JPS6280479A - 冷房冷蔵装置 - Google Patents

冷房冷蔵装置

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JPS6280479A
JPS6280479A JP21975785A JP21975785A JPS6280479A JP S6280479 A JPS6280479 A JP S6280479A JP 21975785 A JP21975785 A JP 21975785A JP 21975785 A JP21975785 A JP 21975785A JP S6280479 A JPS6280479 A JP S6280479A
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JP
Japan
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refrigeration
cooling
refrigerant
inlet
suction
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JP21975785A
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Inventor
秀夫 浅野
畠中 勝己
和久 牧田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車に用いて好適な冷房冷蔵装置に関するも
ので、特に冷房冷蔵用の冷凍サイクルの改良を図ったも
のである。
〔従来の技術〕
自動車用冷蔵庫としては、冷房装置からの冷風を導入す
るタイプのもの、冷房用冷凍サイクルから分岐した冷蔵
専用の蒸発器を内蔵するタイプのものなどが代表的なも
のである。
後者の蒸発器内蔵タイプは、冷蔵庫内の冷却温度を冷房
側の冷風温度とは無関係に低目の温度に設定できるので
、製氷機能を付与できる等のメリットがあり、そのため
近時製品への採用が増加する傾向にある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
自動車用冷蔵庫は、家庭用と異なり、運転初期には車室
内と同等の温度まで上昇しているので、夏季であれば庫
内は40℃以上の高温状態になることがあり、そのため
缶ジュース等の冷えた物品を低温状態に保冷できないと
いう問題がある。
本発明は上記点に鑑み、冷蔵庫の運転初期のみに、冷蔵
側の冷却能力を大幅に向上できるとともに、冷房能力の
低下を最小限に抑制できる冷房冷蔵装置を提供すること
を目的とする。
C問題点を解決するための手段〕 本発明は上記目的を達成するため、 (al冷房用吸入口、冷蔵用第1吸入口、および冷蔵用
第2吸入口を独立に設け、前記3つの吸入口からそれぞ
れ吸入された冷媒を圧縮し、1つの吐出口から吐出する
ように構成された圧縮機と、(blこの圧縮機の冷媒吐
出側に設けられ、ガス冷媒を液冷媒に凝縮する凝縮器と
、 fclこの凝縮器の冷媒出口側に設けられ、冷媒を減圧
させる冷房用減圧装置と、 (diこの冷房用減圧装置の冷媒出口側に設けられ、冷
媒を蒸発させて冷房用空気を冷却する冷房用蒸発器と、 (elこの冷房用蒸発器の冷媒出口側を前記圧縮機の冷
房用吸入口に連通ずる冷房用吸入配管と、(fl前記凝
縮器の冷媒出口側に、前記冷房用減圧装置と並列に設け
られ、冷媒を減圧させる冷蔵用減圧装置と、 (glこの冷蔵用減圧装置の冷媒出口側に設けられ、冷
媒を蒸発させて冷蔵庫内を冷却する冷蔵用蒸発器と、 (hl前記冷蔵用蒸発器の冷媒出口側を前記冷蔵用第1
吸入口に連通ずる冷蔵用第1吸入配管と、(1)前記冷
蔵用蒸発器の冷媒出口側を前記冷蔵用第2吸入口に連通
ずる冷蔵用第2吸入配管と、(jl前記圧縮機に設けら
れ、前記冷蔵用第1吸入口から吸入された冷蔵用冷媒を
その圧縮前に前記冷房用吸入口から吸入された圧力の高
い冷房用冷媒と混合する第1連通機構、および前記冷蔵
用第2吸入口から吸入された冷蔵用冷媒をその圧縮前に
前記冷房用吸入口から吸入された圧力の高い冷房用冷媒
と混合する第2連通機構と、 fkl前記冷房用吸入配管と前記冷蔵用第1吸入配管と
を連通ずる第1連通路と、 fi1前記冷房用吸入配管と前記冷蔵用第2吸入配管と
を連通ずる第2連通路と、 (m)前記第1連通路を開閉する第1弁手段および前記
第2連通路を開閉する第2弁手段と、(n)前記第1弁
手段および第2弁手段の開閉を制御して、 前記冷房用吸入口、冷蔵用第1吸入口および冷蔵用第2
吸入口のいずれにも前記冷房用吸入配管からの冷房用冷
媒を吸入させる冷房単独運転モードと、 前記冷房用吸入口および冷蔵用第1吸入口には前記冷房
用冷媒を吸入させ、かつ前記冷蔵用第2吸入口には前記
冷蔵用第2吸入配管からの冷蔵用冷媒を吸入させる冷房
・定常冷蔵運転モードと、前記冷房用吸入口には前記冷
房用冷媒を吸入させ、かつ前記冷蔵用第1吸入口および
前記冷蔵用第2吸入口には前記冷蔵用冷媒を吸入させる
