JPS6283080A - 物品の浸漬処理方法およびその装置 - Google Patents
物品の浸漬処理方法およびその装置Info
- Publication number
- JPS6283080A JPS6283080A JP22114185A JP22114185A JPS6283080A JP S6283080 A JPS6283080 A JP S6283080A JP 22114185 A JP22114185 A JP 22114185A JP 22114185 A JP22114185 A JP 22114185A JP S6283080 A JPS6283080 A JP S6283080A
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- Japan
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- hoist
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、洗浄液2表面処理液などの処理液で物品を浸
漬処理するための新規な方法、およびそれを実施するた
めの装置に関する。
漬処理するための新規な方法、およびそれを実施するた
めの装置に関する。
[従来の技術および問題点]
従来、比較的小さい金属部品を有機溶剤等の処理液を用
いて洗浄を行う場合、該金属部品を複数個単位で処理用
の籠に入れ、この籠をホイストで洗浄液に浸漬して内部
の金属部品を洗浄する方法が採用されていた。
いて洗浄を行う場合、該金属部品を複数個単位で処理用
の籠に入れ、この籠をホイストで洗浄液に浸漬して内部
の金属部品を洗浄する方法が採用されていた。
しかしながら、上記の洗浄方法においては、洗浄液から
籠を引き上げる際に被処理物品である金属部品の形吠、
あるいは籠の中で装填された金属部品の向きによって、
該被処理物品に大量の有機溶剤が同伴されるため、該有
機溶剤の損失を招くばかりでなく、同伴した有機溶剤を
回収する装置も大型化するという問題を有する。
籠を引き上げる際に被処理物品である金属部品の形吠、
あるいは籠の中で装填された金属部品の向きによって、
該被処理物品に大量の有機溶剤が同伴されるため、該有
機溶剤の損失を招くばかりでなく、同伴した有機溶剤を
回収する装置も大型化するという問題を有する。
このような問題は、前記した金属部品の洗浄処理に限ら
ず、有機溶剤等の処理液による水切り処理9表面処理等
を浸漬処理によって行う場合にも共通した問題である。
ず、有機溶剤等の処理液による水切り処理9表面処理等
を浸漬処理によって行う場合にも共通した問題である。
[同局を解決するための手段]
本発明は、物品の浸漬処理における上記問題に鑑み成さ
れたものであり、被処理物品に同伴して持ち出される処
理液の量を著しく減少させることが可能な浸漬処理方法
および該方法を実施するための装置を提供する。
れたものであり、被処理物品に同伴して持ち出される処
理液の量を著しく減少させることが可能な浸漬処理方法
および該方法を実施するための装置を提供する。
即ち、本発明は、被処理物品を装填した籠を処理液に浸
漬して該被処理物品を処理した後、核部を浸漬液の液面
より上部に引き上げ、縦方向に回転させることを特徴と
する物品の浸漬処理方法である。
漬して該被処理物品を処理した後、核部を浸漬液の液面
より上部に引き上げ、縦方向に回転させることを特徴と
する物品の浸漬処理方法である。
本発明は、被処理物品を籠に装填して浸漬液に浸漬する
処理方法であれば特に制限なく適用することが可能であ
る。−上記した処理方法の種類としては、例えば、有機
溶剤による金属部品等の洗浄処理、水切り処理、他の処
理液による各種物品の表面処理等が挙げられる。
処理方法であれば特に制限なく適用することが可能であ
る。−上記した処理方法の種類としては、例えば、有機
溶剤による金属部品等の洗浄処理、水切り処理、他の処
理液による各種物品の表面処理等が挙げられる。
本発明において、被処理物品を装填する籠は、回転によ
って内部の被処理物品が脱落しない且つ処理液が出入り
6■能な通液性を有す多孔性の容器が使用される。例え
ば、金網等の網状体で構成された容器が最も一般的であ
る。
って内部の被処理物品が脱落しない且つ処理液が出入り
6■能な通液性を有す多孔性の容器が使用される。例え
ば、金網等の網状体で構成された容器が最も一般的であ
る。
本発明の特徴は、上記した籠に被洗浄物品を装填して処
理液に浸漬した後、核部を処理液の液面より上部に引き
上げ、縦方向に回転させる点にある。即ち、同転により
、部内に装填された被処理物品の向きが変わり、該被処
理物品における処理液の溜りがなくなり該処理液が離散
するため、被処理物品に同伴される処理液の量を著しく
低減することができる。
理液に浸漬した後、核部を処理液の液面より上部に引き
上げ、縦方向に回転させる点にある。即ち、同転により
、部内に装填された被処理物品の向きが変わり、該被処
理物品における処理液の溜りがなくなり該処理液が離散
するため、被処理物品に同伴される処理液の量を著しく
低減することができる。
前記籠の好適な回転角度は、被処理物品の形状等によっ
