JPS6275683A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPS6275683A
JPS6275683A JP60217557A JP21755785A JPS6275683A JP S6275683 A JPS6275683 A JP S6275683A JP 60217557 A JP60217557 A JP 60217557A JP 21755785 A JP21755785 A JP 21755785A JP S6275683 A JPS6275683 A JP S6275683A
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細井 敦
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    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
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    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 良亙豆■ 本発明は電子写真法あるいは静電記録法などによって形
成された潜像を現像する現像装置に関する。
背」えi術 出願人は、現像剤の薄層を現像剤担部材上に形成し、該
薄層の現像剤を潜像に接近させ、この接近部分に交互電
界を印加して現像を行なう現像装置を提案した(特公昭
58−32375号、同58−32377号明細書)。
この装置は現像効率(現像部に存在するトナーのうち現
像に消費され得るトナーの割合)が高く、小型化などの
面で非常に有用であるが、この装置において使用される
現像剤は一成分磁性トナーであるために、トナーは磁性
材を含有することが必須であり、このため現像像の定着
性が悪いこと、またカラー画像の再現製が悪いこと、な
どの欠点を有する。
この欠点を補う装置として出願人は、非磁性トナーを使
用し、非磁性トナーのみの薄層を現像剤担持部材上に形
成する方法および装置を開発し、非磁性トナーのみの薄
層を潜像に対面させて交互電界を印加して現像を行なう
現像方法および装置を提案した(特開昭58−1433
60号、同59−101680号明細書)。
これは、前記の磁性トナーを使用する現像装置の利点を
保ちつつ、トナーが磁性材料を含有することによる欠点
を解消したので有用であるが、現像像の濃度が比較的低
いことおよび後述の負性特性(画像濃度が潜像電位の上
昇とともに低下すること)を示す場合があるなどの現像
特性の欠点が見出された。
また、いわゆる2成分磁気ブラシ現像法として知られて
いるもの(例えば、特開昭53−93841号明細書)
は、非磁性現像剤を使用できるが、現像部における磁気
ブラシ中の消費可能なトナーの割合が少ないので現像効
率が低い、ブラシによる摺擦の跡が掃目のように現像像
に発生するなどの欠点がある。
魚1立11 したがって、本発明は現像効率が高く、高画像濃度の現
像像を形成することができ、しかも負性特性がない現像
装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は上述のごとき現像装置において現像
剤保持部材上を容器内に戻る現像剤の通過を許容しつつ
容器内の粒子が漏出することを防+Lする装置を提供す
ることである。
λ見立l」 本発明によれば、静電潜像担持体上の静電潜像を現像す
る現像装置であって、トナー粒子と磁性粒子とを有する
現像剤を収容する現像剤容器と、前記静電潜像担持体と
対向して、トナー粒子を該静?tfffi像担持体に供
給する現像部を形成するとともに、前記容器から現像剤
を該現像部に担持搬送する現像剤相持部材と、前記現像
剤担部材の前記潜像担持体と反対側に設けられた磁界発
生手段と、前記現像担持体上に塗布される磁性粒子とト
ナー粒子との量を規制する手段と、前記現像部を通過し
て前記現像容器内に回収される粒子の進入を許可し、前
記現像容器内の磁性粒子が浣出することを阻止する、前
記現像剤担部材の回転方向に関して前記規制手段より上
流で前記現像部より下流に位置する磁性のシール手段と
、を有し、前記シール手段は、前記磁界発生手段と協働
して、前記現像剤担部材の回転方向に関して下流域に相
対的に強い磁界を、上流域に相対的に弱い磁界を、形成
する分散磁界形成用磁性部材を具備していることを特徴
とする現像装置が提供され、これにより、磁性粒子およ
び/またはトナー粒子がスリーブ上を容器内に戻る部分
において、シールが確実に行われる。
1庭揖 第1図は本発明の実施例による現像装置の断面図である
本図において、■は像されるべき静電潜像を担持する静
電潜像担持体であり、具体的には無端移動可能な感光ド
ラムあるいはベルトもしくは誘電体ドラムあるいはベル
トなどである。この上に静電潜像を形成する方法は本発
明の要旨ではなく、公知の方法でよい0本実施例では静
電潜像相持体は電子写真法によって静電潜像が形成され
る感光ドラムであり、矢印aの方向に回転可能である。
本実施例の装置は現像剤容器21、現像剤保持部材であ
る現像スリーブ22(以下単にスリーブと呼ぶ)、磁界
