JPS6275383A - 機能監視方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、原子力発電所に係見特にプラント建設費の低
減を意図し、安全設備の負荷を仮設化した設備において
、制御盤とそれに継る配線の機能を監視する監視装置に
係る。

〔発明の背景〕

原子力発電所における建設費の上昇を抑えるために常時
待機状態にある。安全設備のうち、事故時緊急性を必要
とせず、プラントの状況に応じ稼動す７．ｒう外鈴備汁
　久プラントど゛シ大謄繻Ａイにする必要は無く、複数
プラント共用としても十分にその目的を果す。

そこで、この設備として可燃性ガス制御基（ＦＣ８：　
ＮａｍａｂｉＨｔｙ　ｃｏｎｔｒｏｌ　ｓｙｓｔｅｍ　
）がリストされた。

このシステムは概略、パック化されたもので。

これに必要な配管と、配線を継ぐことでシステムとして
成立する。

そこで、この考え方の採用に当す、　ｆＩＦ：業に長時
間を必要とするものは恒久化しておくこととなシ、電気
設備としては、制御盤、電源盤、ケーブルを恒久化して
おくこととした。

このためケーブルの負荷側は、緊急時の配線作業性向上
のために、接続箱を設け、ＦＣＳパッケージの近くに配
置しておき、ここより仮設延長ケーブルを継ぐこととし
た。

しかし、恒久化された設備は、その機能の健全性を果す
べく、定期的な機能確認が必要でめシ、その手段として
、端子盤にシュミレータを取付は監視装置化しｆｃ７ 従来シュミレータは電子機器で組立てた計算機の類であ
ったため、シュミレータと主回路は継いだままで必要に
応じてお互に、電気的、断路を行っている。

なお、関連する技術としては、例えば、特開昭６０−５
０７号がある。

〔発明の目的〕

本発明は、原子力発電所の仮設設置用の設備に対し行う
、恒久化配線の機能確認を目的とした監視装置を提供す
るものである。

〔発明の概要〕

本発明の％徴は、事故時対応に迅速性を要さない安全設
備において、恒久化配線の機能の健全性を確認するため
に、端子盤にシュミレータを内蔵し定期的に機能を確認
できるようにし、かつ安全設備の負荷の稼動が必要な事
故時に際しては、＠械的に容易に７ユミレータから負荷
へ切換えることができるケーブル接続用切換スイッチを
設けることに、Ａ：り、安全設備の仮設化を行い、安全
設備のコスト低減を実現しようとしたものである。

〔発明の実施例〕

以下１本発明の実施例を図に従って詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例である端子盤に監視装置（シ
ュミレータ）を内蔵した例を示す。

本シュミレータ付端子盤１は、安全設備を７ユミレート
するシュミレータ２と負荷側の電機機器１８とを切替え
る念めのスイッチ２５を有し、仮設である電気機器が未
増付の時は、このスイッチを７ユミレータ側にすること
によシ、＠能監視が出来る。

又、電機器１８が接った時は、このスイッチによシ、シ
ュミレータを切離すことが出来る。

さらに、シュミレータの機能を変えることにより第２図
の如く、並列接続も可能であシ、この時には、負荷の挙
動が、７ユミレータで予定されｔ範囲を外れた場合警報
を発することが出来る。

第３図は、を電機器とのケーブル接続をコネクタを用い
た例である。

中操盤からのケーブルは端子盤内のコネクタ６に継ぐ。

負荷である電気機器（コネクタ４）が外れている時はシ
ュミレータ側コネクタ５を上記コネクタ６に継いでおく
。

このことによシ所定の機能を７ユミレータに備えておけ
ば、負荷が無くとも中操からの指令に対し適切なレスポ
ンスが可能となる。

この状態を通常時とすれば、負荷が無くとも、中操盤と
それに継るケーブルの機能確認が何日でも可能となる。

また、安全設備負荷の稼動が要求される時は、安全設備
負荷側のコネクタ４と電源側コネクタ６との結合へ切換
えればよい。

従って、本発明の７ユミレータ付端子盤１を用いれば、
電源設備の機能の定期的確認はシュミレータ２で行うこ
とができるために、各プラントごとに安全設備の恒久化
の必要曲はなく、複数のプラントでその安全設備を共有
することができ、安全設備のコスト低減化が計れる。

第４図は不発明の一実施例として対象とした安全設備Ｆ
Ｃ８の設備系統を示した概略図である。

Ｆｅ１２はブロワ２４、加熱器２５、再循環器２６、冷
却器２７．気水分離器２８および電気機器から構成され
る。

このＦｅ１２の安全機能は、事故時に原子炉格納容器に
水素が発生した際、ドライウェル７を介し、Ｆｅ１２に
水素を流入させ、ブロワ２４．加熱器２５を通って再結
合器２６に入ってきた水素をＨ２Ｏ（水蒸気）に変え、
サプレッションチェンバ８へ送ることにより、原子炉格
納容器の水素濃度を下げ、水素濃度上昇による水素爆発
を防ぐことを目的とする。

