JPS6276284A - 非常灯装置 - Google Patents

非常灯装置

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JPS6276284A
JPS6276284A JP60217105A JP21710585A JPS6276284A JP S6276284 A JPS6276284 A JP S6276284A JP 60217105 A JP60217105 A JP 60217105A JP 21710585 A JP21710585 A JP 21710585A JP S6276284 A JPS6276284 A JP S6276284A
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lighting
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light amount
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JP60217105A
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亮 柴田
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、非常灯装置に係り、とくに光量検出部を備え
、停電時に周囲の明るさの度合を考慮して点灯する非常
灯装置に関する。
〔従来の技術〕
停電時に使用される非常灯装置は、例えば実公昭58−
34720号公報等にみられるように、従来より種々の
ものがあり、病院をはじめ会社の研究所等において比較
的多く使用されている。
そして、この種の従来例においては、光量検出部と照明
手段用と点灯制御部とを備え、照明箇所の周囲の明るさ
が低くなってきた場合に適当な照明レベルで非常灯を点
灯照明せしめるという構成のものが大多数を占めている
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる従来例においては、点灯もしくは
消灯の時点を特定するための光量検出部の使用であるこ
とから、点灯後もしくは消灯前の1〜2時間は比較的低
い照明で充分であるにもかかわらず夜間に点灯するのと
同一照明の非常灯を最初から点灯するという事態を生じ
、これがため、消費電力が必要以上に大きくなるという
不都合が生じていた。
かかる不都合を改善するものとして、昨今では照明箇所
の明るさを常時検出するとともに、当該照明箇所の明る
さの低下に対応した明るさで点灯照明するという非常灯
装置が開発されている。
しかしながら、この場合、例えば必要が生じて周囲の明
るさを一時的に二倍以上にするため別の非常用光源を点
灯すると、前述した非常灯装置の光量検出部が直ちにこ
れを検知し、同時に点灯制御部が作動して当該非常灯装
置の照明手段の明るさを下降制御せしめるという不都合
が生じていた。
また、光量検出部は光量を常時検出していることから、
停電と同時に非常灯を点灯すると直ちに光量検出部がこ
れを検出するため周囲の真の暗さを正確に検出すること
ができず、多くは外部が明るいのに最大照度での点灯が
行われ、次いで、光量検出部の作用により明るさを低下
せしめる間中、不必要に高輝度の明るさが継続されると
いう省エネルギ化に反した不都合が生じていた。
〔発明の目的〕
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改、善し、と
くに、周囲の明るさが一時的に不規則に変化しても予め
定めた適度の照明を継続して維持することのできる、動
作の安定した非常灯装置を提供することを、その目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明では停電時に照明灯用電源として機能し
通常は充電用電源回路に着脱自在に接続されている蓄電
池と、この蓄電池の出力を充放電切換スイッチを介して
入力する照明手段と、この照明手段の設置場所の明るさ
を常時検出する光量検出部と、この光量検出部の出力に
応じて前記照明手段を点灯制御する点灯制御部とを備え
た非常灯装置において、前記光量検出部と点灯制御部と
の間に、前記光量検出部が検出した停電直後の周囲の明
るさを記憶する明るさ記憶手段と、この明るさ記憶手段
の出力に基づいて前記照明手段の点灯レベルを設定する
点灯レベル設定手段とを各々装備する等の構成を採り、
これによって前記目的を達成しようとするものである。
〔作  用〕
停電が発生すると、まず光量検出部が停電発生後の周囲
の明るさを検出し直ちにこれを明るさ記憶手段に送り、
当該明るさレベルが記憶される。
次に、この明るさ記憶手段は、当該記憶した明るさのレ
ベルを出力して点灯レベル設定手段へ送る。
具体的には、例えば、明るさに対応したレベル信号がA
−D変換されて複数のDフリップフロップからなる記憶
部に記憶され、その後、再びA−D変換されて前述した
点灯レベル設定手段へ送られる。点灯レベル設定手段で
は、送られてきたレベル信号に基づいて所定の点灯レベ
ルを定め、これを点灯制御部へ送り込む。そして、点灯
制御部では、前述した明るさ記憶手段及び点灯レベル設
定手段で特定され固定された点灯レベルで、前記蓄電池
出力に付勢されて点灯する照明手段を点灯制御し、同時
に当該点灯レベルを継続して維持する。
また、充放電切換スイッチの充電用電源回路側に充電電
圧維持回路を併設することにより、停電時の周囲の暗さ
が光量検出部に検出され、これに合った照度の点灯信号
が点灯レベル設定手段から出力され、しかるのち照明手
段が自動的に最適レベルで点灯される。この場合は、必
要に応してなされる当該レベル設定用の消灯操作は不要
となる。
〔発明の第1実施例〕 以下、本発明の第1実施例を第1図ないし第図に基づい
て説明する。
まず、第1図において、1は充電用電源回路を示し、2
は充電電圧維持回路を示し、3は非常灯用蓄電池を示す
。この蓄電池3は充放電切換スイッチ4を介して前記充
電回路1の出力側に連結されている。5は前記蓄電池の
出力段に接続され所定の定電圧V ccを出力する定電
圧出力回路を示す。
前記充放電切換スイッチ4の放電側端子には非常灯とし
