JPS6279418A - 光シヤツタアレイおよびその製造方法 - Google Patents

光シヤツタアレイおよびその製造方法

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JPS6279418A
JPS6279418A JP22105785A JP22105785A JPS6279418A JP S6279418 A JPS6279418 A JP S6279418A JP 22105785 A JP22105785 A JP 22105785A JP 22105785 A JP22105785 A JP 22105785A JP S6279418 A JPS6279418 A JP S6279418A
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electro
transparent
conductive film
optical shutter
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JP22105785A
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Toshio Iijima
飯島 俊雄
Hiroshi Sunakawa
寛 砂川
Nobuharu Nozaki
野崎 信春
Kazuhiro Kawajiri
和廣 川尻
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/03Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on ceramics or electro-optical crystals, e.g. exhibiting Pockels effect or Kerr effect
    • G02F1/055Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on ceramics or electro-optical crystals, e.g. exhibiting Pockels effect or Kerr effect the active material being a ceramic
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、電気光学効果を利用した光シャッタアレイの
構造およびその製造方法に関する。
〔従来技術〕
近年、PLZT等のfi:気光学効果を発揮する電気光
学材料が開発されている。ここで電気光学効果とは、印
加された直流または低周波(光周波に比べて)の電界に
よって媒質の屈折率が変化する現象をいう。
このような電気光学材料の代表例としては、9/65/
35(7)比率からなるPLZT (La9原子%Pb
ZrO3/ PbTiO3= 65 / 35 (モル
比)〕の透明セラミックスが周知である。
このPLZTを利用したものとして光シャッタがある。
光シャッタは板状のPLZT素子の片面に一定間隔を隔
てた一対の平面電極を形成したものを、偏光方向が互い
に直行する偏光子と検光子の間に設置した構造となって
おり、電極への印加電圧の0N−OFFによって偏光子
と検光子の間で光の透過、遮断を制御することができる
ものである。
このような光シャッタにおいて、偏光子側より強度Io
、波長入なる単色光を入射させると、検光子を通過する
光の強度工は次式(1)で表わされる。
I=Io 5in2 (升Δn)     ””(1)
ここで、L :光が通過する電気光学効果を有する素子
の厚みに有効光路長) Δn:複屈折 IO:入射光強度 I :出射光強度 (1)式において、ΔnL=入/2となるように複屈折
を選らべばI=Ioとなり、系を通過する光の強度Iは
最大となる。このとき複屈折Δnは素子に印加する電界
の大きさによって変えることができる0例えば、素子が
2次の電気光学効果を有する場合、複屈折Δnは印加す
る電界(E)の2乗に比例して変化し、次式(2)で表
わすことができる。