発生手段である磁石23.スリーブ22上で現像部に搬
送される現像剤の量を制御する規制ブレード24(以下
単にブレードと呼ぶ)、磁性部材31、交互電界形成手
段である電源34などを有する。以下それぞれの構成を
説明する。
容器21は磁性粒子27とトナー粒子28とを混合物と
して有する現像剤を収容する。トナー粒子は本実施例で
は、例えばカーボン10部、ポリスチレン90部を主体
として形成された粒径7〜20JLmの非磁性トナー粒
子である。トナー粒子と磁性粒子とは本実施例では、ス
リーブ22近傍で磁性粒子の濃度が高く、スリーブ22
から離れたところでは低いように収容されているが、均
等な混合物として容器21内に収容してもよい、容器2
1は第1図左下部に開口を有する。
スリーブ22は、例えばアルミニウムなどの非磁性材料
製であり、容器21の上記開口部に設けられ、その表面
の一部を露出させ、他の面を容器21内に突入させてい
る。スリーブ22は図面に直角な軸の回りに回転可能に
軸支され、矢印すで示す方向に回転駆動される。本実施
例ではスリーブ22は円筒状のスリーブであるが、これ
は無端ベルトでもよい。
スリーブ22は感光ドラム1に対して微小間隙をもって
対向して現像部を構成する。この現像部にはトナーおよ
び磁性粒子がスリーブ22によって搬送され、ここには
体積比率で(1,5〜30%)の磁性粒子が存在する。
この点については後述する。
磁石23はスリーブ22内部に静止的に固定され、スリ
ーブ22の回転時も不動である。磁石23は後述のブレ
ード24と協働してスリーブ22上への現像剤塗布量を
制御するN磁極23a、現像磁極であるS磁極23b、
現像部通過後の現像剤を容器21内に搬送するN磁極2
3cおよびS磁極23dを有する。S極とN極は逆でも
よい。
この磁石は本実施例では永久磁石であるが、これに代え
て電磁石を使用してもよい。
磁性部材31は磁8i23dに関連して設けられている
が、これについては後に詳述する。
ブレード24は本実施例では、少なくともその先端が例
えばアルミニウムなどの非磁性材料製であり、容器21
の開口の上部近傍でスリーブ22の長手方向に延在し、
その基部は容器21に固定され、先端側はスリーブ22
の表面に間隙をもって対向している。ブレード24の先
端とスリーブ22の表面との間隙は50〜500 IL
m、好ましくは100〜350ルmであり、本実施例で
は250ILmである。この間隙が50gmより小さい
と、磁性粒子がこの間隙部に詰まり易く、500 JL
mを越えると、磁性粒子およびトナーが多量に間隙を通
過し、スリーブ22上に適当な厚さの現像剤層が形成で
きない、現像剤層の厚さは後述の現像部における感光ド
ラム1とスリーブ22どの間隙よりも小さい(ただしこ
のとき現像剤の厚さとは磁力が働いていない状態でのス
リーブ22上での厚さである)、このような厚さの現像
剤層を作るためには、ブレード先端とスリーブ面との間
隙は、スリーブ面と感光ドラム面の間隙と同等または小
さいことが好ましいが、それ以上にしても可能である。
ブレード24の容器21内部側には、磁性粒子循環限定
部材26が設けられ、これは後述の磁性粒子の容器zl
内での循環域を制限する。
電源34は感光ドラム1とスリーブ22との間に電圧を
印加して、それらの間の空隙に交互電界を形成させ、ス
リーブ22上の現像剤からトナーを感光ドラム1に転移
させる。’iW源34による電圧は正側と負側のピーク
電圧が同じである対称型交互電圧でも、このような交互
電圧に直流電圧を重畳した形の非対称交互電圧でもよい
、具体的な電圧値としては、例えば暗部電位−600V
、明部電位−200Vの静電潜像に対して、−例として
、直流電圧−300Vを重畳してピーク・ピーク電圧を
300〜2000Vpp、周波数200〜3000Hz
交互電圧をスリーブ22側に印加し、感光ドラムlを接
地電位に保持する。
容器21の下部は感光ドラムlの方向に延びて延長部を
構成し、現像剤(特にトナー粒子)が外部に漏れること
を防止している。また、このような漏出の防止をさらに
確実ならしめるために、前記延長部の上面に、漏出現像
剤を受取ってこれを拘束する部材29を設けている。さ
らに、前記延長部の先端にはスリーブ22の長手方向に
沿って飛散防IF部材30が図示のごとく固定されてい
る。この部材30にはトナー粒子と同極性の電圧を印加
してもよい。これによって現像領域から飛散したトナー
を電界によって感光ドラム3の方向へ押しつけ、トナー
の飛散を防止することができる。
スリーブ22の長手方向両端部には、現像剤阻止部材2
5が設けられ、スリーブ22両端部での現像剤の塗布を
阻止している。
つぎに本実施例の現像装はの作動について説明する。ま
ず、容器21に磁性粒子27を投入する。投入された磁
性粒子は磁極23aおよび23dによってスリーブ22
上に保持され、容器21内に面するスリーブ22の表面
全体に渡って付着し、磁性粒子層を構成する。この磁性
粒子層の磁極23aおよび磁極23dに近い部分では磁
性粒子27は磁気ブラシを構成する。その後、トナー2
8を容器21内に投入し、前記磁性粒子層の外側にトナ
一層を形成する。前記の最初に投入する磁性粒子27は
磁性粒子に対して、もともと2〜70%(重量)トナー
を含むことが好ましいが、磁性粒子のみとしてもよい、
