JPS6282830A - 判定帰還による符号間干渉除去方法及び装置 - Google Patents

判定帰還による符号間干渉除去方法及び装置

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JPS6282830A
JPS6282830A JP22527885A JP22527885A JPS6282830A JP S6282830 A JPS6282830 A JP S6282830A JP 22527885 A JP22527885 A JP 22527885A JP 22527885 A JP22527885 A JP 22527885A JP S6282830 A JPS6282830 A JP S6282830A
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polarity
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JP22527885A
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Inventor
Akihiko Sugiyama
昭彦 杉山
Akira Kanemasa
金政 晃
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、波形伝送に際して発生する符号間干渉を除去
するための判定帰還による符号間干渉除去方法及び装置
に関する。
(従来の技術) 波形伝送の際に生ずる符号間干渉を除去する公知の技術
として判定帰還型等化上が知られている〇(アイイーイ
ーイー−トランザクションズ・オン・コミュニケイショ
ンズ(IHEg TRJ’J8ACTIONSON C
OMMTJNICATIONS ) 32巻3号、19
84年、258〜266ページロ) 第8図に、判定帰還型等化器の従来列を示す。
ここで、第8図の回路は伝送路を介して送信側と接続さ
れている。ここでは、簡単のため、ベースバンド伝送を
仮定して説明する◎ 第8図において、入力端子lには伝送路から符号間干渉
を含んだ受信信号が供給され、減算器2に入力される。
減算器2では入力端子1に供給された受信信号からアダ
プティブ・フィルタ5で生成された擬似符号間干渉を差
し引いた差信号(=残留符号間干渉を含む受信信号、〔
残留符号間干渉〕=〔符号間干渉〕−〔擬似符号間干渉
〕)が得られ、判定器3、減算器6に供給される。判定
器3では減n器2の出力から受信信号データを判定し、
その判定結果を出力端子4と自動利得調整器(以下、A
GCと銘記)7とアダプティブ−フィルタ5に供給する
。アダプティブ・フィルタ5で適応的に生成された擬似
符号間干渉は、減算器2の一方の入力として供給される
。AGC7に供給された判定器3の出力信号はr倍され
て減算器6に入力される0ことでγは正数とするO A
GC7から減算器6に供給された信号は、減算器6に供
給された差信号から減算され、制御信号としてAGC7
に帰還されるo A G C7では、減算器6から帰還
された信号を用いて減算器6の出力が残留符号間干渉に
等しくなるようにrを修正する。
すなわち、減算器6とAGC7から成る閉ループ回路は
減算器2の出力であるM信号中の残留符号間干渉だけを
抽出するように動作する。これは、AGC7において減
算器6の出力信号と判定器3の出力信号の相関をとるこ
とにょヤ、AGC7の出力信号の利得を適応的に定める
ことで実現される。減算器6の出力である残留符号間干
渉はアダプティブ・フィルタ5にも供給され、係数更新
に使用される□減算器2、判定器3、アダプティブ・フ
ィルタ5からなる閉ループ回路は、入力端子1に供給さ
れる受信信号中の符号間干渉を除去するように動作する
(発明が解決しようとする問題点) 前記アダプティブ−フィルタ5が適応動作を行なうため
にはアダプティブ・フィルタ5に正しく残留符号間干渉
が供給される心安がある。ところが、減算器2の出力信
号である差信号には残留符号間干渉以外の信号も含まれ
ているので、減算器2の出力信号を直接アダプティブ・
フィルタ5に供給したと仮定すると、アダプティブ・フ
ィルタ5の適応能力が失われることになる。そこで、従
来は第8図に示したように、減算器6、AGC7を付加
して減算器2の出力信号である差信号から擬似的な残留
符号間干渉以外の信号を差し引くことにより、アダプテ
ィブ・フィルタ5の適応動作を保証するという方法が用
いられて来た。ところが、従来の制御方法では、AGC
7が必要になるとともに、十分な符号間干渉抑圧度を得
るためには、減算器6にAGO7から供給される符号間
干渉を含まない受信信号を望ましいレベルに保つという
複雑な制御を必要としノ九−ドウェア規模が大きくなる
という欠点があったOまた、従来の判定帰還型等化上は
、過去の送出シンボル波形の系列に起因する符号間干渉
は除去できるが、シンボル波形内の干渉を除去すること