て多少異なるが、一般に45°以上、好ましくは1)0
°以上である。また、籠の回転は、処理液槽から引き上
げながら行ってもよいし、引き上げた後に行ってもよい
。
て多少異なるが、一般に45°以上、好ましくは1)0
°以上である。また、籠の回転は、処理液槽から引き上
げながら行ってもよいし、引き上げた後に行ってもよい
。
本発明は、さらに前記方法を実施するために好適に使用
される浸漬処理装置をも提供する。第1図は、本発明の
浸漬処理装置の代表的な態様を示す斜視図である。
される浸漬処理装置をも提供する。第1図は、本発明の
浸漬処理装置の代表的な態様を示す斜視図である。
即ち、本発明は、連続した満3を外周に有する支持部2
を両側部に設けた部上と、数構3に咬合する11部型の
吊下手段4を有するホイスト5よりなり、該吊下手段4
はホイスト5の巻上げにより、籠1の支持部2を一定方
向に回転させる如くホイスト5に取り付けられてなる浸
漬処理装置である。
を両側部に設けた部上と、数構3に咬合する11部型の
吊下手段4を有するホイスト5よりなり、該吊下手段4
はホイスト5の巻上げにより、籠1の支持部2を一定方
向に回転させる如くホイスト5に取り付けられてなる浸
漬処理装置である。
本発明の装置において、&ilに設ける支持部2は、後
記する吊下手段4と咬合し、部上を支持すると共にホイ
スト5の巻き上げによる吊下手段4の動作を籠の回転に
変えるための連続した溝3を外周に有する。上記支持部
2の位置は部上を安定して支持するために、できるだけ
外側に設けることが好ましいが、場合によっては籠の上
の外周に直接溝部3を設けて支持部2を構成してもよい
。
記する吊下手段4と咬合し、部上を支持すると共にホイ
スト5の巻き上げによる吊下手段4の動作を籠の回転に
変えるための連続した溝3を外周に有する。上記支持部
2の位置は部上を安定して支持するために、できるだけ
外側に設けることが好ましいが、場合によっては籠の上
の外周に直接溝部3を設けて支持部2を構成してもよい
。
また、溝部3は吊下手段4に掛けて支持されたとき、該
吊下手段4の移動で、接触部分がスリップしない程度に
吊下手段4と咬合する形状が好ましい。例えば、第1図
のように、吊下手段4がチェーンの場合には、該チェー
ンの穴が掛かる突起を内部に配列した溝が好適である。
吊下手段4の移動で、接触部分がスリップしない程度に
吊下手段4と咬合する形状が好ましい。例えば、第1図
のように、吊下手段4がチェーンの場合には、該チェー
ンの穴が掛かる突起を内部に配列した溝が好適である。
尚、第1図において、部上の形状は円筒形を示したが、
籠1の形状はこれに限定されるものではなく、角筒形9
球形等あらゆる立体形を採り得る。
籠1の形状はこれに限定されるものではなく、角筒形9
球形等あらゆる立体形を採り得る。
また、本発明の装置において、吊下手段4はホイスト5
によって巻き上げ可能な紐状物をホイスト5から]1字
型に吊下して構成される。上記紐状物としてはローブ、
チェーン、ベルト等が一般に使用される。また、吊下手
段4をホイスト5から吊ドする際の取り付けは、ホイス
ト5の巻き、Eげにより、U字型を成す一方の紐状物が
他方の紐状物に対して上昇し、該動作により籠1の支持
部2を一定方向に回転させる如く行われる。例えば第1
図の態様は、吊下手段4の一方の紐状物を固定し、他方
を巻き上げる如くホイスト5に吊下手段を取り付けたも
のである。勿論、U字型を成す夫々の紐状物を巻き上げ
可能にホイスト5に取り付は互いの巻き上げ速度を変え
ることによっても同一の目的を達成することができる。
によって巻き上げ可能な紐状物をホイスト5から]1字
型に吊下して構成される。上記紐状物としてはローブ、
チェーン、ベルト等が一般に使用される。また、吊下手
段4をホイスト5から吊ドする際の取り付けは、ホイス
ト5の巻き、Eげにより、U字型を成す一方の紐状物が
他方の紐状物に対して上昇し、該動作により籠1の支持
部2を一定方向に回転させる如く行われる。例えば第1
図の態様は、吊下手段4の一方の紐状物を固定し、他方
を巻き上げる如くホイスト5に吊下手段を取り付けたも
のである。勿論、U字型を成す夫々の紐状物を巻き上げ
可能にホイスト5に取り付は互いの巻き上げ速度を変え
ることによっても同一の目的を達成することができる。
第1図に示す態様において、処理液槽6に浸漬された部
上は、ホイスト5により吊下手段の一方を巻き上げるこ
とにより矢印の方向に回転しながら、処理液槽6から引
き上げられる。従って、部上内の被処理物品上に溜って
いた処理液はかかる回転により速やかに除去される。ま
た、上記部上は処理液槽6の液中においても回転するた
め、内部の被処理物品を均一に処理することができる。
上は、ホイスト5により吊下手段の一方を巻き上げるこ
とにより矢印の方向に回転しながら、処理液槽6から引
き上げられる。従って、部上内の被処理物品上に溜って
いた処理液はかかる回転により速やかに除去される。ま
た、上記部上は処理液槽6の液中においても回転するた
め、内部の被処理物品を均一に処理することができる。
本発明の装置において、前記した構成を除く他の態様は
特に制限されない。例えば、ホイスト5は、処理液槽6
の上部に固定されていてもよいし、図に示すように走行
