JPS627770A - 漁網防汚剤組成物 - Google Patents

漁網防汚剤組成物

Info

Publication number
JPS627770A
JPS627770A JP60148096A JP14809685A JPS627770A JP S627770 A JPS627770 A JP S627770A JP 60148096 A JP60148096 A JP 60148096A JP 14809685 A JP14809685 A JP 14809685A JP S627770 A JPS627770 A JP S627770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copolymer
weight
methacrylate
acrylate
units
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60148096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6254833B2 (ja
Inventor
Takeshi Hamachi
浜知 武
Hiroshi Kawabuchi
川渕 啓
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kasei Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kasei Co Ltd filed Critical Nitto Kasei Co Ltd
Priority to JP60148096A priority Critical patent/JPS627770A/ja
Publication of JPS627770A publication Critical patent/JPS627770A/ja
Publication of JPS6254833B2 publication Critical patent/JPS6254833B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は漁網に強ばり及び粘着性を生じさせない漁網用
防汚組成物に関する。
〔従来の技術〕
すぐれた漁網防汚剤としてトリブチル錫メタクリレート
コポリマーが用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来のトリブチル錫メタクリレートコポリマー
で処理された漁網は、寒冷地において。
強ばシを生じる。このため1巻き取シや、積みかさね時
にかさ高くなシ漁網の移動、運搬に支障を来し、極端な
場合は膜のヒビ割れを生じ、そこから汚損を生じる。
これを改良するために、ガラス転位点の低い化ツマ−を
トリブチル錫メタクリレートと共重合すせる方法がある
が、こうして得られたトリブチル錫メタクリレートコポ
リマーの使用は塗膜に極端な粘着性を生ぜしめ、薄いポ
リマー膜は破壊される。また、塗膜の溶解性を早め、防
汚効果は短期化する。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明者等は、上記欠点を改良するため、鋭意研究の結
果、異なる組成の、特定のトリブチ/I/錫メタクリレ
ートコポリマー同志をブレンドすることによって得られ
る漁網防汚組成物を用いれば。
上記問題点を解決することを見出し1本発明に到った。
すなわち1本発明は。
トリブチル錫メタクリレートと他の重合性不飽和化合物
との共重合体を主成分とする漁網防汚剤において、該共
重合体として (a)トリブチル錫メタクリレートの単位を30〜80
重量%、残りの部分が一般式CH2= CH−−COO
R(式中Rは炭素数4〜12個のアルキル基を示す)で
表わされるアクリル酸エステル化合物の単位を含有する
1種又は2種以上の共重合体30〜70重量%と (b))!Jグチル錫メタクリレートの単位を60〜9
0重量%、メチルメタクリレートの単位を10〜40重
量%、残υの部分が重合しうる不飽和化合物の単位を含
有する1種又は2種以上の共重合体70〜30重量%と
からなる共重合体混合物を用いることを特徴とする漁網
用防汚組成物である。
本発明の(a)において使用されるアクリル酸エステル
としては2例えば、n−ブチルアクリレート。
1so−ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート
、アミルアクリレート、ヘキンルアクリレート、n−オ
クチルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレート
、ラウリルアクリレートなどが挙げられ、好ましくはブ
チルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレート及
びアミルアクリレートである。
さらに1本発明の(b)における重合しうる不飽和化合
物としては9例えば、メチルアクリレート。
エチルアクリレート、n−ブチルアクリレート。
アミルアクリレート、ヘキシルアクリレート等のアクリ
ル酸エステル類、エチルメタクリレート。
ブチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート
等のメタクリル酸エステl 類、 酢酸?=7二ル。
スチレン、ビニルピロリドン等の重合性ビニルモノマー
などが挙げられ、好ましくはアクリル酸エステル類であ
る。
本発明の漁網用防汚組成物は1種又は2種以上の共重合
体(a)30〜70重量%と1種又は2種以上の共重合
体(b)70〜30重量%とからなる共重合体混合物で
ある。
本発明の(a)における共重合体にトリブチル錫ツタク
リレートの単位が30〜80重量%含まれる。
30重量%未満の場合は共重合体(a)自身の加水分解
性がそこなわれる。また80重量%を越えると強度が低
下し、もろくなる。
(a)は柔軟性を担う部分であシ、一般式CH2=CH
−C0OR(R= C4〜C12アルキルル酸エステル
化合物においてRが炭素数3以下のものは柔軟性への寄
与が悪く,炭素数13以上のものは著しい粘着を生じる
(b) !ー1:主に防汚性を担う部分であり,本発明
の(b)における共重合体にトリブチル錫メタクリレー
トの単位が60〜90重量%含まれる。 60重量%未
満の場合は防汚性が低下する。また90重量%を越える
と粘着性がでてくるので好ましくない。