は不可能であったO本発明の目的は、簡単で、ノ1−ド
ウエア規模が小さい、判定帰還による符号間干渉除去の
方法及び装置を提供することKある0また1本発明の他
の目的は、過去の送出シンボル波形の系列に起因する符
号間干渉の除去のみならず、シンボル波形内の干渉も除
去することのできる判定帰還による符号間干渉除去の方
法及び装置を提供することにある0 (問題点を解決するための手段) 本発明によれば、波形伝送時に発生する符号間干渉を除
去する際に、符号間干渉を含んだ受信信号から擬似符号
間干渉を差し引いて差信号を得た後、該差信号と該差信
号を遅延させた遅延信号を加算もしくは減算して残留符
号間干渉を求め、該残留符号間干渉の極性と前記差信号
の極性とのいずれか一方をテンブリング位相と前記差信
号を復14して得られる復調データ系列に基づいて選択
して得た誤差信号と前記復調データ系列を受け、前記残
留符号間干渉の極性を選択した場合には前記復調データ
系列の特定パターンを検出したときだけ係数を更新する
第1のアダプティブ・フィルタと、前記復調データ系列
と前記復調データ系列に基づいて選択して得た前記差信
号の極性を受け、前記復調データ系列が特定の値になる
時だけ係数を更新するtg2のアダプティブ会フィルタ
を少なくとも備え、前記第1、第2のアダグチイブ−フ
ィルタの出力を加算して前記擬似符号間干渉を生成する
ことを特徴とする判定帰還による符号前干渉除去方法が
得られる。
また、本発明によれば、波形伝送時に発生する符号間干
渉を除去する際に、受1g信号と第1の擬似符号間干渉
との差を得るための減算器と、前記受信信号を受け復調
データを作り出す判定器と、該判定器から供給される前
記復調データ及び第1の誤差信号を受け適応的に第2の
擬似符号間干渉を生成するための第1のアダグチイブ・
フィルタと、前記減算器の出力を標本化して保持するた
めの縦続接続された複数個のサンプル・ホールド回路と
、前記減算器の出力と該縦続接続されたサンプル・ホー
ルド回路の出力との和又は差を得るための演算器と、該
演非器の出力信号の極性を検出する第1の極性検出回路
と、前記極性検出回路の出力と零のいずれかを選択する
第1のセレクタと。
前記復調データを受けて該第1のセレクタを制御する信
号を発生するパターン・チェック回路と、前記減算器の
出力信号の極性を検出する第2の極性検出回路と、前記
判定器から供給される前記復調データ及び第2の誤差信
号を受け適応的に第3の擬似符号間干渉を生成するため
の第2のアダグチイブ・フィルタと、前記復調データを
受け次のシンボル波形の前半部の極性を予測する予測回
路と、前記第2の擬似符号間干渉と前記第3の擬似符号
間干渉を加算して前記第1の擬似符号間干渉を生成する
加算器と、前記第2の極性検出回路の出力と零のいずれ
かを前記復調データに基づいて選択する第2のセレクタ
と、前記第1のセレクタの出力と前記第2の極性検出回
路の出力のいずれかを前記復調データに基づbて選択す
る第3のセレクタと、前記第2の極性検出回路の出力と
前記第1のセレクタの出力と前記第3のセレクタの出力
のいずれかを前記受信信号波形の位相に基づいて選択す
る第1のスイッチと、前記第2の極性検出回路の出力を
前記受信信号波形の位相に基づいて前記第1のスイッチ
又は前記第2及び第3のセレクタに分配する第2のスイ
ッチを具備し、前記第1のスイッチの出力を前記第1の
誤差信号として前記第1のアダプティブ・フィルタに帰
還し、前記第2のセレクタの出力を前記第2の誤差信号
として前記第2のアダプティブ・フィルタに帰還するこ
とを特徴とする判定帰還による符号間干渉除去装攪が得
られる。
(作 用) 本発明は、判定器出力を定数倍して残留符号間干渉を含
まない受信信号を生成し、差信号から差し引くという従
来の方法とは異な夛、受信信号のアイ・パターンの特性
に注目し残留符号間干渉が伝送路符号によりて定まるあ
る確率で正確に抽出されるように構成した口即ち二値符
号系を含む伝送路符号の受信信号アイ拳パターンの特性
によれば、現在のサンプル値と11秒(iは正整数、T
はデータ周期)前のサンプル値がほぼ同一の値又は、逆
極性で各々の絶対値がほぼ同一の値となる確率の最小値
は零でないある正の値をとる。従って、差信号(=残留
符号間干渉を含んだ受信信号)について現在のサンプル
値とiT秒前のサンプル値の和又は差をとることによシ
、零でないある正の確率で、残留符号間十渉成分だけを
抽出することができる。それゆえ、その和又は差を誤差
信号として用い、残留符号間干渉が正しく抽出されたと
きだけ係数更新を行なえば、アダプティブ・フィルタの
適応動作が保征される。また、本発明はシンボル波形内
の干渉を除去するための1タツプの7ダプテイプ・フィ
ルタを備えることにより従来の方法では不可能であった
シンボル波形内の干渉を除去出来るように構成されてお
シ、従来に比べてクロック・ジッタに対する耐力が高1
シ、性能向上をはかることができる。
(実施例) 次に図面を参照して本発明について、詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。同