冷房・急速冷蔵運転モードとを設定し得る電気制御手段
とを備えるという技術的手段を採用する。
〔作 用〕
上記の技術的手段によれば、冷蔵庫内を急速冷却する必
要のある時には、電気制御手段によって、冷房・急速冷
蔵運転モードを設定すると、冷蔵用蒸発器を通過した冷
蔵用冷媒を圧縮機の冷蔵用筆1および第2吸入口の両方
から圧縮機に吸入させて、冷蔵用冷媒の流量を増加でき
る。
この場合、圧縮機内に設けられた第1および第2の連通
機構により、冷蔵用筆1.第2吸入口から吸入された冷
蔵用冷媒に対して、その圧縮前に圧力の高い冷房用冷媒
を混合させることができる。
〔発明の効果〕
従って、本発明によれば、冷房・急速冷蔵運転モードを
設定した時には、冷蔵用冷媒の流量増加によって冷蔵能
力を大幅に向上できるとともに、冷房用冷媒の流量減少
を小さな値に抑制して、冷房能力の低下を僅かに抑制で
きる。
〔実施例〕
以下、本発明を図に示す実施例に基づいて詳しく説明す
る。
第1図は、車室冷房と物品の冷蔵を同時に行う自動車用
冷凍サイクルを示す図である。圧縮機10は、電磁クラ
ッチ11を介して図示しない自動車エンジンの駆動軸に
結合される。この圧縮機10は、10気筒の斜板式であ
り、そのうち8気筒を第2図に示すように冷房用の主圧
縮部10aとして構成し、残り2気筒を冷蔵用の副圧縮
部10b、10cとして構成している。この場合、圧縮
l110の各圧縮部10a、10b、10cにはそれぞ
れ冷房用吸入口10d、冷蔵用吸入口10e。
10fが独立に設けられている。また、冷蔵用圧締部1
0aと冷蔵用第1圧縮部10bは、第1連通路Logに
よって連通され、冷房用圧縮部10aと冷蔵用第2圧縮
部10cは、第2連通路10hによって連通され、各吸
入口10d、10e。
10fからそれぞれ吸入された圧力の異なる冷媒(R1
2)は、各圧縮部にて圧縮される前に連通路10gおよ
び連通路10hによって連通され、冷房用冷媒の圧力ま
で高められた後、各圧縮部にてそれぞれ圧縮され、共通
の吐出口10iから吐出されるようになっている。
次に、上記圧縮機10の具体的な構成を第2図〜第8図
により説明すると、本実施例の圧縮機10は、自動車エ
ンジンにより電磁クラッチ11を介して駆動されるシャ
フト210の回転力を斜板211によってピストン21
2の往復運動に変換する斜板式のものであって、斜板2
11はシャフト210にキー止めされてそれと一体に回
転する。
斜板211の回転はシュー213およびポール214を
介してピストン212に伝達される。このピストン21
2は5個あり、その表面はテフロンのような樹脂系材料
でコーティングされている。
これらのピストン212はシリンダブロック215に形
成されている5つのシリンダボア(第4図ではそのうち
の1つのポア216を示している)内の軸方向に往復可
動に配設されている。ピストン212の両端面がシリン
ダボア216と協働して10個のシリンダ(気筒室)2
17,217a。
217bを形成し、それら10個のシリンダのうち2個
のシリンダ217a(第4図、第5図参照)。
シリンダ217b (第5図参照)が第2図における冷
蔵用圧縮部10b、10Cを構成し、残り8個のシリン
ダ217が冷房用圧縮部10aを構成している。シリン
ダブロック215の中央にはシャフト210用の軸孔と
斜板211を収容している斜板室218とが形成されて
おり、この斜板室218はシリンダボア216と連通し
ている。一方、シリンダブロック215内の下部には通
常、潤滑油で充満しているオイルチャンバ219も形成
されている。
シリンダブロック215の両端面には、環状のバルブプ
レー1−220および弾性金属板から形成された吸入弁
221を介して、端板222および223が取(jけら
れ、これらの部品215.220.221,222,2
23がスルーボルト224によって互いに締めイ」け固
定されている。左、右のバルブプレー1−220,22
0には吸入ボート225がそれぞれ5個形成されていて
、これらの吸入ボート225がそれぞれ吸入弁221を
介して10個のシリンダ217.217a、217bと
連通可能となっている。
両方の端板222と223は同様な構造のものであるが
、一方の端板222に第1副吸入口である冷蔵用吸入口
10eおよび第2副吸入し]である冷蔵用吸入口10f
が形成され、他方の端板223にはシャツI−210が
回転自在に貫通する中央孔226がある点で互いに異な
っている。この両端板222,223は皿状の形状であ
り、その内側面にはそれぞれ略円形の仕切壁227,2
28が軸方向に突設され、この仕切壁227,228の
内側が吐出室229となっており、また、仕切壁227
,228と各端面222,223の外周壁との間に吸入
室231が形成されている。端板222は、仕切壁22
7とは別の仕切壁223及び240を有し、この仕切壁
233,240によって第1.第2の冷蔵用副吸入室2
34および241を吸入室231から仕切っている(第
5図参照)点においても端板223と異なる。第1の冷
