JPS628124Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS628124Y2 JPS628124Y2 JP7062676U JP7062676U JPS628124Y2 JP S628124 Y2 JPS628124 Y2 JP S628124Y2 JP 7062676 U JP7062676 U JP 7062676U JP 7062676 U JP7062676 U JP 7062676U JP S628124 Y2 JPS628124 Y2 JP S628124Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- tool
- lock
- spring
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 14
Landscapes
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電源コンセントのような接続具に用
いる速結端子装置の構造の改良に関するものであ
る。
いる速結端子装置の構造の改良に関するものであ
る。
従来、第１図乃至第２図に示すように、コ字状
の端子板１の側板の一方側に２つの接続脚２ａ，
２ｂを設けて、各接続脚２ａ，２ｂに鎖錠ばね３
を対向配置し、接続脚２ａ，２ｂと鎖錠ばね３間
に電線４を挾着接続する速結端子装置が知られて
いる。この場合接続状態にある電線４を取り外す
ために鎖錠解離具５に前記鎖錠ばね３の鎖錠端３
ａを押圧する突出体５ａ、押圧面５ｂを設け、ド
ライバーのような工具６を押圧面５ｂに当てた状
態で鎖錠解離具５を押圧し、突出体５ａの移動で
鎖錠端３ａを開放して電線４が抵抗なく取り外せ
るようにしてある。尚、７は器体、９は器体７に
設けた操作孔であつて、ドライバーのような工具
６を挿入できるようになつている。かかる速結端
子装置では、工具６は操作孔９から挿入する工具
６の一回の押圧操作で鎖錠解離具５に設けた突出
体５ａが鎖錠端３ａを開放するので、２つの接続
脚２ａ，２ｂと接続する２つの電線４，４を一度
に取り外す場合には能率的であるが、いずれか一
方の電線４のみを取り外す場合には不都合であ
る。
の端子板１の側板の一方側に２つの接続脚２ａ，
２ｂを設けて、各接続脚２ａ，２ｂに鎖錠ばね３
を対向配置し、接続脚２ａ，２ｂと鎖錠ばね３間
に電線４を挾着接続する速結端子装置が知られて
いる。この場合接続状態にある電線４を取り外す
ために鎖錠解離具５に前記鎖錠ばね３の鎖錠端３
ａを押圧する突出体５ａ、押圧面５ｂを設け、ド
ライバーのような工具６を押圧面５ｂに当てた状
態で鎖錠解離具５を押圧し、突出体５ａの移動で
鎖錠端３ａを開放して電線４が抵抗なく取り外せ
るようにしてある。尚、７は器体、９は器体７に
設けた操作孔であつて、ドライバーのような工具
６を挿入できるようになつている。かかる速結端
子装置では、工具６は操作孔９から挿入する工具
６の一回の押圧操作で鎖錠解離具５に設けた突出
体５ａが鎖錠端３ａを開放するので、２つの接続
脚２ａ，２ｂと接続する２つの電線４，４を一度
に取り外す場合には能率的であるが、いずれか一
方の電線４のみを取り外す場合には不都合であ
る。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであつ
て、その目的とするところは両方の電線を一度に
取り外せることは勿論、各別にも取り外すことが
できて必要とする電線のみを工具操作により取り
外してできる速結端子装置を提供するにある。
て、その目的とするところは両方の電線を一度に
取り外せることは勿論、各別にも取り外すことが
できて必要とする電線のみを工具操作により取り
外してできる速結端子装置を提供するにある。