磁性粒子27は一部スリーブ22表面上に磁性粒子層と
して吸着保持されれば、装置の振動やかなり大きな傾き
によっても実質的な流動あるいは傾斜は発生せず、スリ
ーブ22の表面を覆った状態が維持される。
つぎに、スリーブ22を矢印方向に回転すると、磁性粒
子は容器21の下部からスリーブ22の表面に沿った方
向に上昇し、ブレード24の近傍に至る。そこで、磁性
粒子の一部はトナーとともにブレード24の先端とスリ
ーブ22の表面との間隙を通過し、他部は部材26に衝
突した後、反転して磁性粒子の上昇経路の外側を重力に
よって下降して容器21の下部に至り、再びスリーブ2
2の近傍を上昇して上記動作を繰返す。なお、容器21
の下部からブレード24に向って上昇する磁性粒子27
のなかにはブレード24の近傍に至る前に反転して落下
するものもある。これは特にスリーブ22の表面から遠
い磁性粒子に顕著に見られる。
このようにして、ブレード24の近傍あるいはその手前
で反転して落下する磁性粒子はその外側のトナ一層から
トナー粒子を取込んで行く。
スリーブ22の回転とともにこのように循環することに
よって、トナー28は磁性粒子27およびスリーブ22
表面との摩擦によって帯電する。
ブレード24の手前近傍では、スリーブ22の表面に近
い磁性粒子27は磁極23aによってスリーブ22表面
に引付けられ、スリーブ22の回転とともにブレード2
4の下方を抜けて容器21外に出る。このさい磁性粒子
27はその表面に付着したトナーを一緒に運び出す。ま
た帯電したI・ナー粒子28の一部はスリーブ22表面
に鏡映力によって付着したままスリーブ22上を容器外
に出る。ブレード24はスリーブ22上に塗布される現
像剤量を規制する。
このようにしてスリーブ22の表面上に形成された現像
剤層(磁性粒子27とトナー28との混合体)はスリー
ブ22の回転とともに感光ドラムlと対面する現像部に
至る。ここでは、感光ドラムlとスリーブ22との間に
印加される交互電界によってトナーがスリーブ22の表
面および磁性粒子の表面から潜像上に転移し、該潜像を
現像する。現像部における磁性粒子の体積比率は1.5
〜30%である。この点にについては詳述する。
ひきつづくスリーブ22の回転によって、現像に消費さ
れなかったトナー粒子および磁性粒子は容器21内に回
収され、容器21内で前述の循環作用によって再びスリ
ーブ22上に塗布される工程を繰返す、この再度の循環
時に磁性粒子は容器21上部のトナ一層からトナーを取
込んで、現像に消費された分のトナーの供給を受る。
第2図は現像部における挙動を説明するための拡大断面
図である。感光ドラムlは潜像を構成する電荷を担持し
、本実施例においては静゛屯潜像を構成する電荷は負極
性であり、トナーは正極性に帯′1ヒしている。また、
この実施例においては感光ドラムlとスリーブ22とは
同一周方向移動となるように矢印のごとく回転する。こ
れらの間の空間には電源34によって前述の交互電圧が
印加され、交互電界が形成される。一方、感光ドラム1
とスリーブ22との最近接部に対応してスリーブ22の
内部には磁石23の磁極23bがある。
この空間には、前述のごとくスリーブ22の回転によっ
て搬送されてきた磁性粒子27とトナー28との混合物
である現像剤がある。ここに磁性粒子27が存在する点
において前記のいわゆる一成分非磁性現像剤薄層による
現像方法の場合(特開昭58−143360号および同
59−101680号明細書)とは本質的に異なってい
る。また、この部分における磁性粒子の体積比率(後述
)の関係から、存在する磁性粒子の量は通常のいわゆる
磁気ブラシ現像方法に比較して、はるかに少なく、この
点において磁気ブラシ現像方法とも木質的に異なる。こ
の少ない磁性粒子27が磁極23aの作用で、鎖状に連
なった穂51を粗の状態、すなわち疎らな状態で形成す
る。
現像部における磁性粒子27の挙動は自由度が増加して
いるので、特殊なものとなっている。
つまり、このまばらな磁性粒子の穂は均一な分布を磁力
線方向に形成すると共に、スリーブ表面と磁性粒子表面
の両方の開放することができるため、磁性粒子表面の付
着トナーを穂に阻害されることなく感光ドラムへ供給で
き、スリーブ表面の均一な開放表面の形成によって、ス
リーブ表面に付着したトナーが交番電界でスリーブ表面
から感光ドラム表面へ飛翔できる。
ここで磁性粒子の挙動及びトナー粒子の飛翔について説
明する。
第2図に示されるように、本実施例においては静電潜像
は負電荷(画像暗部)によって構成されているので、静
電潜像による電界は矢印aで示す方向である。交互電界
による電界の方向は交互に変化するが、スリーブ22側
に正成分が印加されている位相では、これによる電界の
方向は潜像による電界の方向と一致している。この時に
電界によって穂51に注入される電荷の量は最大となり
、したがって、穂51は図示のごとく最大起立状態とな
って、長い穂は感光ドラム1表面に伸びる。
一方、スリーブ22および磁性粒子27の表面上のトナ
ー28は前述のごとく正極性に帯電しているので、この
空間に形成されている電界によって感光ドラム1に転移
する。このときに穂51は粗の状態で起立しているので
、スリーブ22表面は露出しており、トナー28はスリ
ーブ22表面および穂51の表面の両方から離脱する。