蔵用副吸入室234には前記冷蔵用第1吸入口10eが
、また第2の冷凍用副吸入室241には冷蔵用第2吸入
口10fがそれぞれ開口している。
この側副吸入室234,241は、それぞれシリンダ2
17a、217bと対応する吸入ボート225を介して
このシリンダ217a、217bと連通し、一方眼入室
231は残余の全シリンダ217と連通ずる。左右のバ
ルブプレート220゜220には5つのシリンダにそれ
ぞれ対応する5つの吐出ボート235が設けられており
、これらの吐出ボート235は図示しない吐出弁によっ
て開閉され、これが開かれた時に吐出室229に連通ず
る。この吐出室229は第5図の通路236を介して第
1図、第3図の吐出口10iと連通ずる。
以上の説明から明らかなように、冷蔵用第1副吸入室2
34と連通可能な1個のシリンダ217aが冷蔵用の第
1副圧縮部10bを構成し、また冷蔵用第2副吸入室2
41と連通可能な1個のシリンダ217bが冷蔵用第2
圧縮部10Cを構成し、他の8個のシリンダ217が冷
房用の主圧縮部1. Q aを構成している。主吸入口
である冷房用吸入口10dは第3図、第4図に示すよう
にシリンダブロック215の外周面」二部に設けられて
おり、かつ後述の構造により斜板室218と連通してい
る。斜板室218はスルーボルト224とボルト孔22
4aとの間隙により形成された通路を介して左、右の吸
入室231と連通ずる。従って、斜板室218から吸入
室231に流入した冷媒は吸入ボート225を通ってシ
リンダ217a、217b以外の全シリンダ217に吸
入される。一方、冷蔵用第1吸入口10eから冷蔵用第
1副吸入室234に流入した冷媒はシリンダ217aに
対応する吸入ボート225を通ってこのシリンダ217
a、すなわち冷蔵用第1副圧縮部10bに吸入される。
同様に、冷蔵用第2吸入口10fから冷蔵用第2副吸入
室241に流入した冷媒はシリンダ217bに対応する
吸入ボート225を通って、このシリンダ217 b、
すなわぢ冷蔵用第2副圧縮部]、 OCに吸入される。
冷房用吸入口10dと斜板室218とを連通させるため
に、各シリンダボア216の内面にはこのシリンダボア
216の軸方向中央部に連通溝237が形成されており
、この溝237はシリンダボア216内のピストン21
2の周りの1部分にわたって円周方向に延びる環状をな
している。この連通溝237が斜板室218に直接開口
すると共に、図示しない連通孔を介して上記冷房用吸入
口10dに連j市している。
なお、圧縮機10の吐出口101は第3図に示すように
冷房用吸入口10dと並んだ状態でシリンダブロック2
15の外側面上部に設けられており、この吐出1’l 
10 iが第5図、第6図に示される通路236を介し
て、左右の端板222,223内の吐出室229.22
9と連通している。
第1図において示した第1の冷蔵用連通路10gは、第
1の冷蔵用副圧縮部10bを構成するシリンダ217a
内のピストン212の下死点近傍の位置においてこのシ
リンダ217aの内周面にその全周にわたって形成され
た円周方向の環状溝238を有し、この溝238はピス
トン212を囲んでシリンダ217aの周壁内に円周方
向に相互に隔てて穿設された複数の軸方向の連通孔23
9 (第6図)を介して斜板室218および連通溝23
7に常時連通している。従って、シリンダ217a内の
ピストン212が第4図の矢印G方向に動いて冷蔵用第
1吸入口10eからの低圧冷媒を副吸入室234、吸入
ボート225を介して吸込み、しかる後ピストン212
が下死点付近に達して、円周方向の環状溝238をシリ
ンダ217aに開口させると、今後は冷房用の低圧冷媒
が溝237および斜板室218から連通路10gをなす
連通孔239、環状溝238を通ってシリンダ217a
に流入して、このシリンダ217a内の冷蔵用低圧冷媒
と混ざり合う。ここで、冷蔵用低圧冷媒の圧力を1.2
kg/cm2G、冷房用の低圧冷媒の圧力を2.5kg
/cm2Gとすると、シリンダ217a内に連通路10
gを介して冷房用低圧冷媒が流入して冷蔵用低圧冷媒と
混ざり合った時には、このシリンダ217a内の冷媒の
圧力は主圧縮部10aを構成する他のシリンダ217の
圧縮開始時点における圧力、即ち、2.5kg/cm”
Gとほぼ等しくなる。
上記と同様の構成が第2の冷蔵用連通路10hにも採用
されており、第2冷蔵川副圧縮部10cを構成するシリ
ンダ217b内のピストン212の下死点近傍の位置に
おいてこのシリンダ217bの内周面にその全周にわた
って円周方向の環状溝238a (第6図参照、前記環
状溝238と同じ)を形成し、この環状溝238aは、
ピストン212を囲んでシリンダ217bの周壁内に円
周方向に相互に隔てて穿設された複数の軸方向の連通孔
242(第6図)を介して斜板室218および連通溝2
37に常時連通している。従って、シリンダ217b内
のピストン212が第3図の矢印G方向に動いて冷蔵用
第2吸入口10fからの低圧冷媒を冷蔵用第2副吸入室
241、吸入ボート225を介して吸込んだ後、ピスト
