動力伝達系に於て発主するトルクを測定したい場
合がある。例えば、粘性クラッチなどの相対回転速度応
動型クラッチを用いて車輌の前後輪に駆動トルクを分配
してなる４輪駆動車輌に於て、相対回転速度応動型クラ
ッチの制御、或いは車輌の使用性を改善するために、前
後輪への駆動１〜ルクの配分損を測定し得るのが好まし
い。また、車輪に加わる駆動トルクを知ることにより、
タイヤの滑り率を求めることができ、車輪に加えられる
べき制動力或いは駆動トルクの制御を好適に行なうこと
ができると共に、自動変速機の高度な制御が可能となる
。更に、運転者に対し各軸、或いは各輪の駆動力比や駆
動トルクを表示することも可能となる。

このような、トルクセンサに対する需要が存在するにも
拘らず、必ずしも十分実用的であってしかも信頼性の高
いトルクセンサが存在しなかった。

例えば、特開昭５３−１０６１８号公報などに於ては、
歪ゲージを用いるトルクセンサが提案されているが、歪
ゲージか回転軸などの回転体に貼付されるものであるた
めに、信号を取り出すためにスリップリングなどを必要
とし、実用的な用途には必ずしも好適でない。また、特
開昭５８−１４３２２８号公報に於て提案されているよ
うに、磁気を利用した非接触のトルクセンサも考えられ
るが、構造が繁９１Ｅ化しがちであり、また測定値を較
正する必要があるという不都合がある。

〈発明が解決しようとする問題点〉このような従来技術の欠点に鑑み、本発明の主な目的は
、スリップリングなどを必要とすることがなく、しかも
簡単な構造により正確なトルク検出が可能なトルクセン
サを提供することにある。

く問題点を解決するための手段〉このような目的は、本発明によれば、第一の回転軸と第
二の回転軸との間に伝達されるトルクを検出するための
ｌ・ルクセンリ゛でおって、前記第一の回転軸に連結さ
れた第一のり゛ンギャと、前記第一のサンギヤに歯合す
る遊星ギヤと、前記遊星ギＡ７を回転自在に軸支すると
共に、支持手段を介して固定部材に支持された固定枢軸
と、前記遊星ギヤに歯合すると共に前記第二の回転軸に
連結された第二のナンギャとを有することを特徴とする
トルクセンサを提供することにより達成される。

〈作用〉このように、固定部材に固定支持されたギヤに加わる反
力を計測することにより伝達トルクを測定するものであ
るため、スリップリングを必要とすることなく、容易に
測定精度及び信頼性を向上することができる。

〈実施例〉以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。

第１図は、本発明に基づくトルクセンサの第一の実施例
を模式的に示す説明図でおる。第一の回転軸１の遊端に
形成された第一のサンギヤとしてのベベルギヤ２は、遊
星ギヤとしてのベベルギヤ６に歯合している。このベベ
ルギヤ６は、第一の回転軸１に対して直角方向に延在す
る枢軸３に回転自在に支持され、該枢軸３は、支持部材
４を介して固定部材５に支持されている。また、第二の
回転軸８の端部に連結された第二のナンギャとしてのベ
ベルギヤ７が遊星ギヤ６に歯合している。

本実施例に於ては、枢軸３を支持する支持部材４に、例
えば歪みゲージからなる応力センサ４ａが設けられてい
る。従って、第一の回転軸１から第二の回転ｌＮｌ８に
向けて１対１の減速比にてトルクが伝達され、伝達され
るトルクの反力が支持部材４に加えられ、これを応力セ
ンサ４ａをもって検出することにより伝達トルクを測定
することができる。

第２図及び第３図は、本発明に基づくトルクセンサの第
二の実施例を示す。第一の回転軸１１の遊端には、サン
ギヤとしてのスパーギヤ１２が一体的に形成されており
、遊星ギヤとしてのスパーギヤ１６が、前記スパーギヤ
１２に歯合している。

’Ｍ５Ｊギヤ１６は、枢軸１３により回転自在に支持さ
れ、枢軸１３は支持部材１４を介して固定部材５に支持
されている。更に、遊星ギヤ１６は、第二のサンギＶと
してのリングギヤ１７に歯合し、該リングギヤ１７は第
二の回転軸１Ｂに一体的に連結されている。

本実施例の場合も、第一の回転軸１１から第二の回転＠
１Ｂに伝達されるトルクが、枢軸１３に加わる反力とし
て、支持部材１４に設けられた応力センサ１４ａにより
検出される。

尚、第一の回転軸１．１１に対する第二の回転軸８．１
８の変速比Ｒは、第一のサンギヤ２．１２の歯数を７１
とし、第二のサンギヤ７．１７の歯数を７２としたとぎ
に、Ｒ−１／　（ｎ＋１　）但し、ｎ＝２２／Ｚ１と表わされる。

上記実施例に於ては、支持部材に於て発生する応力とし
て伝達１〜ルクを測定したが、応カセンザに代えて、枢
軸と固定部材との間に弾性部材を設け、この弾性部材の
変位により枢軸に加わる反力、即ち伝達トルクを検出す
るようにしても良い。

〈発明の効果〉このように、本発明によれば、伝達トルクを固定部材に
発生する応力として検出することができるため、簡単に
測定精度及び信頼性を向上することが可能となり、その
効果は極めて大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に基づくトルクセンサの第一の実施例を
示す説明図である。第２図は、本発明に基づくトルクセンサの第二の実施例
を模式的に示す正面図である。第３図は第２図の■−■線について児た模式的断面図で
ある。１．１１・・・第一の回転軸２．１２・・・第一のサンギヤ３．１３・・・枢軸４．１４・・・支持部材　４ａ、１４ａ・・・応力セン
サ５．１５・・・固定部材　６．１６・・・遊星ギヤ７
．１７・・・第二のサンギヤ８．１８・・・第二の回転軸特　許　出　願　人　本田技研工業株式会社代　　　理
　　　人　　弁理士　大　島　陽　−第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）第一の回転軸と第二の回転軸との間に伝達される
トルクを検出するためのトルクセンサであって、前記第一の回転軸に連結された第一のサンギヤと、前記
第一のサンギヤに歯合する遊星ギヤと、前記遊星ギヤを
回転自在に軸支すると共に、支持手段を介して固定部材
に支持された固定枢軸と、前記遊星ギヤに歯合すると共
に前記第二の回転軸に連結された第二のサンギヤとを有
することを特徴とするトルクセンサ。
（２）前記第二のサンギヤがリングギヤからなることを
特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のトルクセンサ
。
（３）前記ギヤがすべてベベルギヤからなることを特徴
とする特許請求の範囲第１項に記載のトルクセンサ。