加えて、穂51にはトナー28と同極性の電荷が存在す
るため、穂51表面上のトナー28は電気的反発力によ
ってさらに移動し易い。
交互電圧成分の負の成分がスリーブ22に印加される位
相では、交互電圧による電界(矢印b)は静電潜像によ
る電界(矢印a)と逆方向である。したがってこの空間
部での電界は逆方向に強くなり、電荷の注入量は相対的
に少なくなり、穂51は電荷注入量に応じて縮んだ接触
状態となる。
一方、感光ドラム1上のトナー28は前述のごとく正極
性に帯電しているので、この空間に形成されている電界
によってスリーブ22あるいは磁性粒子27に逆転移す
る。このようにしてトナー28は感光ドラムlとスリー
ブ22表面あるいはトナー28表面との間を往復運動し
、感光ドラム1およびスリーブ22の回転によって、こ
れらの間の空間が広がるにつれて、電界が弱くなるとと
もに現像作用が完了する。
穂51にはトナー28との摩擦帯電電荷もしくは鏡映電
荷、感光ドラム1上の静電潜像電荷および感光ドラム1
とスリーブ22どの間の交互電界によって注入される電
荷が存在するが、その状態は磁性粒子27の材質その他
によって決定される電荷の充放電時定数によって変化す
る。
以上のごとく、磁性粒子27の穂51は上述の交互電界
によって微小なしかし激しい振動状態となる。
ここで、現像部における磁性粒子の体積比率について説
明する。「現像部」とはスリーブ22から感光ドラム1
ヘトナーが転移あるいは供給される部分である。「体積
比率」とはこの現像部の容積に対するその中に存在する
磁性粒子の占める体積の百分率である。上記現像装置に
おいてはこの体積比率を1.5〜30%特に2.6〜2
6%とすることが好ましいことを見出した。
1.5%未満では、現像像濃度の低下が認められること
、スリーブゴーストが発生すること、穂51が存在する
部分としない部分との間でWJ著な濃度差が発生するこ
と、スリーブ22表面上に形成される現像剤層の厚さが
全体的に不均一となること、などの点で好ましくない。
30%を越えると、スリーブ面を閉鎖する度合が増大し
、かぶりが発生すること、などの点で好ましくない。
特に、本発明は体積比率の増加あるいは減少にしたがっ
て画質が単調に劣化または増加するのではなく、1.5
〜30%の範囲で十分な画像濃度が得られ、1.5%未
満でも30%を越えても、画質低下が発生し、しかもこ
の画質が十分な上記数値の範囲ではスリーブゴーストも
かぶりも発生しないという発明者が見出した事実に基づ
くものである。前者の画質低下は負性特性によるものと
思われ、後者は磁性粒子の存在量が大きくなってスリー
ブ22表面を開放できなくなりスリーブ22表面からの
トナー供給量が大幅に減少することから生ずると考えら
れる。
又、1.5%未満では、線画像の再現性に劣り、画質濃
度の低下が顕著である。逆に30%を越えた場合は磁性
粒子が感光ドラム面を傷つける問題、画像の一部として
付着して行くために生じる転写、定着の問題がある。
そして、磁性粒子の存在が1.5%に近い場合は、大面
積の一様高濃度画像(ベタ黒)の再現時に、「あらび」
と称せられる部分的現像ムラが発生する場合(特別環境
下等)があるので、これらが発生しにくい体積比率とす
ることが好ましい。
この数値は現像部に対して磁性粒子の体積比率が2.6
%以上であることで、この範囲はより好ましい範囲とな
る。又、磁性粒子の存在が30%に近い場合は、磁性粒
子の穂が接する部分の周辺にスリーブ面からのトナー補
給が遅れる場合(現像速度大の時等)があり、ベタ黒再
現時にうろこ状の濃度ムラを生じる可f駈性がある。こ
れを防止する確実な範囲としては、磁性粒子の上記体積
比率が26%以下がより好ましいものとなる。
体積比率が1.5〜30%の範囲であれば、スリーブ2
2表面上に穂51が好ましい程度に疎らな状態で形成さ
れ、スリーブ22および穂51上の両方のトナーが感光
ドラム1に対して十分に開放され、スリーブ上のトナー
も交互電界で飛翔転移するので、はとんどすべてのトナ
ーが現像に消費可能な状態となることから高い現像効率
(現像部に存在するトナーのうち現像に消費され得るト
ナーの割合)および高画像濃度が得られる°、好ましく
は、微小なしかし激しい穂の振動を生じさせ、これによ
って磁性粒子およびスリーブ22に付着しているトナー
がほぐされる。いずれにせよ磁気ブラシの場合などのよ
うな掃目むらやゴースト像の発生を防止できる。さらに
、穂の振動によって、磁性粒子27とトナー28との摩
擦接触が活発になるのでトナー28への摩擦帯電を向上
させ、かぶり発生を防止できる。なお、現像効率が高い
ことは現像装置の小型化に適する。
上記現像部に存在する磁性粒子27の体積比率は (M/h)X  (1/p)X  [(C/  (T+
C)]で求めることができる。ここで、Mはスリーブの
単位面積当りの現像剤(混合物拳・・非穂立時)の塗布
量(g/cm2)、hは現像部空間の高さくcm)、ρ
は磁性粒子の真密度g/Cm’ 、C/ (T+C)は
スリーブ上の現像剤中の磁性粒子の重量割合である。
なお、上記定義の現像部において磁性粒子に対するトナ
ーの割合は4〜40重量%が好ましいや 上記実施例のように交番電界が強い(変化率が大きいま
たはVPPが大きい)場合、穂51がスリーブ22から