さらに、本発明の(b)における共重合体にはメチルメ
タクリレートが10〜40重量%含まれる。
10重量%未満でも40重量%を越えても塗膜に十分な
強度を付与することができない。10〜40重量%のメ
チルメタクリレートの使用は不可欠である。
このようにして得た本発明の漁網用防汚組成物は必要に
よシ着色染料を加えてトルエン、キシレン等の炭化水素
.変性アルコール、ブチルアルコール 、  イ ソ 
プ ロ ピルレア ル コ ー ル等の ア ル コ 
ール類。
を浸漬し,取出し,乾燥して漁網に塗布される。
〔発明の効果〕
本発明の漁網用防汚組成物は次の特長を有する。
すなわち、本発明の特定のトリブチル錫メタクリレート
コポリマーブレンドを用いることにより。
従来のトリブチル錫メタクリレートコポリマーと比べて
、長期の防汚効果を示し、さらに柔軟性の大きい割に粘
着性が極めて少ないために9強ばシのない有用な漁網を
得ることができる。
次に製造例、実施例を挙げて本発明を説明するが、各列
中の%は重量%を示すものとする。
製  造  例  A 温度計、還流冷却器及びかくはん用モーターを備えた1
t−4ツロフラスコにトリブチル錫メタクリレート16
0 P 、  アミルアクリレート240F及びキシン
ン4002を仕込み、更にベンゾイルパーオキサイド5
りを加え、90°〜95°Cで8時間重合を行い、共重
合体溶液[A]を得だ。この共重合体割合囚は微黄色液
体で加熱残分49.8%、粘度180 CpS(25℃
)1重量平均分子量41.,000を有していた。
製造例B−に 製造例Aと同じフラスコに下記第1表の重合性モノマー
を入れ、その後は製造例Aと同条件及び同操作で重合を
行ない、共重合体溶液CB〕〜rK]を得た。いずれの
製造例においても、キンレン及びペンゾイルパーオギサ
イドは製造例Aと同量用いた。
第   1    表 (注)第1表中の記号は次のことを示す。
TBTMA : I−リグチ)V錫メタクリレ−)BA
ニブチルアクリレート OA:2−エチルへキシルアク
リンートAA:アミpアクリレート  MMA :メチ
ルメタクリレートHMA ニブチルメタクリレート 得られた各共重合体の物性は第2表の通シであった。
第   2   表 実施例1〜5 製造例A−Eで得られた共重合体溶液CA1〜〔E〕を
下記第3表の割合で混合し1本発明の防汚組成物とした
。また、これらの組成物の(a)、(b)共重合体割合
を同表に示す。
第   3    表 比較例1〜5 製造例F−Jで得られた共重合体溶液(Fl〜〔J〕を
そのまま使用し、比較例1〜5の防汚組成物とした。尚
、比較例1〜5゛の固形物に含有される化ツマ一単位の
組成比は、第4表に示した如く、実施例1〜5のそれと
一致させた。
第   4    表 (注)第4表中の記号は次のことを示す。
TBTMA : l−リブチル錫メククリレート MM
A :メチルメタクリレート BA:フ゛チルアクリレ
ート AAニアアミアクリレート OA 2−エチルヘ
キシルアクリレート 比較例6〜7 比較のため、実施例3及び4における共重合体溶液〔B
〕にかえて共重合体溶液[K)を用い、共重合体溶液[
:D]及び〔E〕と下記の割合で混合し、比較例6及び
7とした。
比較例6 溶液[K] : 10部と溶液CDI : 
20部比較例7 溶液[K] : 15部と溶液[E〕
: 15部比  較  例  8〜9 実施例2及び3において(a)、 (b)共重合体割合
を下記のように変えたものを各々比較例8及び9とした
比較例8 溶液(A) : 6部と溶液[E) : 2
4部(a) 20%、(b)80% 比較例9 溶液[B]: 24部と溶液CD) : 6
部(a)80%、(b)20% ■ 強ばシ及び粘着性の評価試験 実施例1〜5及び比較例1〜9で得られた各防汚組成物
100部にキシレン100部を加え希釈した。
各希釈溶液にポリエチレン製漁網(24本、8節)20
 X 40 cm切片を浸漬し、数分後に取シ出し室温
で1日風乾させた。粘着性は指触によジ室温(15℃)
で調べた。その後−5℃の部屋に8時間静置し、同部屋
内で、無処理の同形の漁網をブランクとして、指触にて
強ばりを調べた。結果を第5表に示す。
■防汚試験 実施例1〜5及び比較例1〜9で得られた各防汚組成物
100部にキシレン250部を加え希釈した。
各希釈溶液にポリエチレン製漁網(24本、8節)30
 X 40 cm切片を浸漬し、数分後に取り出し室温
で1日風乾させた。こうして処理した各網を鉄製枠に取
付け、三重県尾鷲湾にて6ケ月間筏垂下浸漬に供した。
 結果を第5表に示す。
第   5   表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トリブチル錫メタクリレートと他の重合性不飽和化
    合物との共重合体を主成分とする漁網防汚剤において、
    該共重合体として (a)トリブチル錫メタクリレートの単位を30〜80
    重量%、残りの部分が一般式CH_2=CH−COOR
    (式中Rは炭素数4〜12個のアルキル基を示す)で表
    わされるアクリル酸エステル化合物の単位を含有する1
    種又は2種以上の共重合体30〜70重量%と (b)トリブチル錫メタクリレートの単位を60〜90
    重量%、メチルメタクリレートの単位を10〜40重量
    %、残りの部分が重合しうる不飽和化合物の単位を含有
    する1種又は2種以上の共重合体70〜30重量%と からなる共重合体混合物を用いることを特徴とする漁網
    用防汚組成物。
JP60148096A 1985-07-04 1985-07-04 漁網防汚剤組成物 Granted JPS627770A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60148096A JPS627770A (ja) 1985-07-04 1985-07-04 漁網防汚剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60148096A JPS627770A (ja) 1985-07-04 1985-07-04 漁網防汚剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS627770A true JPS627770A (ja) 1987-01-14
JPS6254833B2 JPS6254833B2 (ja) 1987-11-17

