JPS6281267A - 複合ろう付け部材の製造法 - Google Patents

複合ろう付け部材の製造法

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JPS6281267A
JPS6281267A JP60220971A JP22097185A JPS6281267A JP S6281267 A JPS6281267 A JP S6281267A JP 60220971 A JP60220971 A JP 60220971A JP 22097185 A JP22097185 A JP 22097185A JP S6281267 A JPS6281267 A JP S6281267A
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brazed
metal
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Akira Mori
暁 森
Masaki Morikawa
正樹 森川
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Mitsubishi Metal Corp
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Mitsubishi Metal Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、軽電にして、冷却効果が高く、例えば炭酸
ガスレーザーの反射鏡や、真空炉の熱反射壁材などとし
ての使用に適した複合ろう付け部材の製造法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、一般に、例えば炭酸ガスレーザーの反射鏡として
、純Cu製表面を鏡面仕上げしたものや、さらにこの表
面にAuめっきな癩し友ものなどが用いられている。
しかしながら、これらの純Cu製反射鏡では、レーザー
照射時間が長くなると、鏡面に加工材から発生し友金属
や非金属の蒸気が蒸着し、その反射率が低下するように
なるばかりでなく、鏡面がレーザーのエネルギーを吸収
して溶融し、反射鏡ヲ破損してしまうなどの事故が発生
するようになる。
この工うな事故を防止するには、定期的に鏡面の蒸着物
を除去しなければならないが、反射鏡を構成する純Cu
やMめつきは非常に軟かいために、ふき取るときに鏡面
を傷つけ易く、反射特性を損うことが多発していた。
このようなことから、近年、炭酸ガスレーザーの反射鏡
の材料として、純Cuに代って硬質の金属Moや金属W
を使用することが定着しつつある。この金属Moまたは
金属W製反射鏡としては、特に単結晶のものや、微細な
結晶粒の多結晶のものが蒸発物の付着も少なく、すぐれ
友ものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
一方、炭酸ガスレーザー装置は、地上設備ばかりでなく
、宇宙ステーションにも設置されるものである友め、装
置自体の@置化が要求されるようになっており、これに
伴って比重の大きい、すなわち重質の金属MOまたは金
属W製の反射鏡の重量軽減が強く望まれている。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明者等は、上述の工うな観点から。
炭酸ガスレーザーの反射鏡や真空炉の熱反射壁材などの
金属Mo部材や、Mo合金部材、さらに金属W部材やW
合金部材に着目し、これの軽微化をはかるべく研究を行
なった結果、金属Mo 、 Mo合金、金属W、お工び
W合金のうちのいずれかからなる部材の一部を軽けの純
A6ま之はAI3合金で構成し、一方1例えば金属Mo
と純A4は、比重(金属Moは10.2゜純Mは2.7
)、熱膨張率(金属Moは5 X 10−’ん、純Mは
23.3X10−’/’C)、および熱伝導率(金属M
Oは0.35 ca/ / Cal −s−℃、純Mは
0.53 call /cm−s −℃)などの種々の
点で特性上著しく異るので、これら両部材を高い接合強
度でろう付けすることはきわめて困難であるが、上記の
金属Mo 、 M□金合金金属W、お工びW合金のうち
のいずれかからなる部材のろう付け面に、M−Si系合
金の薄膜を形成し、この薄膜に拡散処理を施した状態で
、Si:6〜14重徴%(以下%は電歇%を示す)を含
有するM−Si系合金からなるろう材を用いて真空ろう
付けすると、これら部材は純AlまたはAl合金からな
る基体に、著しく高い接合強度でろう付けされるように
なるという知見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたもので、金
JdMo 、 Mo合金、金顔W、およびW合金のうち
のいずれかからなる被ろう付け部材のろう付け面に、平
均層厚で0.1〜70μmのM−3i系合金薄膜を形成
し、 ついで、この薄膜形成の被ろう付け部材に、真空中ある
いは非酸fヒ性雰囲気中、670〜850℃の温度に加
熱の条件で薄膜拡散処理を怖し、引続いて、この被ろう
付け部材を、薄膜拡散層を介し、Si:6〜14%を含
有するAI  3i系合金からなるろう材を用いて、純
AlまたはAl合金の基体に真空ろう付けすることから
なる複合ろう付け部材の製造法に特徴を有するものであ
る。
なお、この発明の方法において、M−Si系合金薄膜の