図において、入力端子1には伝送路から符号間干渉を含
んだ受信信号が供給され、減算器2に供給される。最初
に、伝送路符号について説明する■ 第2図に伝送路符号の一例としてM8K(ミニマム・シ
フト−キーインク)符号の送出シンボル波形と状態遷移
を示す。第2図に示したように、MSK符号では4fl
j!類の送出シンボル波形を用意する。即ち% ′0”
及び@1”のデータに対し、それぞれ極性の反転した@
0”モードと@1”モードの2釉類の波形を用意する。
これら4種類の状態遷移は、第2訝挨い矢印で示されて
おり、現時点のモードは1シンボル前のモードにより決
定される。
このMSK符号は送出シンボル波形の境界にて必ず極性
が反転するという性質を持っている。なお、M8に符号
では、データ”1”に対しては1シンボル内で正負のバ
ランスが取れているが、データ′RO”に対しては、正
負がバランスしていない。しかし、第2図の状態遷移を
示す太い矢印の方向から明らかなように1連続するデー
タ系列内で10”が偶数個存在すれば正負のバランスは
取れており。
直流成分はほとんど無視できる。第2図に示した伝送路
符号が伝送路を通って伝送され、符号間干渉を受けて第
1図の入力端子1に入力される。
減算器2において加算器19の出力である擬似符号間干
渉を差し引かれて得られた差信号(=残留符号間干渉を
含んだ受信信号)は、判定器3、サンプル・ホールド回
路8ty8!t・・18  (p= rXR)の縦続接
続から成るブロック及び加算器9に供給される。判定器
3は、T秒毎に受信されたシンボル波形に対応したデー
タとモードを判定し、その出力は出力端子4とパターン
−チェック回路12とセレクタ14及び17とアダプテ
ィブ・フィルタ5に供給される。アダプティブ・フィル
タ5、加算器19%減算器2.サンプル・ホールド回路
81,8□、・・・、8pの縦続接続から成るブロック
加算器9、極性検出回路101.セレクタ1ニ・フィル
タ5の適応動作を実現するものであシ、パターン中チェ
ック回路12fd係数更新を選択的に行なうように該閉
ループ回路を制御する。セレフタ11は、パターン・チ
ェック回路12からの信号に基づいてパターンΦチェッ
ク回路12の出力と零のいずれかを選択してスイッチ1
3に供給する0スイツチ13は、サンプリング位相に基
づいてセレクタ11の出力、又はセレクタ14の出力、
又はスイッチ16の出力を選択し、アダ7°ティブ・フ
ィルタ5に供給する。次に、加算器9の出力と、減算器
2の出力である差1g号中の残留符号間干渉との関係に
ついて詳細に説明する。
第3図は第2図に示した伝送路符号を採用したときの受
信信号アイ・パターン例を示す。同図に示すように、受
信信号アイ・ノくターンは、高域成分が除去され丸みを
帯びたものとなる。本来、受信信号アイ・パターンには
符号間干渉成分が含まれているが、最初説明を簡単にす
るために図示したアイ・パターンは波形等化が理想的に
行なわれた場合で、符号間干渉成分を含まない屯のとす
る。
第3図に示した受信信号アイ・ノ(ターンの特性によれ
ば、現在の受信信号波形とiシンボル(Iは正整数)前
の受信信号波形のデータが一致し、モードが異なるとき
% iシンボル前の受信信号波形を現在の受信信号波形
に加算することによって受信信号を、10殺することか
できる。従って、伝送路符号としてMSKを用いた場合
、受信信号の相殺は1/4の確率で行なわれる。ここで
、理想的でない場合について考えると、受信信号には残
留符号間干渉成分が含まれる0残留符号間干渉成分につ
いて考えると、現在の残留符号間干渉成分とiシンボル
前の残留符号間干渉成分とは無相関であるから、iシン
ボル前の残留符号間干渉成分はランダム雑音とみなすこ
とができるOiシンボル前の残留符号間干渉成分の振幅
分布は正負対称であシ、振幅dが1cit<δ(ただし
O≦δ)となる確率は零でなく、ある正の値をとる。従
って、加算器9の出力信号として残留符号間干渉成分だ
けが抽出される確率は零でないある正の値をとることが
わかる。また、一般に残留符号間干渉成分の大きさは受
信信号に対して十分率である。従って、第3図に示した
波形を、理想的でない場合も含めて受信信号波形とみな
して差し支えない。それゆえ、加算器9の出力を用いて
アダプティブ・フィルタ5を制御すれば、アダプティブ
・フィルタ5の適応動作に妨害を与える受信信号が相殺
され、アダグチイブ・フィルタ5の適応動作が保証され
ることになる。なお、現在の受信信号波形とiシンボル
(iは正整数)前の受信信号波形のデータが一致し、モ
ードが異なるという条件が満足されない場合は、第1図
のアダプティブ・フィルタ5の制御は正しく行なわれな
い。従って、アダプティブ・フィルタ5を正しく制御す
るためには、受信信号波形のデータとモードをチェック
し、受信信号が相殺されないとき釦は、アダプティブ・
フィルタ5の係数更新を停止する必要がある。この係数