ここで、R:電気光学定数 E:電界強度 n:屈折率 したがって。
なる大きさの矩形波電圧を印加すると、透過光強度工は
Oから最大値Ioに変化することになる。
さらに(3)より、有効光路長が大きいほど印加′改正
を小さくすることができることになる。
ところで、板状のPLZT素子の片面に平面電極を形成
した構造の光シャッタでは、電界がPLZT板の表面付
近にしか作用せず、十分な電気光学効果が得られないと
いう欠点があった。このため■PLZTの平板の両面に
短冊形電極を対向するように形成した光シャッタアレイ
(特開昭58−130321号)や、■PLZT基板に
板面に対して前置なる溝を形成し、該溝に電極を埋設し
た光シャッタアレイを用いることによって有効光路長を
長くし、少ない駆動電性で十分な電気光学効果を得られ
るようにすることが提案されている(昭和60年10月
3日出願の「光シャッタアレイおよびその製造方法」)
しかし、上記■の光シャー2タアレイでは、電極に入射
光の光路を妨げない位置でワイヤーポンディングをする
ことが困難であり、上記■の光シャー、タアレイでは、
溝電極のPLZT板表面に露出した部分の面積が小さい
ため、ワイヤーポンディングをしにくく、接続したワイ
ヤーの密着性が劣り断線し易いという欠点がある。
一方、従来の光シャッタアレイでは、フォトリソグラフ
ィー等のエツチングにより所望の形状の電極を形成して
いた。その具体的方法は、(1)基板上に電極の材料と
なる金属薄■々を基若等の方法により形成する (2)金属薄膜の上にフォトレジストを塗布する (3)フォトレジストの露光および現像を行う(4)ニ
ー2チンダ液を用いて、フォトレジストの形成されてい
ない部分の金属薄膜を除去する(5)フォトレジスト剥
離液を用いてフォトレジストを除去し、乾燥の後所望の
形状の電極を得る ことにより行われていた。
しかし、このような電極の形成方法では複雑かつ多くの
工程を必要としたため、さらに簡易かつ迅速に光シャッ
タアレイをnA造することが望まれていた。
〔発明の目的〕
本発明の第1の発明は、駆動電圧の低下を図り、隣接光
シャッタ(画素)間のクロストークを防1トシ、さらに
ワイヤーポンディングを容易に行うことができる光シャ
ッタアレイを提供することにある。
本発明の第2の目的は、フォトリソグラフィー等の複雑
な工程によらずして迅速かつ容易な製造を可能とした光
シャッタアレイの製造方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明は、絶縁性透明基板と、この絶縁性透明ジ(板の
上面に並置された複数の電気光学材料製透明部材と、前
記絶縁性透明基板の露出上面およびこの面と隣接する前
記各電気光学材料製透明部材の対向側面に形成された導
電膜と、隣接する前記電気光学材料製透明部材間が電気
的に接続しないように前記絶縁性透明基板上に設けた溝
とを有することを特徴とする光シャッタアレイを提供す
るものである。
本発明はまた4絶縁性透明基板上に透明絶縁性接着剤を
用いて電気光学材料製透明部材を接着し、前記絶縁性透
明基板の露出上面およびこの面に隣接する前記電気光学
材料製透明部材の対向側面に導電膜を形成し、前記電気
光学材料製透明部材と、前記絶縁性透明基板を、その基
板の露出上面に形成された導電膜を切除する深さまで切
断して複数の光シャッタに分離することを特徴とする光
シャッタアレイの製造方法を提供するものである。
以下、本発明の光シャッタアレイおよびその製造方法を
添付図面に示す好適実施例について詳細に説明する。
まず、第1図を参照しつつ本発明の光シャッタアレイの
構成につき説明する。
第1図に示すように、本発明の光シャッタアレイlは、
絶縁性、透明基板2上に実質的に透明な電気光学材料製
部材3が複数個並設されている。
この電気光学材料製透明部材3は、電圧を印加すると、
光変調効果を生ずる性質を有しており。
好ましくは9/65/35の比率からなるPLZTCL
ag原子%PbZrO3/ PbTi03= 65/3
5(モル比)〕の透明セラミックスを用いる。
この他にも、7/65/35.8/65/35.8/4
0/60.12/4015Q、10/65/35の比率
からなるPLZT、60/2.70/8の比率からなる
