JPS627919Y2 - - Google Patents

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JPS627919Y2
JPS627919Y2 JP1983125984U JP12598483U JPS627919Y2 JP S627919 Y2 JPS627919 Y2 JP S627919Y2 JP 1983125984 U JP1983125984 U JP 1983125984U JP 12598483 U JP12598483 U JP 12598483U JP S627919 Y2 JPS627919 Y2 JP S627919Y2
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gas cylinder
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ガスボンベの口金部に取付けて燃料
ガスを取出すガス取出具の取付装置に関する。
〔従来技術〕
従来、この種の装置は第7図に示すものがあ
る。これは、ガスボンベ53の口金部56にガス
取出具55の弁体57を挿入し、弁体57の鍔5
8の周面にネジ嵌合する筒状キヤツプ59を回転
させて下降させ、係止金具60を内方にたわませ
てガスボンベ53の口金部56の外周縁に係合さ
せガス取出具55をガスボンベ53に固定するよ
うにしたものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところがこうしたものでは、次のような欠点が
ある。
即ち、筒状キヤツプ59がガスボンベ53の径
と同径に形成されることからガス取出具55が大
形なものとなり、例えばキヤツプやハイキング等
で野外に持運ぶ場合に嵩張つて大変不便である。
また、ガスボンベ53やガス取出具55に他物
が当つてガス取出具55をボンベ口金部56に取
付けている係止金具60が変形すると、ガス取出
具55がボンベ口金部56から簡単に抜け外れて
しまう。
そこで、例えば第4図乃至第6図に示すような
構造にすることが考えられる。
これを詳述すると、第4図に示すように、キヤ
ンプ等、野外に運んで使用されるガスボンベ式の
ランタンは台座2にガスボンベ3を挿入して立上
げるとともに、上部に火屋4を取付けたガス取出
具5をガスボンベ口金部6に嵌着してある。
ガス取出具5は、第5図及び第6図に示すよう
になつている。
即ち、ガス取出具5は弁体7と摺動子8及び締
付操作具9とからなり、弁体7はその上端部に発
光燃焼器10を嵌着するガス出口11を開口し、
下半部を細筒状の筒袖部12に形成し、筒袖部1
2の下端にガス入口13を開口してあり、ガス出
口11及びガス入口13は弁機構14を備えたガ
ス通路15で連通してある。
そして、摺動子8は、弁体7の下半部に形成し
た筒袖部12に、回止め手段16で筒袖部12と
は相対回転不能で上下摺動自在に外嵌させてあ
る。
回止め手段16は、筒袖部12の周面の一部を
切削して回止め係合部10を形成し回止め係合部
17とこの回止め係合部17が嵌合する摺動子8
の嵌合孔18とで構成してある。
締付操作具9は上下2枚の板19,20をビス
21で固着して形成した鍔状の操作部22と、操
作部22の下面22aから一体に延出した筒ボス
部23とで形成され、筒ボス部23の内周面24
に形成した雌ネジ25を摺動子8の外周面8aに
形成した雌ネジ26にネジ嵌合させてある。
締付操作具9の筒ボス部23の下半部には、ス
リツト27を設けるとともに筒ボス部23の内周
面24の下端寄り部は先細りのテーパ状周面28
に形成してあり、スリツト27部分の周壁部分と
テーパ状周面28とで押拡固定部29が形成され
る。
尚、筒ボス部23の内周面24に設けられるテ
ーパ状周面28は、先広がりに形成するようにし
てもよく、この場合、摺動子8は押拡固定部29
の下方から上昇して押拡固定部29を外方に押拡
げるようにする。
また、締付操作具9の鍔状の操作部22を形成
する2枚の板19,20のうち、上方の板19が
弁体5の筒袖部12に嵌着した抜止めリング30
で抜止状に筒袖部12に枢支してある。
また、ガスボンベ3の口金部6には位置決め溝
39が凹設されていて、この位置決め溝39でガ
スボンベ3のガス取出管45の先端開口42がガ
スボンベ3の内部でどこに位置しているかがわか
るようになつている。
上記のように構成したガス取出具5の作用を次
に説明する。
台座2に嵌着して立設したガスボンベ3の上方
のボンベ口金部6に締付操作具6の下端部の押拡
固定部29を挿入し、弁体5と締付操作具9を相
対回転させると、弁体5の筒袖部12に外嵌して
いる摺動子8は筒袖部12との間に設けた回止め
手段16のために筒袖部12と同行回動し、締付
操作具9とは相対回転する。
こうして、摺動子8とネジ嵌合している締付操
作具9の筒ボス部23とが相対回転すると、ネジ
嵌合のため摺動子8が下方に送り出され、摺動子
8の先端部8bが筒ボス部23のテーパ状周面2
8に接当した後も摺動子8がさらに下降するとテ
ーパ状周面28を押圧して押拡固定部29を押拡
げ、その外周面をガスボンベ3のボンベ口金部6
の内周面6aに確りと内接してガス取出具5をボ
ンベ口金部6に固定するようになる。
ところが、こうしたものでは、第1図に示すよ
うにガスボンベ3を傾斜させた状態で使用する