ての照明手段6が連結され、この照明手段6には後述す
る点灯制御部7が併設されている。
3Aは蓄電池3用のマニュアルスイッチを示す。
また、8は周囲の明るさを常時検出する光量検出部を示
す。この光量検出部8は、後述するようにホトトランジ
スタを主要部として構成されている。この光量検出部8
の出力は明るさ記憶手段9に常時入力されており、この
明るさ記憶手段9を駆動制御するメモリ駆動制御部10
によってその記憶内容(すなわち、光量検出部が検出す
る周囲の明るさの度合)の書き換え及び出力レベルが特
定されるようになっている。
ここで、前記明るさ記憶手段9は、第1図に示すように
、A−D変換部9Aと、メモリ部9Bと。
D−A変換部9Cとから成り、この内のメモリ部9Bが
リセット信号RP(メモリ部9B内をクリアする信号)
及びラッチ信号LP(メモリ部9Bの出力を固定する信
号)に付勢されて各々所定の動作を為すようになってい
る。また、これらの各制御信号RP、L’Pを出力する
メモリ駆動制御部10は、第1図に示すように停電を検
知し且つ一定時間(1+秒)経過後にリセット信号RP
を出力して前記メモリ部9Bの記憶情報をクリアするリ
セット信号出力回路10Aと、同じ(停電を検知し且つ
一定時間(tz秒)にランチ信号LPを出力して前記メ
モリ部9Bに入力される情報をラッチして出力せしめる
ラッチ信号出力回路10Bとにより構成されている。
前記明るさ記憶手段9の出力は、点灯レベル設定手段1
2を介して前述した点灯制御部7へ送られるようになっ
ている。
また、11はスイッチ駆動手段を示す。このスイッチ駆
動手段11は前述したメモリ駆動制御部11から出力さ
れる前述したリセット信号RPとランチ信号LPの内の
ラッチ信号LPに付勢されて作動し前述した充放電切換
スイッチ4を放電側(照明手段6側)へ切換える機能を
有している。
更に、この充放電切換スイッチ4の放電側には、第3図
に示すように前記蓄電池3の出力電圧を常時検出すると
ともに、当該出力電圧が予め定めた一定値以下に降下し
た場合に直ちにこれを検知して前述した点灯制御部7へ
所定の消灯信号を送り込み、最優先にて前述した照明手
段6の点灯を中断せしめる低電圧検出回路13が装備さ
れ、これによって前記蓄電池3が過放電するのを防止す
るとともに、当該蓄電池3の耐久性増大が図られた構成
となっている。
ここで、上記各構成の内容につき、更に具体的に説明す
る。
前記充電用電源回路1は、入力される交流を所定の電圧
に降下する電圧降下トランスと整流回路とを有し、更に
出力段には充電調整部が備えられ、これによって通常状
態においては、前記蓄電池3が常に一定レベルの出力を
得られるように、十分に充電されている。
この充電用電源回路1の出力側に併設された充電電圧維
持回路2は、本実施例ではコンデンサーから成り、停電
が発生しても直ちに明るさ記憶手段9や充放電切換スイ
ッチ4及び照明手段6が作動しないように、放電作用に
よって一定時間の間、充電電圧を維持する機能を備えて
おり、これによって照明手段6の点灯による光量検出部
8及びメモリ部9Bの誤作動を有効に防止している。
また、前記光量検出部8は、第2図に示すようにホトト
ランジスタ8Aを主要部として構成され、前述した非常
灯である照明手段6の設置場所における周囲の明るさを
常時検出し、当該明るさに略反比例する電圧値(アナロ
グ信号)を前記明るさ記憶手段9に送り込む機能を備え
ている。
この明るさ記憶手段9は、本実施例では前述したように
、A−D変換部9Aとメモリ部9BとD−A変換部9C
とにより成り、メモリ駆動制御部10に制御されて前記
光量検出部8から送られてくる光量を適宜記憶し若しく
はクリアーするようになってくる。
この場合、A−D変換部9Aは、第2図に示すように、
複数個(本実施例では4個)のコンパレータ9A1.9
At 、9A:+ 、9Aaを用いて入力情報(アナロ
グ量)をディジタル信号に変換し、これをメモリ部9B
の対応する各Dフリップフロップ9B+ 、9Bg 、
9B! 、9B4の各々へ出力する。この場合、前記各
コンパレータ9A1゜9A7.・・・・・・、9A4は
、その基準電圧として、コンパレータ9A、が最低4a
ヲ、 又コンパレータ9 A +が最大値をとるように
各々設定されている。
このため、仮に、周囲が真暗であれば当該コンパレータ
9A+〜9A、の出力はro、1.1.I J  (最
大)となり、また周囲が十分明るければ同様にrO,o
、0.OJ  (最小)となる。なお本実施例では当該
コンパレーク9A1〜9Aaの出力はrl、1゜1.1
」にならないように設計されている。また、16A、1
6B、16C,160は、前記各コンパレータ9A、〜
9A4の出力の出力端に装備された抵抗を示す。
前記メモリ部9Bの各Dフリップフロップ9B。
〜9B、は、停電発生時から1秒経過後にメモリ駆動制
御部10から送られてくるリセ・ノド信号を各リセット
端子に同時に入力し、これにより当該各出力端への出力
が同時にローレベル「0」に設定されるようになってい
る。また、この各Dフリップフロップ9B+〜9B4の
クロック端子CPには、停電発生時からt2秒経過後(
但しtl〈t2)に、メモリ駆動制御部10からラッチ
信号が送り込まれるようになっており、これにより、停
電直後の周囲の明るさ情報が前記光量検出部8及び各コ
ンパレータ9A、〜9A、を介して入力され記憶される
とともにD−A変換部9Cへ常時出力されるようになっ
ている。
前記D−A変換部9Cは、レベル検出用のトランジスタ
9C+ 、9C2,9C:l 、9C4と当該トランジ
スタ9C+ 〜9G、用の「オン」動作により所定の電
圧値を段階的に得るための抵抗20A、20B、20C
,20D、20Eとにより構成されている。このトラン
ジスタ9C,〜9C。
は、前記Dフリップフロップ9Bt〜9B4の各出力端
Qより当該トランジスタ9C)〜9C4のベース抵抗と
して機能する抵抗18A〜18Dを介して送り込まれる
出力データ(ディジタル信号)を入力し、この出力デー
タに応じて当該トランジスタ901〜9C,を「オン・
オフ」作動せしめ、これによって点灯レベル設定手段1
2へ送り出す信号をアナログ信号として段階的にレベル
変換し出力するようになっている。
この点灯レベル設定手段12は、第3図に示すように発