Family

ID=15445152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60148096A Granted JPS627770A (ja) 1985-07-04 1985-07-04 漁網防汚剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS627770A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01141135A (ja) * 1987-11-27 1989-06-02 M A Shii Sankoo Kk 受け具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023458A (ja) * 1983-07-18 1985-02-06 Nippon Paint Co Ltd 密着性および耐クラツク性良好な水中防汚塗料

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023458A (ja) * 1983-07-18 1985-02-06 Nippon Paint Co Ltd 密着性および耐クラツク性良好な水中防汚塗料

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6254833B2 (ja) 1987-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3755237A (en) Vinyl acetate-alpha olefin copolymer compositions
KR920009613B1 (ko) 경질 또는 고정 염기 투과성 중공 입자 분산액의 제조방법
JP3338558B2 (ja) 水性ラテックスポリマー組成物
FI95585B (fi) Polymeeripartikkelit ja niiden valmistaminen
KR900700554A (ko) 고성능 감압성 접착제 중합체
KR960014231A (ko) 플루오르화 아크릴계 및 메타크릴계 라티스 및 이의 혼합물, 이의 제조 방법 및 소수성 코팅 분야에서의 이의 용도
KR940002309A (ko) 비닐 아세테이트-에틸렌 공중합체와 아크릴산 또는 말레산 무수물-함유 공중합체의 혼화성 배합물
JPS627770A (ja) 漁網防汚剤組成物
JP2021113310A (ja) 感温性微粒子
US2887464A (en) Composition comprising copolymers of methyl methacrylate and alpha-methylstyrene with polymers of acrylic esters
JP5680339B2 (ja) 接着剤およびその製造方法
JPH10182987A (ja) 摺動性樹脂組成物
TW574299B (en) Vinyl chloride resin composition
JPS59147058A (ja) 彩石プラスタ−用の濃化結合剤
EP0697423B1 (en) Aqueous polymer dispersions for coating wood
JP2542813B2 (ja) 塗料用樹脂組成物
JPH0525914B2 (ja)
JPH02115238A (ja) プラスチック塗料用樹脂組成物
JPH08176467A (ja) 窯業セメント系外装材仕上げ塗料用エマルジョン
JPH0543855A (ja) 剥離性粘着剤組成物
JPH05179092A (ja) エマルション組成物
JPS6030698B2 (ja) アクリル樹脂組成物
JPS627230B2 (ja)
JPS58206652A (ja) 農業用塩化ビニル系樹脂フイルム
JPS5996114A (ja) 多層構造重合体の製造方法