装置7によりレール8上を移動するようにしてもよい。
特に制限されない。例えば、ホイスト5は、処理液槽6
の上部に固定されていてもよいし、図に示すように走行
装置7によりレール8上を移動するようにしてもよい。
[効果]
以−ヒの説明より理解される如く、本発明の方法および
装置によれば、浸漬処理後における被処理物品への処理
液の同伴量を著しく低減することが可能であり、経済的
に浸漬処理を行うことができる。また、本発明の浸漬処
理装置にあっては、処理液槽に浸漬あるいは引き上げる
際、処理液中でも籠が縦方向に回転するため、流内の被
処理物品が重なり合って処理が不均一となる現象を効果
的に防止することが可能である。
装置によれば、浸漬処理後における被処理物品への処理
液の同伴量を著しく低減することが可能であり、経済的
に浸漬処理を行うことができる。また、本発明の浸漬処
理装置にあっては、処理液槽に浸漬あるいは引き上げる
際、処理液中でも籠が縦方向に回転するため、流内の被
処理物品が重なり合って処理が不均一となる現象を効果
的に防止することが可能である。
第1図は本発明の浸漬処理装置の代表的な態様を示す斜
視図である。また、図において上は籠、2は支持部、3
は溝、4は吊下手段、5はホイスト、6は処理液槽、7
は走行装置、および8はレールを夫々示す。
視図である。また、図において上は籠、2は支持部、3
は溝、4は吊下手段、5はホイスト、6は処理液槽、7
は走行装置、および8はレールを夫々示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、被処理物品を装填した籠を処理液に浸漬して該被処
理物品を処理した後、該籠を処理液面より上部に引き上
げ、縦方向に回転させることを特徴とする物品の浸漬処
理方法。 2、連続した溝を外周に有する支持部を両側部に設けた
籠と、該溝に咬合するU字型の吊下手段を有するホイス
トよりなり、該吊下手段はホイストの巻き上げにより籠
が一定方向に回転する如くホイストに取り付けられてい
る浸漬処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22114185A JPS6283080A (ja) | 1985-10-05 | 1985-10-05 | 物品の浸漬処理方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22114185A JPS6283080A (ja) | 1985-10-05 | 1985-10-05 | 物品の浸漬処理方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6283080A true JPS6283080A (ja) | 1987-04-16 |
JPH0134106B2 JPH0134106B2 (ja) | 1989-07-18 |
Family
ID=16762105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22114185A Granted JPS6283080A (ja) | 1985-10-05 | 1985-10-05 | 物品の浸漬処理方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6283080A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0985194A (ja) * | 1995-09-28 | 1997-03-31 | Japan Field Kk | 洗浄籠 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5731156U (ja) * | 1980-07-30 | 1982-02-18 | ||
JPS57204274A (en) * | 1981-06-08 | 1982-12-14 | Murata Manufacturing Co | Washer for electronic part |
-
1985
- 1985-10-05 JP JP22114185A patent/JPS6283080A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5731156U (ja) * | 1980-07-30 | 1982-02-18 | ||
JPS57204274A (en) * | 1981-06-08 | 1982-12-14 | Murata Manufacturing Co | Washer for electronic part |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0985194A (ja) * | 1995-09-28 | 1997-03-31 | Japan Field Kk | 洗浄籠 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0134106B2 (ja) | 1989-07-18 |
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