ン212が下死点付近に達して、円周方向の環状溝23
8aがシリンダ217bに開口すると、今後は冷房用の
低圧冷媒が溝237および斜板室218から連通路10
hをなず連通路242及び環状溝238aを通ってシリ
ンダ217bに流入して、このシリンダ217b内の冷
蔵用低圧冷媒と混り合う。
従って、このシリンダ217b内の冷媒圧力も冷房用主
圧縮部10aを構成する他のシリンダ217の圧縮開始
時点における圧力(2,5kg/am” G)とほぼ等
しくなる。
以上のことから、冷蔵用シリンダ217a、217b内
の圧縮行程は冷房用の他のシリンダ217の圧縮開始圧
力とほぼ同じ圧力から始まり、圧縮された冷媒は共通の
吐出室229に吐出されて他のシリンダ217から吐出
された冷媒と合流し、通路236を経て第1図、第2図
の吐出口10iから凝縮器22に向けて吐出される。
従って、第1.第2の冷蔵用圧縮部10b、10Cもピ
ストンによる冷媒の圧縮は冷房用圧縮部LOaと同じ圧
力の状態から圧縮すればよいため、圧縮機10は、それ
ぞれ異なる吸入圧力の状態から、圧縮をする場合に比べ
省動力となる。
ところで、前述した円周方向の環状溝238゜238a
 (以下、便宜上「スリット」と呼ぶ)を通って冷蔵用
シリンダ217a、217bに入る冷房用低圧冷媒の流
入量(これを「スリット流入率」と呼ぶ)と、第1.第
2の冷蔵用副吸入口10e、10fからシリンダ217
a、217b内に吸入される冷蔵用低圧冷媒の流入量〆
これを「体積効率」と呼ぶ)はスリット238.238
aの幅、すなわち、シリンダ217a、217bの軸方
向に対する寸法β(第7図)で決定される。
第8図はこの点に関する種々の実験の結果を示すもので
、実験においてはスリット238,238aをシリンダ
2+7a、217bの内面の全周にわたって設け、スリ
ット幅lをそれぞれ種々変化させてみた。ここで、ピス
トン212のストロークに対するスリンI−238の幅
βの比を100倍したものを「スリット開口比」と呼び
、このスリット開口比を第8図の横軸にとっている。
第8図から明らかなように、冷蔵側の体積効率(低圧冷
媒の流入量)はスリット開口比の増加に伴って減少する
ので、この減少を抑えるにはスリット幅lは短い方が良
く、一方スリット流入率(スリット238.2382か
ら流入する冷房用低圧冷媒の流入量)は、スリット開口
比の増加に伴って増加はするが、この増加はスリット開
口比のある値の点で終り、それ以上は増加しない(この
点を1飽和点」と呼ぶ)。従って、シリンダ217a、
217bの吸入行程の途中においてピストン212の移
動によってスリット238,238aがシリンダ217
a、217bに対して開くことによって生じる体積効率
の減少を最小限に抑えかつスリット流入率を十分に確保
するためには、スリット238,238aをシリンダ2
17a。
217bの内面の全周にわたって設けると共にスリット
開口率を約1.6%〜2.4%の範囲に設定するのが最
適であることが第8図から明らかである。
上記圧縮機10の吐出口10iは、第1図に示すように
凝縮器12に接続され、凝縮器12の吐出側はレシーバ
13に接続されている。レシーバ13の吐出側には冷房
用減圧装置、本例では温度作動式膨張弁14、およびこ
れに接続する冷房用蒸発器15が設けられており、この
蒸発器15の空気上流側には、冷房用空気の送風ファン
16が配設されている。蒸発器15の冷媒出口側には冷
房用吸入配管17によって圧縮機10の冷房用吸入口1
0dに接続されている。また、蒸発器15の空気吹出側
には、吹出空気温度、フィン表面温度等を検出する温度
センサ18が設置されており、この温度センサ18はサ
ーミスタからなる。上記機器14,15,16.]、8
等によって冷房用冷却ユニット19が構成されている。
そして、上記冷房用冷却ユニット19の膨張弁14およ
び蒸発器15と並列に、冷蔵用冷却ユニソト20が設け
られており、この冷蔵用冷却ユニット20は、冷蔵用減
圧装置の具体例である定圧   □膨張弁21と、これ
に接続する冷蔵用蒸発器22と、冷媒ガスを圧縮機吸入
側への一方向にのみ通過させる逆止弁23とを有してい
る。この逆止弁23の吐出側は、冷蔵用吸入配管24に
接続され、この吸入配管24は2つの吸入配管すなわち
冷蔵用の第1.第2吸入配管25.26に分岐され、第
1吸入配管25は逆止弁27を介して圧縮機10の冷蔵
用第1吸入口10eに接続され、また第2吸入配管26
は圧縮機10の冷蔵用第2吸入口IQfに接続されてい
る。前記定圧膨張弁21はその下流圧力すなわち冷蔵用
蒸発器22内の圧力が設定圧力例えば1.2kg/cm
”G以下に低下すると開弁じ、その設定圧力を維持する
ように弁開度を調整するものである。
なお、前記冷房用吸入配管17と冷蔵用第1吸入配管2
5の逆止弁27出ロ側を直結する第1連通路28には電
磁弁29が設けられ、この電磁弁29の開弁により上記
両配管17.25が直接連通するようになっている。
また、前記冷房用吸入配管17と冷蔵用吸入配管24.
