JPS6276710A - 磁性薄膜の製造方法 - Google Patents
磁性薄膜の製造方法Info
- Publication number
- JPS6276710A JPS6276710A JP21736485A JP21736485A JPS6276710A JP S6276710 A JPS6276710 A JP S6276710A JP 21736485 A JP21736485 A JP 21736485A JP 21736485 A JP21736485 A JP 21736485A JP S6276710 A JPS6276710 A JP S6276710A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin film
- rare earth
- plate
- sputtering
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は磁性薄膜の製造方法に関し、特に光磁気効果を
有する垂直磁性薄膜を非晶質基板上に作製する方法に関
する。
有する垂直磁性薄膜を非晶質基板上に作製する方法に関
する。
[従来の技術]
非晶質基板上にBi含有希土類鉄ガーネット多結晶膜を
製造する方法として、Bi+Feおよび希土類を含むタ
ーゲットをスパッタして非晶質基板上に非晶膜を一旦形
成した後、熱処理を行なって該非晶質膜を結晶化させB
j含佇希土類鉄ガーネット膜とする方法が知られている
。
製造する方法として、Bi+Feおよび希土類を含むタ
ーゲットをスパッタして非晶質基板上に非晶膜を一旦形
成した後、熱処理を行なって該非晶質膜を結晶化させB
j含佇希土類鉄ガーネット膜とする方法が知られている
。
[発明が解決しようとする問題点コ
、前記従来の磁性薄膜の製造方法は、表面状態の良好な
昨直磁化膜が得られる利点を有するもののスパッタリン
グ処理の後、650〜700 ’Cと高温の熱処理操作
を行なうため基板として使用される材質に650〜70
0 ’Cの耐熱性が要求される問題点があった。この様
な耐熱性を何する非晶質材料は一般に高価であるため般
用性に欠け、又熱処理操作自身も手間とエネルギーを要
する問題かあった。
昨直磁化膜が得られる利点を有するもののスパッタリン
グ処理の後、650〜700 ’Cと高温の熱処理操作
を行なうため基板として使用される材質に650〜70
0 ’Cの耐熱性が要求される問題点があった。この様
な耐熱性を何する非晶質材料は一般に高価であるため般
用性に欠け、又熱処理操作自身も手間とエネルギーを要
する問題かあった。
[問題点を解決するための手段]
上記問題点を解決するために本発明は、B l +Fe
および希土類を含むターゲットをスパッタして非晶質基
板上にBi含何希土類鉄ガーネント薄膜形成させる磁性
薄膜の製造方法において、450〜600℃の非晶質基
板にに25−3e%の金属イオンサイトがBiであるB
i含打希土類鉄カーネット多結晶膜を成長させている。
および希土類を含むターゲットをスパッタして非晶質基
板上にBi含何希土類鉄ガーネント薄膜形成させる磁性
薄膜の製造方法において、450〜600℃の非晶質基
板にに25−3e%の金属イオンサイトがBiであるB
i含打希土類鉄カーネット多結晶膜を成長させている。
本発明により作成する希土類鉄ガーネットとしてはRe
0Bi■FE■M@o工、で 示されるものがある。(
Reは希土類元素、MはFeと置換可能な元素例えばA
It Ga+ Cu+Ge、Cu+V等3価イオン又は
3価と等価なイオンの組合せ、2.5≦■+O≦3.5
,0.5≦■≦1.4,4.5≦O+O≦5.5) 上記ガーネット組成中のFeff1はガーネット中の金
属イオンサイト(■+■+○+@”==−8)の43〜
56%のものがキュリ一温度が常温より高く、大きなフ
ァラデー回転角の垂直磁化膜を得るために好まれる。
0Bi■FE■M@o工、で 示されるものがある。(
Reは希土類元素、MはFeと置換可能な元素例えばA
It Ga+ Cu+Ge、Cu+V等3価イオン又は
3価と等価なイオンの組合せ、2.5≦■+O≦3.5
,0.5≦■≦1.4,4.5≦O+O≦5.5) 上記ガーネット組成中のFeff1はガーネット中の金
属イオンサイト(■+■+○+@”==−8)の43〜
56%のものがキュリ一温度が常温より高く、大きなフ
ァラデー回転角の垂直磁化膜を得るために好まれる。
父上記ガーネット組成中のB1ff1はガーネット中の
金属イオンサイト(■+■+O+@’F 8 )の25
〜36%であることが必要とされる。ここでBi量が2
5%より少ないと結晶化温度が高くなり直接結晶化しに
くくなる不都合が生じ、又31%より多いと得られる薄
膜に表面あれが生じたり異種結品+目が出やすくなる。
金属イオンサイト(■+■+O+@’F 8 )の25
〜36%であることが必要とされる。ここでBi量が2
5%より少ないと結晶化温度が高くなり直接結晶化しに
くくなる不都合が生じ、又31%より多いと得られる薄
膜に表面あれが生じたり異種結品+目が出やすくなる。
Bi量は27.5〜31%であることかさろに良好な薄
膜を得るために好まれる。
膜を得るために好まれる。
父上記希土類とビスマスイオンの和と鉄と鉄の置換物イ
オンの和の比(■+■)=(■+の)は3:5に近いも
のであることか好まれるがこの比から多少ずれていても
比較的良質な磁性膜が得られる。
オンの和の比(■+■)=(■+の)は3:5に近いも
のであることか好まれるがこの比から多少ずれていても
比較的良質な磁性膜が得られる。
