JPS628018A

JPS628018A - 気体流量の測定装置

Info

Publication number: JPS628018A
Application number: JP14668685A
Authority: JP
Inventors: Masao Fukutome; 正男福留
Original assignee: KOOKEN KOGYO KK
Current assignee: KOOKEN KOGYO KK
Priority date: 1985-07-05
Filing date: 1985-07-05
Publication date: 1987-01-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、渦才差式のスワールメーターでの流体の振
動検出に、高分子感圧センサを利用することにより、定
電流回路ないしは定電圧回路を割愛し、しかも可燃性ガ
スの流量検出にも適するようにした節電タイプの気体流
量の測定装置の改良に関する。

（従来技術）従前に於ける気体専用の流量計では、渦の才差運動を、
気体の密度や粘度、あるいは温度等によらず、実際の流
量に比例するものとして検出する気体振動型の渦才差式
のスワールメーターが利用されていた。

この渦才差式のスワールメーターに於いては、機械的な
可動部分がなく、故障の確率が少ない点や、広い範囲に
亘って、流量に比例するパルス列を出力する点、さらに
は、流量としての情報量を、デジタル量として表わし、
Ａ／Ｄ変換器を不要として、コンピューター処理が容易
である点等から、一般に多方面で使用されている。

（解決しようとする問題点）しかしながら、従前に於ける、この種の渦才差式のスワ
ールメーターに於いては、渦の才差運動を検出する手段
として、ポジスタセンサ、ないしは白金線を用い、この
ポジスタセンサあるいは白金線の、流速に応じた冷却作
用にもとづく抵抗変化を電気的な指示として利用してい
た。

この為、ポジスタセンサ、あるいは白金線には常時電流
を流して加熱して置く必要があり。

電力消費の面から必ずしも満足し得るものではなかった
。

又、このようなポジスタセンサあるいは白金線の加熱、
検出に於いて、定電流回路、定電圧回路が必須不可欠と
され回路構成が複雑とされた。

更に、ポジスタセンサあるいは白金線が加熱されている
ことより、可燃性ガスの検出には、一般に不向きとされ
ていた。

（解決するための手段）この発明は、か２る従前の渦才差式のスワールメーター
の不都合に鑑み、渦の才差運動の検出を、板状の高分子
感圧センサによるものとし、定電流回路ないしは定電圧
回路の設定を不要になしたものであり、又、発熱体を無
くすことにより節電と１発火防止とを同時に期すように
したものであって、渦才差式のスワールメーター回路内
に、板状の高分子感圧センサを組付けて、この高分子感
圧センサが検出した渦の才差運動に比例する電圧信号を
、夫々の流量に応じて、三段階の低域フィルタ回路へ入
力し、増幅回路を介してシュミット回路へ入力する。即
ち、気体の検出流量に応じたパルス化とし１位相比較回
路により三段階のデータ切換えを行ない、この信号成分
の、もっとも安定している部分を結合して、低流量から
高流量までを検出するようにした。

（実施例）以下、本発明の典型的な気体流量の測定装置について説
明する。

ｌは、管路の一部を絞って管断面積を狭くして、流体に
圧力差を設けるようにした測定筒ａ内の気体流路内に組
入れられた高分子感圧センサであり、この高分子感圧セ
ンサｌは、吹込み気体の流量に併せて発生する渦の才差
運動に比例して、電圧信号を生ずるものであり、この高
分子感圧センサ１により検出された電圧信号は、その流
量に応じて、三段階の低域フィルタ回路２〜２に入力さ
れる。そして、この低域フィル多回路２〜２の信号は増
幅回路３〜３を経て、夫々シュミット回路４〜４に入力
され、流量に応じて夫々パルス化される。さらに位相比
ｒ較回路５〜５により三段階のデータ切換えを行なって
、もっとも信号成分が安定している部分を結合し、デー
タセレクト回路６に於いてデータセレクトする。

尚、７は、データのデジタル表示回路を示した。

この結果、０．２１から２０文までの広−範囲に亘って
の流量の正確な測定が可能とされた。

（効果）本発明は、畝上に於ける特長ある構成よりなることから
、気体流量の測定が、低流量から。

高流量に到るまで的確に検出でき、スワールメーター等
としての利用が可能とされた。

又、センサ部分に加熱タイプを有していないことから、
加熱のための電力を不要とし、又、加熱センサを有して
いないことから、可燃ガスの検出が可能とされ、これら
の加熱センサの装備に伴う取扱い上の煩雑さが一掃され
た。

さらに、か翫る白金線あるいはポジスタセンサの定量加
熱のために必要とされる定電流回路要とせず、コンピュ
ータ処理が容易とされた。

【図面の簡単な説明】

第１図は測定管の断面図、第２図は、渦才差式スワール
メーターのブロック回路図、第３図は他の実施例の測定
管の断面図である。尚、図中１・・・高分子感圧センサ、２・・・足載フィ
ルタ回路、３・・・増幅回路、４・・・シュミット回路
、５・・・位相比較回路、６・・・データセレクタ回路
、７・・・表示回路。第　　ｌ　　図猛第　　２１！ｌ古第　　　３　　図！

Claims

【特許請求の範囲】

渦才差式スワールメーター内に、高分子感圧センサが組
付けられており、この高分子感圧センサにより渦の才差
運動に比例する電圧信号の検出をなすようにしたことを
特徴とする気体流量の測定装置。