JPH06137480A - 燃料管付き小径管の取替方法 - Google Patents
燃料管付き小径管の取替方法Info
- Publication number
- JPH06137480A JPH06137480A JP31571592A JP31571592A JPH06137480A JP H06137480 A JPH06137480 A JP H06137480A JP 31571592 A JP31571592 A JP 31571592A JP 31571592 A JP31571592 A JP 31571592A JP H06137480 A JPH06137480 A JP H06137480A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- socket
- fuel
- diameter pipe
- small diameter
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料管付きの小径管を簡単に、かつ、安全に
取り替える。 【構成】 燃料管1にソケット3を介して接続されてい
る小径管を該ソケットを残して除去する。そして、ソケ
ット3にガスケット11を入れてから新しい小径管5を
押し込んで治具13で保持する。管内は不活性ガスで満
たす。この状態で該ソケットと該小径管の継ぎ目27を
溶接する。
取り替える。 【構成】 燃料管1にソケット3を介して接続されてい
る小径管を該ソケットを残して除去する。そして、ソケ
ット3にガスケット11を入れてから新しい小径管5を
押し込んで治具13で保持する。管内は不活性ガスで満
たす。この状態で該ソケットと該小径管の継ぎ目27を
溶接する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、燃料管に取り付けら
れている空気抜き管等の小径管の取替方法に関する。
れている空気抜き管等の小径管の取替方法に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料タンクヤード等に導設されている燃
料移送管には、空気抜き管やゲージパイプのような小径
管が多数取り付けられているが、小径管は肉厚が薄いた
め燃料管に比べ腐食しやすい。
料移送管には、空気抜き管やゲージパイプのような小径
管が多数取り付けられているが、小径管は肉厚が薄いた
め燃料管に比べ腐食しやすい。
【0003】燃料管はそのままにして腐食した空気抜き
管だけを取り替えるには、従来は、燃料管に工事箇所の
前後に穴をあけ、ここから管の中にゴム風船を入れて膨
らませ、可燃性ガスを遮断する。また、管の中にドライ
アイスを入れ、ゴム風船とゴム風船の間の管の中を炭酸
ガスで満たす。こうしておいて、腐食した空気抜き管を
切断除去し、新しいものを溶接する。燃料管にあけた穴
は、後でプラグを溶接する。
管だけを取り替えるには、従来は、燃料管に工事箇所の
前後に穴をあけ、ここから管の中にゴム風船を入れて膨
らませ、可燃性ガスを遮断する。また、管の中にドライ
アイスを入れ、ゴム風船とゴム風船の間の管の中を炭酸
ガスで満たす。こうしておいて、腐食した空気抜き管を
切断除去し、新しいものを溶接する。燃料管にあけた穴
は、後でプラグを溶接する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方法
では、ゴム風船とドライアイスを入れるための穴あけ、
事後の穴埋めに多くの労力と時間を要していた。また、
ドライアイスから生ずる炭酸ガスで溶接アークが吹き消
されたり、溶接部が冷却されたりして、溶接欠陥が生じ
やすいなどの問題があった。
では、ゴム風船とドライアイスを入れるための穴あけ、
事後の穴埋めに多くの労力と時間を要していた。また、
ドライアイスから生ずる炭酸ガスで溶接アークが吹き消
されたり、溶接部が冷却されたりして、溶接欠陥が生じ
やすいなどの問題があった。
【0005】この発明は、施工が容易で、信頼性の高
い、小径管取替方法を提供することを目的とする。
い、小径管取替方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】燃料管にソケットを介し
て接続されている空気抜き管等の小径管を該ソケットを
残して除去する。そして、ソケットにガスケットを入れ
てから新しい小径管を押し込んでこれを保持する。管内
は不活性ガスで満たす。この状態で該ソケットと該小径
管の継ぎ目を溶接する。
て接続されている空気抜き管等の小径管を該ソケットを
残して除去する。そして、ソケットにガスケットを入れ
てから新しい小径管を押し込んでこれを保持する。管内
は不活性ガスで満たす。この状態で該ソケットと該小径
管の継ぎ目を溶接する。
【0007】
【作用】新たに取り付ける小径管の管端とソケットはガ
スケットでシールされているので、管の中から可燃性ガ
スが洩れ出ることがない。したがって、小径管とソケッ
トを安全に溶接でき、爆発や火災の危険がない。
スケットでシールされているので、管の中から可燃性ガ
スが洩れ出ることがない。したがって、小径管とソケッ
トを安全に溶接でき、爆発や火災の危険がない。
【0008】
【実施例】図1は、空気抜き管の接続部分を示したもの
であり、燃料管1にソケット3を溶接し、ソケットの中
に空気抜き管5を差し込んで溶接してある。符号7は止
め弁である。
であり、燃料管1にソケット3を溶接し、ソケットの中
に空気抜き管5を差し込んで溶接してある。符号7は止
め弁である。
【0009】このような空気抜き管が腐食してしまい、
これを取り替える場合は、まず、燃料管1に不活性ガス
(窒素ガス)を送り込み、中の油を燃料タンクに押しや
って空にするとともに、管の中を不活性ガスで満たす。
こうしておいて、空気抜き管5を切断する。切断には、
火花がでないよう、パイプカッタを用いる。このとき、
ソケット3は残すようにする。切断面を図1に符号9で
示す。
これを取り替える場合は、まず、燃料管1に不活性ガス