更新の制御は、パターン・チェック回路12とセレクタ
11によって実現されるO パターン・チェック回路12は現在の受信信号波形とi
T秒前の受信信号波形のデータが等しくモードが異なる
ことを検出し、それ以外の場合はアダプティブ・フィル
タ5の係数更新を停止するためのもので、第4図に示す
回路で実現できるO第4図の入力信号51は第1図の判
定器3の出力信号であるデータ信号に、入力信号52は
モード信号に等しい。なお、第1図において、判定器3
とパターン−チェック回路12%判定器3とアダプティ
ブ・フィルタ5を結ぶ経路は1本の線で表示しであるが
、M8に符号を採用した場合にはデータ信号とモード信
号に対応する2本の経路を表わす。iT秒の遅延を与え
る遅延素子53と否定排他的論理和回路(XNOR) 
55によって、現在の信号とiT秒前の信号のデータ信
号が一致するかどうかが調べられる。これは、入力信号
51と入力信号51を遅延素子53でiT秒遅延させた
値の否定排他的論理和をXN0R55でとることによシ
実現されるo XNO几55の出力は論理積回路(AN
D)59の一方の入力となる0同様にして入力官制2と
遅延素子56でiT秒遅延した値の排他的論理和をとり
、出力をAND59のもう一方の入力とする。λND5
9はデータ信号の一致出力とモード信号の不一致出力の
論’fMt5をとシ出力信号6oとする。出力信号60
は第1図のパターン・チェック回路12からセレクタ1
1に供給される信号に等しい。なお、iT妙の遅延を与
える遅延素子53゜56は7リツプ・70ツブをi個直
列接続することによシ、実現される。
セレクタ11はパターン・チェック回路12から制御信
号を受け、該制御信号によシ加算器9の出力又は零を選
択してアダプティブ・フィルタ5に供給する0セレクタ
11が加算器9の出力信号をアダプティブ・フィルタ5
に供給するのは、既に説明したように、現在の受信信号
波形とiT秒前の受信信号波形のデータが一致し、モー
ドが異なることをパターン・チェック回路が検出したと
きである。セレクタ11とパターン・チェック回路12
により、正確に残留符号間干渉だけが抽出されたときは
該残留符号間干渉が、その他の場合は零がセレクタ11
の出力に得られる。
一方、減算器2の出力である差信号は極性判定回路15
にも供給されておシ、差信号の極性が検出された後、ス
イッチ16の入力となる。スイッチ16は4個の出力接
点を持っておシ、78秒(几は正整数で、R=4と仮定
する)毎に第一の出力接点から第4の出力接点まで第1
図の矢印の方向に順に切シ替えて、出力する。同図の左
から順に第1.第2.第3.第4の出力接点とし、1秒
毎にこの動作を繰シ返す。スイッチ16の動作のサンプ
リング位相は第3図に示されてお)、同図のeot t
lt ftt t、がそれぞれgi図のスイッチ16の
第1.第2.第3.第4の出力接点のサンプリング位相
に対応している。スイッチ16の第3の出力接点の出力
はセレクタ14の入力の一つとして供給される。また、
セレクタ14の他方の入力としては、セレクタ11の出
力が供給されている。一方、セレクタ14には制御信号
として、判定器3の判定結果であるデータ信号が入力さ
れておシ、データ信号が@1”のときには、スイッチ1
6の第3の出力接点の出力を選択して出力し、データ信
号が10”のときには、セレクタ11の出力を選択して
出力する。すなわち、第3図の出力波形から明らかなよ
うに、データ信号が@1”のときには、シンボルの中心
に零交差点を持つから第1図に示すスイッチ16の第3
の出力接点の出力が残留符号間干渉成分となるのに対し
、データ信号が10#のときには、シンボルの中心では
零交差点を持たないので、セレクタ11の出力が残留符
号間干渉となる0従って、セレクタ14の出力は、サン
プリング位相11の残留符号間干渉成分としてスイッチ
13の第3の入力接点に供給される。スイッチ13は%
4個の入力接点を有するスイッチであう、スイッチ16
に同期して、T/R秒(但し、ここでは几=4と仮足す
るO)母に第1の入力接点から第4の入力接点まで第1
図の矢印の方向に順に入力が切シ替えられる。同図の左
から順に第1、第2.第3.第4の入力接点とし、1秒
毎にこの動作を繰り返す0第3図に示す10* ’It
 l!*t、、がそれぞれ第1図のスイッチによる第1
.第り第31第4の入力接点のサンプリング位相に対応
している。スイッチ13の第1の入力接点にはスイッチ
14の第1の出力接点の出力が、第2、及び第4の入力
接点にはセレクタ11の出力が、第3の入力接点には前
述のようにセレクタ14の出力が、それぞれ供給されて
いる。第3図に示すように、サンプリング位相t、及び
t、では、零交差点は生じないから、第1図のセレクタ
11の出力として得られる残留符号間干渉成分を利用し
て、アダプティブ・フィルタ5のタップ係数の更新を選
択的に行なう0セレクタ11において零を選択するとい
うことは、タップ係数の更新が行なわれないことを意味
し、残留符号間干渉成分が得られない場合に相当する。