あるいはその基部から離脱し、離脱した磁性粒子27は
スリーブ22と感光ドラム1との間の空間で往復運動す
る。この往復J1!効のエネルギーは大きいので、上述
の振動による効果。
かさらに促進される。
以上の挙動は高速度カメラ(日立製作所型)でaooo
コマ/秒の撮影を行なって確認された。
感光ドラム1表面とスリーブ22表面との間隙を小さく
して、感光ドラム1と穂51との接触圧力を高め、振動
を小さくした場合でも、現像部の入口側および出口側で
は空隙は大きいので、十分な振動が起り、上述の効果が
奏される。
逆に、感光ドラム1とスリーブ22との間隙を大きくし
て、磁界を印加しない状態で穂51は感光ドラム1に接
触しないが、印加した場′合は接触するような距離とす
ることが好ましい。
なお、前記の比較的低い抵抗値の磁性粒子27を使用す
る場合、感光ドラム1とスリーブ22どの間に印加する
交互電圧は、そのピーク値の際に潜像の暗部、明部のい
ずれにおいても間隙放電が発生しないように設定する必
要がある。一方、比較的高い抵抗値の穂51を使用する
場合は、交互電圧の周波数と穂51の充放電時定数を適
切に選択することによって、間隙電圧が放電開始電圧に
到達しないようにすることが好ましい。
これらを考慮した場合、穂51全体の抵抗としては、感
光ドラム1に磁性粒子の穂が接触した状態で穂51の高
さ方向の抵抗が10!5〜lO6Ωcmの程度が好まし
く、現像電極効果を期待する場合は1012〜10’Ω
cm程度が好ましい。
磁性粒子27は平均粒径が30〜1ooIL、好ましく
は40〜80牌である。一般的に平均粒径の小さいもの
程、スリーブ22上でのトナーの摩擦帯電特性が優れ、
スリーブゴースト(ベタ黒原度が低くなる現象あるいは
スリーブの回転ごとに現像濃度が低下する現象として現
れる)が発生しなくなる。しかし粒径が小さい場合は、
静電保持体への磁性粒子の付着を発生する傾向がある。
この付着位置は磁性粒子の抵抗値によって異なり、例え
ば比較的低抵抗なものでは画像部に付着し。
高抵抗なものでは非画像部に付着する。これは一般的傾
向で、実際には磁性粒子の磁気的特性、表面形状、表面
処理材(樹脂コートを含む)も多少影響する。
現像部のスリーブ上の磁界が600〜900Gの商業的
電子写真現像装置においては、粒径が30鉢以下では磁
性粒子の付着が増大する。又100g以上ではスリーブ
ゴーストが目立つ、したがって上記範囲が好ましい。
本現像装置においては従来用いられていた2成分系の5
0〜100ル程度の比較的高抵抗のキャリアを用いるこ
とができる。
各磁性粒子は磁性材料のみから成るものでも。
性粒子全体としては二種類以上の磁性粒子の混合物でも
良い。
つぎに、本発明による装置の潜像表面電位に対する現像
画像濃度の関係、すなわち、いわゆる■−Dカーブ特性
について説明する。
第3図は本実流側装鐙におけるV−DカーブをXで示す
。縦軸はマクベス反射濃度計による光学的反射濃度値、
横軸はスリーブ面をO電位とみなした時の感光ドラムと
の相対的な電位差である。
この特性は、低電位部でかぶりがなく、中間電位部で適
切な傾斜(いわゆる「γ」)を有し、高電位部では十分
な画像濃度が得られる点で、優れた特性であることが理
解される0本発明によらない現像装置の一例として、本
願同様にスリーブ上に供給された非磁性トナーによって
交互電界の存在下で現像を行なういわゆる一成分非磁性
現膏剤薄層現像法(特開昭58−143360号明細書
)を使用した場合のV−DカーブをYで示した。この現
像方法はある電位以上の部分では電位の増加とともに画
像濃度が低下するという負性特性を示し、高電位部につ
いて画像濃度が不足する傾向がある。これに比較して本
発明のものは、低電位部においてかぶりがなく、中間電
位部においてγの傾斜が緩やかであるので、過剰なエツ
ジ効果が生ずることがなく、中間電位部から高電位部に
かけても負性特性を示すことがなく、高電位部において
も十分な画像濃度が得られる。
つぎに、現像部において好ましい状態の穂を形成するた
めの条件について検討する。
第4図は現像部における好ましい穂の状態を示す、ここ
では各棟が一木一本独立してスリーブ22上に均一に形
成されている。
第5図は逆に好ましくない穂の状態を示す。ここでは磁
性粒子27が塊となって存在している。
この状態で現像を行うと鱗状のむらが画像に発生するの
で好ましくない。
この磁性粒子27の塊の発生が、ブレード24の材料お
よびスリーブ22の中心から見たブレード24先端と磁
極23aとの間の角度0に影響される。
まずブレード24の材料については、非磁性材料が好ま
しい、磁性材料を用いた場合は磁力線がブレード24に
集中し、磁性粒子27に対して強い磁気的拘束力が強く
なる。この拘束力に打勝って容器zl外に出るためには
ある程度以上のマスが必要となる。そしてこのマスに達
するまでは強い磁気的拘束力でブレード24近傍に滞る
ことになる。ある程度以上のマスになったときに初めて
容器21外に出ることになる。したがって、スリーブ2
2上で現像部に至ったときは第5図のような状態になる
と考えられる。
ブレード24を非磁性材料製とした場合はブレード24
先端近傍において磁力性の集中が起らないので、前記の
ごとき塊は形成されず、均一な状態で現像剤が塗布され