PBLN、10/65/35の比率からなるPLHT、
4/60/40 、8/60/40(7)比率からなる
PBLNや、S B N 、LiTaO3、LiNbO
3,KH2PO4、ADP、KD2 PO4、BNN、
KTN等も用いることが可能である9 このような電気光学材料は誘起される屈折率変化量が、
電界の1乗に比例する一時電気光学効果(ポンケルス効
果)と、電界の2乗に比例する二次電気光学効果(カー
効果)を発揮するものがあり、いずれを利用することも
可能であるが、二次電気光学効果を発揮するものが好ま
しい。
この部材3は、光シャッタに適した形状、例えばサイコ
ロ状とし、特に駆動部32の面積と、部材3の高さなど
は、十分な光変調効果が得られるように適当に決定する
本発明の光シャッタアレイは、1個の電気光学材料の部
材3が1個の光シャッタアレイすなわち1画素11を形
成し、これらが複数個集合して光シャッタアレイを構成
するものであり、高さの等しい部材3が、絶縁性透明基
板2上に一定間隔を置いて基板2に対してほぼ眞直に並
置されている。
なお、部材3を基板2に設置するには、絶縁性の光学用
透明接着剤を用いて接着することが好ましい。
このような部材3を並設する基台となる絶縁性透明基板
2は、印加電圧に対して絶縁性を有し、実質的に透明な
材料で構成されている。
絶縁性を要するのは、対向する電極である導電膜4.4
間の通電の防止や、各シャッタ間のクロストークの防止
のためである。透明性を要するのは、第1図中の矢印方
向から入射する光が基板2を透過する必要があるためで
ある。
このような絶縁性透明基板2には、一般の光学ガラス、
石英ガラスまたはポリエチレン樹脂、ポリカーボネート
樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、スチロ
ール系樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニ
ル樹脂等の透明樹脂を用いることができる。
このような基板2には、各電気光学材料製透明部材3間
の位置に溝22が形成されている。この満22は、平行
に形成されており、溝22の深さは、基板2の露出上面
に形成された導電膜を切除して電気的接続を行わせない
よう分離する深さである。これにより、各画素11が電
気的に分離され、クロストークが生じることがない。
第1図に示すように、絶縁性透明基板2の電気光学材料
製透明部材3の存在しない露出上面21およびこの面と
隣接する各電気光学材料製透明部材3の対向側面31に
は、電極となるための導電膜4が形成されている。露出
上面21と対向側面31に形成された導電膜4は、電気
的に接続している。
′電気光学材料製透明部材3の対向側面31はそのほぼ
一全域にσって導電膜4を適切な大きさに形成すること
により、有効光路長を長く、駆動電圧を低減するごとが
できる。
また、ワイヤポンディングはワイヤ接続面が互いにモ行
な場合には容易に行うことができる。本発明においては
ワイヤポンディングに用いる面を部材3上の導電膜4と
せず、これに爪部で電気的に接続している基板2上の導
電膜4を用いるので、容易に・ワイヤポンディングを行
うことができる。
このような導電膜4は、Au、 Cu、AI、 Ni等
の金属薄膜や、導電性樹脂、Sn、半田等によって形成
される。膜の密着性向上のためにOr膜を形成し、その
上にAu1Qを形成したものが好ましい。
また、導電膜の膜厚は均一とするのがよく、〜IALf
fi程度とするのがよい。
次に本発明の光シャッタアレイの製造方法を、第2図〜
第4図について詳細に説明する。
絶縁性透明板を機械加工により切断して所定形状の絶縁
性透明基板2を作成し、n2図に示すようにその基板2
上の所定位置に電気光学材料製の角柱33を光学用接着
剤を用いて接着する。光学用接着剤は電極4と接触する
ことがあるので絶縁性を要する。
このような光学用接着剤としては、例えばUV硬化型接
着剤等を用いることができる。
次に第3図に示すように、絶縁性透明基板2の露出上面
およびこの面に隣接する電気光学材料製透明部材33の
対向側面に導電膜4を一体的に形成する。導′I′f膜