また、サンプリング位相t。
では、データ信号10”及び11@に対応した残留符号
間干渉成分がセレクタ14の出力に得られ、スイッチ1
3の第3の入力接点に供給される0従って、スイッチ1
3の出力として、各サンプリング位相において、タップ
係数の更新に必要な残留符号間干渉成分が得られ、アダ
プティブ−フィルタ5に供給される。以上の説明ではR
=4としたが、几が2以上の任意の整数でもよいことは
明らかである。次に、アダプティブ会フィルタ5につい
て詳細に説明する。
第5図は、第1図のアダプティブ―フィルタ5の詳細ブ
ロック図を示したものである。第5図における入力信号
106及び106′は、それぞれ第1図の判定器3の出
力であるデータ信号とモード信号に対応している。また
、第5図における入力信号107及び出力信号108は
それぞれ第1図のスイッチ13の出力信号及びアダプテ
ィブ・フィルタ5の出力信号に対応している。入力信号
106は、遅延素子1001、乗算器101o、 10
1□、−、101R−1及び係数発生器102o、  
102、・・−、102R−1に供給される0まだ、入
力信号106′は、遅延素子100シ及び係数発生器1
02o、 102□、・・・e 102,1に供給され
る。
T秒の遅延を与える遅延素子100□、100□、・・
・。
100N/、1及びtook、 100Q、・・・e 
 100N/l−1は、との順番に接続されており、各
々フリップ・70ツブで実現することができる。ここで
、タップ数N及び補間定数比は正の整数であり、几はN
の約数とする口また、入力信号106及び106′のデ
ータ周期はT秒である。遅延素子100.(i−1,2
,・・・。
N/R−1)の出力はそれぞれ、乗算器101j、 1
01j+、。
・・・、、101 、。R−1及び係数発生器102j
、 102j+4.・・・。
102、+R−,に供給される。また、遅延素子100
.’(1=1.2.・・・、N/R−1)の出力はそれ
ぞれ、係数発生器102. 、102jや1.・・・、
 102j+、−0に供給される。但し、j = i 
X几である。乗算器101k。
101、+R,・・・、 1011+H−1(1(==
Q、  L ・・・、几−1)ではそれぞれ係数発生器
102に、102に+R9・・・w io2.+N−1
11の出力である各係数と入力モード信号(+1又は−
1)が掛けられた後、各乗算結果はすべて加算器103
kに入力されて加算される。8個の加算器103o。
103  ・・・、 103.1の出力はスイッチ10
4の入力接1# 点となる0スイツチ104はT秒を周期とする多接点ス
イッチであり% 凡例の加算器103o、 103□、
・・・。
103.1の出力をこの順にシー秒毎に選択して出力し
、出力信号108とする。従って、出力信号108は過
去の送出データ系列に起因した棲似符号間干渉であり、
 T/R秒毎に発生されるa一方、スイッチ104と同
期して動作するスイッチ105はスイッチ104と入出
力が逆転している0即ち、スイッチ105は入力信号1
07をT/R秒毎に8個の接点に順番に分配する機能を
果たす。スイッチ105の各綻接点出力は、同期して動
作するスイッチ104に対応した接点に入力される信号
経路に存在する係数発生器に供給されている。次に、係
数発生回路について詳細に説明する。
第6図は第5図の係数発生器102. (1=0.1゜
・・・、N−1)の詳細ブロック図を示したものである
第6図の入力信号200は第5図の入力信号106又は
遅延素子100□、 1002.・・・、 100N、
□−1の出力信号に対応している0同様に、第6図の入
力信号200′は第5図の入力信号106′又は遅延素
子ioo<、 1004゜・・・* 100,7R−1
の出力信号に対応してbる。また、第6図の入力信号2
01は、第5図におけるスイッチ105の接点出力に対
応している0さらに%第6図の出力信号209は第5図
における係数発生器102□の出力に対応している。第
6図において、10”又は11”を示すデータ信号20
0はセレク久04゜205及び208の各々の制御信号
として供給される。
また、データ信号200に対応した@0”又は”1”を
とるモード信号200′は乗算器2020入力の一つと
して供給される。一方、乗算器202の他方の入力とし
ては、残留符号間干渉成分だけから成る誤差信号201
が供給されている。乗算器202では、モード信号20
0′と誤差信号201が掛けられた後、その乗算結果は
加算器203の一方の入力として供給される。ここで、
T秒の遅延を与える遅延素+206及び207は、各々
データ信号200の0′″及び@1′に対応した係数メ
モリであシ、その出力は共にセレクタ208の入力とし
て供給される。一方、セレクタ208には、制御信号と
してデータ信号200が入力されており、データ信号2
00が@O”のときには遅延素子206の出力である1
0′に対応した係数を選択して出力し、データ信号20
0が11″のときには、遅延素子207の出力である1