、現像部において、粗で均一な穂が形成される。したが
ってブレード24としては非磁性材料が好ましい。ただ
し、弱磁性であれば(例えば、5US304 (J I
S)を曲げて磁性を持たせたもの)、磁性材料でもよい
つぎに、前記角度0については図示のごとくブレード2
4を磁極23aよりも下流側とするが、0く2°の範囲
では磁性粒子27の塊が発生、あるいはスリーブ上に現
像剤が均一な層として形成されない、これはブレード2
4の近傍で磁力線に沿って磁性粒子が粗の状態で並ぶこ
とになり、一定置上の磁性粒子がここに貯ったのちに初
めて出ていくことによると考えられる。一方0〉40゜
では磁性粒子27の量の規制効果が著しく劣る。
したがって2″≦θ≦40′″が好ましく、5″≦θ≦
20°が特に好ましいことが見出された。
なお角度0と現像剤通過量との関係は、0を小さくする
と通過量は減少し、したがって現像部における体積比率
は減少し、0を大きくすると逆の傾向となる。スリーブ
22表面上に塗11jされるトナーの1間は0に影響さ
れずほぼ一定である。
前述のごとく本発明においては、トナーは磁性粒子27
の表面とスリーブ22の表面との両方に保持される。こ
れらのトナー量の比、すなわち磁性粒子に保持されるト
ナーとスリーブに保持されるトナーとの比がl:2〜1
0:1(ffi量比)範囲内の値が良く、特に好ましく
は、l:1〜5:1の範囲である。この比を1:2以下
とするとV−Dカーブが第4図のYに近づき、好ましく
ない。逆に10:1以上であると、感光ドラムlに磁性
粒子27が過度に接触して磁性粒子27が感光トラム1
に過度に付着する傾向になり好ましくない。発明者の種
々の実験の結果、上記の比をl:2〜10:1とすると
良好な画像が得られることが確認された。
この比率はスリーブ表面性、トナーの摩擦帯電特性、磁
性粒子の特性・供給量を変えることによって、制御する
ことができる。この中でも、大きな影響を与える因子と
しては磁性粒子の粒径と現像領域へ供給する磁性粒子の
量があげられる。
すなわち、粒径を大きくすると、トナーを付着し得る磁
性粒子の表面積が減少するため(比較のため磁性粒子の
合計体積は一定とする)、現像部まで運ばれる磁性粒子
付着トナー量は減少する。
一方この減少贋を補償するがごとくスリーブ付着トナー
量は若干増加する0粒径を小さくすると逆の傾向となる
磁性粒子の現像部への供給量については、供給にを増加
すると、磁性粒子付着トナー量は増加する。一方この増
加に伴いスリーブ付着トナー量は若干減少する。磁性粒
子供給量を減少させた場合は上記の逆の傾向となる。
これらを適切に選択することによって一上記比の所望の
範囲を得ることができる。ただし、磁性粒子供給量を過
度に増加すると感光ドラムlと直接感光ドラムlと接触
する磁性粒子27の量が増加し、感光ドラムlへの磁性
粒子27の付着が発生する。また、磁性粒子を細かくす
ると磁気的拘束力が低下し、やはり潜像保持体に磁性粒
子が付着する。磁性粒子の供給量を増加していくこと、
及び磁性粒子の粒径を小さくして現像に使わない過剰の
トナーをも供給することは現像効率を低下させることに
なる。
発明者の種々の実験によれば、磁性粒子27の粒径およ
び供給量を適切に選択すれば−、′上記比率を1:1〜
5:1の範囲とすることができ、良好な現像が行なわれ
る。
上記比率はつぎのようにして測定することができる。ま
ず、スリーブ22上の磁性粒子を外部から磁石によって
すべて吸引する。これによって吸引されたものは磁性粒
子とそれに付着したトナー粒子である。これを洗節し磁
性粒子付着トナーの重着を測定できる。つぎに、スリー
ブ22上に残ったトナー粒子をすべて空気により吸引し
てフィルター内に集め、これを洗浄してスリーブ付着ト
ナーの重量を得ることができる。あるいは、現像装置が
安定している場合は、スリーブ22上の磁性粒子を外部
から磁石によってすべて吸引、洗浄した後、別途現像剤
層を形成し、これをすべて(磁性粒子、磁性粒子付着ト
ナー、スリーブ付4トナー)吸引して洗浄後全トナー量
を測定し、↓−記の磁性粒子付着トナー量との差引きに
より求めてもよい。
つぎに、本発明の重要な特徴である磁性部材31につい
て説明する。
第6図は本実施例磁性シールの角度関係を示すもの、第
7図は磁性シールに形成される磁界の分布を示すもの、
第8図は第7図における実際上の磁性粒子分布を示すも
の、第9図は他の実施例の好ましい磁界分布に伴う磁性
粒子分布を示すものである。
磁性部材31は「〈」あるいは「L」字形状を有し、鉄
、磁石等の磁性体や非磁性体を変形させることによって
弱い磁性を帯びたものが適用可能である。
磁石N2の中央(先端の最大磁束密度を与える位置)と
磁性部材31の磁石N2に向う平面66(スリーブ22
の回転方向す下流域方向に延在する長さを有する)の回
転方向すに関しての半分の位置とを結んだ直線(面)に
対しての平面66が回転方向下流域になす角度φは90
9くΦく180′″が好ましい。これは、実質的に平面
66の回転方向すの上流側に弱い磁界集中を平面66の
回転方向すの下流側に強い磁界集中を相対的に形成させ
るためには適した構成である。又、平面66とスリーブ
22の表面とのなす距離が、平面66の回転方向すの上
流側の距離りに対して、平面66の回転方向すの下流側
