JPS6281311A - 鎮痛剤 - Google Patents

鎮痛剤

Info

Publication number
JPS6281311A
JPS6281311A JP60221662A JP22166285A JPS6281311A JP S6281311 A JPS6281311 A JP S6281311A JP 60221662 A JP60221662 A JP 60221662A JP 22166285 A JP22166285 A JP 22166285A JP S6281311 A JPS6281311 A JP S6281311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analgesic
chlorphenesin carbamate
ibuprofen
steroidal anti
carbamate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60221662A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0560448B2 (ja
Inventor
Hirokazu Aihara
相原 弘和
Michio Kurachi
道雄 倉地
Shigeru Okuyama
茂 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisho Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP60221662A priority Critical patent/JPS6281311A/ja
Publication of JPS6281311A publication Critical patent/JPS6281311A/ja
Publication of JPH0560448B2 publication Critical patent/JPH0560448B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は鎮痛剤に関し、さらに詳しく言うと、鎮痛作
用および筋弛緩作用の相乗効果が著しく、シかも急性毒
性の減弱した鎮痛剤に関する。
[従来の技術およびその問題点] 従来より多くの鎮痛剤が知られており、頭癌、歯痛、関
節桶、生理病等の軽度の痛みに広く使用されているが、
いずれも有痛性筋痙縮にはその効果が余りない。
現在、有痛性筋痙縮の治療には、中枢性筋弛緩薬が用い
られているが、!IIIfIi作用が弱くて筋緊張を伴
なう疼桶に対しては、必ずしも満足し得るものではない
この発明は前記事情に基づいてなされたものである。
すなわち、この発明の目的は、鎮痛作用および筋弛緩作
用が共に優れ、かつ急性毒性の減弱した鎮痛剤を提供す
ることにある。
さらにこの発明の目的は、従来の鎮痛剤と従来の中枢筋
弛緩薬とを単に混合しただけでは得られない、鎮痛作用
と筋弛緩作用との相乗効果が著しく、しかも急性毒性の
減弱した鎮痛剤を提供することにある。
また、この発明の目的は、有痛性筋痙縮に有効な鎮痛剤
を提供することにある。
[前記問題点を解決するための手段] 前記問題点を解決するために、この発明者が鋭意研究し
た結果、カルバミン酸クロルフェネシンと酸性非ステロ
イド抗炎症薬とを組合せるとその有効性および安全性の
両面で極めて優れたttl 補剤が得られることを見出
してこの発明に到達した。
すなわち、この発明の概要は、有効成分としてカルバミ
ン酸クロルフェネシンと酸性非ステロイド性抗炎症薬と
を含有することを特徴とする鎮痛剤である。
前記酸性非ステロイド性抗炎症薬としては、たとえばサ
リチル酸誘導体、ピラゾロン系誘導体。
アントラニル酸系誘導体、フェニル酢酸系誘導体、その
他等を使用することができる。
前記サリチル酸系誘導体として、たとえば、サリチル酸
ナトリウム、アスピリン、アスピリンアルミニウム等が
挙げられる。
前記ピラゾロン系誘導体としては、たとえば、フェニル
ブタシン、オキシフェンブタシン、ケトフェニルブタシ
ン、クロフェゾンTが挙げられる。
前記アントラニル酸系誘導体としては、たとえば、ジク
ロフェナックナトリウム、フルフェナム酸、フルフェナ
ム酸アルミニウム、メフェナム酸等が挙げられる。
前記フェニル酢酸系誘導体としては、たとえば、イブフ
ェナック、イブプロフェン、アルクロフェナック等が挙
げられる。
その他に、ピロキシカム、スリンダック、プラノプロフ
ェン、ナプロキセン、フェンブフェン。
インドメタシン、フルルビプロフェン、ジフルニサール
、オキサプロジン等も使用することができる。
この発明では、前記各種の酸性非ステロイド性抗炎症薬
の中でも、フェニル酢酸系誘導体が好ましく、さらに具