このＦｅ１２は原子カプラントの安全設備機能として１
プラントにＡ系９Ａ、Ｂ系９Ｂの二系統を有している。

本発明の７ユミレータ付端子盤を用いれば％Ａ糸系統Ｆ
Ｃ８９Ａは１プラントに常設し、Ｂ系統のＦＣ８９Ｂは
２プラントで共用することができる。

第５図は従来のＦｅ２の構成図である。

従来のＦｅ１２はＦｅ１２に組込まれているモ−タ弁１
２を作動させるモータ１５や電気機器１８などの電気負
荷と中操ｉ１４およびＭＣＣｌ３の電源設備２４で結線
されている。

そのため、Ｆｅ１２は１プラントに組み込まれた恒久化
システムとされてきた。

しかし、Ｆｅ１２は原子炉格納容器事故時のみ使用され
１通常はＦ　ＣＳ　９の電源設備２４に対して行う恒久
化配線３の機能を定期的に行う定検のみに使用されるだ
けである。

第６図は本発明の実施例の１つでＦｅ２の設備を端子箱
で継ぐ構成概略図である。

中操盤１４とＭＣＣｌ３から成る電源設置ｔ２４とモー
タ１５や電気機器１８等電気負荷を有するＦｅ２９とを
端子箱１６で結線したものである。

こ１１によシ、電源投備２４とＦｅ２９とをスイッチ２
５で容易に切離すことができる。

第７図は本発明の実施例の１つでＦｅ２の設備をコネク
タで継ぐ構成概略図である。

中操盤１４とＭＣＣｌ３から成る電源設備２４のコネク
タ６とモータ１５や電気機器１０等電気負荷を有するＦ
ｅ１２のコネクタ４とにより結合２切離しを容易にでき
るようにしたものである。

第８図は本発明の実施例の１つでＦ　ＣＳの設備とＦＣ
Ｓシュミレータとの切換えを端子盤で行なえるクユミレ
ータ付端子盤の構成図である。

本７ユミレータ付端子盤ｌはＦｅ２９をシュミレータす
るシュミレータ２を内蔵し、かつ電源設備２４がＦｅ２
９とＦＣＳシュミレータ２との切換えが機械的に容易に
行なえる切換スイッチ１７を設けられている。

第８図の機能を示したシーケンス図を第９図に示す。

第９図は本発明のＦＣ８設備とＦＣＳシュミレータとの
切換えを端子盤で行なえるシュミレータ付端子盤のシー
ケンス図を示したものである。

動作の一例として、切換スイッチ１７によりＦｅ２の電
気負荷であるモータ１５からシュミレータ２へ切換わシ
ＦＣ８の電気負荷かあたかも稼動しているようにシュミ
レータ２から電源設備へ信号を送シ出す。これによシ、
仮設設置用の電気設備に対して行なう恒久化配線３やリ
レー１９．う／プ２０等の機能の健全性を定期的に点検
できる。

第１０図は原子カプラントにおける本発明のシュミレー
タ付端子盤およびＦｅ２の配！構成を示したものである
。

中操ｍ１４はコントロール建屋２２に、ＭＣＣｌ３およ
びノユミレータ付端子盤１．ＦＣ８９は原子炉建屋２３
に配置しである。

Ｆｅ１２の稼動が必要時には、原子炉格納容器の配管弁
と結合できるように、Ｆｅ１２は可鍛性をもたしである
。

〔発明の効果〕

以上詳述してさたが１本発明によれば端子盤に７ユミレ
ータを内蔵することにより、仮設設置用の電気設備に対
して行なう恒久化配線の機能確認を定期的に行なうこと
ができ、かつ緊急時にはノユミレータ側から安全設備の
負荷側へ機械的に容易に切換えができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の域能監視の概略図。 第２図は本発明の一実施例の変形例の概略図、第３図は
本発明の実施例であるシュミレータ付端子盤の構成図、
第４図は本発明のＦｅ２の設備系統を示した構成図、第
５図は従来のＦｅ２の構成概略図、第６図は本発明のＦ
ｅ２の設備を端子箱で継ぐ構成図、第７図は本発明の実
施例の一つでＦｅ２の設備をコネクタで継ぐ構成図、第
８図は本発明の実施例の一つでＦｅ２の設備をスイッチ
切換で行なう構成図、第９図は第８図におけるシーケン
ス図、第１Ｏ図は本発明のシュミレータ付端子盤および
ＦＣ８配置位置を示した位置説明図である。 ２・・・シュミレータ、３・・・ケーブル、６・・・電
源側コネクタ、７・・・ドライウェル、８・・・サブチ
ャン、９・・・Ｆｅ２．１１・・・復水ポンプ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、原子力発電所に係る安全設備用の制御盤とそれに継
   る配線の機能を監視する装置において、その負荷を切離
   した状態においても、切替スイッチの操作や、負荷側配
   線の切り離しにより制御盤と配線の機能の監視を可能と
   したことを特徴とする機能監視方法。