振回路部12Aとコンパレータ12Bとを主要部として
構成されている。この内、前記発振回路部12Aは、頂
点が約vcc〔■〕で最小点が約0〔V〕の三角波から
なる電圧信号を任意の周波数で自己発振するように構成
され、その出力は前記コンパレータ12Bのプラス端子
に入力されるようになっている。一方、当該点灯レベル
設定手段12へ送り込まれる前記明るさ記憶手段9のD
−A変換部9Cからのアナログ信号は、当該コンパレー
タ12Bのマイナス端子に入力されるようになっている
。このため、この入力されるアナログ信号が最低値(1
/2)V(c[V)の時はローレベル信号とハイレベル
信号との比(デユーティ比)50〔%〕のパルスがら成
る信号電圧が出力され、また最大値vcccV〕の入力
時にはローレベル信号0 (V)が出力されるようにな
っている。
また、前記点灯レベル設定手段12に付勢されて作動し
照明手段6を点灯駆動する点灯制御部7は、同じく第3
図に示すように低出力型のトランジスタ70と高出力型
のトランジスタ71とをダーリントン接続した回路から
成り、入力信号がハイレベルの間は「オン(ON) J
動作1すなわち点灯制御をなし、一方、入力信号がロー
レベルの間は「オフ(OFF) J動作、すなわち消灯
制御をなす。
この場合、点灯及び消灯の繰り返しは、例えば前記発振
回路12Aの出力100(H2)に同期して為されるこ
とから、見かけ上は点灯状態が維持される。このため、
ハイレベルの時間が短いほど、前記照明手段6の明るさ
は暗くなる。
また、前記充放電切換スイッチ4を切換え駆動するスイ
ッチ駆動手段11は、第3図に示すように前述したメモ
リ部9Bをラッチするために出力されたラッチLPを入
力する積分回路11Aと、この積分回路11Aの出力に
付勢されて動作するトランジスタIIBと、このトラン
ジスタ11Bの動作と同時に作動するリレー用の駆動コ
イル(リレーコイル)IICとにより構成されている。
そして、信号LP(本実施例ではハイレベル信号)が入
力されると、一定時間の間、出力「0」を維持し、しか
るのちハイレベル(VcC)を出力して前記トランジス
タIIBの動作を「オン」としリレーコイルlICを駆
動して前記充放電切換スイッチ4を放電側へ切換えるよ
うに作動する。11Dは積分回路11Aの動作安定用の
ダイオードを示し、IIEはリレーコイル11Cの逆通
電防止用のダイオードを示す。
ここで、前記充放電切換スイッチ4は、本実施例ではリ
レーコイルIICに対応した可動接点部を成し、且つ自
己復帰型のものが使用されている。
このため、停電状態が解除されてリレーコイル11Cが
開放されると、充放電切換スイッチ4は自動的に充電モ
ードに復帰するようになっている。
更に、前述した明るさ記憶手段9のメモリ部9Bを駆動
制御するメモリ駆動制御部10は、前述したようにリセ
ット信号出力回路10Aとランチ信号出力回路10Bと
により構成されている。
この内、前記リセット信号出力回路10Aは、第4図に
示すように、まずコンパレータ20と、このコンパレー
タ20の出力からパルス波を形成する微分回路21と、
この微分回路21の出力に付勢されてリセット信号RP
を出力するトランジスタ22とを要部として構成されて
いる。20A。
20Bは、入力される充電電圧を分圧して前記コンパレ
ータ20のマイナス端子に印加するための負端子用分圧
抵抗を示し、20C,20Dは基準電圧V ccを分圧
して予め特定された所定レベルの基準電圧を形成し前記
コンパレータ20のプラス端子に印加するための正端子
用分圧抵抗を示す。
また、24はコンパレータ20の安定動作を図るための
ダイオードを示し、25は同じくコンパレータ20の出
力信号を安定させるためのプルアップ抵抗を示す。また
、22Aは前記出力段のトランジスタ22のベース抵抗
を、22Bは同じくコレクタ抵抗を各々示す。
また、前記ラッチ信号出力回路10Bは、前記リセット
信号出力回路10Aが入力している分圧された充電電圧
を同様にして入力する積分回路30と、この積分回路3
0に付勢されて作動し所定のランチ信号LPを出力する
トランジスタ31とを要部として構成されている。即ち
、前記積分回路30は、前述した充電電圧が低下して0
 〔v〕となった場合(停電の場合で)、前記トランジ
スタ31のベース電位を一定時間動作電位に保つ機能を
有し、その後当該トランジスタ31を「オフ」動作させ
る。この場合、トランジスタ31のコレクタ端子Cには
第4図に示す如く予め電圧■ccが印加されていること
から、当該トランジスタ31が「オフ」動作すると該ト
ランジスタ31のコレクタ端子から「ハイレベル」信号
がラッチ信号LPとして前述したメモリ部9Bへ出力さ
れる。このコレクタCの電位は、本実施例では停電の間
中ハイレベルに保持されるようになっている。30Aは
前記積分回路30の安定動作用の抵抗を示し、31Aは
コレクタ抵抗を示す。
次に、上記実施例の全体的動作を第5図に基づいて説明
する。
まず、停電が発生すると、充電用電源・回路1の出力は
ゼロとなるが、充電電圧維持回路2の作用により当該充
電用電源回路1の出力段の電圧は、直ちにゼロとはなら
ず第5図の■に示す如く徐々に低下し、を秒後にO〔V
)となる。
そして、当該充電電圧VAが停電からt1時間後にP点
に到達した時(電圧が所定値以下になる点)、リセット
信号出力回路10Aの働きにより、明るさ記憶手段9の
メモリ部9Bに対しリセット信号(RP)が出力される
。このリセット信号RPが入力されると、このメモリ部
9Bは、今まで記憶し且つ出力していた光量データD○
(停電前の入力データ)を総てローレベル信号「0」に
する(同図■参照)。さらに停電よりt2時間後にラン
チ信号出力回路10Bより前記メモリ部9Bに対しラッ
チ信号(L P)が出力され(同図■参照)、停電直後
の入力データ(DI)のデータD、をラッチする(同図
■、■参照)。これによってt2時間後の当該メモリ部
9Bの記憶及び出力される光量データ(D O)は、前
記入力データ(DI)のデータD、となる(同図■参照
)。そして、この光量データ(Do)は、D−A変換部
9Cの1動きにより、ディジタルデータからこのディジ
タルデータに対応するアナログデータの電圧値(AI)
に変換されて点灯レベル設定手段12の出力段に装備さ
れたコンパレータ12Bのマイナス端子に入力される。