体的にはイブプロフェンが好ましい。
この酸性非ステロイド性抗炎症薬の配合量は。
通常、カルバミン酸クロルフェネシン1fff量部に対
して、0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜5重縫
部である。この酸性非ステロイド系抗炎症薬の配合量が
前記範囲外であると、カルバミン酸クロルフェネシンと
の相乗効果を奏し難くなることがある。また、カルバミ
ン酸クロルフェネシンと非酸性抗炎症薬を配合しても、
鎮痛効果に相乗効果が認められず、この発明の目的を達
成することはできない。
この発明に係る鎮痛剤は、前記カルバミン酸クロルフェ
ネシンと前記酸性非ステロイド性抗炎症薬との外に、必
要に応じてさらに鎮静催眠剤、中枢興奮剤、抗ヒスタミ
ン剤、ビタミン剤等の補助薬剤を適宜に配合しても良い
この鎮痛剤は、常法により1錠剤、顆粒、粉剤、カプセ
ル剤等の経ロタイブの製剤として調製することができる
製剤の調製に使用することのできる担体としては、たと
えば乳糖、デンプン、砂糖、マンニトール、結晶セルロ
ース(たとえば商品名アビセル(旭化成工業株式会社製
)として商業的に入手可能)等の賦型剤:ヒドロキシプ
口ビルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ゼラ
チン、アラビアゴム等の結合剤;グリセリン、エチレン
グリコール等の潤滑剤;カルボキシメチルセルロースカ
ルシウム、低置換ヒドロキシプロピルセルロース等の崩
壊剤;ポリオキシンルビタン脂肪酸エステル等の非イオ
ン界面活性剤;ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
マグネシウム、タルク、ポリエチレングリコール等の滑
沢剤等が挙げられる。また、この外に必要に応じて着色
剤、  It味剤等を使用することができる。
この発11に係るw4桶剤は、通常、成人に対して1日
当り有効成分として200〜5000mgを、1回乃至
数回に分けて経口投与することができるが、この投与量
は、患者の年令1体重、症状により適宜に増減すること
ができる。
この鎮痛剤は、頚肩腕症候群、腰背桶症、変形性を椎症
、椎間板ヘルニア、を椎分離辷り症、を椎骨粗に症等の
看病性痙縮に対して特にその効能がある。
[作用] この発明に係る鎮痛剤は、カルバミン酸クロルフェネシ
ンおよび酸性非ステロイド性抗炎症薬の配合によるms
作用および筋弛緩作用の相乗効果が大きく、また急性毒
性が弱い。
次に試験例を挙げてこの発明の作用を具体的に説明する
(試験例1) 実験動物としてICR系雄性マウス(体重21〜30g
)を一群io匹以上使用した。
■ 鎖部作用 カルバミン酸クロルフェネシン、イブプロフェンおよび
塩基性非ステロイド性抗炎症薬であるチアラミドそれぞ
れにつき、酢酸ライジング法によりED5.値を求めた
すなわち、カルバミン酸クロルフェネシン、イブプロフ
ェンおよびチアラミドそれぞれを用時5%のアラビアゴ
ム水溶液に懸濁した各被験薬をそれぞれ別個の実験動物
に経口投与し、その30分後に0.7%酢酸水溶液を0
.1 m IL/ 10gの割合で、腹腔内に投1j−
シた。酢酸水溶液の投与後、10分が経過してから10
分間のライジング数を測定した。対照群の動物に対して
、対照薬として5%のアラビアゴム水溶液0.1 mJ
l/10gを経口投与する以外はIi記と同様の処理と
測定をした。
カルバミン酸クロルフェネシン、イブプロフェンおよび
チアラミドそれぞれのEDso値を第1表に示す。
第1表 次に、カルバミン酸クロルフェネシンとイブプロフェン
とを第2表に示す配合比で配合してなる被験薬につき前
記と同様にしてそのEDso値を求めた。その結果を第
2表に示す。
第2表 註 A:イブプロフェン。
B;カルバミン酸クロルフェネシン またカルバミン酸クロルフェネシンとチアラミドとを第
3表に示す配合比で配合してなる被験薬につき前記と同
様にしてそのED50値を求めた。その結果を第3表に
示す。
第3表 註 B;カルバミン酸クロルフェネシン。
C;チアラミド 第2表によると、カルバミン酸クロルフェネシンとイブ
プロフェンとの組合せは、いずれの配合比においても、
強い鎮h?i作用の相乗効果があることがわかる。特に
カルバミン酸クロルフェネシンとイブプロフェンとの配
合比がl=1のときにその相乗効果が顕著である。
また第3表によると、カルバミン酸クロルフェネシンと
塩基性非ステロイド系抗炎症薬であるチアラミドとの組
合せは、相加効果あるいは拮抗効果しか示さない。
■筋弛緩作用 カルバミン酸クロルフェネシンのみの被験薬。
カルバミン酸クロルフェネシンおよびイブプロフェンそ
れぞれを用時5%のアラビア水溶液に懸濁した各被験薬
を、それぞれ別個の群のマウスに経口投与し、その15
分後から経詩的に長さ20cmの針金にマウスを懸垂さ