以下前記従来例との同一符号を付して示した第
３図乃至第６図を参照して本考案速結端子装置の
実施例を説明すると、従来例と同様に端子板１に
２つの接続脚２ａ，２ｂを設けて、各接続脚２
ａ，２ｂに鎖錠ばね３を対向配置し、接続脚２
ａ，２ｂと鎖錠ばね３間に電線４を挾着接続する
速結端子装置において、接続脚２ａ，２ｂと鎖錠
ばね３，３を一組とする２つの接続部相互間を仕
切る仕切壁８の端部と器体７の内壁との間にドラ
イバーのような工具の刃先が入りうる切欠αを設
け、前記鎖錠ばね３の鎖錠端３ａを鎖錠解離板５
の突出体５ａで押圧操作することにより鎖錠端３
ａと接続脚２ａ，２ｂとの間を開放させる例えば
積層板のようなものからなる鎖錠解離板５′を鎖
錠ばね３毎に各別に仕切壁８を間に介在させて
夫々平行になるように設け、鎖錠解離板５′の押
圧面５ｂを押圧して鎖錠ばね３を開放するためド
ライバーのような工具６の刃先を挿入する操作孔
９を器体７に設け、隣合う鎖錠解離板５′，５′相
互間の間隔Ｘを上記工具６の刃先幅X′内に設定
して成ることを特徴とする速結端子装置とするも
のである。尚、ｌは切欠αの寸法を示し、工具６
の操作孔９と対向する部分に突出する仕切壁８の
端部と一方の内壁までの寸法であつて、工具６に
よる鎖錠解離板５′の移動距離となる。
３図乃至第６図を参照して本考案速結端子装置の
実施例を説明すると、従来例と同様に端子板１に
２つの接続脚２ａ，２ｂを設けて、各接続脚２
ａ，２ｂに鎖錠ばね３を対向配置し、接続脚２
ａ，２ｂと鎖錠ばね３間に電線４を挾着接続する
速結端子装置において、接続脚２ａ，２ｂと鎖錠
ばね３，３を一組とする２つの接続部相互間を仕
切る仕切壁８の端部と器体７の内壁との間にドラ
イバーのような工具の刃先が入りうる切欠αを設
け、前記鎖錠ばね３の鎖錠端３ａを鎖錠解離板５
の突出体５ａで押圧操作することにより鎖錠端３
ａと接続脚２ａ，２ｂとの間を開放させる例えば
積層板のようなものからなる鎖錠解離板５′を鎖
錠ばね３毎に各別に仕切壁８を間に介在させて
夫々平行になるように設け、鎖錠解離板５′の押
圧面５ｂを押圧して鎖錠ばね３を開放するためド
ライバーのような工具６の刃先を挿入する操作孔
９を器体７に設け、隣合う鎖錠解離板５′，５′相
互間の間隔Ｘを上記工具６の刃先幅X′内に設定
して成ることを特徴とする速結端子装置とするも
のである。尚、ｌは切欠αの寸法を示し、工具６
の操作孔９と対向する部分に突出する仕切壁８の
端部と一方の内壁までの寸法であつて、工具６に
よる鎖錠解離板５′の移動距離となる。
而して、各別に電線４，４を取り外す場合には
操作孔９から工具６を挿入し、一つの鎖錠解離板
５′の押圧される側の端部５ｃの押圧面５ｂに工
具６を適合してこれを押圧し、突出体５ａの１部
でもつて一つの鎖錠ばね３の鎖錠端３ａを開放し
て電線４より開放させ、電線４を自由状態で取り
外せるようにする。そうして、この操作におい
て、工具６は仕切壁８に沿つて正確に一つの鎖錠
解離板５′及び接続部に適合し、もう一つの電線
４の鎖錠状態を解除する等のことがない。
操作孔９から工具６を挿入し、一つの鎖錠解離板
５′の押圧される側の端部５ｃの押圧面５ｂに工
具６を適合してこれを押圧し、突出体５ａの１部
でもつて一つの鎖錠ばね３の鎖錠端３ａを開放し
て電線４より開放させ、電線４を自由状態で取り
外せるようにする。そうして、この操作におい
て、工具６は仕切壁８に沿つて正確に一つの鎖錠
解離板５′及び接続部に適合し、もう一つの電線
４の鎖錠状態を解除する等のことがない。
次に双方の電線４，４を同時に取り外す場合
は、双方の鎖錠解離板５′，５′の押圧される側の
端部５ｃ，５ｃにまたがらせて適合し、その状態
で工具６を操作して押圧面５ｂ，５ｂを工具６で
押圧して、２個の鎖錠ばね３，３を同時に操作す