の距離!が小となることが好ましい、この距離関係は、
磁性粒子の流出漏れを防止し、磁性粒子の進入を許可す
るために好ましい構成である。
この磁性部材31にとって重要な構成は、第7図に見ら
れるような磁力線の集中が磁性部材31の回転方向す下
流域側がその上流域側よりも強く生じる分散磁界を形成
することである。この構成は第8図に示すような磁性粒
子のカーテン状の穂立ちを形成せしめる。即ち、この下
流域側では磁性粒子の穂立ちが、上流域に比較して相対
的により集中し又相対的に数が増大している。この構成
は以下のプロセスを達成させる。磁性部材31の下流域
661で現像剤容器内の磁性粒子がここから流出するこ
とを防止し、上流域662では磁性粒子のスリーブの搬
送力に伴って移動してくる磁性粒子の進入を許可すると
共にこの上流域662内に進入した磁性粒子を拘束する
。これによって磁性部材31は磁性粒子の損失を防止す
る。そして、磁性粒子は、さらなるスリーブの搬送力と
続いて進入する磁性粒子からの押し上げ力とによって磁
性部材31の下流域のシールを打ち破り現像容器内に回
収される。
つまり、磁性部材31は磁性粒子の拘束を行いつつ磁性
粒子の損失を防止しさらに磁性粒子の回収を容易にする
ので、現像剤容器内のトナー粒子が容器内から漏れるの
を防止できる。
第7〜8図では磁性部材の先端が磁性粒子の集中度大の
規制部を形成しているが、この規制部は磁性部材の回転
方向すに関しての中央域又はより上流側に持つようにし
てもよい、ただし、規制部のさらに上流側には規制部よ
りも弱い集中磁界を形成することが必要である。
第9図は、この実施例を示すと共に、本発明が近接する
磁石の位置に左右されずに磁界シールを形成することを
示している。無論、このような磁界分散状態を形成し、
より好ましいシールを達成するには磁性部材31は磁石
(近接)のスリーブ回転方向に関しての下流側に設ける
ことが好ましい。
第9図を説明すると、第8図実施例に比較して、集中度
大の規制部に対しての回転方向すのさらに下流側に、相
対的に弱い磁界集中部を先端域663に形成し、磁界分
散度を高めるものである。
この先端域663は磁性粒子の拘束を行うと共に、上流
域662より下流の下流域661から磁性粒子が容器内
に回収されることを容易ならしめ、磁性粒子拘束量を増
すのでトナー流出をより一層防止できる。第9図におい
ての構成も、前記900くφ<180” 、L>7を満
たし、より総合的なシール効果を発揮する。
磁石の磁界分布、磁性部材の磁性度によって、同じ位置
関係にあっても磁界の分散状yEが変化するが1本発明
は結果的に上記分散状態を満たすものすべてを含むもの
である。
又、磁性部材の面66は長さくスリーブの円周方向に関
して)が1.5mm以上、好ましくは2.0mm以上あ
ることが好ましい。又、さらに好ましくは6mm以下、
実用的には5mm以下が良い、これは磁界分布の分散状
態を満たすと共に磁性粒子流出を防止するための集中磁
界を形成する上で好ましい数値範囲である。
さらに、磁極23dを前記のごとく配置することによっ
て、磁極23aとの関係で別の好ましい効果が得られる
。すなわち、容器21の収容部底部と磁極23dとの上
記関係によって、磁気ブラシが21内で(単に停滞して
いる状態に比較して)粗の状態で形成されないので、磁
性粒子中へのトナー粒子の取込み量が過剰になることが
ない、過剰取込みはトナーの??F電不足を招き、かぶ
り発生の原因となる。
なおこの構成は現像剤容器内に磁性粒子と比磁性あるい
は弱磁性のトナーが混在している場合に有効であり、上
記の現像装置に特に有効であるが、これに限らず、上述
の特開昭53−93841などにも使用可能である。
つぎに、第1図の現像装置を用いた具体例についテ述べ
る。第1図において、スリーブ22としテ直PI= 2
0 m m (r)アルミスリーブの表面を、アランダ
ム砥粒により不定型サンドブラスト処理したものを用い
、磁石23として4極着磁でN極、S極が交互に第1図
で示されるようなものを用いた。磁石23による表面磁
束密度の最大値は約900ガウスであった。
ブレード24としては1.2mm厚の非磁性ステンレス
を用い、上記角度θは15°とした。
磁性粒子としては、表面にシリコン樹脂コートした粒径
70〜50u−(250/300メツシユ)のフェライ
ト(最大磁化60 e m u / g )を用いた。
上記角度φおよび02は約120”および20〜30”
 とした、また上記距@L、tは4〜5ml、1.5〜
3 m mとした。
非磁性トナーとしては、スチレン/ブタジェン共重合体
系樹脂100部に銅フタロシアニン系顔料5部から成る
平均粒径10鉢のトナー粉体にコロイダルシリカ0.6
%を外添したブルートナーを用いたところ、スリーブ2
2表面上にコーティング厚約20〜30pmのトナー塗
布層を得、さらにその上層として100〜200ルの磁
性粒子層を得た。各磁性粒子の表面上には上記トナーが
付着している。
このときのスリーブ22上の磁性粒子と全トナーとの合
計重量は約2.43X10−2g/cm2であった。
このときの磁性粒子付着トナーとスリーブ付着トナーの
重量比は約2:1であった。
磁性粒子は現像部およびその近傍でスリーブ22内の磁
極23bにより磁界によって穂立ちして、最大長約0.