1”に対応した係数を選択して出力し、いずれの場合も
係数209となる。さらに、係数209は加算器203
に帰還されており、乗算器202の出力信号と加算され
た後、セレクタ204及び205に入力される。また、
遅延素子206及び207の出力は、各々セレクタ20
4及び205にも入力として供給されている0さらに、
セレクタ204及び205の出力は、各々遅延素子20
6及び207に供給されている。そこで、セレクタ20
4゜205及び208の動作について説明する〇データ
信号200が@0”である場合、セレクタ208はデー
タ信号@Omに対応する遅延素子206の出力を選択し
、係数209として出力する。このとき、係数209は
、加算器203に入力された後、セレクタ204を介し
て遅延素子206に帰還され、データ@0”に対応する
係数の更新が行なわれる0これに対して、セレクタ20
5では、遅延素子207の出力が選択されて、再び遅延
素子207に供給きれるので、データ11mに対応する
係数の更新は行なわれない0この場合とは逆に、データ
信号200が″1”である場合、セレクタ208はデー
タ11”に対応する係数である遅延素子207の出力を
選択し、係数209として出力する。このとき、係数2
09は加算器203に入力された後、セレクタ205を
介して遅延素子207に帰還され、データ11”に対応
する係数の更新が行なわれる。これに対し、セレクタ2
04では、遅延素子206の出力が選択されて再び遅延
素−F206に供給されるので、データ′″0′″に対
応する係数の更新は行なわれない。以上説明した原理に
、よって、データ信号200の値シ又は′″1″に対応
してアダプティブ・フィルタの演算に使用する係数を選
択すると共に、使用された係数に対しては係数の更新を
行ない、使用されなった係数に対しては元の値を保持す
るという操作によシ、アダプティブ書フィルタの係数が
適応的に得られる。なお、第1図の加算器9の出力に残
留符号間干渉だけが抽出されない場合には、アダプティ
ブ・フィルタ5の係数更新は行なわれず、誤差信号20
1は零となる。
このとき、第6図から明らかなように、係数更新は停止
されるので、アダプティブ書フィルタ5の収束が保証さ
れる。アダプティブ・フィルタ5で発生された過去のデ
ータ系列に起因する擬似符号間干渉は、加算器19を介
して減算器2に供給され、入力端子1よυ供給される符
号間干渉を含んだ受信信号から減算される0次に、シン
ボル波形内の干渉除去について説明する0 アダプティブ・フィルタ18には極性予測回路20を介
して1判定器3の出力である復調データが入力される0
第1図では極性予測回路20に接続される線は1本であ
るが、MSK符号の場合には、データ信号とモード信号
を供給するために2本となる。極性予測回路20は排他
的否定論理和回路1個から構成され、これらの信号の排
他的否定論理和をとってアダプティブ・フィルタ18へ
供給する6 M S K符号は波形の境界で必ず極性が
反転するので、1秒前の受信信号波形の判定結果である
判定器3の出力であるモード信号を用いることによシ、
現在の受信信号波形の七−ド信号を知ることができる。
例えば、データ信号が′″0”でモード信号が′″1″
のときとデータ信号が11”でモード信号がIIQII
のときは、共に次のシンボル波形の前半部の極性は正で
、これを@0”と定義すれば排他的否定論理和として得
られるモード信号に一致する。これは、第2図からも明
らかである0極性予測回路20の出力信号は、第3図に
示すシンボル波形の前半部の判定データとしてアダプテ
ィブ11フイルタ18において使用される。一方、セレ
クタ17には、極性判定回路15及びスイッチ16を介
して、減算器2の出力である差信号の極性が、サンプリ
ング位相t、において入力される。
また、セレクタ17iCは零も入力されており、判定器
3の出力である判定結果を用いて、データ信号が@0”
のときには零を、@1′のときにはスイッチ16の第3
の出力端子に現われる残留符号間干渉成分を選択して出
力し、アダプティブ・フィルタ18に供給する。セレク
タ17は、サンプリング位相t、においてデータ@Om
を表わすシンボル波形は零交差点を持たないが、データ
@1”は必ず持つことを区別している。セレクタ17に
より、判定器3の出力信号のデータが@1′のときには
残留符号間干渉成分の極性が、データが1”のときは零
がアダプティブ−フィルタ18に供給されるので、デー
タが@1”のときだけ選択的に係数更新が行なわれる。
サンプリング位相11における零からの変位のうち、シ
ンボル波形内の干渉に起因する成分は、アダプティブ書
フィルタ18によって発生される擬似符号間干渉を、加
算器19を介して減算器2に供給し、符号間干渉を含ん
だ受信信号から減算することKよシ、除去される口つぎ
に、アダプティブ・フィルタ18について、詳細に説明
する。
第7図は、第1図に示すアダプティブ・フィルタ18の
詳細ブロック図である。8g7図の入力信号300及び