と、筒ボス部23の押拡固定部29とボンベ口金
部6の内周面6aとの内嵌状態が緩くなつていた
場合には、ガスボンベ3が回動してしまうことが
あり、ガス取出管45の先端開口42が正規の位
置からずれているのに気がつかないで、そのまま
使用するという不具合があつた。
本考案は、小形でありながらも確実に、しか
も、使用中に位置ずれの生じないガス取出具の取
付装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するために、例え
ば、第一図乃至第3図に示すように構成たもので
ある。
即ち、ガス流量を調節する弁機構14を備えた
弁体7に弁機構14の弁操作軸41をその一部が
外部に突出する状態で付設するとともに、弁体7
から筒軸部12を下方に延出し、ガスボンベ3の
ボンベ口金部6に凹設した位置決め溝39に挿抜
自在に係合する舌片40と弁操作軸41に挿抜自
在に係合する係合溝37とをガスボンベ取付位置
決め具33に形成し、筒軸部12に摺動子8を回
止め手段16で回転不能で上下摺動可能に外嵌
し、摺動子8に鍔状操作部22と筒ボス部23と
からなる締付操作具9の筒ボス部23をネジ嵌合
させて外嵌し、筒ボス部23の下半部にスリツト
27を形成するとともに、筒ボス部23の内周面
24の下端寄部分をテーパ状周面28に形成して
筒ボス部23の下端部押拡固定部29を形成し、
この押拡固定部29をガスボンベ3の口金部6に
挿入するとともに、ガスボンベ取付位置決め具3
3で弁体7の弁操作軸41とボンベ口金部6の位
置決め溝39との位置決めをした後で、弁体7を
固定した状態で締付操作具9を回転させて摺動子
8を昇降移動させ、筒ボス部23のテーパ状周面
28を摺動子8で押圧して押拡固定部29を押拡
げ、ボンベ口金部6の内周面6aに内嵌固定する
ように構成したものである。
〔作用〕
次に、作用を説明する。
ガスボンベ3の口金部6に設けた位置決め溝3
9を正規の位置に設定し、その後、ガスボンベ取
付位置決め具33の舌片40をボンベ口金部6の
位置決め溝39に係合させるとともに、その係合
溝37を弁体7の弁操作軸41に係合させること
により、ガスボンベ3と弁操作軸41との位置決
め・固定を行なう。
次に弁体7を固定した状態で締付操作具9を回
転させると、ガスボンベ3と弁操作軸41とが位
置決め・固定されたまま、摺動子8が押拡固定部
29を押拡げながら上昇移動(又は下降移動)し
て、押拡固定部29がボンベ口金部6の内周面6
aに内嵌固定される。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を第1図乃至第3図に基
づき説明する。
第1図に示すように、ガスボンベ3は簡易ガス
コンロ32に傾斜させて取付けられている。
そして、ガス取出具5は、第2図及び第3図に
示すように、弁体7と摺動子8と締付操作具9及
びガスボンベ取付位置決め具33とからなつてい
る。これらのうち弁体7と摺動子8と締付操作具
9とについては、その全体構造、作用等を先に詳
述しているので、その説明は省略する。
上記ガスボンベ取付位置決め具33は円板34
の中央部に弁体7の筒袖部12が貫通する貫通孔
35を明け、円板34の周縁36からU字溝(係
合溝)37を設けた係合片38を上方に立上げる
とともに、ガスボンベ3の口金部6に設けられる
位置決め溝39に嵌入する位置決め用舌片40を
下方に向けて延出したものである。
こうして形成したガスボンベ取付位置決め具3
3の円板34部分を弁体7と締付操作具9の鍔状
操作部22との間に挟持させ、ガスボンベ3の口
金部6に設けた位置決め溝39を正規の位置に設
定した状態で、係合片38のU字溝37を弁体7
の弁操作軸41に係合させるとともに、位置決め
溝39に位置決め用舌片40を突入嵌合させる。
すると、第3図に示すようにL字状ガス取出管4
5の先端開口42がガスボンベ3内の液化燃料ガ
ス43の液面44上に常に位置し、ガスボンベ3
の燃料ガスは気体で取出せる。
〔効果〕
本考案は、上述のように構成され、作用するこ
とから、次の効果を奏する。
(イ) ガス取出具を弁体と摺動子と締付操作具及び
スボンベ取付位置決め具で構成し、締付操作具
の下端部に形成した押拡固定部をガスボンベの
ボンベ口金部に挿入し、摺動子を昇降させると
押拡固定部が外方に押拡がり、ボンベ口金部の
内周面に押拡固定部が圧接してガス取出具をボ
ンベ口金部に確りと固定できるようにしてある
ので次の効果を奏する。
即ち、ガス取出具の最大径である締付操作具
の鍔状操作部は簡単に手回しできるような小形
のもので済むので、ガス取出具をガスボンベの
外径と同径に形成する従来例のガス取出具に比
べて大巾に小形にすることができる。これによ
り、キヤンプやハイキング等の野外使用に嵩張
らず楽に持運ぶことができる。
しかも、ガス取出具のボンベ口金部への取付
けはボンベ口金部に挿入した押拡固定部を締付
操作具の回転操作で昇降摺動する摺動子で押拡
げてボンベ口金部の内周面に圧接させて固定す
るので、ガス取出具をボンベ口金部に係止金具
で取付ける従来のものに較べて結合力が大巾に
向上する。従つて、ガスボンベに他物が当たつ
てもガス取出具がボンベ口金部から簡単に抜外
れるのを防止できる。
(ロ) ガスボンベ取付位置決め具の係合溝を弁体の
弁操作軸に係合するとともに、その舌片をボン
ベ口金部の位置決め溝に係合することにより、
