JPS6275366A - 放射線検出装置 - Google Patents

放射線検出装置

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JPS6275366A
JPS6275366A JP21695985A JP21695985A JPS6275366A JP S6275366 A JPS6275366 A JP S6275366A JP 21695985 A JP21695985 A JP 21695985A JP 21695985 A JP21695985 A JP 21695985A JP S6275366 A JPS6275366 A JP S6275366A
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JP
Japan
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filter
radiation
detection
detection efficiency
difference
Prior art date
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Pending
Application number
JP21695985A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sasaki
佐々木 喬
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS6275366A publication Critical patent/JPS6275366A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、放射線検出器の検出効率のエネルギー特性
を平坦化するように補正を行なう放射線検出装置に関す
る。
[発明の技術的背景およびその問題点]γ線エリアモニ
タ、特にGM管式の放射線検出器においては、放射線検
出効率のエネルギー特性が特に低エネルギー側で大きく
変動する傾向にあるので、このエネルギー特性を改善す
るために各種材質のフィルタを用いてエネルギー特性を
補正することが従来行なわれている。
しかしながら、この方法においては、放射線検出器自身
の形状、フィルタの材質、形状等によりエネルギー特性
が大幅に変化するため、最適条件を見付は出すには多大
の労力、時間、コストを必要とする上に、検出した最適
条件においてもあまり精度の高いエネルギー特性が期待
できないという問題がある。
[発明の目的] この発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、簡単かつ経済的に精度良く放射線検出器
の検出効率のエネルギー特性を平坦化した放射線検出装
置を提供するこにある。
[発明の概要コ 上記目的を達成するため、この発明は、放射線を検出す
る放射線検出器と、該放射線検出器の検出部を覆うため
のフィルタと、フィルタを介して放射線検出器により放
射線を検出したときの検出効率相対比とフィルタを介さ
ずに放射線を検出したときの検出効率相対比との差を−
求め、この差に応じて検出効率を平坦化すべく補正する
補正手段とを有することを要旨とする。
[発明の実施例] 以下、図面を用いてこの発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係わる放射線検出装置の
ブロック図である。同図に示す放射線検出装置は、例え
ば1mi+厚程度のpb  <鉛)またはCu等からな
る簡単なフィルタ1を介して放射線を検出するγ線検出
器、すなわち放射線検出器3およびフィルタを介するこ
となく直接放射線を検出する放射線検出器5の2つの検
出器を有している。各放射線検出器3.5から出力信号
はそれぞれプリアンプ7.13を介してカウンタ回路9
゜15で計数され、カウンタ回路9,15で計数された
各出力信号は差補正回路11に供給され、この差補正回
路11において各放射線検出器3,5で検出した放射線
量の検出効率の相対比の差を口出し、この差に応じて検
出効率を平坦化するための補正係数を求め、この補正係
数によって検出効率のエネルギー特性を平坦化するよう
に制御している。
次に、以上のように構成されるti!i銅線検出装置の
原理を第2図のエネルギー特性図を参照して説明する。
第2図は検出効率の相対比のエネルギー特性を示す特性
図であり、横軸にエネルギー(Key>を取り、縦軸に
検出効率の相対比を取ったもので、第1図に示すように
フィルタ1を介して放射線検出器3で放射線を検出した
場合の特性を点線の曲線Aで示し、フィルタを介さずに
放射線検出器5で直接放射線を検出した場合の特性を実
線の曲線Bで示している。この特性図かられかるように
、曲線Bで示すフィルタを介さない場合の特性は放射線
検出器5自身のγ線の吸収が低エネルギー側において上
昇してγ線検出効率の相対比が上昇する結果となってい
る。これに対して曲線Aで示すフィルタ1を介した場合
の特性はγ線がフィルタ1に吸収されるために放射線検
出器3自身に到達するγ線は減少して検出効率の相対比
は低下している。この特性図においてフィルタの有無に
よって変化する2つの曲線A、Sr示される検出効率相
対比のエネルギー特性間には、エネルギーに対しである
一定の関係で両曲線A、Bで示される2つの検出効率相
対比間の差ΔDが変化していることがわかる。従って、
この2つの特性の検出効率相対比間の差ΔDを求めるこ
とにより図示のように変化するエネルギー特性曲線を平
坦なエネルギー特性に補正する補正係数を算出すること
ができる。
すなわち、第1図に示す放射線検出装置においては、フ
ィルタ1を介した放射線検出器3とフィルタを介さない
放射線検出器5とにより放射線を検出し、この検出した
信号をプリアンプ7.13を介してカウンタ回路9.1