301は、それぞれ第1図のスイッチ16の第2の出力
接点の出力信号、すなわち、サンプリング位相t、にお
ける差信号の極性及びセレクタ17の・15力、すなわ
ちサンプリング位相t、における残留符号間干渉の極性
又は零となる誤差信号が対応している口また。第7図の
出力信号306は。
第1図のアダプティブ・フィルタ18の出力信号に対応
しておシ、シンボル波形内の干渉に起因する擬似符号間
干渉であるロ第7図において、差信号の極性300は乗
算器302及び305に供給される。
1秒の遅延を与える遅延素子304は係数メモリで、そ
の出力は乗算器305に供給されて擬似符号間干渉30
6を発生する0遅延素子304の出力はまた、加算器3
03を介して帰還されておシ、差信号の極性300と誤
差信号の乗算を行なう乗算器302の出力は加算器30
3に供給されている。誤差信号301が零のときKは、
乗算器302の出力は零となるので係数は変化せず1選
択的な係数更新が行なわれる。このようにして、アダプ
ティブ・フィルター8の出力には、シンボル波形中心の
零交差における擬似符号間干渉が現われ、加算器19に
おいてアダプティブ・フィルタ5で発生される擬似符号
間干渉と加算された後、減算器2に供給される。
第1図では遅延素子と減算器9によって残留符号間干渉
だけを抽出しているが、第3図のアイ・パターンから明
らかなように、加算器9を減算器に置き換えても同様の
効果が得られる。このとき。
第4図に示した回路においてもモード信号の不一致を検
出するX0R58の代わりに否定排他的論理和回路を用
いて、モード信号の一致を検出する必要がある◎また、
第1図においてサンプル・ホールド回路81p8!t・
・・、8の標本化に要する時間は無ρ 視できると仮定していたが、この仮定が成立しない場合
にはサンプル・ホールド回路の個数は((pT/(T 
 Rδ)’)+1)個以上用意すれば良い。ここに、δ
はサンプル・ホールド回路が標本化に要する時間、〔x
〕はXを越えない最大の整数、p=iXRである0各サ
ンプル・ホールド回路のサンプル周期は常にT/R,で
等しい◎いま、49合りたサンプル会ホールド回路の位
相は互いに(T/R−δ)だけずれている。このとき、
ひとつのサンプル・ホールド回路では標本化に要する時
間aを差し引いた(T/R−δ)秒だけサンプル値がホ
ールドさ扛る口例えば、i=1.几=4.δ=T/32
のとき。
サンプル・ホールド回路の個数ri5個以個用上用意ば
よく、5個のサンプル・ホールド回路を直列接続し次場
合、全体のホールド時間は35T/32となる。これは
5個のサンプル・ホールド回路の直列接続で芙現できる
最大のホールド時間である。
全体のホールド時間をTにするには、隣9合ったサンプ
ル−ホールド回路のサンプル位相を順にT15だけずら
せばよい0 また、4つのサンプル・ホールド回路のサ
ンプル位相を順に7T/32ずらし、 lACの1つを
前段のサンプル・ホールドのサンプル位相に対して4 
T/32ずらせても全体のホールド時間をTにすること
ができる。このように、49合つたサンプル・ホールド
回路のサンプル位相を適当にずらすことによって、全体
のホールド時間をTKすることができる0同様にして、
T/Rより小さい、いかなるδに対しても、十分な数の
サンプル・ホールド回路を直列に接続してサンプル位相
を適当に選べば、任意のホールド時間を得ることができ
る。従って、一般に標本化に要する時間が無視できない
場合でもTの整数倍の任意のホールド時間を得ることが
できる。
以上、本発明を実施例に基づいて詳細に説明した。今ま
での説明では、サンプル・ホールド回路81*8ft・
・・、8.の縦続接続から成るブロックの遅延量をiT
秒(iは正整数)と仮定していたが、実用上はiT秒の
近傍であれば十分であることは言うまでもない0 (発明の効果) 以上詳細に述べたように、本発明によれは、差信号につ
いて、現在の値とiT秒(ただし正は正整数、Tはデー
タ周期)前の値との和又は差をとることによシ受信信号
に含まれる残留符号間干渉成分は零でないある正の値の
確率で正確に抽出される。従って、前記和又は差を用い
、さらに残留符号間干渉成分が正確に抽出されるような
受信信号波形の連続パターンを検出してサンプリング位
相に対応して前記の和又は差と前記差記号を選択しつつ
係数更新を行なってアダプティブ・フィルタを制御する
ことによシ、適応動作が保証され、複雑な制御を必要と
せず簡単でかつノ1−ドウエア規模が小さい判定帰還に
よる符号間干渉除去方法を提供できる。また、本発明に
よれば、受信信号の零交差点をサンプル点に一致させ、
同時に過去の送出シンボル波形の系列に起因する符号間
干渉だけでなく、シンボル波形内の干渉も除去すること
ができるから、伝送距離によらず判定タイミング位相を
常に最適に保持でき、クロック・ジッタに強いという利
点を有する0
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
