JPS6280392A - 既在燃料油管の機器取替え方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は燃料油配管を有する全ての設備の燃料油配管の
機器（弁、計器類、Ｔ継手、エルボ等）取替え方法の改
良に関する。

〔従来の技術〕

燃料油配管途中の機器取替えには機器両端の燃料油配管
を切断しなければならない場合が多い。

従来の燃料管の切断は、燃料油の流出防止叉び切断後の
復旧溶接時の火災、爆発、防止の為第２図系統図に示す
横切断ケ所の前弁１４．後う↑１５、を完全に閉め、途
中のドレン弁１６を開は燃料油を抜き取り、空気抜き弁
１７よりＮ２を注入し。

燃料油ガスをドレン弁１６より排出した後、切断してい
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の燃料油配管の油抜きを行う切断は下記問題点があ
る。

１）切断ケ所の系統上の前、後、弁間の燃料油を抜き取
る為、前、後、弁間の管内容量分の仮容器を必要とする
が、燃料油タンクから機器までの間の様な所の配管を切
断する場合には、切断ケ所の前、後、弁間が１００ｍ以
上にもなる場合があり、大型のタンクローリ−車が必要
となる。

２）抜取った燃料油を燃料油タンク又は燃料管にもどす
必要があるが、既在の設備に燃料油をもどす装置が無い
場合が多く、仮の燃料油をもどす装置が必要となる。

３）燃料油抜き取りの為、切断ケ所の前、後。

弁を閉めるが弁取付後時間が経過している為完全に、（
リークなく）閉める事が困難な場合が多く弁シート部の
リーク対策として切断位置の燃料管のレベルを前、後、
弁のレベルより高くする等の対策が必要で有り、その為
に管支持装置の取外し、取付の作業が生じる。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明は上記燃料油管切断時の問題点を解決する事を目
的とし、燃料油を凍結させるという手段によって管の切
断１機器の取替え工程′を極めて簡略にかつ容易にし得
るものである。すなわち本発明は、既在設備の燃料油管
の管途中に存在する機器の取替方法において２機器取替
に要する切断管長より長い範囲にわたって該燃料油管中
の燃料を凍結させ、管を切断して該機器を取り替え、復
旧溶接を施した後、凍結させた該燃料油を解凍する事を
特徴とする既在燃料油管の機器取替え方法を提供するも
のである。

〔作用〕

この様な構成において、燃料油管切断時に燃料を抜取る
という作業を省略でき、切断部分の燃料油を凍結させた
まま切断し、目的の機器を取り替えて、取り替えた機器
に附随する新しい管と、内部燃料油が凍結されたままの
切断面両端の旧管とを溶接し、燃料油の凍結部分を解凍
する事によって２作業は完了する。

〔実施例〕

次に実施例により本発明の構成を更に詳細に説明する。

本発明の実施例として火力発電プラントにおける重油サ
ービスタンクより重油ヒーターまでの燃料油管系統の弁
の取替工事に本発明を適用した場合について記載する。

（※弁に限らず、Ｔ継手、二ルポ、計器用ボス類や枝管
等もできる。） １、　取替弁■及び取替え弁の前後の重油管■をドライ
アイス■で、取替弁■より順次重油管側へ包み込むその
さい内部重油の凍結に依る膨張圧が弁本体及び重油配管
にかがらぬ様。

取替弁■を含め重油サービ７タンクより重油ヒーターま
で主系統弁を開にし図示していないドレン弁は閉にし、
空気ぬき弁を開にし。

管内圧を大気開放する。

２、　ドライアイス■をさらに保温材（グラスウ−１！
／）■で包み、大気温度にてドライアイスが気化するの
を防ぎ取替弁■及び重油管■の内部重油を凍らせる。（
■凍給部） ３、　弁取替の為の切替寸法■ケ所の一部■のケ所の保
温材とドライアイスを取外し、電動ドリルにて検査穴■
を重油管に明け、検査棒（形状・ストロ−）にて内部重
油の凍結を確認する。

４、　弁取替えに必要な寸法■の保温材■とドライアイ
ス■を取除きドライアイヌ露出部に保温材でカバーする
（［相］のケ所） ５、　弁取替えの為の重油管切断ケ所αりをエアーソ、
にて切断し既設弁を取外す。

６、　重油管切断ケ所σりより凍結した重油０をかき出
す。凍結した重油のかき出し量は、新品弁と既設重油管
の溶接熱に依り凍結した重油の残部［相］が解凍しない
寸法とする。

７、　重油管切断部の開先加工を行う。

８、新品弁と重油管の開先合せを付い溶接する。

９　溶接部のγ−凡ａｙ検査を行う。

１０　　保温材■、［相］とドライアイス■を取外す。

１１、　　凍結した重油管内部の重油６Φが凍結ケ所以
外の重油の温度及び凍結したケ所の大気温度にて自然解
凍し工事完了となる。

〔発明の効果〕

配管中の燃料油を凍結させて切断する工法のため、配管
内の燃料油抜き取９作業を必要とせず、従って燃料油抜
き取り作業に付随する問題点を全て解消でき次の様な効
果を奏するものである。

Ｉ）燃料管内の燃料油を入れる容器、タンクローリ車が
不要となる。

２）抜き取った燃料油をもどす仮の設備が不要となる。

３）管支持装置の取外し、再取付けが不要となる。

４）工程が短縮できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例としての重油系統、弁取替え図（横断面
図）、第２図は従来の燃料油管の切断作業説明図を示す
。 ■取替弁、■重油管、■ドライアイス、■保温材（グラ
ヌウー）Ｖ）、■内部重油凍結ケ所。 ■弁取替の為の切断寸法、■検査穴、穴明の為のドライ
アイヌ、保温材、取外しケ所（図〜部）。 ■検査穴、（の弁取替の為ドライアイヌ、保温材を取外
すケ所（口部）、［相］保温材、■重油管切断ケ所、０
開先溶接用に凍結した重油をかき出す量、０凍結重油か
き出し残部、１４切断ケ所前弁、１５切断ケ所後弁、１
６ドレン弁、１７空気抜さ弁、１８取替弁

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 既在設備の燃料油管の管途中に存在する機器の取替方法
   において、機器取替に要する切断管長より長い範囲にわ
   たって該燃料油管中の燃料を凍結させ、管を切断して該
   機器を取り替え復旧溶接を施した後、凍結させた該燃料
   油を解凍する事を特徴とする既在燃料油管の機器取替え
   方法。