るものである。そうして工具６による鎖錠解離板
５′，５′の押圧操作によつて鎖錠ばね３，３を開
放し、電線４，４を容易に引き外すようにする。
は、双方の鎖錠解離板５′，５′の押圧される側の
端部５ｃ，５ｃにまたがらせて適合し、その状態
で工具６を操作して押圧面５ｂ，５ｂを工具６で
押圧して、２個の鎖錠ばね３，３を同時に操作す
るものである。そうして工具６による鎖錠解離板
５′，５′の押圧操作によつて鎖錠ばね３，３を開
放し、電線４，４を容易に引き外すようにする。
上述するように本考案速結端子装置によれば、
コ字状の端子板１の一方の側板を２つの接続脚２
ａ，２ｂとし、これらの接続脚の間に仕切壁８を
介在させるように器体７内に装着するとともに、
前記端子板１の側板と接続脚２ａ，２ｂとの間に
鎖錠ばね３，３の鎖錠端３ａ，３ａが端子板１の
接続脚２ａ，２ａに対向するように配置し、接続
脚２ａ，２ｂと鎖錠ばね３，３との間に電線４を
挟着する速結端子装置において、仕切壁８の端部
８ｃと器体７の内壁との間にドライバーのような
工具の刃先が入りうる切欠αを備えた仕切壁８を
間に介在させて器体７に平行に装着すると共に、
前記鎖錠ばね３の鎖錠端３ａを押圧操作すること
により鎖錠端３ａと接続脚２ａ，２ｂとの間を開
放させる鎖錠解離板５′を鎖錠ばね３毎に各別に
仕切壁８を間に介在させて夫々平行になるように
設け、鎖錠ばね３を開放するように鎖錠解離板
５′を押圧するためドライバーのような工具６の
刃先を挿入する操作孔９を器体７に設けてあるの
で、操作孔９から工具６を挿入して任意の鎖錠解
離板５′の押圧側の端部５ｃに適合して押圧する
ことにより各別の鎖錠端３ａを開放して各別の電
線４の接続を緩めたり、取り外したりできるもの
であり、しかも操作孔９に鎖錠解離板５′，５′の
端部を対向させ、隣合う鎖錠解離板５′，５′の相
互間の間隔Ｘを上記工具６の刃先幅X′内に設定
しているので、操作孔９に挿入した工具６を隣合
う鎖錠解離板５′，５′の押圧側の端部５ｃ，５ｃ
にまたがらせて両端部５ｃ，５ｃに適合させるこ
とにより双方の鎖錠解離板５′，５′を押圧して双
方の鎖錠端５ａ，５ａを開離して双方の電線４，
４の接続を緩めたり取り外したりできるものであ
る。
コ字状の端子板１の一方の側板を２つの接続脚２
ａ，２ｂとし、これらの接続脚の間に仕切壁８を
介在させるように器体７内に装着するとともに、
前記端子板１の側板と接続脚２ａ，２ｂとの間に
鎖錠ばね３，３の鎖錠端３ａ，３ａが端子板１の
接続脚２ａ，２ａに対向するように配置し、接続
脚２ａ，２ｂと鎖錠ばね３，３との間に電線４を
挟着する速結端子装置において、仕切壁８の端部
８ｃと器体７の内壁との間にドライバーのような
工具の刃先が入りうる切欠αを備えた仕切壁８を
間に介在させて器体７に平行に装着すると共に、
前記鎖錠ばね３の鎖錠端３ａを押圧操作すること
により鎖錠端３ａと接続脚２ａ，２ｂとの間を開
放させる鎖錠解離板５′を鎖錠ばね３毎に各別に
仕切壁８を間に介在させて夫々平行になるように
設け、鎖錠ばね３を開放するように鎖錠解離板
５′を押圧するためドライバーのような工具６の
刃先を挿入する操作孔９を器体７に設けてあるの
で、操作孔９から工具６を挿入して任意の鎖錠解
離板５′の押圧側の端部５ｃに適合して押圧する
ことにより各別の鎖錠端３ａを開放して各別の電
線４の接続を緩めたり、取り外したりできるもの
であり、しかも操作孔９に鎖錠解離板５′，５′の
端部を対向させ、隣合う鎖錠解離板５′，５′の相
互間の間隔Ｘを上記工具６の刃先幅X′内に設定
しているので、操作孔９に挿入した工具６を隣合
う鎖錠解離板５′，５′の押圧側の端部５ｃ，５ｃ
にまたがらせて両端部５ｃ，５ｃに適合させるこ
とにより双方の鎖錠解離板５′，５′を押圧して双
方の鎖錠端５ａ，５ａを開離して双方の電線４，