また このコンパレータ12Bのプラス端子には、所定周波数
により発振出力されている三角波形からなる信号電圧(
SP)が入力されており、前記ラッチ信号(LP)出力
後t3時間経過してから、前記ラッチ信号(L P)に
よりラッチされた光量データ(D O)に相当する点灯
制御部7への点灯制御信号(AO)が、当該点灯レベル
設定手段12から出力される(同図■、■参照)。ここ
で前記t3時間は、主に前記D−A変換部9C及び点灯
レベル設定手段12の応答時間である。更に、前記点灯
制御信号(AO>出力してから14時間経過後、スイッ
チ駆動手段11の積分回路11Aが作用して当該スイッ
チ駆動手段11のリレーコイルIICに切換スイッチ駆
動信号(リレー駆動電流)R3が流れ、充放電切換スイ
ッチ4が「放電モード」に切換わり(同図■参照)、こ
の時点より照明手段6に電圧が印加されて、例えば第5
図の線図■に示すように点灯・消灯を繰り返し、前記入
力データ(DI)の光量データD、の光量に合う明るさ
の点灯を行う。
すなわち、停電後1.時間後にリセット信号PPが出力
され、t2時間後にランチ信号(CP)が出力され、t
5時間後(第5図■参照)に点灯制御信号(AO)が出
力され、t6時間後に切換スイッチ駆動信号(R3)が
出力され、しかる後この充放電切換スイッチ4が作動し
て照明手段8に電圧が印加される。
なお、この実施例では前記点灯レベル設定手段12の出
力を真暗に対応せしめる場合はデユーティ比50:50
 (%〕、また十分明るい場合に対応せしめる場合は「
ローレベル」としたが、これは前記D−AB変換部9C
及び点灯レベル設定手段12の発振回路部12Aの出力
レベルを任意に変更し設定することにより、真暗に対応
する時に「ハイレベル」、また十分明るい場合に対応す
る時にデユーティ比50:50(%〕にすることができ
る。
また、上記実施例では、特に充電電圧維持回路2を用い
た場合を例示したが、特にこれを使用することなく、例
えば停電と同時に非常灯が点灯した場合は一度スイソチ
をオフにしたのち再びオンとすると、同様の作用効果を
得ることができる。
このように、本実施例は、停電直後に照明手段6の設置
場所の周囲の明るさを明るさ記憶手段9に記憶し、この
記憶したデータに従って点灯レベル設定手段12より点
灯制御部7に制御信号を出力し、しかるのちスイッチ駆
動手段11を機能させて、充放電切換スイッチ4を「放
電モード」に切換え、照明手段6を点灯可能状態に設定
し、また、停電の間前記メモリ部9Bがこのデータをメ
モリしているので、前記光量検出部8のホトトランジス
タ8Aを前記照明手段6の点灯に影害される所に設置し
たとしても、前述した如く充電電圧維持回路2の作用に
より停電直後は当該照明手段6が点灯しないので当該照
明手段6の照明に影響を受けること無く周囲の明るさを
メモリ部9Bに記憶できる。また、一度記憶させると停
電の間その記憶内容が保持されるので、前記照明手段6
の点灯による影響は全くない。このため、必要が生じて
当該照明箇所に別の光源を併設しても前述した照明手段
6は何ら減光することなく自らの明るさを維持すること
ができる。更に、点灯に際しては周囲の明るさに反比例
して前記照明手段6に供給する電気量を削減することが
出来るので、特に周囲が明るい昼間の停電においては前
記電気量を0にすることが可能であり、無駄な電力消費
が抑えられ、前記蓄電池6の寿命を延ばすことができる
。また、低電圧検出回路13の働きにより当該蓄電池6
の過放電が防止され、耐久性増大を図ることができる。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成され機能するので、これによ
ると明るさ記憶手段と点灯レベル設定手段の作用により
、設定された点灯状態に対して他の光源が定常的に又は
不規則に近接してきても何らこれに影響を受けることな
く当該点灯状態を維持することができ、また、充電電圧
維持回路を併設したものについては停電時の暗さに対応
した最適照明を自動的に設定し得るとともにこれを維持
することができるという従来にない優れた自動点灯方式
の非常灯装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体的構成図、第2図
は第1図中の明るさ記憶手段部分を示す詳細回路図、第
3図は第1図中のスイッチ駆動手段及び点灯レベル設定
手段部分を示す詳細回路図、第4図は第1図のメモリ駆
動制御部部分を示す詳細回路図、第5図■ないし■は各
々第1図の全体的動作を示す線図である。 1・・・・・・充電用電源回路、2・・・・・・充電電
圧維持回路、3・・・・・・蓄電池、4・・・・・・充
放電切換スイッチ、6・・・・・・照明手段、7・・・
・・・点灯制御部、8・・・・・・光量検出部、9・・
・・・・明るさ記憶手段、12・・・・・・点灯レベル
設定手段。 特許出願人   鈴木自動車工業株式会社第5図 手続補正書(自発) 昭和60年12月24日 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住  所   静岡県浜名郡可美村高塚300番地4、
代理人  〒16410003) 361−08196
、補正の内容 明   細   書 1、発明の名称   非 常 灯 装 置2、特許請求
の範囲 (1)、停電時に照明灯用電源として機能し通常は充電
用電源回路に着脱自在に接続されている蓄電池と、この
蓄電池の出力を充放電切換スイ・ノチを介して入力する
照明手段と、この照明手段の設置場所の明るさを常時検
出する光量検出部と、この光量検出部の出力に応じて前
記照明手段を点灯制御する点灯制御部とを備えた非常灯
装置において、 前記光量検出部と点灯制御部との間に、前記光量検出部
が検出した停電直後の周囲の明るさを記憶する明るさ記
憶手段と、この明るさ記憶手段の出力に基づいて前記照
明手段の点灯レベルを設定する点灯レベル設定手段とを
各々装備したことを特徴とする非常灯装置。 (2)、停電時に照明灯用電源として機能し通常は充電
用電源回路に着脱自在に接続されている蓄電池と、この
蓄電池の出力を充放電切換スイッチを介して入力する照
明手段と、この照明手段の設置場所の明るさを常時検出
する光量検出部と、この光量検出部の出力に応じて前記