平均層厚を0.1〜70μmに限定し友のは、その平均
層厚が0.1μm未満では、薄膜拡散層が薄すぎtす、
あるいはこれの存在しない個所が生じたりして、所望の
接合強度を確保することが難しく、一方その平均層厚が
70μmを越えると、スパッタリングなどにエリ薄膜を
形成した場合、発生した内部残留歪によって薄膜拡散処
理時に、被ろう付け部材の表面から剥離するようになる
という理由によるものである。
ま几、薄膜拡散処理温度を670〜850℃としたのは
、その温度が670℃未満では薄膜と被ろう付け部材の
弧散が不十分で、所望のろう付け接合強度を8保するこ
とができず、一方、その温度が850℃を越えると、薄
膜の拡散反応が進行しすぎて、被ろう付け部材のろう付
け面における基体とのろう付け性が低下するようになる
という理由によるものである。
さらに、ろう材の81含有量を6〜14%に限定したの
は、その含有lが6%未満では、ろう材の融点が高くな
りすぎ、基体の融点エリ高いろう付け温度を必要とする
場合が生じるようになって。
ろう付けが不可能となる場合が生じ、一方、その含有砒
が14%を越えても、ろう材の融点が65000を越え
るようになる場合が生じるほか、ろう付け部の接合強度
が著しく低下する工うになるという理由にもとづくもの
である。
〔実施例〕
つぎに、この発明の方法な実癩例にエリ具体的に説明す
る。
いずれも直径:100mX厚さ=2雪の寸法を有し、か
つそれぞれ第1表に示される組成をもつ九被ろう付け部
材を用意し、これらの被ろう付け部材の片面に、通常の
プレーナーマグネトロンスパッタリング装置を用い、 雰囲気:Ar、 雰囲気圧カニ1X10tOrr、 ターゲット:直径tooxlsEさ5mの寸法を有する
各種のM−Si系合金、 ろう付け部材とターゲット間距離:60m、スパッタ電
圧:2000V、 スパッタ電カニ 1.5 KW。
時間二8秒〜90分の範囲内の所定時間、の条件で、第
1表に示される組成お工び平均層厚を有するM−Si系
合金薄膜を形成し、ついで、これらの薄膜形成の被ろう
付け部材に、圧カニ5X10−’torrのAr雰囲気
中、第1表に示される条件で薄膜拡散処理を施しt後、
同じく第1表に示される組成を有する直径:100wX
厚さ:0.3wの寸法をもったろう材を用い、同じく第
1表に示されろ組成を有し、かつ直径:100IIII
Ix厚さ:18フの寸法をもった基体の上面に、前記ろ
う材お工び薄膜拡散層を介して前記被ろう付け部材を重
ね合せた状態で、I X 10−5torrの真空中、
600〜650℃の範囲内の所定温度に20分間保持の
条件で真空ろう付けを行なうことによって本発明法1〜
5お工び比較法1〜5をそれぞれ実施した。
なお、比較法1〜5は、この発明を構成する条件のうち
のいずれかの条件(第1表に憂印を付した条件)がこの
発明の範囲から外れ九条件で実施したものである。
ついで、この結果得られた複合ろう付け部材のろう付け
部における剪断強度を測定した。この測定結果も第1表
に示した。
〔発明の効果〕
第1表に示される結果から、本発明法1〜5においては
、いずれも従来ろう付けが不可能とされていた金属Mo
 、 Mo合金、金属W、お工びW合金のうちのいずれ
かからなる部材と、純AlまたはM合金からなる部材と
を強固な接合強度でろう付けすることができることが明
らかである。
一方、比較法1〜5に見られるように、いずれかの条件
がこの発明の範囲から外れると、良好な接合強度が得ら
れないことがわかる。
上述のように、この発明の方法によれば、金属Mo 、
 Mo合金、金属W、お工びW合金のうちのいずれかか
らなる重質部材の一部を軽質の純MまだはM合金で置換
構成することが可能となるので、これら重質部材の軽t
(ヒな可能とし、さらに純MやM合金はすぐれた冷却作
用をもつので、この結果の複合ろう付け部材を、例えば
炭酸ガスレーザーの反射鏡や真空炉の熱反射壁材などと
して用い定場合に、すぐれた性能を長期に亘って発揮す
るようになるなど工業上有用な効果がもたらされるので
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 金属Mo、Mo合金、金属W、およびW合金のうちのい
    ずれかからなる被ろう付け部材のろう付け面に、平均層
    厚で0.1〜70μmのAl−Si系合金薄膜を形成し
    、 この薄膜形成の被ろう付け部材に、真空中あるいは非酸
    化性雰囲気中、670〜850℃の温度に加熱の薄膜拡
    散処理を施し、 引続いて、この被ろう付け部材を、薄膜拡散層を介し、
    Si:6〜14重量%を含有するAl−Si系合金から
    なるろう材を用いて、純AlまたはAl合金の基体に真
    空ろう付けすることを特徴とする複合ろう付け部材の製
    造法。
JP60220971A 1985-10-03 1985-10-03 複合ろう付け部材の製造法 Granted JPS6281267A (ja)

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JPS6281267A true JPS6281267A (ja) 1987-04-14
JPH0338947B2 JPH0338947B2 (ja) 1991-06-12

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