せ、5秒間に落下したマウスの数を測定した。落下した
マウス数から抑制%を算出した。その結果を第4表に示
す。
第4表 カルバミン酸クロルフェネシンおよびイブプロフェンと
のそれぞれにつき、筋弛緩作用に関するEDso値を求
めたところ、カルバミン酸クロルフェネシンのEDso
値は221.5mg/kgであり、イブプロフェンにつ
いては、189mg/kgまで検討したが、抑制%はO
であり、EDs。
値を求めることができなかったにもかかわらず、第4表
から明らかなように、カルバミン酸クロルフェネシンと
イブプロフェンとを配合した被験薬は、カルバミン酸ク
ロルフェネシンのみの被験薬に比較して抑制%が大きく
、筋弛緩作用が優れていることがわかる。
次にカルバミン酸クロルフェネシンとイブプロフェンと
をl:lの割合(酢酸ライジング法で最も強い相乗効果
が認められた配合比)で前記と同様の処理と測定を行な
って、ED511値を求めたところ第5表に示す結果が
得られた。
第5表 筋弛緩作用につき単独では何らの効果も示さなかったイ
ブプロフェンをカルバミン酸クロルフェネシンに配合す
ると、第5表に示すようにEDs。
値が低下して、筋弛緩作用が増強される。
■急性毒性 先ず、カルバミン酸クロルフェネシンとイブプロフェン
とのそれぞれにつき、経口投与を1回行ない、7日間の
死亡マウス数からLDso値を算出した。結果を第6表
に示す。
第6表 次に、カルバミン酸クロルフェネシン(C)とイブプロ
フェン(B)とを第7表に示すようにLDso値の比が
3:1.1:1.l:3となるように配合した3種の被
験薬につさ、前記と同様にして死亡マウス数を求めた。
結果を第7表に示す。
第7表 第7表から明らかなように、カルバミン酸クロルフェネ
シンとイブプロフェンとの組合せは、2性m性において
顕著な拮抗作用を示した。
[発明の効果] この発明に係る鎮痛剤は、カルバミン酸クロルフェネシ
ンと酸性非ステロイド性抗炎症薬とを特に組合わせてな
るので、その相乗作用により、鎮痛作用および筋弛緩作
用が優れ、さらに急性毒性が減弱している。したがって
、この鎮痛剤は、安全性が高くて効悌の優れた医薬品と
して有用である。
[実施例] 次にこの発明の実施例を示す。
(実施例1) カルバミン酸クロルフェネシンLOOg、イブプロフェ
ン100g、7ビセル35gおよび乳糖90gを使用し
て湿式造粒法により顆粒を211製し、これにステアリ
ン酸マグネシウム5・gを加えて打錠し、重量330m
gの錠剤100錠を得た。
(実施例2) カルバミン酸クロルフェネシンlong、アスピリン1
00g、乳糖325g、ヒドロキシプロピルセルロース
5gを使用して湿式造粒法により顆粒530gを得た。
(実施例3) カルバミン酸クロルフェネシン100g、 フェニルブ
タシン100g、乳糖127g、ヒドロキシプロピルセ
ルロース3gを均一に混合し、これを1000mgずつ
分包して散剤330包を得た。
(実施例4) カルバミン酸りロ゛ルフェネシン100g、ジクロフェ
ナックナトリウムlong、アビセル94g、ヒドロキ
シプロピルセルロース3g、ステアリン酸マグネシウム
3gを均一に混合した。この混合粉体を1号カプセルに
300mgずつ充填してカプセル1000個を得た。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有効成分としてカルバミン酸クロルフェネシンと
    酸性非ステロイド性抗炎症薬とを含有することを特徴と
    する鎮痛剤。
  2. (2)前記酸性非ステロイド性抗炎症薬がフェニル酢酸
    系誘導体である前記特許請求の範囲第1項に記載の鎮痛
    剤。
  3. (3)前記フェニル酢酸系誘導体がイブプロフェンであ
    る前記特許請求の範囲第2項に記載の鎮痛剤。
JP60221662A 1985-10-04 1985-10-04 鎮痛剤 Granted JPS6281311A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60221662A JPS6281311A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 鎮痛剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60221662A JPS6281311A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 鎮痛剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6281311A true JPS6281311A (ja) 1987-04-14
JPH0560448B2 JPH0560448B2 (ja) 1993-09-02