照明手段を点灯制御する点灯制御部とを備えた非常灯装
置において、 前記光量検出部と点灯制御部との間に、前記光量検出部
が検出した停電直後の周囲の明るさを記憶する明るさ記
憶手段と、この明るさ記憶手段の出力に基づいて前記照
明手段の点灯レベルを設定する点灯レベル設定手段とを
各々装備し、前記充電用電源回路と充放電切換スイッチ
との間に充電電圧維持回路を装備したことを特徴とする
非常灯装置。 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、非常灯装置に係り、とくに光量検出部を備え
、停電時に周囲の明るさの度合を考慮して点灯する非常
灯装置に関する。 〔従来の技術〕 停電時に使用される非常灯装置は、例えば実公昭58−
34720号公報等にみられるように、従来より種々の
ものがあり、病院をはじめ会社の研究所等において比較
的子(使用されている。 そして、この種の従来例においては、光量検出部と照明
手段と点灯制御部とを備え、照明箇所の周囲の明るさが
低くなってきた場合に適当な照明レベルで非常灯を点灯
照明せしめるという構成のものが大多数を占めている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、かかる従来例においては、点灯もしくは
消灯の時点を特定するための光量検出部の使用であるこ
とから、点灯後もしくは消灯前の1〜2時間は比較的低
い照明で充分であるにもかかわらず夜間に点灯するのと
同一照明の非常灯を最初から点灯するという事態を生じ
、これがため、消費電力が必要以上に大きくなるという
不都合が生じていた。 かかる不都合を改善するものとして、昨今では照明箇所
の明るさを常時検出するとともに、当該照明箇所の明る
さの低下に対応した明るさで点灯照明するという非常灯
装置が開発されている。 しかしながら、この場合、例えば必要が生じて周囲の明
るさを一時的に二倍以上にするため別の非常用光源を点
灯すると、前述した非常灯装置の光量検出部が直ちにこ
れを検知し、同時に点灯制御部が作動して当該非常灯装
置の照明手段の明るさを下降制御せしめるという不都合
が生じていた。 また、光量検出部は光量を常時検出していることから、
停電と同時に非常灯を点灯するものについては直ちに光
量検出部がこれを検出するため周囲の真の暗さを正確に
検出することができず、装置全体が一時的に誤動作する
という不都合が生じていた。 〔発明の目的〕 本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、とく
に、周囲の明るさが一時的に不規則に変化しても予め定
めた適度の照明を継続して維持することのできる、動作
の安定した非常灯装置を提供することを、その目的とす
る。 〔問題点を解決するための手段〕 そこで、本発明では停電時に照明灯用電源として機能し
通常は充電用電源回路に着脱自在に接続されている蓄電
池と、この蓄電池の出力を充放電切換スイッチを介して
入力する照明手段と、この照明手段の設置場所の明るさ
を常時検出する光量検出部と、この光量検出部の出力に
応じて前記照明手段を点灯制御する点灯制御部とを備え
た非常灯装置において、前記光量検出部と点灯制御部と
の間に、前記光量検出部が検出した停電直後の周囲の明
るさを記憶する明るさ記憶手段と、この明るさ記憶手段
の出力に基づいて前記照明手段の点灯レベルを設定する
点灯レベル設定手段とを各々装備する等の構成を採り、
これによって前記目的を達成しようとするものである。 〔作  用〕 停電が発生すると、まず光量検出部が停電発生後の周囲
の明るさを検出し直ちにこれを明るさ記憶手段に送り、
当該間るさレベルが記憶される。 次に、この明るさ記憶手段は、当該記憶した明るさのレ
ベルを出力して点灯レベル設定手段へ送る。 具体的には、例えば、明るさに対応したレベル信号がA
−D変換されて複数のDフリップフロップからなる記憶
部に記憶され、その後、再びD−A変換されて前述した
点灯レベル設定手段へ送られる。点灯レベル設定手段で
は、送られてきたレベル信号に基づいて所定の点灯レベ
ルを定め、これを点灯制御部へ送り込む。そして、点灯
制御部では、前述した明るさ記憶手段及び点灯レベル設
定手段で特定され固定された点灯レベルで、前記蓄電池
出力に付勢されて点灯する照明手段を点灯制御し、同時
に当該点灯レベルを継続して維持する。 また、充放電切換スイッチの充電用電源回路側に充電電
圧維持回路を併設することにより、停電時の周囲の暗さ
が光量検出部に検出され、これに合った照度の点灯信号
が点灯レベル設定手段から出力され、しかるのち照明手
段が自動的に最適レベルで点灯される。この場合は、必
要に応じてなされる当該レベル設定用の消灯操作は不要
となる。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第5図に基づい
て説明する。 まず、第1図において、1は充電用電源回路を示し、2
は充電電圧維持回路を示し、3は非常灯用蓄電池を示す
。この蓄電池3は充放電切換スイッチ4を介して前記充
電回路1の出力側に連結されている。5は前記蓄電池の
出力段に接続され所定の定電圧■ccを出力する定電圧
出力回路を示す。 前記充放電切換スイッチ4の放電側端子には非常灯とし
ての照明手段6が連結され、この照明手段6には後述す
る点灯制御部7が併設されている。 3Aは蓄電池3用のマニュアルスイッチを示す。 また、8は周囲の明るさを常時検出する光量検出部を示
す。この光量検出部8は、後述するようにホトトランジ
スタを主要部として構成されている。この、光量検出部
8の出力は明るさ記憶手段9に常時入力されており、こ
の明るさ記憶手段9を駆動制御するメモリ駆動制御部1
0によってその記憶内容(すなわち、光量検出部が検出
する周囲の明るさの度合)の書き換え及び出力レベルが
特定されるようになっている。 ここで、前記明るさ記憶手段9は、第1図に示すように
、A−D変換部9Aと、メモリ部9Bと。 D−A変換部9Cとから成り、この内のメモリ部9Bが
リセット信号RP(メモリ部9B内をクリアする信号)
及びラッチ信号LP(メモリ部9Bの出力を固定する信
号)に付勢されて各々所定の動作を為すようになってい
る。また、これらの各制御信号RP、LPを出力するメ
モリ駆動制御部10は、第1図に示すように停電を検知