26を直結する第1連通路30には電磁弁31が設置さ
れ、この電磁弁31の開弁により上記両扉管17.24
が直接連通するようになっている。
冷蔵用蒸発器22ば、後述するように、蓄冷材容器32
を冷却するように構成され、この蓄冷材容器32の外表
面温度をサーミスタからなる温度センサ33によって検
出し、この温度センサ33の検出信号に応じて、上記両
電磁弁29.31の開閉を冷蔵庫用制御回路34により
制御するようになっている。
また、冷房用冷却ユニット19の温度センサ18の検出
信号に応じて、電磁クラッチ1】の断続を冷房用制御回
路35により制御するようになっている。
次に、上記冷凍ザイクル装置の電気制御部を第9図によ
り説明すると、40は車載ハソテリであり、このハソテ
リ40には自動車エンジンキースイッチ41を介して冷
房用スイッチ42を介して冷房用制御回路35が接続さ
れている。
この冷房用制御回路35は、冷房用蒸発器15の吹出空
気温度が設定温度(例えば3℃)以下に低下すると、温
度センサ18の検出信号の変化を判別して、電磁クラッ
チ11への通電を遮断して、圧縮機10を停止させ、こ
れにより冷房用蒸発器15のフロストを防ぐものである
43は冷蔵庫スイッチで、冷蔵庫制御回路34には3つ
のスイッチ41,4.2.43を介して電源電圧が供給
されるようになっている。冷蔵庫制御回路34は、本例
では次のごとき回路素子を備えている。すなわち、44
は定電圧回路、45は基準電圧発生回路で、第1の設定
温度(例えば10℃)に対応する第1の基準電圧と、第
2の設定温度(例えば−2℃)に対応する第2の基準電
圧を発生する。46は上記第1の基準電圧と温度センサ
33の両端間電圧すなわちA点の電位とを比較して出力
を出す第1比較器で、温度センサ33の検出温度が10
℃以下に低下すると、“1”レベルの出力を出す。47
は上記第2の基準電圧とA点の電位とを比較して出力を
出す第2比較器で、温度センサ33の検出温度が一2°
C以下に低下すると“1”レベルの出力を出す。
48はアンド回路、49はイクスクルーシブオア回路、
50.51は第1.第2の駆動回路でそれぞれ電磁弁3
1.29の通電を断続する。電磁弁29.31は通電さ
れた時閉じ、通電が遮断されると開くタイプのものであ
る。
次に、第1図に示す冷蔵用冷却ユニット20を内蔵する
冷蔵庫の具体的構造を第10図について説明すると、本
発明による冷蔵庫60は、トランクの仮眠室内とか、乗
用車における計器盤下方部、センターコンソール部、後
部荷物室等に設置可能である。
冷蔵庫60のケース61の上面にはドア62が開閉自在
に設けられている。冷蔵庫60のケース61はポリエチ
レンまたはポリプロピレンなどからなる2重の樹脂製部
材を用いたいわゆる2重壁構造の箱体であって、断熱性
向上のために2重壁構造の間には硬質ポリウレタンなど
の断熱材を注入しである。ドア62も同様に2重壁構造
と硬質ポリウレタンなどの断熱材とを組み合わせた構造
であって、図示しないヒンジにより開閉自在にケース6
1と連結されている。
第10図に示すように、定圧膨張弁21及び逆止弁23
はともにケース61内に配設されており、そして定圧膨
張弁21の下流側に接続された冷蔵用蒸発器22は、本
例では多数の冷媒通路を一体成形したアルミ製の偏平チ
ューブ22aから構成され、この偏平チューブ22aは
ケース61の内面に沿って配設されている。従って、ケ
ース61の4つの内面にはすべて偏平チューブ22aが
配設されている。
そして、冷蔵用蒸発器22の偏平チューブ22aの内側
には、これと密着するように冷蔵用蓄冷容器32が配設
されており、この蓄冷容器32として本例ではアルミニ
ウム箔からなる変形容易な袋体の内部に蓄冷材を密封し
た多数の蓄冷パンクを並置している。冷蔵用蓄冷容器3
2内の蓄冷材としでは水を用いているので、その凍結点
は0°Cである。
上記のごとく蒸発器2B及び蓄冷容器32を配設した後
、蓄冷容器32の更に内側に、アルミニウム、ステンレ
スなどの熱伝導性に優れた金属製の冷却板63が蓄冷容
器32と密着して配設されている。冷蔵用の冷却板63
の上面及び下面が開口する口字状に形成され、その1一
端部近傍の部分が図示しないビスによってケース61に
締め付は固定されている。
なお、前記した冷蔵用蓄冷容器32の温度を検出する温