4の形成は、塗布法、へ着法、スバアタリング、メッキ
等によって行われる。
この導電膜4の形成は、導電膜を形成しない部分(例え
ば駆動部32の表面)をマスキングしてL配力法により
行うことも可能であるが、好ましくはL配力法にて導電
膜4を形成した後、導′准膜の形成を必要としない部分
を研削または研磨して、その部分を導電膜を除去するこ
とにより行う。これにより製造工程の簡素化が図れる。
さらに、電気光学材料製透明部材33と、絶縁性透明基
板2をその基板露出上面21に形成された導電膜をジノ
除する深さまで切断して、第4図に示すような複数の光
シャッタ(画素)11に分離する。これにより各光シャ
ッタ(画素)11は光学的および電気的に分離され、各
々独立して駆動することができる。
この切断方法は、グイシングツ−やワイヤーソー等を用
いた機械研削加工により行われるが、レーザー力・シテ
ィング等の他の方法によって行うことも可能である。
なお、溝22の巾、ピンチ等の切断条ヂ1゜は3必要と
する画素の数、一画素における駆動部32の面積、クロ
ストークの防1に等を勘案して適宜選択、決定すること
ができる。
なお、基板21部材3、これらの接着剤は同様の光学的
特性を有するものを用いるのがよいことは勿論のことで
ある。
〔発明の作用〕
第5図に示すように1本発明の光シャッタアレイ1の入
射光側に偏光子5を、出射光側に検光子6を互いに平行
に対向して配置する。このとき偏光子5の偏光面の方向
は、第5図における矢印Aで示す方向であり、検光子6
の偏光面の方向は、これと直行する矢印Bで示す方向で
ある。
偏光子5に、矢印Cで示す方向から、平行光束を、G光
子5に直交的に入射させる。この入射光束は自然偏光で
ある。
すると、偏光子5を透過した平行光束は、偏光子5の作
用により直線偏光とされ、その偏光面はAの方向となる
そして、直線偏光された平行光束は、画素11の駆動部
32を透過するが、そのとき、電極に電圧が印加されて
いなけば、透過光の偏光状態に何の変化も生じない。従
って偏光状態を変化させずに透過した光は、検光子6に
到達すると、この検光子6の偏光面の方向と、到達した
光の偏光方向とが直交することにより、検光子6により
遮断される。即ち常閉の状態となっている。
画素11の電極である導電膜4に電圧が印加されている
と、駆動部32に電界が作用し、電気光学効果を生ずる
この電気光学効果により、常光線と異常光線との間には
位相のずれが発生し、この部分を透過した光は、一般に
楕円偏光となる。
このように楕円偏光した光は、その内に、矢印Bで示す
方向の偏光成分を有しているので、この偏光成分の光は
、検光子6を透過して出射光(矢印りで示す)となる。
第5図に示す例と異なり、偏光子5と検光子6の偏光面
の方向を同一になるように偏光子5と検光子6を互いに
平行に対向して配置した場合には、画素11の電極に電
圧を印加すると透過光は検光子6により遮断され、電極
に電圧を印加しないと透過光はさらに検光子6を透過す
る。このような常開の状態とすることもできる。
このように各画素11電極への印加電圧の0N−OFF
によって光シャッタアレイの光の透過、遮断を制御する
ことができる。
また、印加電圧を制御することにより透過光の強度を制
御することもできる。
光シャッタアレイを構成する各画素は、各々独ゲした電
気光学材料製透明部材で構成され、これらは電気的にも
光学的にも分離されているので、隣接画素間でクロスト
ークを生じることはない。
さらに、電気光学材料製透明部材の対向側面全域に電極
が形成されるので、光路のほぼ全域に亘って電界が生じ
、駆動電圧の低減が図られる。
この光シャッタアレイは、1例として、ハードコピー用
のプリンタに利用することができる。これは光シャッタ
アレイの出射光側に集光性光伝送体アレイ、感光体、現
像装置および転写チャージャーを備えたプリンタを配置
しく図示せず)、光シャッタアレイの各画素毎に光の透
過、遮断の制御を同時に行って紙面に印字を行うもので
ある。
〔実施例〕
組成が9/65/35のPLZTブロックカラクリスタ
ルカッターを用いて厚さ1.5mmのウェハーを切り出
し、ダイヤ液を用いて片面を鏡面研磨した。
次いでダイシングソーを用いてこのウェハーから巾0.
