JPS627997Y2 - - Google Patents

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JPS627997Y2
JPS627997Y2 JP11296678U JP11296678U JPS627997Y2 JP S627997 Y2 JPS627997 Y2 JP S627997Y2 JP 11296678 U JP11296678 U JP 11296678U JP 11296678 U JP11296678 U JP 11296678U JP S627997 Y2 JPS627997 Y2 JP S627997Y2
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JP
Japan
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transparent
glass
thin film
cold storage
heat
Prior art date
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Expired
Application number
JP11296678U
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JPS5530317U (ja
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  • Thermal Insulation (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は保冷用シヨーケースに関する。更に詳
しくは保冷と耐結露性の優れたシヨーケースに関
する。
従来技術 冷凍食品、アイスクリーム、ジユース、牛乳、
ヨーグルト等を販売するのに利用されている保冷
用シヨーケースは、商品が外から観察できるよう
に透明なガラス窓部が設けられている。このガラ
ス窓部からの熱の侵入を防ぎ冷温に保つために、
従来、ガラスを二重、三重に設けることが行われ
ているが、それでも夏期における直射日光にあた
ると保冷が困難となり内部の食品を変質、劣化さ
せている。また外気温度、相対湿度と内気温度に
関連して結露して透視できなくなる等の欠点があ
つた。
これを防ぐためにガラスを更に多数重畳する
と、コスト高になるばかりでなく、その取付けも
面倒でケース内容量が小さくなるかあるいは大型
となる欠点が生ずる。また、自動車、その他の車
輌用ガラスとして、ガラス板上に銀または銀合金
膜を付着させ、更に透明な酸化物または弗化物か
らなる保護膜を設けた熱線反射ガラス板として、
該薄膜を内側として他の透明板と積層した積層ガ
ラスを使用することは知られている(実公昭47−
3164号公報)。しかし、該積層ガラスは日光照射
による温度上昇を防止し得るが、結露は免れ得な
いので、自動車等の窓ガラスとしては適するが、
外から観察することができることが要求される保
冷用シヨーケースとしては、結露することを防止
することが必要であり、そのまま利用できない。
しかも前記公知積層ガラス板は熱線反射膜は薄膜
であるので、ガラス板に直接真空蒸着等により形
成させる等その製造も煩雑であつた。
考案の目的 本考案は前記のような欠点を解消すべくなされ
たもので、その目的は、ガラスの重畳数が少なく
てすみ、保冷効果が優れると共に結露することが
なく、しかも製造も容易であるガラス窓部を有す
る保冷用シヨーケースを提供せんとするにある。
考案の構成 本考案は従来の保冷用シヨーケースの問題点
を、ガラス窓部を有するものとすることによつて
解決し得た。
本考案の保冷用シヨーケースを図面によつて説
明すると、第1図及び第2図は1面ウインド型保
冷用シヨーケースの断面平面図及び前面図、第3
図及び第4図は4面ウインド型保冷用シヨーケー
スの断面平面図及び正面図である。図面において
は縦型のものを示したが、横型のものでもよい。
図中Wは保冷用シヨーケースのガラス窓部を示
す。
第5図及び第6図はガラス窓部Wの構成断面図
を示し、Aは外気側、Bはシヨーケース内側を示
す。図中1は透明ガラス、2は透明ガラス1の面
に設けられた熱線反射透明積層体、3は透明ガラ
ス1の面に設けられた電通可能にした導電性薄膜
を示す。図はいずれも三重ガラスにおける一枚の
ガラス面に熱線反射透明積層体2及び導電性薄膜
3を1個設けた場合を示したが、2個以上にして
もよい。
熱線反射透明積層体2は第7図に示すように、
透明プラスチツクフイルムまたはシート4に金、
銀、銅及びパラジウムから選ばれた金属(または
合金)の薄膜5と光屈折率が1.8以上の金属酸化
物例えば酸化チタン、酸化ビスマス、酸化亜鉛、
酸化錫、酸化インジユウム等の透明な薄膜6を積
層したものから構成されている。光屈折率が1.8
未満では透視し難くなるので1.8以上であること
が必要である。
前記透明プラスチツクフイルムまたはシート4