度センサ33は、第10図に示すように冷蔵用蒸発器2
2の偏平デユープ22aの最も下流側部位に位置する蓄
冷容器32と冷却板63との間に密着固定されている。
次に、上記構成において本実施例の作動を説明する。い
ま、エンジンキースイッチ41が閉成され、自動車用エ
ンジンが作動しているときに、冷房用スイッチ42を入
れると、冷房用制御回路35を介して電磁クラッチ11
の励磁コイルに電流が流れて、電磁クラッチ11が接続
されるので、エンジンの駆動力が圧縮機10に伝達され
、圧縮機10は回転し、冷媒ガスの圧縮を行う。ここで
、冷蔵庫用スイッチ43が投入されていない時は、2つ
の電磁弁29.31がともに通電されず、開弁じている
ので、第1図の冷凍サイクルにおいて第1.第2の連通
路28.30がいずれも開通ずる。そのため、冷房用吸
入配管17からの冷房用冷媒は圧縮機10の3つの吸入
口10d、10e。
10fにすべて吸入され、圧縮機10の全シリンダ21
7,217a、217bが冷房用に使用される。
次に、冷房用スイッチ42の投入状態において、更に冷
蔵庫スイッチ43を投入した場合について説明すると、
冷蔵庫の前回運転から長時間経過している時には、冷蔵
庫内の蓄冷相客!S32の温度が車室内と同等の温度ま
で上胃している。従って、冷蔵庫の運転初期には温度セ
ンサ33の検出温度が第1.第2の比較器46.47の
設定温度(10℃および一2℃)より高い。
そのため、第1.第2の比較器46.47の出力がいず
れも“0”となり、アンド回路48およびイクスクルー
シブオア回路49の出力が“0”となり、第1.第2の
駆動回路50.51の出力が“1”となり、電磁弁29
.31に通電するので、この両電磁弁29.31が閉弁
し、第1.第2の連通路28.30が遮断される。その
ため、圧縮機10の冷房用吸入口10dには冷房用吸入
配管17からの冷房用冷房が、また冷蔵用の第1゜第2
吸入口10e、10fには冷蔵用吸入配管24.25.
26から冷蔵用冷媒がそれぞれ独立に吸入される。
圧縮機10より吐出された冷媒ガスは、凝縮器12にり
冷却されて凝縮しく第11図のPa −P I)、レシ
ーバ13に液化冷媒かたくわえられる。この液化冷媒は
冷房用の温度作動式膨張弁14および冷蔵用の定圧膨張
弁21の作用によりそれぞれ減圧されて、低温低圧の気
液二相冷媒となり(第11図のP + ’= P 2お
よびP+=Ps)、その後蒸発器15.22において蒸
発しく第11図のP2−P、およびP、→P6)、周囲
の熱を奪・う。そして、冷房用蒸発器15を通過した冷
媒は配管17を経て冷房用吸入口10dより圧縮機10
の8個のシリンダ217に吸入される。一方、冷蔵用1
発器22を通過した冷媒は逆止弁29、配管24.25
.26を経て冷蔵用吸入口10e、]、Ofに吸入され
、更に冷蔵用副圧縮部10b、10Cを構成する2個の
シリンダ217a、217bに吸入される。
ここで、冷蔵用副圧縮部Job、iocには前述した通
り吸入行程の終わりで、連通路10g。
10hによって冷房用主圧縮部10aに連通して、冷房
用蒸発器15を経た冷房用冷媒が流入するので、冷房用
冷媒の圧力(例えば2.5kg/cm2G)まで副圧縮
部10b、10cの圧カカ月二昇する(第11図のP6
→P3)。
従って、圧縮機10の全シリンダ217,217 a、
  217 bは全て2.5kg/cm2Gの圧力の冷
媒を圧縮する。そして、冷蔵用冷却ユニット20に供給
された冷媒は、定圧膨張弁21 (設定圧1.2 kg
/cm2G)の作用により、冷蔵用蒸発器22内におい
て蒸発圧力1.2 k’ g / c m2G、蒸発温
度−10,5°Cの状態となり、蓄冷容器32内の蓄冷
材(水)が次第に凍結される。
このように、温度センサ33の検出温度が第1゜第2の
設定温度(10℃および一2°C)より高い時は、冷蔵
用冷媒を圧縮機10の冷蔵用筆1.第2吸入口10e、
10fの両方から吸入することにより、冷蔵用冷媒の流
量が増加して、急速冷蔵を行うことができる。
そして、温度センサ33の検出温度が第1の設定温度(
10℃)以下に低下すると、第1の比較器46の出力が
“0”から“1”に反転し、イクスクルーシブオア回路
49の出力が1″になり、駆動回路51の出力が“0”
になるので、電磁弁29への通電が遮断され、電磁弁2
9が開く。このとき、アント回路48の出力は0″、駆
