JPS6276028A - 消去可能な光学的記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光学的記録再生装置に係るものである。さら
に具体的には、レーザ光をレンズ等を用いて直径１μｍ
程度の微小光ビームに絞り、光記録媒体に照射し、高密
度に信号を記録再生し、かつ一旦記録した信号をレーザ
照射により消去することによって繰返し信号を記録再生
できる消去可能な光学的記録再生装置に関するものであ
る。

従来の技術 従来の消去可能な光デイスク装置での光スポットは、例
えば第４図のような構成になっている。

すなわちディスク上の溝トランク１０１に対して長円形
の元スポノ）Ｍと円形の光スポットＬが照射され、ディ
スク回転方向大に対して光スポットＭにて昇温徐冷効果
を与え消去を行い、また光スポラ）Ｌにて昇温急冷効果
を与えて記録を行っている。また光ディスクは一般にプ
リフォーマットされた複数のセクターを有した構造とな
っており、各セクターは第６図に示す様に、セクタ一番
地等が書かれているＩＤ区間と、データが記録されるデ
ータ区間Ｔと、ギャップ１．２から成っている。

このようなプリフォーマットされた光ディスク、ならび
にこれを用いた光デイスク装置では、従来前記データ区
間Ｔを消去・記録領域としてこの領域に消去・記録の可
否等のフラッグ情報を含むデータの記録、不良セクタの
マーク記録を行っていた。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の方法では、データ区間に必ず消去用の
光スポットが照射され得る為、前記フラッグ情報や不良
セクタのマーク記録は前記光スポットの通常制御によっ
ては消失されてしまう可能性がある。

本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、簡単な構成
で重要なフラッグ情報等を通常動作では消せない強力な
フラッグとして有することのできる消去可能な光学的記
録再生装置を提供することを目的としている。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、記録再生用光スポ
ットに対して消去用光スポットが先行して配置されるビ
ーム構成のギャップと、後行の記録再生用元スポットに
よって記録媒体上のＩＤ区間を検出し、先行の消去用光
スポットの照射／非照射の制御を行う制御手段を用いて
、Ｘ′ＤＩＤ区間く前記ギャップ相当の区間に非消去領
域を設けるようにした消去可能な光学的記録再生装置で
ある。

作用 本発明は消去可能なディスク上に非消去領域を設けるこ
とにより、前記領域に消去・記録可否、不良セクタ等の
データ区間の種別を表示するフラッグ情報を記録して、
データ区間の管理を高い信頼性て安全に行うことができ
るものである。

実施例 第２図は本発明のディスクフォーマットと記録再生用の
元スポット並びに消去用の光スポットの相対関係を示す
図である。ａはディスク・トラック上の１つのセクタ区
間を示すもので、１つのセクタ区間には、そのセクタの
トラック番号、セクタ番号等を示すＩＤ情報が例えば凹
凸で記録されているＩＤ区間を有する。＄１　　は記録
再生用の光スポット、Ｓ２　は消去用の光スポットで図
のように光スポツト間隔ｇｊ−２を設けてディスク・ト
ラックａを消去用光スポットＳ２が先行して方向大に向
かって走査するように配置する。ここで後行の光スポッ
トＳ１　　でディスク・トラック＆を走査してセクタ先
頭のＩＤ区間の検出によって光スポットＳ２の照射、非
照射制御を行うように構成すれば、光スポットＳ　と８
２間の元スポット間隔ｇｌ−２に相当するＩＤ区間後に
続く領域を非消去領域として使用できる。

第１図は本発明の記録再生用光スポットと消去用光スポ
ットの駆動制御回路の一実施例を示すブロック図である
。第１図において、１は記録再生用光スポットＳ、の記
録再生制御部で光スポットＳ１の検出信号１１より、再
生信号１２を得る一方、記録信号１３により光スポット
Ｓ１　　を駆動してディスク・トラック上にデータの記
録を行う。２は再生信号１２よりセクタ区間先頭のより
区間を検生してより区間信号２１を出力するＩＤ区間検
出部、３は再生信号１２よりＩＤ区間中のトラック番号
、セクタ番号等のＩＤ情報やデータ区間のデータを読取
り、より情報等により記録信号１３、消去信号３１を出
力する制御回路、４は消去用光スポットＳ２に対して消
去駆動制御を行う消去制御部でＩＤ区間信号２１に続く
消去信号３１に従ってデータ区間を含む領域に対して光
スポットＳ２を駆動する。光スポラ）Ｓ４．Ｓ２に対し
てディスク・トラックａＨ矢印人方向に移動する。

光スポットＳ１　、Ｓ２の相対位置関係は光スポットＳ
、がＩＤ区間の検出並びにＩＤ情報の判定位置Ｐ１　　
において光スポットＳ２　がギャップＧ。

を有して位置Ｐ２　以降を照射し、光スポットＳ２とデ
ータ区間のギヤツブＣ２ｔｄ、（ｌｙ２＞Ｇ、の位置関
係に設定する。これによって元スポットＳ１がフラッグ
情報の判定位置Ｐ２　に位置しても消去用の光スポット
５２ｉｄデ一タ区間に影響しない。

第３図は第１図の回路の動作を説明するためのタイミン
グ図である。以下、第１図の回路を第３図のタイミング
図と共に説明する。

今、未使用セクタ”ｎ−＋　　に対して最初に記録を行
う時、例えばディスク管理データ等によってセクタＳ　
　が未使用セクタであると判断されていれば、制御部３
は記録信号１３にフラッグＦｎ−＋とデータＤ　　を出
力して記録制御部１によってｎ−＋ 光スポットＳ　を、駆動して記録を行う。この時、フラ
ッグＦｉｄユーザ等によって指定されるデ−タ領域の種
別情報を含み、制御部３はこれ以降セクタＳ　　を繰返
しアクセスする時、フラッグＦ、、　　を参照して処理
する。

