JPS6283010A - 発泡抑止材及びそれによる液体の発泡抑止方法 - Google Patents

発泡抑止材及びそれによる液体の発泡抑止方法

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Publication number
JPS6283010A
JPS6283010A JP22275385A JP22275385A JPS6283010A JP S6283010 A JPS6283010 A JP S6283010A JP 22275385 A JP22275385 A JP 22275385A JP 22275385 A JP22275385 A JP 22275385A JP S6283010 A JPS6283010 A JP S6283010A
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid
foaming
foam
antifoaming agent
solid substance
Prior art date
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Pending
Application number
JP22275385A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataro Yagi
八木 政太郎
Heiji Uesugi
上杉 平二
Daisuke Miyauchi
大介 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIYOUSEKI SEIHIN GIJUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
KIYOUSEKI SEIHIN GIJUTSU KENKYUSHO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産」Lレプ利」し辷旺 本発明は、種々の液体に生ずる発泡を抑止するための発
泡抑止材及び該抑止材を用いて液体の発泡を押止する方
法に関する。
丈米生茨血 従来、各種の発泡性液体に生ずる泡(泡沫)に因る該液
体の処理上に与える影響が少なくなく、また、その発泡
を抑止するための手段にも種々のの問題点がある。例え
ば、潤滑油の循環作用において、貯槽タンク内に泡が発
生して油面上に泡の層が形成され、この泡を循環ポンプ
がかみ込んで油の循環が不良になったり、そのため機械
の潤滑が不良になる。その対策としては、一般にシリコ
ーン油のような消泡剤を潤滑油に散布することが行なわ
れているが、シリコーン油は鉱油に熔は難いため希釈し
て用いることができず、したがって、濃厚液として微量
散布しなければならないが、その際散布量が多くなると
潤滑油自体に濁りを発生するので散布に格別留意が必要
な作業である。
加うるに、シリコーン油は重いため、泡層に散布しても
直ちに液層へ移行してしまい、泡層に長く滞留して消泡
作用を発揮することができない。
また、発酵液では、発酵槽内で攪拌して通気を行なう場
合、槽内の液面に多量の泡層が生成して、液面計を汚染
したり、検知計その他を詰まらせたり、攪拌効率が低下
するものであるが、その対策として攪拌機を工夫して泡
を掻取る装置を設けたり、更には消泡剤を散布すること
が行なわれているが、満足すべき消泡効果が得られない
、更に、石油精製工程における重質油の処理に際しては
槽内で発泡して液の接触や流れの低下を起すが、その対
策として混入劣化物の吸着層を設けたり、重質油の処理
速度を低減することが行なわれているものの、満足すべ
き成果が得られない。
上記のほかに、製紙工業、繊維工業、更には高分子重合
工程でも発泡がみられ、それらの処理液体に適した消泡
剤を添加して発泡した泡を破壊したり、発泡を抑制する
薬品を添加することにより対処しているものの、泡の発
生を長期間持続的に抑止することは実際上困難である。
■が ンしようとするロ 占 本発明は、上述したような種々の液体に生ずる発泡を有
効に抑止し得る発泡抑止材、該発泡抑止材を用いて液体
に生ずる発泡を簡易な操作で且つ長期間にわたって持続
的に抑止するための方法を提供することを目的とする。
以下本発明の詳細な説明する。
光肌■盪底 本発明に係る発泡抑止材の特徴は、液体に浮く固体物も
しくは液体に生ずる泡層に浮く固体物に消泡剤を担持さ
せたことにある。また、本発明の発泡抑止方法の特徴は
、上記特徴の発泡抑止材を液体中に投入して該液体層も
しくは該液体に生じた泡層に浮かせて該発泡抑止材の固
体物に担持させた消泡剤を上記液体層もしくは泡層に溶
出させることにある。
則”占をlするための 本発明で用いる、液体もしくは液体に生じた泡層に浮く
固体物は、発泡を抑止すべき液体の性質により適宜選択
されるが、液中で熔解したり、膨潤したりすることがな
く、且つ液体自体に悪影響を与えないものであれば広範
囲な種類の材質から成るものが通用し得る。例えば、ガ
ラス、ポリエチレン、ポリスチレン、ウレタン、軽量セ
ラミックス、木材等から成るものが適用でき、特に多孔
性で表面積の大きいもの、例えば発泡スチロール樹脂、
発泡コンクリート、発泡セラミックス、アルミナ・シリ
カ及び軽石等が好ましい。
また、上記固体物の形状は特に限定されないが、球状形
態のものが面積が大きく、液体中で動き易いため好まし
い。なお、固体物のサイズが小さすぎると、発泡717