父上記Feと置換しうる元素としては、Gaか低温で結
晶化しやすい膜が得られやすいため最も好ましい。
晶化しやすい膜が得られやすいため最も好ましい。
本発明に用いるターゲットは上記希土類鉄ガーネット相
当の成分が基板上に飛着するものであればどの様なもの
でもかまわない。特に飛着成分中のBii有量はターゲ
ット中のBi含含量量り減少するので多めに含んだもの
が好まれる。Bii少量は真空の条件およびスパッタリ
ング条件なとにより決定される。又ターゲットは、1つ
の多結晶体であっても又複数の多結晶体であってもかま
わない。
当の成分が基板上に飛着するものであればどの様なもの
でもかまわない。特に飛着成分中のBii有量はターゲ
ット中のBi含含量量り減少するので多めに含んだもの
が好まれる。Bii少量は真空の条件およびスパッタリ
ング条件なとにより決定される。又ターゲットは、1つ
の多結晶体であっても又複数の多結晶体であってもかま
わない。
本発明においてスパッタリング時の基板温度は450〜
600℃とされるが、基板を450℃よりも低い温度に
すると形成される薄膜が非晶質となり直接多結晶膜かえ
られなくなり、又e o o ’cよりも高(すると異
種結晶が生じたり形成される薄膜の表面かあれやす(な
るためである。
600℃とされるが、基板を450℃よりも低い温度に
すると形成される薄膜が非晶質となり直接多結晶膜かえ
られなくなり、又e o o ’cよりも高(すると異
種結晶が生じたり形成される薄膜の表面かあれやす(な
るためである。
上記基板の温度は470〜550℃さらに望ましくは4
80〜520 ’Cとされることが好まれる。
80〜520 ’Cとされることが好まれる。
[作 用コ
本発明によればスパッタリングにより形成される薄膜中
のBi含含量量多いため、薄膜の結晶化温度が低いもの
となっている。そこで低い基板温度でも直接多結晶膜を
形成することができ、又基Mi層温度低いため薄膜表面
のあれが防止されている。
のBi含含量量多いため、薄膜の結晶化温度が低いもの
となっている。そこで低い基板温度でも直接多結晶膜を
形成することができ、又基Mi層温度低いため薄膜表面
のあれが防止されている。
[実 施 例コ
基板として転移温度550 ’C熱膨張率100×10
−7/ ’Cの通常のガラス板2を用い以下の操作によ
りBi置換希土類鉄ガーネ、ト垂直磁化膜を作成した。
−7/ ’Cの通常のガラス板2を用い以下の操作によ
りBi置換希土類鉄ガーネ、ト垂直磁化膜を作成した。
ます第1図に示すような高周波(RF)スパッタリング
装置のステンレス製の電極板(試料台)1の上に前記ガ
ラス板2を載置すると共に、電極板3にターゲット4を
取り付ける。なおこのターゲット4は、組成式B i2
.B Yl、OF e3.8 Ga1.2013.2で
表される多結晶膜の円盤状の焼結体から成る。
装置のステンレス製の電極板(試料台)1の上に前記ガ
ラス板2を載置すると共に、電極板3にターゲット4を
取り付ける。なおこのターゲット4は、組成式B i2
.B Yl、OF e3.8 Ga1.2013.2で
表される多結晶膜の円盤状の焼結体から成る。
次にスパッタリング装置内を所定の真空度に排気した後
、このスパッタリング装置内にArと02との混合ガス
(Ar :02=9 : 1)を16mTorr程度ま
で導入する。真空度か安定した状態で、電極板lと電極
板3との間に300 Wの高周波電圧を印加してグロー
放電を開始させる。この放電で生じたAr+イオ/はタ
ーゲット4の表面をスパッタし、このスパッタにより上
記ターゲット4からBi、Y、Fe、Ga、O等の原子
が離脱する。これらの離脱した原子は、電極板1を介し
てヒータ5により500 ’Cに加熱されているガラス
板2上に被青し、このガラス板2上に薄膜6を形成した
。
、このスパッタリング装置内にArと02との混合ガス
(Ar :02=9 : 1)を16mTorr程度ま
で導入する。真空度か安定した状態で、電極板lと電極
板3との間に300 Wの高周波電圧を印加してグロー
放電を開始させる。この放電で生じたAr+イオ/はタ
ーゲット4の表面をスパッタし、このスパッタにより上
記ターゲット4からBi、Y、Fe、Ga、O等の原子
が離脱する。これらの離脱した原子は、電極板1を介し
てヒータ5により500 ’Cに加熱されているガラス
板2上に被青し、このガラス板2上に薄膜6を形成した
。
スパッタ時間を2時間とした場合、得られた薄膜6の厚
さは約1.0μmであった。
さは約1.0μmであった。
こうして製造された薄膜6の結晶性をX線回折により調
べたところ、優勢方位のない多結晶であることが判明し
た。しかし、光学顕微鏡による観察の結果、多結晶であ
るにもかかわらず薄膜6は放射状又はバブル状の磁区構
造を有することがわかった。又薄膜6に形成された粒子
の形状は50〜200μmと従来のスパンタ法により得
られる薄膜の粒径(数μm)よりも大きなものであった
。
べたところ、優勢方位のない多結晶であることが判明し
た。しかし、光学顕微鏡による観察の結果、多結晶であ
るにもかかわらず薄膜6は放射状又はバブル状の磁区構
造を有することがわかった。又薄膜6に形成された粒子
の形状は50〜200μmと従来のスパンタ法により得
られる薄膜の粒径(数μm)よりも大きなものであった
。
第2図に本実施例により形成された薄膜6中の粒子の形
状および磁区形状を示す約1000倍の光学顕微鏡写真
を示す。
状および磁区形状を示す約1000倍の光学顕微鏡写真
を示す。
又膜面に垂直な方向の磁界Hに対する薄膜6の図に示す