5でそれぞれ計数し、この計数値を差補正回路11に供
給することにより差補正回路11においては、この両針
数値から第2図の特性図に示すようにフィルタを介した
場合とフィルタを介さない場合の検出効率相対比のエネ
ルギー特性をそれぞれ求めている。それから、このフィ
ルタを介した場合の特性値とフィルタを介さない場合の
特性値との差ΔDを算出し、この差ΔDから図示のよう
に変化するエネルギー特性曲線を平坦なエネルギー特性
に補正する補正係数を算出している。より具体的には、
例えば第2図に示すフィルタなしの場合の特性曲線Aに
対する補正係数を上述したように算出して補正係数とし
て1.2を求めたとすると、この補正係数1.2をフィ
ルタなしの場合の特性値または計数値に掛けることによ
り相対比が1.0の値となり、エネルギーが50Ke 
V 〜2.OMe V程度の範囲で平坦化されたエネル
ギー特性が可能となるのである。
第3図はこの発明の他の実施例を示すものである。この
実施例においては、1つの放射線検出器3を使用し、こ
の放射線検出器3に対してフィルタ1を符号1′で示す
ように取り除いたり、または符号1で示すように取り付
けたりしてフィルタ無の場合とフィルタ有の場合の2つ
の特性を得るようにしているものである。このため、フ
ィルタ1は、駆動信号Sdによって駆動されるフィルタ
駆動部21により駆動されフィルタ1を放射線検出器3
に取りつけたりまたは取り除くように制御されている。
このようにフィルタを介した状態またはフィルタを介さ
ない状態によって放射線検出器3で検出された放射線は
プリアンプ7を介してカウンタ回路9で計数され、差補
正回路11′に供給されている。差補正回路11′は前
記差補正回路11と同様にフィルタ1がある場合とない
場合の放射線検出器3からの検出信号に応じて補正係数
を算出し、この補正係数によりエネルギー特性の平坦化
を可能にしている。
なお、この第3図に示す実施例においては、通゛ 常の
状態においてフィルタなしの状態で放射線を検出するこ
とにより高検出効率として安全側の評価の測定を行ない
、警報レベルになった時のみ駆動信号3dを発生してフ
ィルタ1を放射線検出器3に取り付け、これにより補正
係数を求めて正確な評価を行なう方法も有効な方法であ
ると考えられる。
なお、上記放射線検出装置はGM管、シンチレーション
検出器、半導体検出器等に利用できるが、特に半導体検
出器(SSD)に対してはSSD素子が低価格なため2
個の検出器を用いる本装置は特に有効である。
また、第1図に示す実施例において2点鎖線で囲んだ電
子回路部分をハイブリッド化することにより更に低価格
化することが可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、フィルタを介
して放射線検出器により放射線を検出したときの検出効
率相対比とフィルタを介さずに放射線を検出したときの
検出効率相対比との差を求め、この差に応じて検出効率
を補正してエネルギー特性を平坦化しているため、簡単
かつ経済的であって、従来必要であった多大のコストを
大幅に低減でき、またフィルタは材質や形状を特に選択
する必要もなく通常のものを使用できるとともに、エネ
ルギー平坦化の精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係わる放射線検出装置の
ブロック図、第2図は第1図の装置による放射線検出効
率相対比のエネルギー特性図、第3図はこの発明の他の
実施例に係わる放射線検出装置のブロック図である。 1・・・フィルタ    3.5・・・放射線検出器7
.13・・・プリアンプ 9.15・・・カウンタ回路 11・・・差補正回路  21・・・フィルタ駆動部。 代理人弁理士   則 近  憲 先 回          三  俣   弘  文箱1図 □工 オルレキ゛− 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 放射線を検出する放射線検出器と、該放射線検出器の検
    出部を覆うためのフィルタと、フィルタを介して放射線
    検出器により放射線を検出したときの検出効率相対比と
    フィルタを介さずに放射線を検出したときの検出効率相
    対比との差を求め、この差に応じて検出効率を平坦化す
    べく補正する補正手段とを有することを特徴とする放射
    線検出装置。
JP21695985A 1985-09-30 1985-09-30 放射線検出装置 Pending JPS6275366A (ja)

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JP21695985A JPS6275366A (ja) 1985-09-30 1985-09-30 放射線検出装置

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JPS6275366A true JPS6275366A (ja) 1987-04-07

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ID=16696596

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002062359A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Aloka Co Ltd 放射線測定装置
WO2010113280A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 独立行政法人放射線医学総合研究所 放射線鉛フィルター、放射線検出器の性能評価方法及び放射線検出器
CN106662656A (zh) * 2014-08-26 2017-05-10 三菱电机株式会社 剂量率测定装置

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