し且つ一定時間(1+秒)経過後にリセット信号RPを
出力して前記メモリ部9Bの記憶情報をクリアするリセ
ット信号出力回路10Aと、同じく停電を検知し且つ一
定時間(tz秒)にランチ信号LPを出力して前記メモ
リ部9Bに入力される情報をラッチして出力せしめるラ
ッチ信号出力回路10Bとにより構成されている。 前記明るさ記憶手段9の出力は、点灯レベル設定手段1
2を介して前述した点灯制御部7へ送られるようになっ
ている。 また、1工はスイッチ駆動手段を示す。このスイッチ駆
動手段11は前述したメモリ駆動制御部11から出力さ
れる前述したりセント信号RPとラッチ信号LPの内の
ラッチ信号LPに付勢されて作動し前述した充放電切換
スイッチ4を放電側(照明手段6側)へ切換える機能を
有している。 更に、この充放電切換スイッチ4の放電側には、第3図
に示すように前記蓄電池3の出力電圧を常時検出すると
ともに、当該出力電圧が予め定めた一定値以下に降下し
た場合に直ちにこれを検知して前述した点灯制御部7へ
所定の消灯信号を送り込み、最優先にて前述した照明手
段6の点灯を中断せしめる低電圧検出回路13が装備さ
れ、これによって前記蓄電池3が過放電するのを防止す
るとともに、当該蓄電池3の耐久性増大が図られた構成
となっている。 ここで、上記各構成の内容につき、更に具体的に説明す
る。 前記充電用電源回路1は、入力される交流を所定の電圧
に降下する電圧降下トランスと整流回路とを有し、更に
出力段には充電調整部が備えられ、これによって通常状
態においては、前記蓄電池3が常に一定レベルの出力を
得られるように、十分に充電されている。 この充電用電源回路1の出力側に併設された充電電圧維
持回路2は、本実施例ではコンデンサーから成り、停電
が発生しても直ちに明るさ記憶手段9や充放電切換スイ
ッチ4及び照明手段6が作動しないように、放電作用に
よって一定時間の間、充電電圧を維持する機能を備えて
おり、これによって照明手段6の点灯による光量検出部
8及びメモリ部9Bの誤作動を有効に防止している。 また、前記光量検出部8は、第2図に示すようにホトト
ランジスタ8Aを主要部として構成され、前述した非常
灯である照明手段6の設置場所における周囲の明るさを
常時検出し、当該明るさに略反比例する電圧値(アナロ
グ信号)を前記明るさ記憶手段9に送り込む機能を備え
ている。 この明るさ記憶手段9は、本実施例では前述したように
、A−D変換部9Aとメ゛モリ部9BとD−A変換部9
Cとにより成り、メモリ駆動制御部10に制御されて前
記光量検出部8から送られてくる光量を適宜記憶し若し
くはクリアーするようになってくる。 この場合、A−D変換部9Aは、第2図に示すように、
複数個(本実施例では4個)のコンパレータ9Al 、
9A2.9A3.9A、を用いて入力情報(アナログ量
)をディジタル信号に変換し、これをメモリ部9Bの対
応する各Dフリップフロ7ブ9B+ 、98z 、9B
3.9B、の各々へ出力する。この場合、前記各コンパ
レータ9A、。 9A2.・・・・・・、9A4は、その基準電圧として
、コンパレータ9A4が最低値ヲ、又コンパレータ9A
+が最大値をとるように各々設定されている。 このため、仮に、周囲が真暗であれば当該コンパレータ
9A+〜9A、の出力はrO,1,1,I J  (最
大)となり、また周囲が十分明るければ同様にro、Q
、0.OJ  (最小)となる。なお本実施例では当該
コンパレータ9A1〜9A、の出力はrl、1゜1.1
」にならないように設計されている。また、16A、1
6B、16C,16Dは、前記各コンパレータ9A、〜
9A4の出力の出力端に装備された抵抗を示す。 前記メモリ部9Bの各Dフリップフロップ9B。 〜9B、は、停電発生時からt1秒経過後にメモリ駆動
制御部10から送られてくるりセント信号を各リセット
端子に同時に入力し、これにより当該各出力端への出力
が同時にローレベル「0」に設定されるようになってい
る。また、この各Dフリップフロップ9B、〜9B、の
クロック端子CPには、停電発生時からt2秒経過後(
但しtlくt2)に、メモリ駆動制御部10からラッチ
信号が送り込まれるようになっており、これにより、停
電直後の周囲の明るさ情報が前記光量検出部8及び各コ
ンパレータ9A、〜9A、を介して入力され記憶される
とともにD−A変換部9Cへ常時出力されるようになっ
ている。 前記D−A変換部9Cは、レベル検出用のトランジスタ
9C+ 、9C2,9C3,9C4と当該トランジスタ
9C+〜9C,用の「オン」動作により所定の電圧値を
段階的に得るための抵抗4.OA、40B、40C,4
0D、40Eとにより構成されている。このトランジス
タ9C5〜9C4は、前記Dフリツプフロツプ9B、〜
9B、の各出力端Qより当該トランジスタ9G、〜9C
4のベース抵抗として機能する抵抗18A〜18Dを介
して送り込まれる出力データ(ディジタル信号)を入力
し、この出力データに応じて当該トランジスタ9C1〜
9C4を「オン・オフ」作動せしめ、これによって点灯
レベル設定手段12へ送り出す信号をアナログ信号とし
て段階的にレベル変換し出力するようになっている。 この点灯レベル設定手段12は、第3図に示すように発
振回路部12Aとコンパレータ12Bとを主要部として
構成されている。この内、前記発振回路部12Aは、頂
点が約VCc〔■〕で最小点が約0〔■〕の三角波から
なる電圧信号を任意の周波数で自己発振するように構成
され、その出力は前記コンパレータ12Bのプラス端子
に入力されるようになっている。一方、・当該点灯レベ
ル設定手段12へ送り込まれる前記明るさ記憶手段9の
D−A変換部9Cからのアナログ信号は、当該コンパレ
ータ12Bのマイナス端子に入力されるようになってい
る。このため、この入力されるアナログ信号が一最低値
(4,/2)Vcc(V)の時はローレベル信号とハイ
レベル信号との比(デユーティ比)50〔%〕のパルス
から成る信号電圧が出力され、また最大値vcc〔■〕
の入力時にはローレベル信号0〔■〕が出力されるよう
になっている。 また、前記点灯レベル設定手段12に付勢されて作動し
照明手段6を点灯駆動する点灯制御部7は、同じく第3
図に示すように低出力型のトランジスタ70と高出力型
のトランジスタ71とをダーリントン接続した回路から