４の接続を緩めたり取り外したりできるものであ
る。
第１図乃至第２図は本考案の速結端子装置の従
来例を示し、第１図は断面正面図、第２図は斜視
図である。第３図乃至第６図は本考案の速結端子
装置の実施例を示し、第３図は、断面正面図、第
４図は他の断面正面図第５図は底面図、第６図は
斜視図である。 １……端子板、２ａ，２ｂ……接続脚、３……
鎖錠ばね、３ａ……鎖錠端、４……電線、５′…
…鎖錠解離板、５ａ……突出体、５ｃ……押圧さ
れる側の端部、７……器体、８……仕切壁、８ａ
……仕切板の端部、９……操作孔、Ｘ……鎖錠解
離板の間隔、X′……工具の刃先幅。
来例を示し、第１図は断面正面図、第２図は斜視
図である。第３図乃至第６図は本考案の速結端子
装置の実施例を示し、第３図は、断面正面図、第
４図は他の断面正面図第５図は底面図、第６図は
斜視図である。 １……端子板、２ａ，２ｂ……接続脚、３……
鎖錠ばね、３ａ……鎖錠端、４……電線、５′…
…鎖錠解離板、５ａ……突出体、５ｃ……押圧さ
れる側の端部、７……器体、８……仕切壁、８ａ
……仕切板の端部、９……操作孔、Ｘ……鎖錠解
離板の間隔、X′……工具の刃先幅。
Claims (1)
- コ字状の端子板の一方の側板を２つの接続脚と
し、これらの接続脚の間に仕切壁を介在させるよ
うに器体内に装着するとともに、前記端子板の側
板と接続脚との間に鎖錠ばねの鎖錠端が端子板の
接続脚に対向するように配置し、接続脚と鎖錠ば
ねとの間に電線を挾着する速結端子装置におい
て、仕切壁の端部と器体の内壁との間にドライバ
ーのような工具の刃先が入りうる切欠を設け、前
記鎖錠ばねの鎖錠端を鎖錠解離板の突出体の一部
で押圧操作することにより鎖錠端と接続脚との間
を開放させる鎖錠解離板を鎖錠ばね毎に各別に前
記仕切壁を間に介在させて夫々平行になるように
設け、鎖錠解離板の押圧面を押圧して鎖錠ばねを
開放するためのドライバーのような工具の刃先を
挿入する操作孔を器体に設け、隣合う鎖錠解離板
相互間の間隔を上記工具の刃先幅内に設定してな
ることを特徴とする速結端子装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7062676U JPS628124Y2 (ja) | 1976-05-31 | 1976-05-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7062676U JPS628124Y2 (ja) | 1976-05-31 | 1976-05-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52161486U JPS52161486U (ja) | 1977-12-07 |
| JPS628124Y2 true JPS628124Y2 (ja) | 1987-02-25 |
Family
ID=28540307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7062676U Expired JPS628124Y2 (ja) | 1976-05-31 | 1976-05-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS628124Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-05-31 JP JP7062676U patent/JPS628124Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52161486U (ja) | 1977-12-07 |
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