9mm程の穂立ちブラシを形成していた。
帯電量をブローオフ法で測定したところスリーブ上及び
磁性粒子上のトナーのトリポ電荷量が+lOルC/gで
あった。
この現像装置をキャノン(株)製PC−10型複写機に
組み込み、感光ドラム3(有a感光材料製)とスリーブ
22の表面との間隔を350gmとした。この条件で体
積比率を求めると、約lθ%であった(h=3501L
m、  M=2.43X10 = g / c m 2
、  p=5.5g/am”、T/ (T+C)=20
.4%)、バイアス電源4として周波数1600Hz、
ピーク対ピーク値1300Vの交流電圧に一300Vの
直流電圧を重畳させたものを用いて現像を行なったとこ
ろ、良好なブルー色の画像を得た。
また、ベタ黒画像について現像し、現像後のスリーブ面
を?81察したところ、磁性粒子に付着したトナー及び
スリーブ上のトナーはほとんど消費され100%近い現
像効率で現像が行なわれていた。
現像特性についてもカブリが無く、かつ第3図にXで示
した曲線の現像特性を得ることができた。
さらに、磁性部材31の効果についても、良好な磁性粒
子の進入、漏出防止および良好な循環が行われることが
確認された。
以上に説明のごとく、本実施例によれば、高画像濃度、
高現像効率で、かぶり、ゴースト像、掃目むら、負性特
性のない現像を行なうことができる。
スリーブ22の材料としてはアルミニウムのほか真ちゅ
うやステンレス鋼などの導電体、紙筒や合成樹脂の円筒
を使用可能である。また、これら円筒の表面を導電処理
するか、導電体で構成すると現像電極として機tbさせ
ることもできる。さらに、芯ロールを用いてその周面に
導電性の弾性体、例えば導電性スポンジを巻装して構成
してもよい。
現像部の磁極23bについては、実施例では現像部の中
央に磁極を配置したが、中央からずらした位置としても
よく、また磁極Illに現像部を配置するようにしても
よい。
トナーには、流動性を高めるためにシリカ粒子や、例え
ば転写方式画像形成方法に於て潜像保持部材たる感光ド
ラム3の表面の研磨のために研磨剤粒子等を外添しても
よい、トナー中に街着の磁性粒子を加えたものを用いて
もよい。すなわち、磁性粒子に比べ著しく弱い磁性であ
り、トリポ帯電可能であれば磁性トナーも用いることが
できる。
ゴースト像現象を防止するために、容器21内へ戻り回
動じたスリーブ22面から現像に供されずにスリーブ2
2上に残った現像剤層を、一旦スクレーバ手段(不図示
)でかき落し、そのかき落しされたスリーブ面を磁性粒
子層に接触させて現像剤の再コーテイングを行なわせる
ようにしてもよい。
磁性粒子とトナーとの濃度を検出して、この出力に応じ
て自動的にトナーを補給する機構を設けてもよい。
本発明の現像装置は容器21、スリーブ22およびブレ
ード24などを一体化した使いすてタイプの現像部とし
ても、画像形成装置に固定された通常現像部としても使
用回部である。
断面図である。
り側でのシールが確実となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は末完1」の実施例による現像装置の断面図であ
る。 第2図は第1図の現像装置の現像部の拡大断面図である
。 第3図は本発明の実施例による現像装置の現像特性曲線
を示す。 第4図は本発明による現像装置における好ましい磁性粒
子の穂の形成状態を示す断面図である。 第5図は同じく好ましくない磁性粒子の穂の形成状態を
示す断面図である。 第6図は第1固装この磁性部材部分の拡大断面図である
。 第7図は第6図の構成における磁力線分布図である。 第8図は第6図の構成によって形成された磁気ブラシの
様子を示す。 第9図は他の実施例による磁性部材部分の拡大符号の説
明 ■・・・潜像担持体(感光ドラム) 21・・現像剤容器(容器) 22・・現像剤保持部材(スリーブ) 23・・磁界発生手段(磁石) 27舎1181性粒子 28・・トナー粒子(トナー) 31・・磁性部材 代表図面 第1図 第2図 久  b 図面の浄書(内口に変更なし) 第3図 7(661配イi  (V) 図面の浄″、気内容に支文なし1 ゝ23b ニド糸ダdネ市正書 (方式) 昭和61年2月2y口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)静電潜像担持体上の静電潜像を現像する現像装置で
    あつて、 トナー粒子と磁性粒子とを有する現像剤を収容する現像
    剤容器と、 前記静電潜像担持体と対向して、トナー粒子を該静電潜
    像担持体に供給する現像部を形成するとともに、前記容
    器から現像剤を該現像部に担持搬送する現像剤担持部材
    と、 前記現像剤担部材の前記潜像担持体と反対側に設けられ
    た磁界発生手段と、 前記現像担持体上に塗布される磁性粒子とトナー粒子と
    の量を規制する手段と、 前記現像部を通過して前記現像容器内に回収される粒子
    の進入を許可し、前記現像容器内の磁性粒子が流出する
    ことを阻止する、前記現像剤担持体の回転方向に関して
    前記規制手段より上流で前記現像部より下流に位置する
    磁性のシール手段と、 を有し、 前記シール手段は、前記磁界発生手段と協働して、前記
    現像剤担持体の回転方向に関して下流域に相対的に強い
    磁界を、上流域に相対的に弱い磁界を、形成する分散磁
    界形成用磁性部材を具備していることを特徴とする現像
    装置。 2)上記磁性部材は、磁界中に設けられた磁性平面を有
    し、該平面は1.5mm以上の現像剤担持体回転方向に
    関しての長さを有することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の現像装置。 3)前記磁性部材は前記磁界発生手段の有する近接磁石
    よりも前記現像剤担持体回転方向に関して下流側に位置
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載の現像装置。 4)前記磁性部材は現像剤担持体回転方向に関しての長
    さを有し、該回転方向に関して現像剤担持体となす上流
    域の磁性粒子入口部の距離に対し下流域の距離が小であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の現像装
    置。 5)前記磁性部材は、前記近接磁石の中央に対して向う
    平面を有し、該平面の中央と該磁石の中央とを結んだ直
    線(面)に対して該平面がなす現像剤担持体回転方向上
    流域の角度φが90°<φ<180°であることを特徴
    とする特許請求の範囲第3項記載の現像装置。 6)前記磁性部材は、前記強い磁界形成部よりもさらに
    下流域に該強磁界よりも相対的に弱い磁界を形成してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項い
    ずれかに記載の現像装置。
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