としては、例えばポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレン−2.6−ナフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ポリケ
トン、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフイン樹脂、ポリメチルメタアクリレート等の
アクリル樹脂、ポリスルホンポリフエニレンオキ
シド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリイミド樹脂、セロフアン、セルローズト
リアセテート等のセルローズ系プラスチツク等の
フイルム、シートが挙げられる。しかし、これに
限定されるものではなく、透明なプラスチツクフ
イルムまたはシートであればよい。
熱線反射透明積層体2は透明ガラス1の面とプ
ラスチツクフイルム4とを接着剤により接着結合
させてもよく、あるいは挟持させてもよいが耐久
性の点から結合させることが好ましい。
導電性薄膜3は透明で導電性の例えば、酸化イ
ンジウム、酸化スズ含有酸化インジウム酸化アン
チモン含有酸化スズ、弗素含有酸化スズ等の薄膜
が使用される。
考案の効果 本考案の保冷用シヨーケースによると、 (1) 透明ガラス間に金属の薄膜と光屈折率が1.8
以上の金属酸化物の透明な薄膜の熱線反射透明
積層体を介在させるため、二重ガラスで積層体
を介在させない三重ガラスに相当、三重ガラス
で、積層体を介在させない四重ガラスに相当す
る保冷効果を奏し得られるので保冷用ガラス窓
の構成が簡単となり、その取付けも容易にな
る。
(2) 導電性被膜に通電して完全な結露防止ができ
る上、シヨーケース内は透明な導電性被膜とシ
ヨーケース内とは熱線反射透明積層体により熱
遮断されるので、通電による結露防止に伴う冷
凍への負荷の増加を大幅に抑制し得られると共
に結露防止用の通電量も大幅に低下できる相乗
効果が得られる。
この結露防止により外からの内部観察ができ
なくなるということがない。
(3) 熱線反射透明積層体は片面が透明なプラスチ
ツクフイルムまたはシートで構成されているた
め、ガルス板内面に設けた導電性薄膜と該プラ
スチツクシートまたはフイルムと容易に強固に
結合し得られる。従つて耐久性の強い保冷用ガ
ラス窓を構成し得られる。また該熱線反射積層
体の熱線反射薄膜を透明なプラスチツクフイル
ムまたはシート面に積層したため、取扱いが容
易で且つ任意の大きさになし得るのでガラス板
間に介在させることが極めて容易で、製造コス
トも安くなる。
等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は1面ウインド型保冷用シヨ
ーケースの断面平面図及び前面図、第3図及び第
4図は4面ウインド型保冷用シヨーケースの断面
平面図及び正面図、第5図及び第6図はガラス窓
部の断面図、第7図は熱線反射透明薄膜の側面図
である。 W:ガラス窓部、1:透明ガラス、2:熱線反
射透明積層体、3:導電性薄膜、4:透明プラス
チツクフイルムまたはシート、5:透明な金属ま
たは合金薄膜、6:透明な金属酸化物薄膜、A:
外気側、B:シヨーケース内側。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外気側の透明ガラスの内面に透明な導電性被膜
    を設けると共に、その内側に透明プラスチツクフ
    イルムまたはシートに金属及びまたは金属酸化物
    の薄膜を積層した熱線反射透明積層体を設けた複
    層ガラスからなるガラス窓部を有することを特徴
    とする保冷用シヨーケース。
JP11296678U 1978-08-19 1978-08-19 Expired JPS627997Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11296678U JPS627997Y2 (ja) 1978-08-19 1978-08-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11296678U JPS627997Y2 (ja) 1978-08-19 1978-08-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5530317U JPS5530317U (ja) 1980-02-27
JPS627997Y2 true JPS627997Y2 (ja) 1987-02-24

Family

ID=29062334

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JP11296678U Expired JPS627997Y2 (ja) 1978-08-19 1978-08-19

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JPS5530317U (ja) 1980-02-27

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