(窒素ガス)を送り込み、中の油を燃料タンクに押しや
って空にするとともに、管の中を不活性ガスで満たす。
こうしておいて、空気抜き管5を切断する。切断には、
火花がでないよう、パイプカッタを用いる。このとき、
ソケット3は残すようにする。切断面を図1に符号9で
示す。
【0010】次いで、図2に示すように、ソケット3の
中にガスケット11を入れた後、新たな空気抜き管5を
挿入する。ガスケット11は、ステンレス薄板を芯にし
たグラファイト製の扁平リングである。
中にガスケット11を入れた後、新たな空気抜き管5を
挿入する。ガスケット11は、ステンレス薄板を芯にし
たグラファイト製の扁平リングである。
【0011】挿入した空気抜き管5は治具13で固定す
る(図3,図4)。すなわち、燃料管1にUボルト15
でベース17を取り付け、ベースの上に4本のボルト2
1を立てる。空気抜き管5にボルト19で固定した十字
部材23をこれらのボルト21に通し、ナット25で締
め付ける。こうすると、空気抜き管3はソケット3に押
し付けられ、ガスケット11が両部材の間に挟み付けら
れ、気密性が保たれる。
る(図3,図4)。すなわち、燃料管1にUボルト15
でベース17を取り付け、ベースの上に4本のボルト2
1を立てる。空気抜き管5にボルト19で固定した十字
部材23をこれらのボルト21に通し、ナット25で締
め付ける。こうすると、空気抜き管3はソケット3に押
し付けられ、ガスケット11が両部材の間に挟み付けら
れ、気密性が保たれる。
【0012】次いで、管内に再度、不活性ガスを詰め
る。そして、ソケットと空気抜き管の継ぎ目27からガ
ス洩れがないことを確認してから、継ぎ目27を溶接す
る。溶接するとき治具13が邪魔になるので、まず、仮
付けし、治具を取り外してから本溶接する。
る。そして、ソケットと空気抜き管の継ぎ目27からガ
ス洩れがないことを確認してから、継ぎ目27を溶接す
る。溶接するとき治具13が邪魔になるので、まず、仮
付けし、治具を取り外してから本溶接する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
新たに取り付ける小径管の管端とソケットの隙間をガス
ケットでシールしながら溶接するようにしたので、可燃
性ガスが洩れ出ることがなく、小径管とソケットを安全
に溶接できる。また、従来のように、燃料管に穴をあけ
る必要がなく、工事が簡単に行うことができる。
新たに取り付ける小径管の管端とソケットの隙間をガス
ケットでシールしながら溶接するようにしたので、可燃
性ガスが洩れ出ることがなく、小径管とソケットを安全
に溶接できる。また、従来のように、燃料管に穴をあけ
る必要がなく、工事が簡単に行うことができる。
【図1】空気抜き管の取り付け状態側面図である。
【図2】ソケットに入れるガスケットの斜視図である。
【図3】治具を使って空気抜き管を固定した状態の断面
図である。
図である。
【図4】治具の斜視図である。
1 燃料管 3 ソケット 5 空気抜き管(小径管) 11 ガスケット 27 継ぎ目
Claims (1)
- 【請求項1】 燃料管(1)にソケット(3)を介して
取り付けられている空気抜き管等の小径管(5)を該ソ
ケットを残して除去し、該ソケットにガスケット(1
1)を入れてから新しい小径管(5)を押し込んでこれ
を保持し、管の内部を不活性ガスで満たしながら、該ソ
ケットと該小径管の継ぎ目(27)を溶接するようにし
た燃料管付き小径管の取替方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31571592A JPH06103075B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 燃料管付き小径管の取替方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31571592A JPH06103075B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 燃料管付き小径管の取替方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06137480A true JPH06137480A (ja) | 1994-05-17 |
JPH06103075B2 JPH06103075B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=18068671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31571592A Expired - Lifetime JPH06103075B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 燃料管付き小径管の取替方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06103075B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8046777B2 (en) | 2005-06-02 | 2011-10-25 | The Mathworks, Inc. | Calling of late bound functions from an external program environment |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP31571592A patent/JPH06103075B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06103075B2 (ja) | 1994-12-14 |
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