ような角形性が良好なループが得られ、めで大きく、ま
た保磁力Heも約8000eと十分大きく、磁気記録材
料として極めて好ましい性質を有していることがわかっ
た。
ような角形性が良好なループが得られ、めで大きく、ま
た保磁力Heも約8000eと十分大きく、磁気記録材
料として極めて好ましい性質を有していることがわかっ
た。
旧訳薄膜6を誘導結合プラズマ発光分析により組成分析
した結果誘導膜6はYo、8 B i 2.2 F e
3.8 Ga1.20+2 (B i含汀ff12.2
/(0,8+2.2+3.8+1.2 > = 0 、
275 >の薄膜であることがわかった。
した結果誘導膜6はYo、8 B i 2.2 F e
3.8 Ga1.20+2 (B i含汀ff12.2
/(0,8+2.2+3.8+1.2 > = 0 、
275 >の薄膜であることがわかった。
そこで本実施例においてはYo、8 B i 2.2
F e3.8 Gar、2012のガーネント多結晶か
直接非晶質基板上に成長していることがわかる。
F e3.8 Gar、2012のガーネント多結晶か
直接非晶質基板上に成長していることがわかる。
又こうして作成された磁性薄膜は比較的面荒れが少なく
光熱磁気記録材として、使用するに耐える表面状態であ
った。
光熱磁気記録材として、使用するに耐える表面状態であ
った。
[発明の効果コ
本発明によれば、450〜600℃と比較的低温で直接
磁性薄膜を形成しているため、軟化点が600℃程度の
安価な基板の材質をその基板材料として使用することが
可能である。又スパッター法による薄膜作成以後の熱処
理がなくなるため製造下栓が簡略化できる。
磁性薄膜を形成しているため、軟化点が600℃程度の
安価な基板の材質をその基板材料として使用することが
可能である。又スパッター法による薄膜作成以後の熱処
理がなくなるため製造下栓が簡略化できる。
第1図は実施例1で使用したスパンタリング装置の概略
を示す断面図、第2図は実施例1で作成した薄膜中の粒
子の形状を示す図面にがわる顕微鏡写真、第3図は実施
例1の磁性薄膜のヒステリシス特性を示すグラフである
。 第1図 第3図
を示す断面図、第2図は実施例1で作成した薄膜中の粒
子の形状を示す図面にがわる顕微鏡写真、第3図は実施
例1の磁性薄膜のヒステリシス特性を示すグラフである
。 第1図 第3図
Claims (1)
- (1)Bi、Feおよび希土類を含むターゲットをスパ
ッタして非晶質基板上にBi含有希土類鉄ガーネット薄
膜を形成させる磁性薄膜の製造方法において、450〜
600℃の非晶質基板上に、25〜36%の金属イオン
サイトがBiであるBi含有希土類鉄ガーネット多結晶
膜を成長させることを特徴とする磁性薄膜の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21736485A JPS6276710A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 磁性薄膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21736485A JPS6276710A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 磁性薄膜の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6276710A true JPS6276710A (ja) | 1987-04-08 |
Family
ID=16703017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21736485A Pending JPS6276710A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 磁性薄膜の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6276710A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63312963A (ja) * | 1987-06-17 | 1988-12-21 | Ricoh Co Ltd | 酸化物磁性体薄膜の製造方法 |
WO2019146493A1 (ja) * | 2018-01-29 | 2019-08-01 | 三井金属鉱業株式会社 | 酸素透過素子及びスパッタリングターゲット材 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP21736485A patent/JPS6276710A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63312963A (ja) * | 1987-06-17 | 1988-12-21 | Ricoh Co Ltd | 酸化物磁性体薄膜の製造方法 |
WO2019146493A1 (ja) * | 2018-01-29 | 2019-08-01 | 三井金属鉱業株式会社 | 酸素透過素子及びスパッタリングターゲット材 |
JPWO2019146493A1 (ja) * | 2018-01-29 | 2021-01-28 | 三井金属鉱業株式会社 | 酸素透過素子及びスパッタリングターゲット材 |
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