3mm X長さ151!IIIX高さ1.5 amのP
LZT角柱を切り出した。
一方、グイシングツ−を用いて厚さ0.3 amで両面
鐙面仕上げ済みの石英ガラスウェハーから巾10mmX
長さ15mm+X厚さ0.3 amのカラス板を切り出
した。
次に前記したPLZT角柱の鏡面にUV硬化型光学用接
着剤N0A65(ノーランドプロダクツ社製)を塗布し
、前記石英ガラス板上に貼り合わせた後、紫外線を照射
して硬化させた。
次にこの石英ガラス板のPLZT角柱が存在しない露出
上面と、この面と隣接するPLZT角柱の対向側面にス
パッタリング法によって先ずクロムを250人の厚さま
で付着させ1次に金を1ルmの厚さまで付着させて、導
電膜を形成した。
次いでダイシングソー(ディスコ社VDAD−2H/6
型)に厚さ30 p、mのブレード(NBC−SZ−S
)をセットして、第4図に示すように500 gtsの
ピッチで、ガラス板上面から30pmの深さまでPLZ
T角柱を切断分離した。このときの切断条件は、回転数
3000Orpm、切断速度0.5 am/Seeであ
った。
最後にダイヤ液を用いて分離されたPLZT部材の上面
を、鏡面研磨し、また、ガラス板の側面を研削して、光
シャッタアレイを作成した。
この光シャッタアレイのガラス板の上面に形成された電
極にワイヤポンディングしたところ、これが容易かつ確
実に行うことができた。
〔発明の効果〕
本発明の光シャッタアレイによれば、各光シヤツタ間を
電気的および光学的に分離することにより、隣接光シャ
ッタ間のクロストークを防止することができる。
また、電気光学材料製透明部材の対向側面全域に電極を
適当な大きさに選定することにより、有効光路長を長く
することができ、駆動電圧を低減することができる。
さらに1部材3と垂直をなす絶縁性透明基板の露出上面
に導電膜を形成したことにより、この部分にてワイヤポ
ンディングを容易にでき、従来に比して入射光の光路を
妨げることのない配線接続が可能となる。
本発明の光シャッタアレイの製造方法によれば、電極を
形成するに際し、フォトリソグラフィーによるエツチン
グ等の複雑な工程が不要であるため、製造工程を単純化
し、簡易かつ迅速に光シャッタアレイを製造することが
でき、さらに歩留りの向上とコストダウンを図ることが
できる。
また、加工精度の高い光シャッタアレイを製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の光シャッタアレイの斜視図である。 第2図、第3図および第4図は、本発明の光シャッタア
レイの製造方法の工程を示す斜視図である。 第5図は、本発明の光シャッタアレイを使用する例を示
す斜視図である。 符号の説明 1・・・光シャッタアレイ、 11・・・光シャッタ(画素)、 2・・・絶縁性透明基板、 21・・・露出上面、 22・・・溝、 3・・・電気光学材料製透明部材、 31・・・一対向側面、 32・・・駆動部、 33・・・電気光学材料製の角柱、 4・・・導電膜、 5・・・偏光子。 6・・・検光子 特許出願人  富士写真フィルム株式会社FIG、1 FtG、2 FIG、3 FIG、4 FIG、5

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁性透明基板と、この絶縁性透明基板の上面に
    並置された複数の電気光学材料製透明部材と、前記絶縁
    性透明基板の露出上面およびこの面と隣接する前記各電
    気光学材料製透明部材の対向側面に形成された導電膜と
    、隣接する前記電気光学材料製透明部材間が電気的に接
    続しないように前記絶縁性透明基板上に設けた溝とを有
    することを特徴とする光シャッタアレイ。
  2. (2)絶縁性透明基板上に透明絶縁性接着剤を用いて電
    気光学材料製透明部材を接着し、前記絶縁性透明基板の
    露出上面およびこの面に隣接する前記電気光学材料製透
    明部材の対向側面に導電膜を形成し、前記電気光学材料
    製透明部材と、前記絶縁性透明基板を、その基板の露出
    上面に形成された導電膜を切除する深さまで切断して複
    数の光シャッタに分離することを特徴とする光シャッタ
    アレイの製造方法。
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