Family

ID=16770292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60221662A Granted JPS6281311A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 鎮痛剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6281311A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5260337A (en) * 1992-07-29 1993-11-09 Merck & Co., Inc. Ibuprofen-muscle relaxant combinations

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5260337A (en) * 1992-07-29 1993-11-09 Merck & Co., Inc. Ibuprofen-muscle relaxant combinations

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0560448B2 (ja) 1993-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2848556B2 (ja) 非ステロイド系抗炎症剤を含むせき/かぜ複合薬
AU765749B2 (en) Treatment of iatrogenic and age-related hypertension and pharmaceutical compositions useful therein
EP0229022A2 (en) Novel pharmaceutical compositions comprising analgesic agents or caffeine
BR9908030A (pt) Composição farmacêutica compreendendo uma ou mais unidades de dose oralmente ministráveis, e, processos para prepará-la, para uso da mesma, e para tratar uma condição ou distúrbio médico em um indivìduo em que tratamento com um inibidor da ciclooxigenase-2 é indicado
PT1017390E (pt) Comprimido revestido que compreende ácido nicotínico ou um composto metabolizado a ácido nicotínico sob uma forma de libertação prolongada, e um revestimento que contém um inibidor da hmg-coa-redutase sob uma forma de libertação imediata.
CA2079642A1 (en) Medicament
US4420483A (en) Analgesic and anti-inflammatory compositions comprising ibuprofen and methods of using same
US20120064152A1 (en) Analgesic and Anti-Inflammatory Compositions Comprising Domperidone and Methods of Using Same
BG63329B1 (bg) Лекарствени форми, съдържащи ибупрофен и кодеин
JP3018160B2 (ja) 月経困難症及び/又は月経前症候群の軽減用薬剤
JP3122748B2 (ja) イブプロフェン含有解熱鎮痛剤
SE466481B (sv) Analgetiska och anti-inflammatoriska kompositioner innefattande koffein
AU4478096A (en) Combinational drugs for treating migraine and other illnesses, comprising sesquiterpene lactones and b-complex vitamins
JP2704721B2 (ja) イブプロフエン製剤
JP5161472B2 (ja) 鎮痛用組成物
US4479956A (en) Analgesic compositions comprising propiram and methods of using same
WO1999017612A1 (en) Serotonin containing formulation for oral administration and method of use
US4599359A (en) Hydroxyzine-containing analgesic combinations
US4794112A (en) Acetaminophen/hydroxyzine analgesic combinations
JPS6281311A (ja) 鎮痛剤
US4730007A (en) Novel analgesic compositions
JPS648602B2 (ja)
Michel et al. treatment of gastric ulcer with lansoprazole or ranitidine: a multicentre clinical trial
EP2848261B1 (en) Pharmaceutical formulations comprising a muscle relaxant and an analgesic combination
HU193845B (en) Process for preparing synergic pharmaceutical preparations comprising flupyrthine and 4-acetamido-phenol