動回路50の出力は“1”であるので、電磁弁31に通
電され続け、電磁弁31は閉じたままである。
電磁弁29の開弁により連通路28を通って、冷房用冷
媒が冷蔵用第1吸入口10eに吸入される。
従って、冷蔵用冷媒は冷蔵用第2吸入口10fのみに吸
入されるようになり、冷蔵用冷媒の流量が減少し、冷房
・定常冷蔵運転モードが自動的に設定される。
蓄冷容器32内の蓄冷材の凍結が完了して、温度センサ
33の検出温度が第2の設定温度(−2℃)まで低下す
ると、第2の比較器47の出力がaO″から“1″に反
転するので、アンド回路48の出力も“1″となり、駆
動回路50.51の出力がいずれも“0”になるので、
2つの電磁弁29.31が同時に開弁する。従って、圧
縮機10の3つの吸入口10d、10e、10fのずべ
て冷房用冷媒が吸入され、冷房浄独運転モードとなる。
上述した作動を要約すると、下記の表1のごとくなる。
(以下余白) なお、本発明は上述した図示実施例に限定されることな
く幅広く変形可能であり、以下代表的変形例を列記する
(1)圧縮610として斜板式の多気筒のものを使用す
る場合に、冷蔵用圧縮部10b、10cは、それぞれ1
気筒のみでなく、冷蔵庫に必要な能力に応じて適宜増加
させてもよいことはもちろんである。
(2)また、圧縮機10は上記のような斜板式の多気筒
のものの他に、ヘーン型圧縮機についても適用できる。
その場合、ロータの回転方向に沿って吸入圧力の低い順
に冷蔵用筆1.第2吸入L110e、10fと、冷房用
吸入口10dを順次開口すれば、ソレソレノ圧締部10
a、10b、10cは全て最も高い吸入圧2.5kg/
cm2Gになった状態で冷媒の圧縮を開始することが可
能となる。
(3)冷蔵側の減圧装置としては、定圧膨張弁21以外
に温度作動式の通常の膨張弁、あるいは電磁弁と固定絞
りの組合せ等を使用できる。
(4)冷房用制御回路35および冷蔵庫制御回路34は
一体化してもよく、またこの両回路34,35をディジ
タル演算処理を行うマイクロコンピュータを用いて構成
してもよい。
(5)定圧膨張弁21の設定圧は、庫内を冷却したい温
度および蓄冷材の凍結温度等により、自由に変更し得る
(6)蓄冷材としては、水の他に何を用いてもよく、ま
た1つの蓄冷容器内に蓄冷材と冷蔵用蒸発器22を収納
する構造でもよい。
(7)冷蔵用蒸発器22によって蓄冷材を冷却する蓄冷
式のものに限らず、庫内空気を蒸発器22によって直接
冷却するものにも本発明は同様に適用でき、その場合、
庫内ファンの使用の有無は問わない。
(8)電磁弁29.31の代わりに、圧電素子の変位に
より弁体の開閉を行う電気制御弁とか、モータ作動式の
弁を用いることもでき、要は電気制御弁であればどのよ
うな弁でも使用できる。
(9)第1図の逆止弁27は、電磁弁29が開くとこれ
に連動して閉じる電磁弁に置換することができ、また電
磁弁29と逆止弁27の機能を1個の三方切換弁により
得るようにしてもよい。
00)第1図の例では、電磁弁29.31の開閉を温度
センサ33の検出信号に基づいて自動的に制御するよう
にしたが、冷蔵庫スイッチ430投入によって起動する
タイマー回路を設け、このタイマー回路の出力によって
冷蔵庫スイッチ43の投入後一定時間電磁弁29.31
を閉弁して、急速冷蔵運転を設定するようにしてもよい
。更に、冷蔵庫スイッチ43に、オフ位置と、急速冷蔵
位置と、定常冷蔵位置の3つの操作位置を設け、冷蔵庫
スイッチ43の手動操作に基づいて電磁弁29゜31の
開閉を制御するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はすべて本発明の実施例を示すものであって、第1
図は本発明の冷凍サイクル図、第2図は第1図の圧縮機
10の概略構成図、第3図は同圧縮機10の要部破断斜
視図、第4図は同圧縮機10の縦断面図、第5図は第4
図の部分断面側面図、第6図は第4図のA−A矢視断面
図、第7図は第6図の13−B矢視断面図、第8図は本
発明における圧縮機10の連通機構の作動説明図、第9
図は電気回路図、第10図は冷蔵庫の開ドア状態におけ
る透視斜視図、第11図は冷凍サイクルのモリエル線図
である。 10・・・圧縮機、101・・・吐出口、10d・・・
冷房用吸入口、10e・・・冷蔵用第1吸入口、10f
・・・冷蔵用第2吸入口、Log、10h・・・第1.