M8に符号のシンボル波形と状態遷移をは 示す図、第3 轟s K符号に対応したアイ・パターン
を示す図、第4図はMSK符号に対するパターンΦチェ
ック回路を示すブロック図、第51は第1図のアダプテ
ィブ・フィルタ5の詳細を示すブロック図、第6図は係
数発生回路の詳細を示すブロック図、第7図は第1図の
アダプティブ・フィルタ18の詳細と示すブロック図%
第8図は判定帰還型等比容の従来例を示すブロック図で
ある。 図において、1・・・入力端子、2・・・減算器、3・
・・判定器、4・・・出刃端子、5.18・・・アダプ
ティブ・フィルタ、81s8!*・・・、8.・・・サ
ンプル−ホールド回路、9.19・・・加算器% 10
.15・・・極性検出回路、11,14.17・・・セ
レクタ、12・・・パターン・チェック回路、13.1
6−・・スイッチ、20・・・予測回路をそれぞれ表わ
している。 代理人弁理ト 内 原   引l J オ 2 図 オ 3 図 T□  THT2  T3 オ 6 図 オ 7 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)波形伝送時に発生する符号間干渉を除去する際に
    、符号間干渉を含んだ受信信号から擬似符号間干渉を差
    し引いて差信号を得た後、該差信号と該差信号を遅延さ
    せた遅延信号を加算もしくは減算して残留符号間干渉を
    求め、該残留符号間干渉の極性と前記差信号の極性との
    いずれか一方をサンプリング位相と前記差信号を復調し
    て得られる復調データ系列に基づいて選択して得た誤差
    信号と前記復調データ系列を受け、前記残留符号間干渉
    の極性を選択した場合には前記復調データ系列の特定の
    パターンを検出したときだけ係数を更新する第1のアダ
    プティブ・フィルタと、前記差信号の極性と前記復調デ
    ータ系列から予測した次のシンボル波形の前半部の極性
    を受け、前記復調データ系列が特定の値になる時だけ係
    数を更新する第2のアダプティブ・フィルタを少なくと
    も備え、前記第1、第2のアダプティブ、フィルタの出
    力を加算して前記擬似符号間干渉を生成することを特徴
    とする判定帰還による符号間干渉除去方法。
  2. (2)波形伝送時に発生する符号間干渉を除去する際に
    、受信信号と第1の擬似符号間干渉との差を得るための
    減算器と、前記受信信号を受け復調データを作り出す判
    定器と、該判定器から供給される前記復調データ及び第
    1の誤差信号を受け適応的に第2の擬似符号間干渉を生
    成するための第1のアダプティブ・フィルタと、前記減
    算器の出力を標本化して保持するための縦続接続された
    複数個のサンプル・ホールド回路と、前記減算器の出力
    と該縦続接続されたサンプル・ホールド回路の出力との
    和又は差を得るための演算器と、該演算器の出力信号の
    極性を検出する第1の極性検出回路と、前記極性検出回
    路の出力と零のいずれかを選択する第1のセレクタと、
    前記復調データを受けて該第1のセレクタを制御する信
    号を発生するパターン・チェック回路と、前記減算器の
    出力信号の極性を検出する第2の極性検出回路と、前記
    復調データを受け次のシンボル波形の前半部の極性を予
    測する予測回路と、前記予測回路から供給される予測信
    号及び第2の誤差信号を受け適応的に第3の擬似符号間
    干渉を生成するための第2のアダプティブ・フィルタと
    、前記第2の擬似符号間干渉と前記第3の擬似符号間干
    渉を加算して前記第1の擬似符号間干渉を生成する加算
    器と、前記第2の極性検出回路の出力と零のいずれかを
    前記復調データに基づいて選択する第2のセレクタと、
    前記第1のセレクタの出力と前記第2の極性検出回路の
    出力のいずれかを前記復調データに基づいて選択する第
    3のセレクタと、前記第2の極性検出回路の出力と前記
    第1のセレクタの出力と前記第3のセレクタの出力のい
    ずれかを前記受信信号波形の位相に基づいて選択する第
    1のスイッチと、前記第2の極性検出回路の出力を前記
    受信信号波形の位相に基づいて前記第1のスイッチ又は
    前記第2及び第3のセレクタに分配する第2のスイッチ
    を具備し、前記第1のスイッチの出力を前記第1の誤差
    信号として前記第1のアダプティブ・フィルタに帰還し
    、前記第2のセレクタの出力を前記第2の誤差信号とし
    て前記第2のアダプティブ・フィルタに帰還することを
    特徴とする判定帰還による符号間干渉除去装置。
JP22527885A 1985-10-08 1985-10-08 判定帰還による符号間干渉除去方法及び装置 Pending JPS6282830A (ja)

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