次にすでに使用されているセクタＳｎに対して記録を行
う時、フラッグＦｎ　にはあらかじめセクタＳｎが読出
し専用セクタかあるいは欠陥セクタを示すデータが記録
されていれば、制御部３はフラッグＦｎを判定してセク
タＳｎに対して、消去φ記録は行なわない。

同様にすでに記録されているセクタＳｎ＋、に対して記
録を行う時、フラッグＦｎｕ　　にあらかじめセクタＳ
ｎが消会記録可能セクタであることを示すデータが記録
されていれば、制御部３はセクタＳｎに対して消去・記
録を行なう。

ここで、何らかの異常で制御部３が消去信号３１を第３
図ｔ１　に示すような規定タイミング以外に出力しても
消去用光スポットＳ２はすでにフラッグ領域とデータ区
間のギャップ上に存在するため、フラッグ領域は消去用
光スポットＳ２に対して保護される。

以上のように本実施例によれば、光スポットの照射、非
照射の制御を行う消去制御部を記録再生用光スポットＳ
１　　のＩＤ区間検出後に制御すれば、消去用光スポツ
）Ｓ２は常にフラッグ頭載以降の位置Ｐ２　からしか照
射しないため、一度記録されているフラッグ領域は非消
去領域として消去用光スポットＳ２から保護される。

なお、本実施例において、ギャップＧ１　と０２の関係
を０２〉Ｇ１　　として光スポットＳ１がフラッグ情報
の判定位置Ｐ２　　に位置しても消去用の元スポットＳ
２　がデータ区間に影響しないように構成しているが、
フラッグ領域のみを消去用の光スポットＳ２　より保護
する目的のみにおいては、ギャップＧ２の規定は必要と
しない。

又、本実施例のフラッグ領域の記録処理は例えばディス
クの初期化処理の時、読出し専用セクタ、追記用セクタ
、消去／記録繰返し用セクタ、不良セクタ等のセクタの
属性を示すようにあらかじめ記録するような特殊処理に
よって記録するか、あるいは未記録セクタの管理がなさ
れているとして、はじめてそのセクタに記録する時、ユ
ーザ等の指定によってデータ記録処理と同時に記録すれ
ば良い。又、特にフラッグ領域にデータ記録後の読出確
認によって不良セクタと判断した時、不良セクタマーク
情報を記録しても良い。

上述したようにフラッグ領域は通常の動作においては消
去用スポットにより、消去される可能性は全くないが、
ユーザ等によって消去用ディスクとして再度フラッグ情
報を書き換えたい場合はＩＤ区間による消去制御の禁止
を解除し目的セクタの１つ前のセクタのＩＤ区間からの
時間管理手段等によって消去し、書換えるという特殊手
段を取れば良い。

本発明のフラッグ領域は、より区間直後に設けるので例
えばＩＤ区間と同期した記録手段によってフラッグ領域
を記録すれば、Ｉｎ区間とフラッグ領域を同一の再生手
段によって再生できるため、フラッグ判定の高速化、回
路の簡単化が可能である。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、セクタ先頭部に配
置されるインデックス領域と消去可能なデータ記録領域
のギャップ間の消去用光スポットが照射されない領域に
対して非消去領域を設け、その領域に消去、非消去のセ
クタ管理フラッグを設けるため、消去型のディスクであ
りながら消去によるフラッグ情報の消失がない高信頼性
、安定な記録再生装置が実現でき、その実用的効果は太
きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における記録再生用−元スポ
ットと消去用光スポットの駆動制御回路のブロック図、
第２図は本発明のディスクフォーマットと記録再生用光
スポットと消去用光スポットの相対関係図、第３図は第
１図の回路動作を説明するためのタイミング図、第４図
は消去可能な光ディスクに照射される光スポットを示す
説明図、第５図は光ディスクのセクタ構造の説明図であ
る。 １・・・・・・記録再生制御部、２・・・・・・ｉＤ区
間検出部、３・・・・・・制御回路、４・・・・・・消
去制御部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 ｃＱ　　　　　　　　　恒　　に　　ら　に第４図 第５図 碕間

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録再生用の第１の光スポットと消去用の第２の
   光スポットを記録媒体の同一トラック上に所定の間隔を
   設けて形成し、前記第１の光スポットに対して前記第２
   の光スポットが記録媒体上を先行して走査するように配
   置する手段と、前記第１の光スポットの再生信号より記
   録媒体上のインデックス領域を検出するインデックス検
   出手段と、前記インデックス検出により前記インデック
   ス領域に続くデータ領域を消去する前記第２の光スポッ
   トの駆動手段を備え、前記記録媒体上のインデックス領
   域とデータ領域の区間に、前記第２の光スポットが照射
   されない前記所定の間隔に相当する非消去領域を設けた
   ことを特徴とする消去可能な光学的記録再生装置。
2. （２）非消去領域に、この非消去領域に続くデータ領域
   のデータ種別を表示するフラッグ情報を記録することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の消去可能な光学
   的記録再生装置。
3. （３）フラッグ情報を記録する手段として、インデック
   ス領域の信号と同期して記録・再生する手段を備えた特
   許請求の範囲第２項記載の消去可能な光学的記録再生装
   置。