第2の連通機構、12・・・凝縮器、14・・・冷房用
減圧装置、15・・・冷房用蒸発器、17・・・冷房用
吸入配管。 21・・・冷蔵用減圧装置、22・・・冷蔵用蒸発器、
25.26・・・冷蔵用筆1.第2吸入配管、28.3
0・・・第1.第2の連通路、29.31・・・第1.
第2の弁手段、33・・・温度センサ、34・・・冷蔵
庫制御回路(電気制御手段)。 代理人弁理士  岡 部   隆 に3ゝ鳴嘱く砕・唸を鼾睡 8 (’に 暑

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)冷房用吸入口、冷蔵用第1吸入口、および
    冷蔵用第2吸入口を独立に設け、前記3つの吸入口から
    それぞれ吸入された冷媒を圧縮し、1つの吐出口から吐
    出するように構成された圧縮機と、 (b)この圧縮機の冷媒吐出側に設けられ、ガス冷媒を
    液冷媒に凝縮する凝縮器と、 (c)この凝縮器の冷媒出口側に設けられ、冷媒を減圧
    させる冷房用減圧装置と、 (d)この冷房用減圧装置の冷媒出口側に設けられ、冷
    媒を蒸発させて冷房用空気を冷却する冷房用蒸発器と、 (e)この冷房用蒸発器の冷媒出口側を前記圧縮機の冷
    房用吸入口に連通する冷房用吸入配管と、 (f)前記凝縮器の冷媒出口側に、前記冷房用減圧装置
    と並列に設けられ、冷媒を減圧させる冷蔵用減圧装置と
    、 (g)この冷蔵用減圧装置の冷媒出口側に設けられ、冷
    媒を蒸発させて冷蔵庫内を冷却する冷蔵用蒸発器と、 (h)前記冷蔵用蒸発器の冷媒出口側を前記冷蔵用第1
    吸入口に連通する冷蔵用第1吸入配管と、 (i)前記冷蔵用蒸発器の冷媒出口側を前記冷蔵用第2
    吸入口に連通する冷蔵用第2吸入配管と、 (j)前記圧縮機に設けられ、前記冷蔵用第1吸入口か
    ら吸入された冷蔵用冷媒をその圧縮前に前記冷房用吸入
    口から吸入された圧力の高い冷房用冷媒と混合する第1
    連通機構、および前記冷蔵用第2吸入口から吸入された
    冷蔵用冷媒をその圧縮前に前記冷房用吸入口から吸入さ
    れた圧力の高い冷房用冷媒と混合する第2連通機構と、 (k)前記冷房用吸入配管と前記冷蔵用第1吸入配管と
    を連通する第1連通路と、 (l)前記冷房用吸入配管と前記冷蔵用第2吸入配管と
    を連通する第2連通路と、 (m)前記第1連通路を開閉する第1弁手段および前記
    第2連通路を開閉する第2弁手段と、 (n)前記第1弁手段および第2弁手段の開閉を制御し
    て、 前記冷房用吸入口、冷蔵用第1吸入口および冷蔵用第2
    吸入口のいずれにも前記冷房用吸入配管からの冷房用冷
    媒を吸入させる冷房単独運転モードと、 前記冷房用吸入口および冷蔵用第1吸入口には前記冷房
    用冷媒を吸入させ、かつ前記冷蔵用第2吸入口には前記
    冷蔵用第2吸入配管からの冷蔵用冷媒を吸入させる冷房
    ・定常冷蔵運転モードと、前記冷房用吸入口には前記冷
    房用冷媒を吸入させ、かつ前記冷蔵用第1吸入口および
    前記冷蔵用第2吸入口には前記冷蔵用冷媒を吸入させる
    冷房・急速冷蔵運転モードとを設定し得る電気制御手段
    とを備える冷房冷蔵装置。
  2. (2)前記電気制御手段は、前記冷蔵用蒸発器の冷却状
    態を検出する検出手段を包含し、この検出手段の検出信
    号に基づいて、前記冷房・定常冷蔵運転モードと前記冷
    房・急速冷蔵運転モードとを自動的に切換えるように構
    成されている特許請求の範囲第1項記載の冷房冷蔵装置
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