成り、入力信号がハイレベルの間は「オン(ON) J
動作、すなわち点灯制御をなし、一方、入力信号がロー
レベルの間は「オフ(OFF) J動作、すなわち消灯
制御をなす。 この場合、点灯及び消灯の繰り返しは、例えば前記発振
回路12Aの出力100(H2)に同期して為されるこ
とから、見かけ上は点灯状態が維持される。このため、
ハイレベルの時間が短いほど、前記照明手段6の明るさ
は暗くなる。  ゛また、前記充放電切換スイッチ4を
切換え駆動するスイッチ駆動手段11は、第3図に示す
ように前述したメモリ部9Bをラッチするために出力さ
れたラッチ信号LPを入力する積分回路11Aと、この
積分回路11Aの出力に付勢されて動作するトランジス
タIIBと、このトランジスタ11Bの動作と同時に作
動するリレー用の駆動コイル(リレーコイル)11Cと
により構成されている。そして、信号LP(本実施例で
はハイレベル信号)が入力されると、一定時間の間、出
力「0」を維持し、しかるのちハイレベル(V cc)
を出力して前記トランジスタIIBの動作を「オン」と
しリレーコイルIICを駆動して前記充放電切換スイッ
チ4を放電側へ切換えるように作動する。IIDは積分
回路11Aの動作安定用のダイオードを示し、11Eは
リレーコイルIICの逆通電防止用のダイオードを示す
。 ここで、前記充放電切換スイッチ4は、本実施例ではリ
レーコイルIICに対応した可動接点部を成し、且つ自
己復帰型のものが使用されている。 このため、停電状態が解除されてリレーコイル11Cが
開放されると、充放電切換スイッチ4は自動的に充電モ
ードに復帰するようになっている。 更に、前述した明るさ記憶手段9のメモリ部9Bを駆動
制御するメモリ駆動制御部10は、前述したようにリセ
ット信号出力回路10Aとラッチ信号出力回路10Bと
により構成されている。 この内、前記リセット信号出力回路10Aは、第4図に
示すように、まずコンパレータ20と、このコンパレー
タ20の出力からパルス波を形成する微分回路21と、
この微分回路21の出力に付勢されてリセット信号RP
を出力するトランジスタ22とを要部として構成されて
いる。20A。 20Bは、入力される充電電圧を分圧して前記コンパレ
ータ20のマイナス端子に印加するための負端子用分圧
抵抗を示し、20C,20Dは基準電圧y ccを分圧
して予め特定された所定レベルの基準電圧を形成し前記
コンパレータ20のプラス端子に印加するための正端子
用分圧抵抗を示す。 また、24はコンパレータ20の安定動作を図るための
ダイオードを示し、25は同じくコンパレータ20の出
力信号を安定させるためのプルアンプ抵抗を示す。また
、22Aは前記出力段のトランジスタ22のベース抵抗
を、22Bは同じくコレクタ抵抗を各々示す。 また、前記ラッチ信号出力回路10Bは、前記リセット
信号出力回路10Aが入力している分圧された充電電圧
を同様にして入力する積分回路30と、この積分回路3
0に付勢されて作動し所定のラッチ信号LPを出力する
トランジスタ31とを要部として構成されている。即ち
、前記積分回路30は、前述した充電電圧が低下してO
(V)となった場合(停電の場合で)、前記トランジス
タ31のベース電位を一定時間動作電位に保つ機能を有
し、その後当該トランジスタ31を「オフ」動作させる
。この場合、トランジスタ31のコレクタ端子Cには第
4図に示す如(予め電圧V Ccが印加されていること
から、当言亥トランジスタ31が「オフ」動作すると該
トランジスタ31のコレクタ端子から「ハイレベル」信
号がランチ信号LPとして前述したメモリ部9Bへ出力
される。このトランジスタ31のコレクタ電位は、本実
施例では停電の間中ハイレベルに保持されるようになっ
ている。30Aは前記積分回路30の安定動作用のダイ
オードを示し、31Aはコレクタ抵抗を示す。 次に、上記実施例の全体的動作を第5図に基づいて説明
する。 まず、停電が発生すると、充電用電源回路1の出力はゼ
ロとなるが、充電電圧維持回路2の作用により当該充電
用電源回路1の出力段の電圧は、直ちにゼロとはならず
第5図の■に示す如く徐々に低下し、を秒後に0 〔v
〕となる。 そして、当該充電電圧VAが停電からt1時間後にP点
に到達した時(電圧が所定値以下になる点)、リセット
信号出力回路10Aの働きにより、明るさ記憶手段9の
メモリ部9Bに対しリセット信号(RP)が出力される
。このリセット信号RPが入力されると、このメモリ部
9Bは、今まで記憶し且つ出力していた光量データDo
(停電前の入力データ)を総てローレベル信号rOJに
する(同図■参照)。さらに停電より12時間後にラッ
チ信号出力回路10Bより前記メモリ部9Bに対しラッ
チ信号(L P)が出力され(同図■参照)、停電直後
の入力データ(DI)のデータDIをラッチする(同図
■、■参照)。これによって12時間後の当該メモリ部
9Bの記憶及び出力される光景データ(D O)は、前
記入力データ(DI)のデータD、となる(同図■参照
)。そして、この光量データ(D O)は、D−A変換
部9Cの働きにより、ディジタルデータからこのディジ
タルデータに対応するアナ′ログデータの電圧値(AI
)に変換されて点灯レベル設定手段12の出力段に装備
されたコンパレータ12Bのマイナス端子に入力される
。また このコンパレータ12Bのプラス端子には、所定周波数
により発振出力されている三角波形からなる信号電圧C
5P’)が入力されており、前記う、7チ信号(L P
)出力後り1時間経過してから、前記ラッチ′信号(L
 P)によりランチされた光量データ(DO)に相当す
る点灯制御部7への点灯制御信号(A O)が、当該点
灯レベル設定手段12から出力される(同図■、■参照
)。ここで前記t3時間は、主に前記D−A変換部9C
及び点灯レベル設定手段12の応答時間である。更に、
前記点灯制御信号(A O)出力してからt4時間経過
後、スイッチ駆動手段11の積分回路11Aが作用して
当該スイッチ駆動手段11のリレーコイルIICに切換
スイッチ駆動信号(リレー駆動電流)R5が流れ、充放
電切換スイッチ4が「放電モード」に切換わり(同図■
参照)、この時点より照明手段6に電圧が印加されて、
例えば第5図の線図■に示すように点灯・消灯を繰り返
し、前記入力データ(DI)の光量データD、の光量に