1止処理後の回収操作が困難となるので、用途に応じて
サイズの大きさを決めるとよい。
本発明では、上記固体物に消泡剤を担持させたものを発
泡抑止材として通用するが、この担持は、固体物の表面
に消泡剤を薄く塗布するか、固体物を消泡剤に浸漬して
消泡剤を含浸させるか、または、多孔性のものであれば
その細孔に消泡剤を吸着させることにより行ない得る。
ここで用いる消泡剤としては用途に応じて(すなわち、
液体の種類に応じて)選択するとよく、例えば、?WI
滑油等の鉱油を対象とする場合はシリコーン油が通常用
いられる。
その他、アルコール系(メタノール、エタノール等)有
機極性化合物系(ソルビタンオレエート、ソルビタンラ
ウレート、ポリプロピレングリコール等)のものを適宜
選択して用いるとよい。
本発明においては、上述のようにして消泡剤を担持させ
た固体物から成る発泡抑止材を容器中の液体に投入して
浮かせ、固体物に担持されている消泡剤を液体に生じた
泡の部分に溶出させることにより、消泡剤を泡に直接作
用させる。この場合、固体物に担持された消泡剤は徐々
に溶出して泡に作用するので持続的な発泡抑止の効果が
発揮されるようになる。また、本発明に係る発泡抑止材
は液体に対する散布量が過剰になっても消泡剤は過剰に
溶出することがないので、従来のような潤滑油に濁りを
発生したり等の液体自体への悪影響はみられない。
したがって、本発明の発泡抑止方法によると、特別な注
意を払う必要もなく簡易な操作で、しかも長期間にわた
って持続的に種々のの液体の発泡を極めて有効に抑止す
ることが可能となる。
また、本発明の方法によると、種々の消泡剤の性能評価
が簡単に行なうこともできるので、液体の種類に応じて
好適な消泡剤を選択することも可能となる。
なお、本発明が発泡抑止の対象とする液体としては、前
出したような潤滑油、各種発酵液、重質油、高分子溶液
等を例示し得るが、これらに限定されることなく、処理
工程で発泡する広範囲な種類の液体を対象となし得る。
叙上のとおり、本発明は、液体もしくは液体に生ずる泡
層に浮く比重の低い固体物に消泡剤を担持させたものを
発泡抑止材として適用することにより、非常に簡易な手
段で種々の液体に生ずる発泡を持続的に抑止することが
できるので、前述したような広範囲な分野での液体の処
理に生ずる発泡抑止に有効に適用し得る利点がある。
以下に実施例を示して、本発明の効果を具体的に説明す
る。
実施例 発泡抑止材の作成: 固体物として直径20mn+の発泡スチロール球を用い
、該発泡スチロール球をシリコーン油(消泡剤)に浸漬
して、該シリコーン油を上記発泡スチロール球に担持さ
せた。
発泡抑止試験: 液体として鉱油系作動油を用い、該作動油300ccを
Ijl’客のメスシリンダーに収容し、これに発泡石か
ら空気を導入して油の上に600ccの発泡層を形成さ
せておき、継続して空気を導入し、発泡させたところへ
、上記作成の発泡抑止材を1(11ならびに5個それぞ
れ投入し、その後経時的に各作動油の上に形成させた泡
の高さを計測して泡の体積を算出した。
発泡抑止材を投入しない場合には泡量が増加し続ける。
なお、発泡抑止材は特に動かすことなく静置させたが、
それの投入後、数分内で抑止材の周辺から泡が消えるの
が観察された。
上記試験において、消泡剤にエマルジョン型シリコーン
油を用いた場合には液体としてエマルジョン型圧延油も
しくはエマルジョン型切削油を用いる。
上記試験の結果は、下記表に示すとおりである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液体に浮く固体物もしくは液体に生ずる泡層に浮
    く固体物に、消泡剤を担持させて成る発泡抑止材。
  2. (2)固体物が球状形態である特許請求の範囲第(1)
    項記載の発泡抑止材。
  3. (3)固体物が多孔性である特許請求の範囲第(1)項
    記載の発泡抑止材。
  4. (4)液体に浮く固体物もしくは液体に生ずる泡層に浮
    く固体物に、消泡剤を担持させて成る発泡抑止材を、液
    体中に投入して該液体層もしくは該液体に生じた泡層に
    浮かせ、上記固体物に担持させた消泡剤を溶出させるこ
    とを特徴とする液体の発泡抑止方法。
JP22275385A 1985-10-08 1985-10-08 発泡抑止材及びそれによる液体の発泡抑止方法 Pending JPS6283010A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010264443A (ja) * 2009-05-18 2010-11-25 Wacker Chemie Ag シリコーン消泡粒子

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56121693A (en) * 1980-02-28 1981-09-24 Nitto Kako Kk Floating type solid water treating agent
JPS5771608A (en) * 1980-10-20 1982-05-04 Mikasa Kagaku Kogyo Kk Solid silicon defoaming agent
JPS601407B2 (ja) * 1977-05-04 1985-01-14 東レ株式会社 紡績糸製造装置

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