弁操作軸とガスボンベとを位置決め、固定する
ようにしたので、ガスボンベを傾斜させた状態
で使用しても、ガスボンベが回動することがな
く、位置ずれが起こらない。
しかも、ガス取出具の取付時に、ガスボンベ
のガス取出管の先端開口を正規の位置に設定す
ると同時に、弁体の弁操作軸を操作のし易い位
置に設定することができ、取付け作業に手間取
らない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を、第4図
乃至第7図は従来列を示し、第1図は簡易コンロ
の斜視図、第2図はガスボンベ取出位置決め具の
斜視図、第3図は第1図の要部の縦断側面図であ
り、第4図はガスボンベ式ランタンの側面図、第
5図は要部の縦断側面図、第6図は要部の分解斜
視図、第7図は要部の一部縦断側面図である。 3……ガスボンベ、6……ボンベ口金部、6a
……6の内周面、7……弁体、8……摺動子、9
……締付操作具、12……筒袖部、14……弁機
構、16……回止め手段、22……9の操作部、
23……筒ボス部、24……23の内周面、27
……スリツト、28……テーパ状周面、29……
押拡固定部、33……ガスボンベ取付位置決め
具、37……係合溝、39……位置決め溝、40
……舌片、41……弁操作軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガス流量を調節する弁機構14を備えた弁体7
    に弁機構14の弁操作軸41をその一部が外部に
    突出する状態で付設するとともに、弁体7から筒
    軸部12を下方に延出し、ガスボンベ3のボンベ
    口金部6に凹設した位置決め溝39に挿抜自在に
    係合する舌片40と弁操作軸41に挿抜自在に係
    合する係合溝37とをガスボンベ取付位置決め具
    33に形成し、筒軸部12に摺動子8を回止め手
    段16で回転不能で上下摺動可能に外嵌し、摺動
    子8に鍔状操作部22と筒ボス部23とからなる
    締付操作具9の筒ボス部23をネジ嵌合させて外
    嵌し、筒ボス部23の下半部にスリツト27を形
    成するとともに、筒ボス部23の内周面24の下
    端寄部分をテーパ状周面28に形成して筒ボス部
    23の下端部に押拡固定部29を形成し、この押
    拡固定部29をガスボンベ3の口金部6に挿入す
    るとともに、ガスボンベ取付位置決め具33で弁
    体7の弁操作軸41とボンベ口金部6の位置決め
    溝39との位置決めをした後で、弁体7を固定し
    た状態で締付操作具9を回転させて摺動子8を昇
    降移動させ、筒ボス部23のテーパ状周面28を
    摺動子8で押圧して押拡固定部29を押拡げ、ボ
    ンベ口金部6の内周面6aに内嵌固定するように
    した事を特徴とするガス取出具のガスボンベへの
    取付装置。
JP12598483U 1983-08-12 1983-08-12 ガス取出具のガスボンベへの取付装置 Granted JPS6034199U (ja)

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JP12598483U JPS6034199U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 ガス取出具のガスボンベへの取付装置

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JP12598483U JPS6034199U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 ガス取出具のガスボンベへの取付装置

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JPS6034199U JPS6034199U (ja) 1985-03-08
JPS627919Y2 true JPS627919Y2 (ja) 1987-02-24

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JP12598483U Granted JPS6034199U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 ガス取出具のガスボンベへの取付装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061017Y2 (ja) * 1987-06-16 1994-01-12 ムサシノ工芸株式会社 商品陳列用台車

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4212396Y1 (ja) * 1965-03-31 1967-07-12
JPS4812966U (ja) * 1971-06-23 1973-02-13

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4212396Y1 (ja) * 1965-03-31 1967-07-12
JPS4812966U (ja) * 1971-06-23 1973-02-13

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