合う明るさの点灯を行う。 すなわち、停電後1.時間後にリセット信号RPが出力
され、12時間後にランチ信号(CP)が出力され、t
6時間後(第5図■参照)に点灯制御信号(AO)が出
力され、L6時間後に切換スイッチ駆動信号(R3)が
出力され、しかる後この充放電切換スイッチ4が作動し
て照明手段8に電圧が印加される。 なお、この実施例では前記点灯レベル設定手段12の出
力を真暗に対応せしめる場合はデユーティ比50:50
゜〔%〕、また十分明るい場合に対応せしめる場合は「
ローレベル」としたが、これは前記D−AB変換部9C
及び点灯レベル設定手段12の発振回路部12Aの出力
レベルを任意に変更し設定することにより、真暗に対応
する時に「ハイレベル」、また十分明るい場合に対応す
る時に「ローレベル」にすることができる。 また、上記実施例では、特に充電電圧維持回路2を用い
た場合を例示したが、特にこれを使用することなく、例
えば停電と同時に非常灯が点灯した場合は一度スイノチ
3Aをオフにしたのち再びオンとすると、同様の作用効
果を得ることができる。 このように、本実施例は、停電直後に照明手段6の設置
場所の周囲の明るさを明るさ記憶手段9に記憶し、この
記憶したデータに従って点灯レベル設定手段12より点
灯制御部7に制御信号を出力し、しかるのちスイッチ駆
動手段】1を機能させて、充放電切換スイッチ4を「放
電モード」に切換え、照明手段6を点灯可能状態に設定
し、また、停電の間前記メモリ部9Bがこのデータをメ
モリしているので、前記光量検出部8のホトトランジス
タ8Aを前記照明手段6の点灯に影響される所に設置し
たとしても、前述した如く充電電圧維持回路2の作用に
より停電直後は当該照明手段6が点灯しないので当該照
明手段6の照明に影Uを受けること無く周囲の明るさを
メモリ部9Bに記憶できる。また、一度記憶させると停
電の間その記憶内容が保持されるので、前記照明手段6
の点灯による影響は全くない。このため、必要が生じて
当該照明箇所に別の光源を併設しても前述した照明手段
6は何ら減光することなく自らの明るさを維持すること
ができる。更に、点灯に際しては周囲の明るさに反比例
して前記照明手段6に供給する電気量を削減することが
出来るので、特に周囲が明るい昼間の停電においては前
記電気量をOにすることが可能であり、無駄な電力消費
が抑えられ、前記蓄電池6の寿命を延ばすことができる
。また、低電圧検出回路13の働きにより当該蓄電池6
の過放電が防止され、耐久性増大を図ることができる。 〔発明の効果〕 本発明は以上のように構成され機能するので、これによ
ると明るさ記憶手段と点灯レベル設定手段の作用により
、設定された点灯状態に対して他の光源が定常的に又は
不規則に近接してきても何らこれに影響を受けることな
く当該点灯状態を維持することができ、また、充電電圧
維持回路を併設したものについては停電時の暗さに対応
した最適照明を自動的に設定し得るとともにこれを維持
することができるという従来にない優れた自動点灯方式
の非常灯装置を提供することができる。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の一実施例を示す全体的構成図、第2図
は第1図中の明るさ記憶手段部分を示す詳細回路図、第
3図は第1図中のスイッチ駆動手段及び点灯レベル設定
手段部分を示す詳細回路図、第4図は第1図のメモリ駆
動制御部部分を示す詳細回路図、第5図■ないし■は各
々第1図の全体的動作を示す線図である。 1・・・・・・充電用電源回路、2・・・・・・充電電
圧維持回路、3・・・・・・蓄電池、4・・・・・・充
放電切換スイッチ、6・・・・・・照明手段、7・・・
・・・点灯制御部、8・・・・・・光量検出部、9・・
・・・・明るさ記憶手段、12・・・・・・点灯レベル
設定手段。 特許出願人   鈴木自動車工業株式会社第2図 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、停電時に照明灯用電源として機能し通常は充電
    用電源回路に着脱自在に接続されている蓄電池と、この
    蓄電池の出力を充放電切換スイッチを介して入力する照
    明手段と、この照明手段の設置場所の明るさを常時検出
    する光量検出部と、この光量検出部の出力に応じて前記
    照明手段を点灯制御する点灯制御部とを備えた非常灯装
    置において、 前記光量検出部と点灯制御部との間に、前記光量検出部
    が検出した停電直後の周囲の明るさを記憶する明るさ記
    憶手段と、この明るさ記憶手段の出力に基づいて前記照
    明手段の点灯レベルを設定する点灯レベル設定手段とを
    各々装備したことを特徴とする非常灯装置。
  2. (2)、停電時に照明灯用電源として機能し通常は充電
    用電源回路に着脱自在に接続されている蓄電池と、この
    蓄電池の出力を充放電切換スイッチを介して入力する照
    明手段と、この照明手段の設置場所の明るさを常時検出
    する光量検出部と、この光量検出部の出力に応じて前記
    照明手段を点灯制御する点灯制御部とを備えた非常灯装
    置において、 前記光量検出部と点灯制御部との間に、前記光量検出部
    が検出した停電直後の周囲の明るさを記憶する明るさ記
    憶手段と、この明るさ記憶手段の出力に基づいて前記照
    明手段の点灯レベルを設定する点灯レベル設定手段とを
    各々装備し、前記充電用電源回路と充放電切換スイッチ
    との間に充電電圧維持回路を装備したことを特徴とする
    非常灯装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010052946A1 (ja) * 2008-11-05 2010-05-14 Kosaka Kiyoshi 街路灯電力給電方式

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WO2010052946A1 (ja) * 2008-11-05 2010-05-14 Kosaka Kiyoshi 街路灯電力給電方式

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